ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの登場人物で、初代主人公。

概要

概要

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。

第1作『赤・緑・青・ピカチュウ』の主人公として初登場。バージョンによってデフォルトネームが異なるが、各種メディアミックスでこの名前が広く使われたことから定着し、ゲーム本編でも続編の『金・銀・クリスタルバージョン』で正式に採用された。


後述の『GSC』での扱いがきっかけとなったのか、歴代主人公の中で明確に「チャンピオンよりも強いトレーナー」と設定されるようになり、主人公としては異例とも言える数でゲストとして登場している。

他の主人公については、同じように前作と同じ地方が舞台となる『BW2』にて、前作『BW』の主人が行方不明であることが少し語られる程度。


容姿

容姿

(左:RGBP/第2世代まで、中央:FRLG/第3世代以降、右:SM)

リメイク前後共に赤と青を基調とした配色で、半袖ジャケットに長ズボン、キャップ帽を身に着けている。

作品自体が『MOTHER2』をベースにしている部分がある為、彼のモデルもその主人公ではないかといわれている。

HGSS』以降の作品では基本的に『FRLG』のデザインだが、『ピカブイ』など一部のメディアではリメイク前の衣装が採用されることもある。

身長は『FRLG』時点で約1.4m、『HGSS』時点で約1.6m(食玩シリーズ「ポケモンスケールワールド」より)。


pixivでは『RGBP』版を初代主人公、『FRLG』版をリメイクレッドとして区別する場合がある。


ライバルほどではないが、『赤・緑・青』では公式イラストとゲーム中のドット絵で所々衣装に違いがあった。『ピカチュウ』や『金・銀・クリスタル』では公式イラストに合わせて修正されている。


SM』『USUM』ではやや大人びた姿になっており、よく見ると体形がやや筋肉質になっている。

また、服装でも何かといじられている


本編作品

本編作品

赤・緑・青・ピカチュウ / ファイアレッド・リーフグリーン

(…… ぼくも もう いかなきゃ!)


赤・緑・青・ピカチュウ』では必ず彼が冒険することになる。リメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』では男の子主人公


マサラタウン出身の11歳(『FRLG』では未表記)の少年。

オーキド博士からポケモン図鑑の作成を託され、幼なじみのライバルと共にパートナーとなるポケモンを選んで冒険の旅に出る。

自宅には母親が1人でおり、父親の詳細は不明。

『FRLG』のポケモン図鑑の大きさ比べによると身長は140cm程度の模様である。

これは、発売年である2004年の10歳の男子の平均身長とほぼ同じ。

ポケモンと並んだイラストを描く際は140cmを意識すると設定に忠実になるだろう。


人や物を調べたときに様々な台詞やモノローグがあり、モノマネむすめの家で物真似をされたときには会話をするシーンがある。

それによる一人称は「ぼく」。

サントアンヌ号のボーイに話しかけた際には「無口な方ですね」と言われるが、これは主人公に感情移入できるよう台詞が極力用意されていないことへのメタ的なジョークと思われる。


作中ではポケモンが付いているとはいえ90年代の日本のゲームセンターがモデルの盛り場に出入りし、幽霊まみれの暗い塔に平然と踏み入ったり、険しい山道や真っ暗な洞窟も踏破し、犯罪結社のヤバい大人を相手にしても終始反抗的な態度でいる。これらの活躍からするに少なくとも非常に肝の座った11歳と思われる。

後発の作品と比べても、他者に引っ張られたり因縁ができたりした結果ではなく、自分の意志でよく知りもしない悪の組織に殴り込みをかけるという点で異例。結局のところ、彼がロケット団と激突した明確な理由は判明していない。


歴代主人公第1世代と『ポケモンFRLG』の各バージョンの主人公のみ、トレーナーに勝負を挑まれてもそちらの方を振り向かない。


名前候補一覧

太文字はデフォルトネーム。

2つ目の選択肢はそれぞれ田尻智宮本茂石原恒和が由来。

『FRLG』は名前欄に何も入力しなかった場合に出る自動入力で、ファイアとレッドは『ファイアレッド』のみ、リーフとグリーンは『リーフグリーン』のみで選ばれる。

レッド、サトシ、ジャック
グリーン、シゲル、ジョン
ブルー、ツネカズ、ジャン
ピカチュウイエロー、サトシ、ジャック
ファイアレッド・リーフグリーンファイア、レッド、リーフ、グリーン、カモン、ケイ、ケン、サトシ、サトル、シゲキ、シゲル、ジャック、ジャン、ジョン、タカオ、タカシ、タケヒロ、ツネカズ、テツオ、トオル、ヒトシ、ヒロアキ、ヒロシ、マサオ

金・銀・クリスタルバージョン / ハートゴールド・ソウルシルバー

「…… …… …… 

 …… …… ……」


3年後を舞台とした『金・銀・クリスタルバージョン』および『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、かつてロケット団に立ち向かい組織を壊滅させたトレーナーとしてストーリー中様々な人の口から彼の存在が語られているが、本人の行方は不明。


カントーのジムを制覇した後、シロガネ山にてレッドと戦うことができる(レッドは『GSC』では洞窟内に、『HGSS』では山頂にいる)。彼に勝利することでカントー編クリアとなる。


なお、セリフは「……」のみで一言も喋らない。ただし『HGSS』以降では「!」などが付く形で、ある程度感情が表現されるようになっている。

これは前作の主人公(プレイヤー)の具体的な言及やキャラ付けを避けるための演出と思われるが、以降の作品においても言葉を発さず、結果的にこの描写に端を発して無口なキャラとして描かれるようになっていった。


母親によると、冒険に出て以来一度も連絡がないらしい。

『HGSS』ではレッドに勝利後、主人公が勝った事をなぜかグリーンが知っており、彼とは連絡を取り合っているように思われたが、電話では「どこでどうしてるのかな」とレッドの行方が分からないことを話してくるため、実際のところは不明。


かつて「シロガネ山のレッドは幽霊ではないか」という都市伝説も存在したが、後述の『BW2』では普通にチャンピオンズトーナメントに登場し、『サン・ムーン』でもグリーンと共に参戦しているため、レッド死亡説、幽霊説などは否定されている。

そもそも幽霊説として最も言われた「レッド敗北後に暗転後レッドが消える」という演出についてはプレイヤーが敗北した際の「めのまえがまっくらになった」の再現と考えるのが自然である(プレイヤーが敗北した際は暗転後、基本的に直前に利用したポケモンセンターに強制転移させられる)。


また、この作品でのレッドの印象が強いためか「ポケモンの主人公全般=無口」というイメージを持たれることもあるが、あくまで作中ではプレイヤーとして喋らないだけであり、『XY』以降の主人公ははい・いいえ以外のセリフのような選択肢も増えている。


ブラック2・ホワイト2

「…… ……」


ブラック2・ホワイト2』では、ポケモンワールドトーナメントPWT)のチャンピオンズトーナメントに出場している。


勝負前後のセリフが「……」なのは相変わらずだが、トーナメントが終了すると一言も会話を交わす間もなく忽然と姿を消してしまう

また、PWT内の各地方のジムリーダーに詳しい男もレッドについては「詳しくは知らない」らしい。


実況から呼ばれる二つ名は「リビング レジェンド レッド」。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

「…… …… ……」


サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、バトルツリーのボス「バトルレジェンド」として、カントーからアローラへ招かれた。

やはり一言も喋らず、同じく招かれたグリーンが代弁する形を取っている(グリーン曰く「相変わらず無口」とのこと)。


バトルツリーに初めて訪れたときレッドとグリーンのどちらと戦うか選択する。

ただし、ここまでの道中にいるトレーナーは強敵揃いである上、回復の時間を与えてくれないためバトルツリーに着いたら一旦回復しに戻るなりしないと全滅する恐れがあるため注意。

それが不評だったためか『USUM』ではグリーンが主人公のポケモンを回復した後に勝負に挑める親切設計に改められた。


バトルツリーではシングルおよびマルチの20戦目と各スーパーの50戦目に登場。

最初に勝ったときフシギバナリザードンカメックスのメガストーンを貰える。


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

「……!」

少年は こちらを 見て

身構えた!


