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四龍島

すーろんとう

四龍島(スーロントウ)は集英社コバルト文庫「真堂樹(しんどうたつき)」著、「浅見侑(あさみゆう)」絵の中華風少女小説。
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四龍島(スーロントウ)とは


集英社コバルト文庫「真堂樹(しんどうたつき)」著、「浅見侑(あさみゆう)」絵の中華風少女小説。


・本編25冊

・番外編8冊

・ドラマCD1枚  (2011年現在)


【作品解説】

四龍島は『龍(ロン)』と呼ばれる四人の主に統べられた島である。白龍(バイロン)市の後継者、マクシミリアンは、妾腹の生まれゆえに『半龍(ハンロン)』と呼ばれ、侮られていた。

しかし、歓楽街『花路(ホワルー)』の頭(トウ)、飛(フェイ)は、彼の瞳に常人とは違うものを感じていた。できそこないを装いながら、本物の龍の鋭い牙を隠しているのではないか…。

今、二人の運命が大きく変わろうとしている!

疾風怒涛のカンフーアクション・ロマン登場!

(「龍は微睡む(まどろむ)」より)




【主な登場人物】

飛(フェイ)

白龍(バイロン)市にある歓楽街、花路(ホワルー)の頭(トウ)をしている。

荒くれ共の頭に似合わず、美しい容貌をしており、腕も立つ。


マクシミリアン

父である『大龍(ターロン)』の後を継ぎ白龍市の主となったが、西洋人の母の血ゆえに『半龍(ハンロン)』と侮られている。

日々を怠惰に過ごしていたが、飛に「腑抜けのふりをしているのでは…」と疑われ…

彫刻のような整った容貌に、銀灰色の瞳と漆黒の髪をしている。


クレイ・ハーパー

マクシミリアンの友人で白龍屋敷に居候している。

本土にある外人居留区の宝石店次男坊


万里(ワンリー)

白龍屋敷執事


羅漢(ルオハン)

白龍市歓楽街「花路(ホワルー)」の大兄

飛の右腕


葉林(ユエリン)

白龍市歓楽街「花路(ホワルー)」の大兄

飛の左腕


孫(スン)

白龍市歓楽街「花路(ホワルー)」の兄貴分



【本土と四龍島四市】

四龍島は「本土」紅海港(ホンハイこう)から目と鼻の先に浮かぶ、美しい島であるが、海の外とは関わりを断って生きてきた島であった。

晴れた波間にうっすらと影を望める距離故に、人々から「東海の宝玉」と言われている。


四龍島は主に四市に分かれている。

東『青龍市(チンロンし)』

西『白龍市(バイロンし)』

南『朱龍市(チューロンし)』

北『黒龍市(ヘイロンし)』

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