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山口メンバー

やまぐちめんばー

「山口」という名を持ち、何らかの組織に所属している人物の総称。広まった経緯から、批判的揶揄的に用いられる傾向がある。
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概要

事の発端は、TOKIOに所属していた山口達也である。

2018年4月に彼が書類送検されていたという報道があった際、「TOKIOの山口メンバー」という呼称がしきりに用いられ、一般的な「容疑者」や「被告」ではなかった事に違和感を覚える視聴者が発生した。

そのきっかけとなった事案は同年2月に起きたとされるのみで何故このタイミングでの報道になったのかも分からず、一部で人気アイドルへの忖度ではないかといった疑念に発展。いわゆる「マスゴミ」や「報道しない自由」の文脈で「メンバー」が一種のミームとなっていったのである。



もっとも、これはあくまで「マスコミの体質」に対する批判、あるいは「マスコミとジャニーズ事務所癒着」を揶揄するものであって、必ずしも「山口達也は犯罪者である」と主張するものではなかった。

どころか、事案が強制わいせつ事件だったという事もあって、「最初から示談金目的のハニートラップだったのではないか」「そうでなかったとしても、不用意に近くにいた時点で同罪である」、変わった所では「TOKIOの未来がただの小娘に潰されていいわけがない」などといった被害者に対するセカンドレイプまで起きている。


すなわち、「メンバー」に込める意味は人それぞれで、山口達也自体は擁護するという立場からも発せられる場合があるという事である。

ミームに厳密な定義を求めても仕方のない話ではあるが、このような背景があるため、一般のミームよりも要らぬ争いを呼びやすい言葉だという事は踏まえておいてほしい。そして、できれば節度のある使用を心掛けてほしい。


その他の用例

ともあれ、これを契機に報道の如何にかかわらず「メンバー」を付けて回る動きが広がった。

一例として次のような人物が挙げられるが、やはりそれぞれでその是非を巡る論争も起きている。

肩書はいずれも当時のもの。


  1. 山口俊読売ジャイアンツ投手。2017年7月に傷害事件を起こし書類送検されている。山口達也の事件より前の話であったが、蔑称が生まれやすい野球界の人間とあってありとあらゆる煽りが寄せられており、掘り返された上で「メンバー」呼ばわりが定着する事となった。
  2. 山口敬之TBSワシントン支局長など。2015年4月に起こしたとする準強姦事件を巡って被害者側と互いに訴訟を起こす事態となっており、2018年現在でも決着を見ていなかったため以降は「メンバー」扱いされている。ちなみに2022年にようやく法的な争いが終了したが、この時の裁判官もまた山口厚という名の人物であった。
  3. 山口真帆NGT48所属のアイドル。2019年に、前年末に起きたストーカーからの暴行事件を告発した。前2者や山口達也とは異なり被害者の立場であるが、同時に運営や他のメンバーの関与も訴えた事などから反発もあり、「メンバー」扱いする風潮も生まれている。

余談

例が少ないというだけで、有罪が確定するまでは「容疑者」や「被告」ではなく「氏」や役職名を付けて報道をする例は一定数確認できる。地位や人気がある人物とも限らない。

「推定無罪」の原則から言えば、その方が望ましいとする反論もあった。


「メンバー」に限っても、2001年の時点で、同じジャニーズの稲垣吾郎逮捕された際にSMAP稲垣メンバーという報道がなされていた記録が残っている。

にもかかわらず彼に対するミームが無かったのは、当時はまだマスコミへの信頼度が高く、そもそもミームを作って広めるほどSNSも発達していなかったという事情が大きいのだろう。


関連タグ

山口 メンバー 山口達也 ジャニーズ事務所

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上級国民:同じく事件後の報道を巡る論争が起きた例。

読売新聞:第一報で「山口達也容疑者」と表記していた事から、他のマスコミとは違うと評価する声があった。

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