『ピカチュウ』のリメイク版『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』においては、同作の男主人公とは別にNPCとして登場。

殿堂入り後、各地に現れるマスタートレーナーズを6人倒すとセキエイ高原ゲート前にて対戦可能。対戦後、再び殿堂入りする事により再戦が可能となる。


手持ちポケモン

手持ちポケモン

金・銀・クリスタルバージョン

彼の手持ちは初代ポケットモンスター四作において、人からもらう(御三家・ピカチュウ・エーフィ(イーブイ))、あるいは必ず遭遇する(カビゴン)ポケモンのみで構成されている。


初代で人からもらう形で入手できるポケモンには他にも化石ポケモンや格闘道場の二匹、ラプラス等がいたが、タイプ被りやどちらか一体しかもらえない等の条件を考慮してか、イーブイを採用した上で『金・銀』で追加されたエーフィに進化させるという形が取られている。ブラッキーではなくエーフィを採用しているのは初代にはまだあくタイプがいなかったことが影響している可能性が高い。また、初代では奇しくもエスパータイプが強豪タイプであったために、後述の通り強豪のレッドに相応しいエスパータイプであるエーフィが選ばれたと考えられる。


高威力技を高めのすばやさから連打してくるピカチュウとエーフィ、高耐久の上ねむるいびきまで搭載しているカビゴン、にほんばれ+ソーラービームを連打しギガドレインや晴れ下こうごうせいで回復までするフシギバナ、フシギバナの遺したにほんばれを活かしてかえんほうしゃで焼いてくるリザードン、あまごい+なみのりふぶきと高火力を叩きつけてくるカメックスと、普通に戦ってもかなり苦戦させられる面子が揃っている。


最たる問題は挑めるようになった直後の適正レベルと彼のポケモンの暴力的なまでのレベル差。順当にいけば60前後がいいところの今作主人公の前にいきなり出てくる81の数字は、前作主人公の肩書が伊達ではないということをこれでもかと見せつけてくる(平均レベル76.6)。

余談だが、まだこの作品には現在の作品では採用されている各ジムリーダーや四天王、チャンピオン達の再戦時における強化パーティーが無い時代である(一部ポケギアに電話番号を登録できる一般トレーナーには再戦及び強化パーティーがあった)。

そして、レッドのポケモン達に次ぐ高さのレベルのポケモンを連れているトレーナーはグリーンの58(ギャラドス、ウインディ、ナッシー)、その次がカツラ(ギャロップ)・ワタル(カイリュー)・およびジョウトクリア後に挑めるライバル(御三家)の50(このうち後者2人は再戦可能)であることも考慮していただくとどれだけ規格外の強さかがわかるであろう。




ハートゴールド・ソウルシルバー

HGSSではエーフィがラプラスに変更され、以降の客演時などもほぼラプラスがデフォルトメンバーとして扱われている。

変更の理由は不明だが、ゲーム進行上必ず入手機会があるラプラスと異なりイーブイは寄り道しないと入手できない、後述のピカチュウの技構成同様アニメを意識した結果であるなど様々な説が囁かれている。


手持ち全体のレベルがGSCから上昇し全員80代に突入、ピカチュウは第三世代で追加された火力を倍加するでんきだまを所持し、更に第四世代の環境に合わせて技構成も大幅に変化している。

GSCでは低威力なわざや変化技なども多々あったが本作ではほぼ全員が高火力技ガン積みのフルアタ仕様、御三家は究極技まで覚えている。

また、戦場となるシロガネやま山頂のデフォルト天候がほぼ常時あられ状態になっており、手持ち中三体があられ時に必中となるふぶきを覚えているというリメイク前同様の天候を活かす戦法も使用する。


ちなみに、本作でのピカチュウの技構成はアニメ版ポケットモンスターダイヤモンド&パール編の時点でのサトシのピカチュウの技構成と同じである(10まんボルトでんこうせっかアイアンテールボルテッカー)。




ブラック2・ホワイト2

HGSSの時の手持ちと同じ。

前述の通りチャンピオン枠。


グリーン同様リーダーポケモンはおらず、先頭はランダム。

ピカチュウ以外の5匹にも持ち物が設定してある。

仕様上敵味方共にレベルが50で固定されるので手持ちに600族などがおらず、各ポケモンのステータスが比較的低めのメンバーばかりとなるため、チャンピオンの中では最も御しやすい。

「でんきだま」故の高火力が恐ろしいピカチュウもレベル50で固定である本作では先手さえ取れれば一撃で倒すことは容易。

最も厄介なのはカメックス。

こだわりスカーフしおふきで全抜きを狙われる為、対策しておこう。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

1回目の手持ちはバトルツリーで始めて会ったときのメンバー。

バトルツリーではピカチュウを除いた5匹がランダムで登場する。


技構成や持ち物はいくつかのパターンがあり、カントー御三家の3匹はメガシンカすることがある。


1回目

  • ピカチュウLv70(SM)Lv74(USUM)
  • ラプラスLv65(SM)LV69(USUM)
  • カビゴンLv65(SM)Lv69(USUM)
  • フシギバナLv66(SM)Lv70(USUM)
  • リザードンLv66(SM)Lv70(USUM)
  • カメックスLv66(SM)Lv70(USUM)

バトルツリー


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

ブルー参戦の影響もあってか、各種メディアミックスで主流のリザードンではなく例のイラストでパートナーに選ばれていたフシギバナがパートナー枠になっている。

従来のパーティーから御三家が抜けた代わりにカイリキーとウインディが入ったが……アレ?この二匹どっかで見たような……?


  • ピカチュウ♂Lv85
  • カイリキー♂Lv85
  • ウインディ♂Lv85
  • カビゴン♂Lv85
  • ラプラス♀Lv85
  • フシギバナ♂→メガフシギバナLv85

ポケモンスタジアム金銀

ジムリーダーのしろカントーの最後の相手として登場。

ジョウト御三家三犬を操る。

うらバージョンでは全員にめざめるパワーを覚えさせており、弱点を補強している。

めざめるパワーが高威力のこおりタイプライコウなど、当時のプレイヤーではまず入手不可能なポケモンも使う。


ジムリーダーの城(おもて)ジムリーダーの城(うら)
メガニウムライコウ
オーダイルエンテイ
バクフーンスイクン
サンダースカイリュー
ハッサムカビゴン
ケンタロスエーフィ

『赤・緑』における主人公の情報

『赤・緑』における主人公の情報

  • 年齢は11歳。(『FRLG』では未表記)
  • マサラタウンに母と住んでいる。(父は不明)
  • グリーンとは幼馴染であり、よく遊んだ仲である。(初代の取説から)
  • 身長や成績などグリーンとほぼ同じである。(初代の取説から)
  • サントアンヌ号のボーイから「むくちな かた ですね」と言われる。
  • トレーナーやモブキャラなどを相手に会話している様子がある。
  • …ぼくも もう いかなきゃ!」「しめしめ!いねむりしているぞ!」「ポチっとな!」「これかえたらバグるかも」「次のページあけちゃおうか?」など、これら以外にもやんちゃな性格を窺わせる台詞が多数存在する。
  • モノマネ娘の物真似によると「やあ こんにちは! きみ ポケモン すきかい ?」「ぼく じゃなくって きみに きいてるんだ けど」「…… えー なんだよ! ヘンな やつ だなあ!」 ~イベント後~やあ! さっきは わざマシン ありがとう!」(FRLG版:やあ! さっきは ありがとう!)「…… なーに?」「ぼくの まね して そんなに たのしい かい?」と、やはり歳相応である様子を窺わせる。

ポケモンマスターズ

ポケモンマスターズ

「……きみと 勝負がしたい!!」


CV:蒼井翔太


他のトレーナーとは違い、「マジコス」版が先に登場した


相変わらず無口で、ボイスも息遣いのみ。他のトレーナーと違い、マジコスなどの実装で声が新録されることもなく、掛け合いも相手側の新録のみで対応されている。

トレーナー技も本人の口調ではなく「勝利への○○」となっている。

彼のバディーズエピソードでも他のトレーナーに喋らせることで解決を図っているほど。


しかし、上のセリフのように、本作では珍しくレッドが喋る場面が存在する

本人曰く「言葉は 不要!」らしい。


本作ではグリーンリーフと3人一緒で旅立ったことになっており、メインストーリーのWPM編ではマジコスを着た3人がラスボスとして立ちはだかる。


マジコスレッド&リザードン

『赤・緑』発売から24周年となる日の翌日、2020年2月28日のフェスでプレイアブル化。

現在はゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)でも入手可能。


『赤・緑』風のベスト・帽子に加え、メガリザードンXを意識した黒+青の意匠が組み込まれている。

★6EXになると、メガリザードンXに合わせた黒いカラーリングが追加される。


汎用性に特化した、ほのおタイプの特殊アタッカー。

攻撃わざは、全体攻撃の「ねっぷう」と、高火力の「ブラストバーン」。パッシブスキル「必中化」「技後技ゲージ増加4」により、命中率と消費ゲージの多さの不安を解消している。

トレーナーわざは、特攻と素早さを3段階ずつ上げる「勝利への確信」と、急所率を2段階上げる「クリティカット+」。それぞれ2回まで使用でき、自己完結が可能。


バディーズわざを発動するとメガリザードンXメガシンカし、終了後に急所率が1段階上がる。「クリティカット+」の代わりに反動を受ける物理わざ「フレアドライブ」が追加され、「勝利への確信」発動時に攻撃も上がるようになる。

アタッカーとしては防御・特防もそこそこあり、「フレアドライブ」との兼ね合いなのかHPがかなり高い。トレーナーわざで防御・特防が下がる点には注意。


マジコスグリーンやマジコスリーフと同様、ゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)で仲間に加えられるが、現在は上位互換的なバディーズが多数追加されて一気にインフレが進んだことで、あまりおすすめはできないバディーズだったが、ボードの追加によるB技の火力強化やB技の急所確定化、EXロール「テクニカル」の追加によるステータスの上昇とメガシンカバディーズ特有のB技火力の低さをある程度補完が出来るようになった事で現環境の炎アタッカーロールの中ではトップクラスのB技火力を誇り、初心者から上級者まで使いやすいバディーズとなっている。


レッド&カビゴン

2周年から半月ほど経った2021年9月16日、ようやく『FRLG』(『HGSS』)の衣装が登場。


リーフによるとレッドが初めてカントーを冒険した時に捕まえたカビゴンらしく、まだ新米トレーナーだったレッドは捕まえるのに苦戦したという裏話もある(なお、リーフもカビゴンに挑戦したが捕まえられなかった模様)。

★6EXになると、青緑と黒を基調としたカビゴンを意識したカラーリングが追加される。


ノーマルタイプのサポートで、全体的に高いHP、防御、特防を持つタンク型。素早さもカビゴンの割に鈍足ということもなく、ゲージ管理はそこまで辛くならない。

攻撃わざは「のしかかり」と「いわくだき」の2つ。

トレーナーわざには味方全体のHPを約20%ずつ回復する「ミニキズぐすりG」と、B技のカウントを減らし、味方1人の急所率を2段階上げつつ、その味方を次回抜群威力上昇状態にする「勝利への戦略」がある。


マジコスダンデに続く、ポケマス史上2組目のダイマックス可能のバディーズ。

こちらはキョダイマックスのすがたになり、

  • 自身のトレーナーわざの回数を回復する「キョダイサイセイ」
  • 味方全員の攻撃力を2段階上げる「ダイナックル」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • バディーズダイマックスわざ後に自身にリジェネ効果を付与する「BD技後回復付帯」
  • 自身のHPが半分以下になるたびに味方全体の防御を1段階上げる「HP半減時防御↑G1」
  • トレーナーわざを使う度に50%で味方全体の特防を1段階上げる「T技後特防アップG4」

がある。


バディストーンボードには、

  • タンク性能をより高める「どく無効」・「妨害状態解除」
  • 攻撃によるサポートを強化する「P技後攻撃アップG3」・「いわくだき:ダウン確率上昇1」・「のしかかり:異常確率上昇1」
  • ダイマックスを強化する「BD技後異常解除G9」・「BD技後防御アップ2」
  • EXバディーズわざと相性のいい「B技後こらえるG」・「B技後BC加速1」

などがあり、様々な型が考えられ、取捨選択を非常に迷うバラエティな構成となっている。


マジコスレッド(アナザー)&ピカチュウ

3周年を記念して、2022年9月1日に「マスターバディーズ」として登場。

さらに新要素の「シンクロわざ」も引っ提げて来た。


ゲームボーイを思わせる白黒を基調とした配色で、所々にピカチュウの尻尾を意識した意匠がある。

★6EXになると、黄色いカラーリングが追加される。


でんきタイプのテクニカルで、メインアタッカー、サブアタッカー、サポーター、デバッファー、妨害を一通りこなせるオールラウンダー。


普段の攻撃わざは1ゲージ消費の「でんきショック」のみだが、「エレキフィールド」で場をエレキフィールドにすると、シンクロわざ「オリジンボルテッカー」が使えるようになる。

使用ゲージは2で、攻撃対象は相手全員、追加効果は「ダメージ軽減貫通」「急所無効貫通」「こらえる貫通」「威力分散無し」「まひ状態の相手の防御・特防ダウン」ととにかく多い。

トレーナーわざ「勝利への前進」は1回しか使えないが、攻撃を一気に6段階上げ、さらに味方全員を回復付帯状態にする。


前述のカビゴンと同様にキョダイマックスが可能で、

  • 相手のバディーズ全員をまひ状態にする「キョダイバンライ」
  • 味方1体を次回ダメージ防御状態にする「ダイウォール」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • エレキフィールド発動中にパワーアップする(時間延長、ゲージ加速、P技後回復)「レッドの闘気」
  • 急所無効状態でない敵に対して、攻撃が必ず急所に当たる「P技B技BD技急所化」
  • ダイマックス技を使用後、バディーズ技のカウントを3つ進める「BD技後BC加速3」

がある。


バディストーンボードには「BD技後EF化」という、その名の通りバディーズダイマックス技後にエレキフィールドにするというものがある。

これは汎用のダイマックスわざ「ダイサンダー」と同じ効果で、事実上「相手全員をまひ状態にするダイサンダー」を使えることになる。

当然「ダイウォール」にもこの効果が追加される。


弱点としては、相手が他のフィールド(グラスフィールド、サイコフィールド等)を展開してくるステージでシンクロ技が封印されやすい点が挙げられる。


さらに2024年の1月にEXロール「フィールド」が追加された事で、初B技後にもエレキフィールドを展開できるようになり、ボードをとっていれば、最低4回のフィールド展開が保証される上、フィールドバディーズの効果で展開されたフィールドは延長効果がついており、これは上記のパッシブの延長効果と合わせて、かなりの長期戦でもきれない長さのフィールドを展開できる。


レッド(ネオ・チャンピオン)&フリーザー

前回のマジコス版実装から一年、4周年を記念してグリーンリーフと共にカントー三鳥の一角、フリーザーを連れてマスターバディーズとして実装。

今回も新要素である星6EX時に特定のアイテムを使用することで既存のロールにもう一つロールを追加できる「EXロール」を引っ提げている。


黒の衣装に所々、フリーザーを意識させる水色の模様が入っている。EX化すると、上記画像のように黒の部分が白になり、水色の部分がより目立つようになる。


氷タイプの特殊アタッカーであり、EXロールを解放するとテクニカルが追加される。これにより、火力1.5倍の全体バディーズ技が放てるようになり、マジコスダイゴ&デオキシス(アタックフォルム)に並ぶバディーズ技の殲滅力を持つようになる。


通常技は3ゲージ消費のふぶきであり、これだけでも火力は申し分ないのだが、後述のパッシブスキルで初攻撃時にこおり抵抗デバフを相手に付与することができるようになり、この抵抗デバフにより、シンクロ技「氷翼のれいとうビーム」が打てるようになる。

使用ゲージは2消費の単体技だが、相手のダメージ軽減、急所無効、こらえるを無効化してダメージが通る上に、相手を確定でこおりにする事ができる。これにより、相手のこおりが溶けてもまたこおりにするなど永久ハメ戦法が可能である。

トレーナー技の「栄光の勝ち筋」はBC1加速に自身の特攻6段階上昇と特殊ブースト2段階上昇と急所バフがないのが心許ないが、後述のパッシブスキルによってその欠点はなくなっている為、ほぼ自己完結型トレーナー技となっている。


パッシブスキルではパーティー全員のバディーズの特殊技火力をアップし、相手からの特殊技ダメージを軽減できるマスターパッシブの「カントーの信念」(カントータグを持つバディーズがいればいるほど効果が強くなる)

命中不安のふぶきの欠点を補う技の必中化と技を当てた際に特殊ブーストを1段階あげ、特殊ブーストの数によってバディーズ技の火力を上げられる「マサラの旅立ち」

初技命中時と初B技命中時のみ相手にこおり抵抗デバフを1段階かけられる「輝き舞う白雪」

特定条件下以外ならば、B技を含めた全ての技を急所に当てられる「P技B技急所化」

を持っている。


バディストーンボードではあられ状態の時に火力などを上げられるものが多くなっている。

少し前に実装されたカイ&グレイシアとはこおり強化フィールドやあられを展開できる+同じ特殊技持ち+特防下げによる火力強化出来る為相性が抜群である。


弱点として、特攻の数値が低めな事と、抵抗デバフが初めて各技を当てた時にしかかからない為、連戦を強いられる名有りトレーナーとのバトルヴィラ戦やゲージでリセットをかけられるレジェンドバトルではシンクロ技を思ったように解禁できない事だが、パッシブスキルによって特殊ブーストを永続的につけれる為、永続的に火力強化が出来る上、通常のふぶきだけでもかなりの火力を持つためあまり苦にはならない。

総合的にアタッカー、デバッファーの2種類の役割を持てるネオ・チャンピオンマリィに次ぐ高火力アタッカーとなっている。


他媒体

他媒体

当時は人間キャラも出ていた4コマ漫画においてもレッドとして登場した。


ポケットモンスター(穴久保幸作)

赤井勇を参照。


アニメ『ポケットモンスター』シリーズ

主人公のサトシはゲーム版の主人公がモデルになっている。ゲーム版主人公は赤いジャケットだが、サトシのジャケットは青。

アニメ放送開始からしばらくは、ゲーム版とアニメ版のキャラが同一視されていたらしく、ゲーム版主人公の公式名がサトシになっていた時期があった。


ポケットモンスターSPECIAL

レッド(ポケスペ)を参照。


電撃!ピカチュウ

サトシとして登場。

当初は帽子のデザインが独自のものだったが、後にアニメのサトシと同じものに変更された。


ポケットモンスター全書

サトシとして登場。

デザイン・流れ共にゲームとほぼ同じ。


ポケモンゲットだぜ!

シュウとして登場。

上記2つ以外の名前が付けられた珍しい作品。


ポケットモンスター THE ORIGIN

レッド(THE_ORIGIN)を参照。


ポケモンジェネレーションズ

「エピソード1:冒険」に「TRAINER」として登場。ソフトは『Red Version(赤)』で、最初のパートナーはフシギダネ

カントーからカロスまでの六地方を巡る、彼のピカチュウの旅がダイジェストで描かれている。

「TRAINER」当人はカントー地方トキワの森、イッシュ地方リゾートデザートの古代の城、カロス地方の終の洞窟の三場面で登場している。また、よく聞くと息遣いが聞こえる(配役は非公表)。

ただし、古代の城の場面は映っている時間が短い上にかなり遠景にいるため初見で気づくのは困難。


ポケモンカード

「レッド」という単体のカードはこれまで一度も発行されていないが、「レッドのピカチュウ」というカードにイラストが描かれている他、2019年以降に発行された「ピカチュウ」のカードの何枚かはキャラクターレア(カードのポケモンに関連の深い人物が一緒に描かれる特別版)としてリメイクレッドや初代レッドのイラストが描かれているものがある。

また、サポーターカードとして「レッドの挑戦」、グリーンとのコラボカードとして「レッド&グリーン」のカードが存在する。

他、カードスリーブデッキケースなどの公式サプライの絵柄としても採用されている。

ポケカ関連におけるアーティストは杉森建ありがひとしなど。


MV「GOTCHA!

『HGSS』におけるヒビキとのシロガネ山での戦いのシーンで登場。

手持ちとしてカメックスリザードンを披露している。

なお、直前に登場した『RGB』時代のグリーンが手持ちにフシギバナを加えていたため、このレッドは各種媒体で初となるカメックスがパートナー枠のレッドだったようだ。

実際バトルシーンではリザードンは後方に控えているだけでカメックスしか戦っていない。


外部出演

外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズ

CV:半場友恵


任天堂の対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に「ポケモントレーナー」として参戦。容姿は『FRLG』のデザイン。

本人は直接戦わず、ゼニガメフシギソウリザードンの3匹の手持ちポケモンを切り替えながら戦う。


詳細はポケモントレーナー(スマブラ)を参照。


二次創作でのレッド

二次創作でのレッド

pixivを中心に広がった二次設定がレッドには存在する。


詳しくはpixivレッドを参照。

(公式準拠の初代レッドについては初代主人公を参照)


具体的には

 (HGSSの絵にもかかわらずレッドだけ初代・GSCの姿で描かれている等)

  • 黒目で外ハネ黒髪な初代レッドが赤目・黒髪ストレートで描かれている

こういった特徴を持つレッドが多く見られるが、勿論これらは二次設定であり公式ではない。

二次設定であると自覚し、特に前者は「pixivレッド」タグを付けることが推奨されている。


関連イラスト

関連イラスト

「レッド」と一括りに言っても、投稿者の作品によってどのレッドかは異なる。

ポケモン(特にピカチュウ)やグリーン等と描かれているものが多い。


赤・緑・青・ピカチュウ版(初代主人公


ファイアレッド・リーフグリーン版(リメイクレッド


THE ORIGIN版(レッド(THE_ORIGIN)


サン・ムーンウルトラサン・ウルトラムーン

※一緒に登場しているためか、グリーンと描かれている事が多い。


ポケモンマスターズ


関連タグ

関連タグ



シリーズ別の表記ゆれ


関連があるキャラ


他のキャラとの組み合わせ・集合タグ

概要

概要

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。

第1作『赤・緑・青・ピカチュウ』の主人公として初登場。バージョンによってデフォルトネームが異なるが、各種メディアミックスでこの名前が広く使われたことから定着し、ゲーム本編でも続編の『金・銀・クリスタルバージョン』で正式に採用された。


後述の『GSC』での扱いがきっかけとなったのか、歴代主人公の中で明確に「チャンピオンよりも強いトレーナー」と設定されるようになり、主人公としては異例とも言える数でゲストとして登場している。

他の主人公については、同じように前作と同じ地方が舞台となる『BW2』にて、前作『BW』の主人が行方不明であることが少し語られる程度。


容姿

容姿

(左:RGBP/第2世代まで、中央:FRLG/第3世代以降、右:SM)

リメイク前後共に赤と青を基調とした配色で、半袖ジャケットに長ズボン、キャップ帽を身に着けている。

作品自体が『MOTHER2』をベースにしている部分がある為、彼のモデルもその主人公ではないかといわれている。

HGSS』以降の作品では基本的に『FRLG』のデザインだが、『ピカブイ』など一部のメディアではリメイク前の衣装が採用されることもある。

身長は『FRLG』時点で約1.4m、『HGSS』時点で約1.6m(食玩シリーズ「ポケモンスケールワールド」より)。


pixivでは『RGBP』版を初代主人公、『FRLG』版をリメイクレッドとして区別する場合がある。


ライバルほどではないが、『赤・緑・青』では公式イラストとゲーム中のドット絵で所々衣装に違いがあった。『ピカチュウ』や『金・銀・クリスタル』では公式イラストに合わせて修正されている。


SM』『USUM』ではやや大人びた姿になっており、よく見ると体形がやや筋肉質になっている。

また、服装でも何かといじられている


本編作品

本編作品

赤・緑・青・ピカチュウ / ファイアレッド・リーフグリーン

(…… ぼくも もう いかなきゃ!)


赤・緑・青・ピカチュウ』では必ず彼が冒険することになる。リメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』では男の子主人公


マサラタウン出身の11歳(『FRLG』では未表記)の少年。

オーキド博士からポケモン図鑑の作成を託され、幼なじみのライバルと共にパートナーとなるポケモンを選んで冒険の旅に出る。

自宅には母親が1人でおり、父親の詳細は不明。

『FRLG』のポケモン図鑑の大きさ比べによると身長は140cm程度の模様である。

これは、発売年である2004年の10歳の男子の平均身長とほぼ同じ。

ポケモンと並んだイラストを描く際は140cmを意識すると設定に忠実になるだろう。


人や物を調べたときに様々な台詞やモノローグがあり、モノマネむすめの家で物真似をされたときには会話をするシーンがある。

それによる一人称は「ぼく」。

サントアンヌ号のボーイに話しかけた際には「無口な方ですね」と言われるが、これは主人公に感情移入できるよう台詞が極力用意されていないことへのメタ的なジョークと思われる。


作中ではポケモンが付いているとはいえ90年代の日本のゲームセンターがモデルの盛り場に出入りし、幽霊まみれの暗い塔に平然と踏み入ったり、険しい山道や真っ暗な洞窟も踏破し、犯罪結社のヤバい大人を相手にしても終始反抗的な態度でいる。これらの活躍からするに少なくとも非常に肝の座った11歳と思われる。

後発の作品と比べても、他者に引っ張られたり因縁ができたりした結果ではなく、自分の意志でよく知りもしない悪の組織に殴り込みをかけるという点で異例。結局のところ、彼がロケット団と激突した明確な理由は判明していない。


歴代主人公第1世代と『ポケモンFRLG』の各バージョンの主人公のみ、トレーナーに勝負を挑まれてもそちらの方を振り向かない。


名前候補一覧

太文字はデフォルトネーム。

2つ目の選択肢はそれぞれ田尻智宮本茂石原恒和が由来。

『FRLG』は名前欄に何も入力しなかった場合に出る自動入力で、ファイアとレッドは『ファイアレッド』のみ、リーフとグリーンは『リーフグリーン』のみで選ばれる。

レッド、サトシ、ジャック
グリーン、シゲル、ジョン
ブルー、ツネカズ、ジャン
ピカチュウイエロー、サトシ、ジャック
ファイアレッド・リーフグリーンファイア、レッド、リーフ、グリーン、カモン、ケイ、ケン、サトシ、サトル、シゲキ、シゲル、ジャック、ジャン、ジョン、タカオ、タカシ、タケヒロ、ツネカズ、テツオ、トオル、ヒトシ、ヒロアキ、ヒロシ、マサオ

金・銀・クリスタルバージョン / ハートゴールド・ソウルシルバー

「…… …… …… 

 …… …… ……」


3年後を舞台とした『金・銀・クリスタルバージョン』および『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、かつてロケット団に立ち向かい組織を壊滅させたトレーナーとしてストーリー中様々な人の口から彼の存在が語られているが、本人の行方は不明。


カントーのジムを制覇した後、シロガネ山にてレッドと戦うことができる(レッドは『GSC』では洞窟内に、『HGSS』では山頂にいる)。彼に勝利することでカントー編クリアとなる。


なお、セリフは「……」のみで一言も喋らない。ただし『HGSS』以降では「!」などが付く形で、ある程度感情が表現されるようになっている。

これは前作の主人公(プレイヤー)の具体的な言及やキャラ付けを避けるための演出と思われるが、以降の作品においても言葉を発さず、結果的にこの描写に端を発して無口なキャラとして描かれるようになっていった。


母親によると、冒険に出て以来一度も連絡がないらしい。

『HGSS』ではレッドに勝利後、主人公が勝った事をなぜかグリーンが知っており、彼とは連絡を取り合っているように思われたが、電話では「どこでどうしてるのかな」とレッドの行方が分からないことを話してくるため、実際のところは不明。


かつて「シロガネ山のレッドは幽霊ではないか」という都市伝説も存在したが、後述の『BW2』では普通にチャンピオンズトーナメントに登場し、『サン・ムーン』でもグリーンと共に参戦しているため、レッド死亡説、幽霊説などは否定されている。

そもそも幽霊説として最も言われた「レッド敗北後に暗転後レッドが消える」という演出についてはプレイヤーが敗北した際の「めのまえがまっくらになった」の再現と考えるのが自然である(プレイヤーが敗北した際は暗転後、基本的に直前に利用したポケモンセンターに強制転移させられる)。


また、この作品でのレッドの印象が強いためか「ポケモンの主人公全般=無口」というイメージを持たれることもあるが、あくまで作中ではプレイヤーとして喋らないだけであり、『XY』以降の主人公ははい・いいえ以外のセリフのような選択肢も増えている。


ブラック2・ホワイト2

「…… ……」


ブラック2・ホワイト2』では、ポケモンワールドトーナメントPWT)のチャンピオンズトーナメントに出場している。


勝負前後のセリフが「……」なのは相変わらずだが、トーナメントが終了すると一言も会話を交わす間もなく忽然と姿を消してしまう

また、PWT内の各地方のジムリーダーに詳しい男もレッドについては「詳しくは知らない」らしい。


実況から呼ばれる二つ名は「リビング レジェンド レッド」。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

「…… …… ……」


サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、バトルツリーのボス「バトルレジェンド」として、カントーからアローラへ招かれた。

やはり一言も喋らず、同じく招かれたグリーンが代弁する形を取っている(グリーン曰く「相変わらず無口」とのこと)。


バトルツリーに初めて訪れたときレッドとグリーンのどちらと戦うか選択する。

ただし、ここまでの道中にいるトレーナーは強敵揃いである上、回復の時間を与えてくれないためバトルツリーに着いたら一旦回復しに戻るなりしないと全滅する恐れがあるため注意。

それが不評だったためか『USUM』ではグリーンが主人公のポケモンを回復した後に勝負に挑める親切設計に改められた。


バトルツリーではシングルおよびマルチの20戦目と各スーパーの50戦目に登場。

最初に勝ったときフシギバナリザードンカメックスのメガストーンを貰える。


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

「……!」

少年は こちらを 見て

身構えた!


『ピカチュウ』のリメイク版『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』においては、同作の男主人公とは別にNPCとして登場。

殿堂入り後、各地に現れるマスタートレーナーズを6人倒すとセキエイ高原ゲート前にて対戦可能。対戦後、再び殿堂入りする事により再戦が可能となる。


手持ちポケモン

手持ちポケモン

金・銀・クリスタルバージョン

彼の手持ちは初代ポケットモンスター四作において、人からもらう(御三家・ピカチュウ・エーフィ(イーブイ))、あるいは必ず遭遇する(カビゴン)ポケモンのみで構成されている。


初代で人からもらう形で入手できるポケモンには他にも化石ポケモンや格闘道場の二匹、ラプラス等がいたが、タイプ被りやどちらか一体しかもらえない等の条件を考慮してか、イーブイを採用した上で『金・銀』で追加されたエーフィに進化させるという形が取られている。ブラッキーではなくエーフィを採用しているのは初代にはまだあくタイプがいなかったことが影響している可能性が高い。また、初代では奇しくもエスパータイプが強豪タイプであったために、後述の通り強豪のレッドに相応しいエスパータイプであるエーフィが選ばれたと考えられる。


高威力技を高めのすばやさから連打してくるピカチュウとエーフィ、高耐久の上ねむるいびきまで搭載しているカビゴン、にほんばれ+ソーラービームを連打しギガドレインや晴れ下こうごうせいで回復までするフシギバナ、フシギバナの遺したにほんばれを活かしてかえんほうしゃで焼いてくるリザードン、あまごい+なみのりふぶきと高火力を叩きつけてくるカメックスと、普通に戦ってもかなり苦戦させられる面子が揃っている。


最たる問題は挑めるようになった直後の適正レベルと彼のポケモンの暴力的なまでのレベル差。順当にいけば60前後がいいところの今作主人公の前にいきなり出てくる81の数字は、前作主人公の肩書が伊達ではないということをこれでもかと見せつけてくる(平均レベル76.6)。

余談だが、まだこの作品には現在の作品では採用されている各ジムリーダーや四天王、チャンピオン達の再戦時における強化パーティーが無い時代である(一部ポケギアに電話番号を登録できる一般トレーナーには再戦及び強化パーティーがあった)。

そして、レッドのポケモン達に次ぐ高さのレベルのポケモンを連れているトレーナーはグリーンの58(ギャラドス、ウインディ、ナッシー)、その次がカツラ(ギャロップ)・ワタル(カイリュー)・およびジョウトクリア後に挑めるライバル(御三家)の50(このうち後者2人は再戦可能)であることも考慮していただくとどれだけ規格外の強さかがわかるであろう。




ハートゴールド・ソウルシルバー

HGSSではエーフィがラプラスに変更され、以降の客演時などもほぼラプラスがデフォルトメンバーとして扱われている。

変更の理由は不明だが、ゲーム進行上必ず入手機会があるラプラスと異なりイーブイは寄り道しないと入手できない、後述のピカチュウの技構成同様アニメを意識した結果であるなど様々な説が囁かれている。


手持ち全体のレベルがGSCから上昇し全員80代に突入、ピカチュウは第三世代で追加された火力を倍加するでんきだまを所持し、更に第四世代の環境に合わせて技構成も大幅に変化している。

GSCでは低威力なわざや変化技なども多々あったが本作ではほぼ全員が高火力技ガン積みのフルアタ仕様、御三家は究極技まで覚えている。

また、戦場となるシロガネやま山頂のデフォルト天候がほぼ常時あられ状態になっており、手持ち中三体があられ時に必中となるふぶきを覚えているというリメイク前同様の天候を活かす戦法も使用する。


ちなみに、本作でのピカチュウの技構成はアニメ版ポケットモンスターダイヤモンド&パール編の時点でのサトシのピカチュウの技構成と同じである(10まんボルトでんこうせっかアイアンテールボルテッカー)。




ブラック2・ホワイト2

HGSSの時の手持ちと同じ。

前述の通りチャンピオン枠。


グリーン同様リーダーポケモンはおらず、先頭はランダム。

ピカチュウ以外の5匹にも持ち物が設定してある。

仕様上敵味方共にレベルが50で固定されるので手持ちに600族などがおらず、各ポケモンのステータスが比較的低めのメンバーばかりとなるため、チャンピオンの中では最も御しやすい。

「でんきだま」故の高火力が恐ろしいピカチュウもレベル50で固定である本作では先手さえ取れれば一撃で倒すことは容易。

最も厄介なのはカメックス。

こだわりスカーフしおふきで全抜きを狙われる為、対策しておこう。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

1回目の手持ちはバトルツリーで始めて会ったときのメンバー。

バトルツリーではピカチュウを除いた5匹がランダムで登場する。


技構成や持ち物はいくつかのパターンがあり、カントー御三家の3匹はメガシンカすることがある。


1回目

  • ピカチュウLv70(SM)Lv74(USUM)
  • ラプラスLv65(SM)LV69(USUM)
  • カビゴンLv65(SM)Lv69(USUM)
  • フシギバナLv66(SM)Lv70(USUM)
  • リザードンLv66(SM)Lv70(USUM)
  • カメックスLv66(SM)Lv70(USUM)

バトルツリー


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

ブルー参戦の影響もあってか、各種メディアミックスで主流のリザードンではなく例のイラストでパートナーに選ばれていたフシギバナがパートナー枠になっている。

従来のパーティーから御三家が抜けた代わりにカイリキーとウインディが入ったが……アレ?この二匹どっかで見たような……?


  • ピカチュウ♂Lv85
  • カイリキー♂Lv85
  • ウインディ♂Lv85
  • カビゴン♂Lv85
  • ラプラス♀Lv85
  • フシギバナ♂→メガフシギバナLv85

ポケモンスタジアム金銀

ジムリーダーのしろカントーの最後の相手として登場。

ジョウト御三家三犬を操る。

うらバージョンでは全員にめざめるパワーを覚えさせており、弱点を補強している。

めざめるパワーが高威力のこおりタイプライコウなど、当時のプレイヤーではまず入手不可能なポケモンも使う。


ジムリーダーの城(おもて)ジムリーダーの城(うら)
メガニウムライコウ
オーダイルエンテイ
バクフーンスイクン
サンダースカイリュー
ハッサムカビゴン
ケンタロスエーフィ

『赤・緑』における主人公の情報

『赤・緑』における主人公の情報

  • 年齢は11歳。(『FRLG』では未表記)
  • マサラタウンに母と住んでいる。(父は不明)
  • グリーンとは幼馴染であり、よく遊んだ仲である。(初代の取説から)
  • 身長や成績などグリーンとほぼ同じである。(初代の取説から)
  • サントアンヌ号のボーイから「むくちな かた ですね」と言われる。
  • トレーナーやモブキャラなどを相手に会話している様子がある。
  • …ぼくも もう いかなきゃ!」「しめしめ!いねむりしているぞ!」「ポチっとな!」「これかえたらバグるかも」「次のページあけちゃおうか?」など、これら以外にもやんちゃな性格を窺わせる台詞が多数存在する。
  • モノマネ娘の物真似によると「やあ こんにちは! きみ ポケモン すきかい ?」「ぼく じゃなくって きみに きいてるんだ けど」「…… えー なんだよ! ヘンな やつ だなあ!」 ~イベント後~やあ! さっきは わざマシン ありがとう!」(FRLG版:やあ! さっきは ありがとう!)「…… なーに?」「ぼくの まね して そんなに たのしい かい?」と、やはり歳相応である様子を窺わせる。

ポケモンマスターズ

ポケモンマスターズ

「……きみと 勝負がしたい!!」


CV:蒼井翔太


他のトレーナーとは違い、「マジコス」版が先に登場した


相変わらず無口で、ボイスも息遣いのみ。他のトレーナーと違い、マジコスなどの実装で声が新録されることもなく、掛け合いも相手側の新録のみで対応されている。

トレーナー技も本人の口調ではなく「勝利への○○」となっている。

彼のバディーズエピソードでも他のトレーナーに喋らせることで解決を図っているほど。


しかし、上のセリフのように、本作では珍しくレッドが喋る場面が存在する

本人曰く「言葉は 不要!」らしい。


本作ではグリーンリーフと3人一緒で旅立ったことになっており、メインストーリーのWPM編ではマジコスを着た3人がラスボスとして立ちはだかる。


マジコスレッド&リザードン

『赤・緑』発売から24周年となる日の翌日、2020年2月28日のフェスでプレイアブル化。

現在はゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)でも入手可能。


『赤・緑』風のベスト・帽子に加え、メガリザードンXを意識した黒+青の意匠が組み込まれている。

★6EXになると、メガリザードンXに合わせた黒いカラーリングが追加される。


汎用性に特化した、ほのおタイプの特殊アタッカー。

攻撃わざは、全体攻撃の「ねっぷう」と、高火力の「ブラストバーン」。パッシブスキル「必中化」「技後技ゲージ増加4」により、命中率と消費ゲージの多さの不安を解消している。

トレーナーわざは、特攻と素早さを3段階ずつ上げる「勝利への確信」と、急所率を2段階上げる「クリティカット+」。それぞれ2回まで使用でき、自己完結が可能。


バディーズわざを発動するとメガリザードンXメガシンカし、終了後に急所率が1段階上がる。「クリティカット+」の代わりに反動を受ける物理わざ「フレアドライブ」が追加され、「勝利への確信」発動時に攻撃も上がるようになる。

アタッカーとしては防御・特防もそこそこあり、「フレアドライブ」との兼ね合いなのかHPがかなり高い。トレーナーわざで防御・特防が下がる点には注意。


マジコスグリーンやマジコスリーフと同様、ゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)で仲間に加えられるが、現在は上位互換的なバディーズが多数追加されて一気にインフレが進んだことで、あまりおすすめはできないバディーズだったが、ボードの追加によるB技の火力強化やB技の急所確定化、EXロール「テクニカル」の追加によるステータスの上昇とメガシンカバディーズ特有のB技火力の低さをある程度補完が出来るようになった事で現環境の炎アタッカーロールの中ではトップクラスのB技火力を誇り、初心者から上級者まで使いやすいバディーズとなっている。


レッド&カビゴン

2周年から半月ほど経った2021年9月16日、ようやく『FRLG』(『HGSS』)の衣装が登場。


リーフによるとレッドが初めてカントーを冒険した時に捕まえたカビゴンらしく、まだ新米トレーナーだったレッドは捕まえるのに苦戦したという裏話もある(なお、リーフもカビゴンに挑戦したが捕まえられなかった模様)。

★6EXになると、青緑と黒を基調としたカビゴンを意識したカラーリングが追加される。


ノーマルタイプのサポートで、全体的に高いHP、防御、特防を持つタンク型。素早さもカビゴンの割に鈍足ということもなく、ゲージ管理はそこまで辛くならない。

攻撃わざは「のしかかり」と「いわくだき」の2つ。

トレーナーわざには味方全体のHPを約20%ずつ回復する「ミニキズぐすりG」と、B技のカウントを減らし、味方1人の急所率を2段階上げつつ、その味方を次回抜群威力上昇状態にする「勝利への戦略」がある。


マジコスダンデに続く、ポケマス史上2組目のダイマックス可能のバディーズ。

こちらはキョダイマックスのすがたになり、

  • 自身のトレーナーわざの回数を回復する「キョダイサイセイ」
  • 味方全員の攻撃力を2段階上げる「ダイナックル」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • バディーズダイマックスわざ後に自身にリジェネ効果を付与する「BD技後回復付帯」
  • 自身のHPが半分以下になるたびに味方全体の防御を1段階上げる「HP半減時防御↑G1」
  • トレーナーわざを使う度に50%で味方全体の特防を1段階上げる「T技後特防アップG4」

がある。


バディストーンボードには、

  • タンク性能をより高める「どく無効」・「妨害状態解除」
  • 攻撃によるサポートを強化する「P技後攻撃アップG3」・「いわくだき:ダウン確率上昇1」・「のしかかり:異常確率上昇1」
  • ダイマックスを強化する「BD技後異常解除G9」・「BD技後防御アップ2」
  • EXバディーズわざと相性のいい「B技後こらえるG」・「B技後BC加速1」

などがあり、様々な型が考えられ、取捨選択を非常に迷うバラエティな構成となっている。


マジコスレッド(アナザー)&ピカチュウ

3周年を記念して、2022年9月1日に「マスターバディーズ」として登場。

さらに新要素の「シンクロわざ」も引っ提げて来た。


ゲームボーイを思わせる白黒を基調とした配色で、所々にピカチュウの尻尾を意識した意匠がある。

★6EXになると、黄色いカラーリングが追加される。


でんきタイプのテクニカルで、メインアタッカー、サブアタッカー、サポーター、デバッファー、妨害を一通りこなせるオールラウンダー。


普段の攻撃わざは1ゲージ消費の「でんきショック」のみだが、「エレキフィールド」で場をエレキフィールドにすると、シンクロわざ「オリジンボルテッカー」が使えるようになる。

使用ゲージは2で、攻撃対象は相手全員、追加効果は「ダメージ軽減貫通」「急所無効貫通」「こらえる貫通」「威力分散無し」「まひ状態の相手の防御・特防ダウン」ととにかく多い。

トレーナーわざ「勝利への前進」は1回しか使えないが、攻撃を一気に6段階上げ、さらに味方全員を回復付帯状態にする。


前述のカビゴンと同様にキョダイマックスが可能で、

  • 相手のバディーズ全員をまひ状態にする「キョダイバンライ」
  • 味方1体を次回ダメージ防御状態にする「ダイウォール」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • エレキフィールド発動中にパワーアップする(時間延長、ゲージ加速、P技後回復)「レッドの闘気」
  • 急所無効状態でない敵に対して、攻撃が必ず急所に当たる「P技B技BD技急所化」
  • ダイマックス技を使用後、バディーズ技のカウントを3つ進める「BD技後BC加速3」

がある。


バディストーンボードには「BD技後EF化」という、その名の通りバディーズダイマックス技後にエレキフィールドにするというものがある。

これは汎用のダイマックスわざ「ダイサンダー」と同じ効果で、事実上「相手全員をまひ状態にするダイサンダー」を使えることになる。

当然「ダイウォール」にもこの効果が追加される。


弱点としては、相手が他のフィールド(グラスフィールド、サイコフィールド等)を展開してくるステージでシンクロ技が封印されやすい点が挙げられる。


さらに2024年の1月にEXロール「フィールド」が追加された事で、初B技後にもエレキフィールドを展開できるようになり、ボードをとっていれば、最低4回のフィールド展開が保証される上、フィールドバディーズの効果で展開されたフィールドは延長効果がついており、これは上記のパッシブの延長効果と合わせて、かなりの長期戦でもきれない長さのフィールドを展開できる。


レッド(ネオ・チャンピオン)&フリーザー

前回のマジコス版実装から一年、4周年を記念してグリーンリーフと共にカントー三鳥の一角、フリーザーを連れてマスターバディーズとして実装。

今回も新要素である星6EX時に特定のアイテムを使用することで既存のロールにもう一つロールを追加できる「EXロール」を引っ提げている。


黒の衣装に所々、フリーザーを意識させる水色の模様が入っている。EX化すると、上記画像のように黒の部分が白になり、水色の部分がより目立つようになる。


氷タイプの特殊アタッカーであり、EXロールを解放するとテクニカルが追加される。これにより、火力1.5倍の全体バディーズ技が放てるようになり、マジコスダイゴ&デオキシス(アタックフォルム)に並ぶバディーズ技の殲滅力を持つようになる。


通常技は3ゲージ消費のふぶきであり、これだけでも火力は申し分ないのだが、後述のパッシブスキルで初攻撃時にこおり抵抗デバフを相手に付与することができるようになり、この抵抗デバフにより、シンクロ技「氷翼のれいとうビーム」が打てるようになる。

使用ゲージは2消費の単体技だが、相手のダメージ軽減、急所無効、こらえるを無効化してダメージが通る上に、相手を確定でこおりにする事ができる。これにより、相手のこおりが溶けてもまたこおりにするなど永久ハメ戦法が可能である。

トレーナー技の「栄光の勝ち筋」はBC1加速に自身の特攻6段階上昇と特殊ブースト2段階上昇と急所バフがないのが心許ないが、後述のパッシブスキルによってその欠点はなくなっている為、ほぼ自己完結型トレーナー技となっている。


パッシブスキルではパーティー全員のバディーズの特殊技火力をアップし、相手からの特殊技ダメージを軽減できるマスターパッシブの「カントーの信念」(カントータグを持つバディーズがいればいるほど効果が強くなる)

命中不安のふぶきの欠点を補う技の必中化と技を当てた際に特殊ブーストを1段階あげ、特殊ブーストの数によってバディーズ技の火力を上げられる「マサラの旅立ち」

初技命中時と初B技命中時のみ相手にこおり抵抗デバフを1段階かけられる「輝き舞う白雪」

特定条件下以外ならば、B技を含めた全ての技を急所に当てられる「P技B技急所化」

を持っている。


バディストーンボードではあられ状態の時に火力などを上げられるものが多くなっている。

少し前に実装されたカイ&グレイシアとはこおり強化フィールドやあられを展開できる+同じ特殊技持ち+特防下げによる火力強化出来る為相性が抜群である。


弱点として、特攻の数値が低めな事と、抵抗デバフが初めて各技を当てた時にしかかからない為、連戦を強いられる名有りトレーナーとのバトルヴィラ戦やゲージでリセットをかけられるレジェンドバトルではシンクロ技を思ったように解禁できない事だが、パッシブスキルによって特殊ブーストを永続的につけれる為、永続的に火力強化が出来る上、通常のふぶきだけでもかなりの火力を持つためあまり苦にはならない。

総合的にアタッカー、デバッファーの2種類の役割を持てるネオ・チャンピオンマリィに次ぐ高火力アタッカーとなっている。


他媒体

他媒体

当時は人間キャラも出ていた4コマ漫画においてもレッドとして登場した。


アニメ『ポケットモンスター』シリーズ

主人公のサトシはゲーム版の主人公がモデルになっている。ゲーム版主人公は赤いジャケットだが、サトシのジャケットは青。

アニメ放送開始からしばらくは、ゲーム版とアニメ版のキャラが同一視されていたらしく、ゲーム版主人公の公式名がサトシになっていた時期があった。


電撃!ピカチュウ

サトシとして登場。

当初は帽子のデザインが独自のものだったが、後にアニメのサトシと同じものに変更された。


ポケットモンスター全書

サトシとして登場。

デザイン・流れ共にゲームとほぼ同じ。


ポケモンゲットだぜ!

シュウとして登場。

上記2つ以外の名前が付けられた珍しい作品。


ポケモンジェネレーションズ

「エピソード1:冒険」に「TRAINER」として登場。ソフトは『Red Version(赤)』で、最初のパートナーはフシギダネ

カントーからカロスまでの六地方を巡る、彼のピカチュウの旅がダイジェストで描かれている。

「TRAINER」当人はカントー地方トキワの森、イッシュ地方リゾートデザートの古代の城、カロス地方の終の洞窟の三場面で登場している。また、よく聞くと息遣いが聞こえる(配役は非公表)。

ただし、古代の城の場面は映っている時間が短い上にかなり遠景にいるため初見で気づくのは困難。


ポケモンカード

「レッド」という単体のカードはこれまで一度も発行されていないが、「レッドのピカチュウ」というカードにイラストが描かれている他、2019年以降に発行された「ピカチュウ」のカードの何枚かはキャラクターレア(カードのポケモンに関連の深い人物が一緒に描かれる特別版)としてリメイクレッドや初代レッドのイラストが描かれているものがある。

また、サポーターカードとして「レッドの挑戦」、グリーンとのコラボカードとして「レッド&グリーン」のカードが存在する。

他、カードスリーブデッキケースなどの公式サプライの絵柄としても採用されている。

ポケカ関連におけるアーティストは杉森建ありがひとしなど。


MV「GOTCHA!

『HGSS』におけるヒビキとのシロガネ山での戦いのシーンで登場。

手持ちとしてカメックスリザードンを披露している。

なお、直前に登場した『RGB』時代のグリーンが手持ちにフシギバナを加えていたため、このレッドは各種媒体で初となるカメックスがパートナー枠のレッドだったようだ。

実際バトルシーンではリザードンは後方に控えているだけでカメックスしか戦っていない。


外部出演

外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズ

CV:半場友恵


任天堂の対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に「ポケモントレーナー」として参戦。容姿は『FRLG』のデザイン。

本人は直接戦わず、ゼニガメフシギソウリザードンの3匹の手持ちポケモンを切り替えながら戦う。


詳細はポケモントレーナー(スマブラ)を参照。


二次創作でのレッド

二次創作でのレッド

pixivを中心に広がった二次設定がレッドには存在する。


詳しくはpixivレッドを参照。

(公式準拠の初代レッドについては初代主人公を参照)


具体的には

 (HGSSの絵にもかかわらずレッドだけ初代・GSCの姿で描かれている等)

  • 黒目で外ハネ黒髪な初代レッドが赤目・黒髪ストレートで描かれている

こういった特徴を持つレッドが多く見られるが、勿論これらは二次設定であり公式ではない。

二次設定であると自覚し、特に前者は「pixivレッド」タグを付けることが推奨されている。


関連イラスト

関連イラスト

「レッド」と一括りに言っても、投稿者の作品によってどのレッドかは異なる。

ポケモン(特にピカチュウ)やグリーン等と描かれているものが多い。


関連タグ

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シリーズ別の表記ゆれ


関連があるキャラ


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レッド(ポケモン)
202
レッド(ポケモン)
202
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの登場人物で、初代主人公。

概要

概要

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。

第1作『赤・緑・青・ピカチュウ』の主人公として初登場。バージョンによってデフォルトネームが異なるが、各種メディアミックスでこの名前が広く使われたことから定着し、ゲーム本編でも続編の『金・銀・クリスタルバージョン』で正式に採用された。


後述の『GSC』での扱いがきっかけとなったのか、歴代主人公の中で明確に「チャンピオンよりも強いトレーナー」と設定されるようになり、主人公としては異例とも言える数でゲストとして登場している。

他の主人公については、同じように前作と同じ地方が舞台となる『BW2』にて、前作『BW』の主人が行方不明であることが少し語られる程度。


容姿

容姿

(左:RGBP/第2世代まで、中央:FRLG/第3世代以降、右:SM)

リメイク前後共に赤と青を基調とした配色で、半袖ジャケットに長ズボン、キャップ帽を身に着けている。

作品自体が『MOTHER2』をベースにしている部分がある為、彼のモデルもその主人公ではないかといわれている。

HGSS』以降の作品では基本的に『FRLG』のデザインだが、『ピカブイ』など一部のメディアではリメイク前の衣装が採用されることもある。

身長は『FRLG』時点で約1.4m、『HGSS』時点で約1.6m(食玩シリーズ「ポケモンスケールワールド」より)。


pixivでは『RGBP』版を初代主人公、『FRLG』版をリメイクレッドとして区別する場合がある。


ライバルほどではないが、『赤・緑・青』では公式イラストとゲーム中のドット絵で所々衣装に違いがあった。『ピカチュウ』や『金・銀・クリスタル』では公式イラストに合わせて修正されている。


SM』『USUM』ではやや大人びた姿になっており、よく見ると体形がやや筋肉質になっている。

また、服装でも何かといじられている


本編作品

本編作品

赤・緑・青・ピカチュウ / ファイアレッド・リーフグリーン

(…… ぼくも もう いかなきゃ!)


赤・緑・青・ピカチュウ』では必ず彼が冒険することになる。リメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』では男の子主人公


マサラタウン出身の11歳(『FRLG』では未表記)の少年。

オーキド博士からポケモン図鑑の作成を託され、幼なじみのライバルと共にパートナーとなるポケモンを選んで冒険の旅に出る。

自宅には母親が1人でおり、父親の詳細は不明。

『FRLG』のポケモン図鑑の大きさ比べによると身長は140cm程度の模様である。

これは、発売年である2004年の10歳の男子の平均身長とほぼ同じ。

ポケモンと並んだイラストを描く際は140cmを意識すると設定に忠実になるだろう。


人や物を調べたときに様々な台詞やモノローグがあり、モノマネむすめの家で物真似をされたときには会話をするシーンがある。

それによる一人称は「ぼく」。

サントアンヌ号のボーイに話しかけた際には「無口な方ですね」と言われるが、これは主人公に感情移入できるよう台詞が極力用意されていないことへのメタ的なジョークと思われる。


作中ではポケモンが付いているとはいえ90年代の日本のゲームセンターがモデルの盛り場に出入りし、幽霊まみれの暗い塔に平然と踏み入ったり、険しい山道や真っ暗な洞窟も踏破し、犯罪結社のヤバい大人を相手にしても終始反抗的な態度でいる。これらの活躍からするに少なくとも非常に肝の座った11歳と思われる。

後発の作品と比べても、他者に引っ張られたり因縁ができたりした結果ではなく、自分の意志でよく知りもしない悪の組織に殴り込みをかけるという点で異例。結局のところ、彼がロケット団と激突した明確な理由は判明していない。


歴代主人公第1世代と『ポケモンFRLG』の各バージョンの主人公のみ、トレーナーに勝負を挑まれてもそちらの方を振り向かない。


名前候補一覧

太文字はデフォルトネーム。

2つ目の選択肢はそれぞれ田尻智宮本茂石原恒和が由来。

『FRLG』は名前欄に何も入力しなかった場合に出る自動入力で、ファイアとレッドは『ファイアレッド』のみ、リーフとグリーンは『リーフグリーン』のみで選ばれる。

レッド、サトシ、ジャック
グリーン、シゲル、ジョン
ブルー、ツネカズ、ジャン
ピカチュウイエロー、サトシ、ジャック
ファイアレッド・リーフグリーンファイア、レッド、リーフ、グリーン、カモン、ケイ、ケン、サトシ、サトル、シゲキ、シゲル、ジャック、ジャン、ジョン、タカオ、タカシ、タケヒロ、ツネカズ、テツオ、トオル、ヒトシ、ヒロアキ、ヒロシ、マサオ

金・銀・クリスタルバージョン / ハートゴールド・ソウルシルバー

「…… …… …… 

 …… …… ……」


3年後を舞台とした『金・銀・クリスタルバージョン』および『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、かつてロケット団に立ち向かい組織を壊滅させたトレーナーとしてストーリー中様々な人の口から彼の存在が語られているが、本人の行方は不明。


カントーのジムを制覇した後、シロガネ山にてレッドと戦うことができる(レッドは『GSC』では洞窟内に、『HGSS』では山頂にいる)。彼に勝利することでカントー編クリアとなる。


なお、セリフは「……」のみで一言も喋らない。ただし『HGSS』以降では「!」などが付く形で、ある程度感情が表現されるようになっている。

これは前作の主人公(プレイヤー)の具体的な言及やキャラ付けを避けるための演出と思われるが、以降の作品においても言葉を発さず、結果的にこの描写に端を発して無口なキャラとして描かれるようになっていった。


母親によると、冒険に出て以来一度も連絡がないらしい。

『HGSS』ではレッドに勝利後、主人公が勝った事をなぜかグリーンが知っており、彼とは連絡を取り合っているように思われたが、電話では「どこでどうしてるのかな」とレッドの行方が分からないことを話してくるため、実際のところは不明。


かつて「シロガネ山のレッドは幽霊ではないか」という都市伝説も存在したが、後述の『BW2』では普通にチャンピオンズトーナメントに登場し、『サン・ムーン』でもグリーンと共に参戦しているため、レッド死亡説、幽霊説などは否定されている。

そもそも幽霊説として最も言われた「レッド敗北後に暗転後レッドが消える」という演出についてはプレイヤーが敗北した際の「めのまえがまっくらになった」の再現と考えるのが自然である(プレイヤーが敗北した際は暗転後、基本的に直前に利用したポケモンセンターに強制転移させられる)。


また、この作品でのレッドの印象が強いためか「ポケモンの主人公全般=無口」というイメージを持たれることもあるが、あくまで作中ではプレイヤーとして喋らないだけであり、『XY』以降の主人公ははい・いいえ以外のセリフのような選択肢も増えている。


ブラック2・ホワイト2

「…… ……」


ブラック2・ホワイト2』では、ポケモンワールドトーナメントPWT)のチャンピオンズトーナメントに出場している。


勝負前後のセリフが「……」なのは相変わらずだが、トーナメントが終了すると一言も会話を交わす間もなく忽然と姿を消してしまう

また、PWT内の各地方のジムリーダーに詳しい男もレッドについては「詳しくは知らない」らしい。


実況から呼ばれる二つ名は「リビング レジェンド レッド」。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

「…… …… ……」


サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、バトルツリーのボス「バトルレジェンド」として、カントーからアローラへ招かれた。

やはり一言も喋らず、同じく招かれたグリーンが代弁する形を取っている(グリーン曰く「相変わらず無口」とのこと)。


バトルツリーに初めて訪れたときレッドとグリーンのどちらと戦うか選択する。

ただし、ここまでの道中にいるトレーナーは強敵揃いである上、回復の時間を与えてくれないためバトルツリーに着いたら一旦回復しに戻るなりしないと全滅する恐れがあるため注意。

それが不評だったためか『USUM』ではグリーンが主人公のポケモンを回復した後に勝負に挑める親切設計に改められた。


バトルツリーではシングルおよびマルチの20戦目と各スーパーの50戦目に登場。

最初に勝ったときフシギバナリザードンカメックスのメガストーンを貰える。


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

「……!」

少年は こちらを 見て

身構えた!


『ピカチュウ』のリメイク版『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』においては、同作の男主人公とは別にNPCとして登場。

殿堂入り後、各地に現れるマスタートレーナーズを6人倒すとセキエイ高原ゲート前にて対戦可能。対戦後、再び殿堂入りする事により再戦が可能となる。


手持ちポケモン

手持ちポケモン

金・銀・クリスタルバージョン

彼の手持ちは初代ポケットモンスター四作において、人からもらう(御三家・ピカチュウ・エーフィ(イーブイ))、あるいは必ず遭遇する(カビゴン)ポケモンのみで構成されている。


初代で人からもらう形で入手できるポケモンには他にも化石ポケモンや格闘道場の二匹、ラプラス等がいたが、タイプ被りやどちらか一体しかもらえない等の条件を考慮してか、イーブイを採用した上で『金・銀』で追加されたエーフィに進化させるという形が取られている。ブラッキーではなくエーフィを採用しているのは初代にはまだあくタイプがいなかったことが影響している可能性が高い。また、初代では奇しくもエスパータイプが強豪タイプであったために、後述の通り強豪のレッドに相応しいエスパータイプであるエーフィが選ばれたと考えられる。


高威力技を高めのすばやさから連打してくるピカチュウとエーフィ、高耐久の上ねむるいびきまで搭載しているカビゴン、にほんばれ+ソーラービームを連打しギガドレインや晴れ下こうごうせいで回復までするフシギバナ、フシギバナの遺したにほんばれを活かしてかえんほうしゃで焼いてくるリザードン、あまごい+なみのりふぶきと高火力を叩きつけてくるカメックスと、普通に戦ってもかなり苦戦させられる面子が揃っている。


最たる問題は挑めるようになった直後の適正レベルと彼のポケモンの暴力的なまでのレベル差。順当にいけば60前後がいいところの今作主人公の前にいきなり出てくる81の数字は、前作主人公の肩書が伊達ではないということをこれでもかと見せつけてくる(平均レベル76.6)。

余談だが、まだこの作品には現在の作品では採用されている各ジムリーダーや四天王、チャンピオン達の再戦時における強化パーティーが無い時代である(一部ポケギアに電話番号を登録できる一般トレーナーには再戦及び強化パーティーがあった)。

そして、レッドのポケモン達に次ぐ高さのレベルのポケモンを連れているトレーナーはグリーンの58(ギャラドス、ウインディ、ナッシー)、その次がカツラ(ギャロップ)・ワタル(カイリュー)・およびジョウトクリア後に挑めるライバル(御三家)の50(このうち後者2人は再戦可能)であることも考慮していただくとどれだけ規格外の強さかがわかるであろう。




ハートゴールド・ソウルシルバー

HGSSではエーフィがラプラスに変更され、以降の客演時などもほぼラプラスがデフォルトメンバーとして扱われている。

変更の理由は不明だが、ゲーム進行上必ず入手機会があるラプラスと異なりイーブイは寄り道しないと入手できない、後述のピカチュウの技構成同様アニメを意識した結果であるなど様々な説が囁かれている。


手持ち全体のレベルがGSCから上昇し全員80代に突入、ピカチュウは第三世代で追加された火力を倍加するでんきだまを所持し、更に第四世代の環境に合わせて技構成も大幅に変化している。

GSCでは低威力なわざや変化技なども多々あったが本作ではほぼ全員が高火力技ガン積みのフルアタ仕様、御三家は究極技まで覚えている。

また、戦場となるシロガネやま山頂のデフォルト天候がほぼ常時あられ状態になっており、手持ち中三体があられ時に必中となるふぶきを覚えているというリメイク前同様の天候を活かす戦法も使用する。


ちなみに、本作でのピカチュウの技構成はアニメ版ポケットモンスターダイヤモンド&パール編の時点でのサトシのピカチュウの技構成と同じである(10まんボルトでんこうせっかアイアンテールボルテッカー)。




ブラック2・ホワイト2

HGSSの時の手持ちと同じ。

前述の通りチャンピオン枠。


グリーン同様リーダーポケモンはおらず、先頭はランダム。

ピカチュウ以外の5匹にも持ち物が設定してある。

仕様上敵味方共にレベルが50で固定されるので手持ちに600族などがおらず、各ポケモンのステータスが比較的低めのメンバーばかりとなるため、チャンピオンの中では最も御しやすい。

「でんきだま」故の高火力が恐ろしいピカチュウもレベル50で固定である本作では先手さえ取れれば一撃で倒すことは容易。

最も厄介なのはカメックス。

こだわりスカーフしおふきで全抜きを狙われる為、対策しておこう。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

1回目の手持ちはバトルツリーで始めて会ったときのメンバー。

バトルツリーではピカチュウを除いた5匹がランダムで登場する。


技構成や持ち物はいくつかのパターンがあり、カントー御三家の3匹はメガシンカすることがある。


1回目

  • ピカチュウLv70(SM)Lv74(USUM)
  • ラプラスLv65(SM)LV69(USUM)
  • カビゴンLv65(SM)Lv69(USUM)
  • フシギバナLv66(SM)Lv70(USUM)
  • リザードンLv66(SM)Lv70(USUM)
  • カメックスLv66(SM)Lv70(USUM)

バトルツリー


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

ブルー参戦の影響もあってか、各種メディアミックスで主流のリザードンではなく例のイラストでパートナーに選ばれていたフシギバナがパートナー枠になっている。

従来のパーティーから御三家が抜けた代わりにカイリキーとウインディが入ったが……アレ?この二匹どっかで見たような……?


  • ピカチュウ♂Lv85
  • カイリキー♂Lv85
  • ウインディ♂Lv85
  • カビゴン♂Lv85
  • ラプラス♀Lv85
  • フシギバナ♂→メガフシギバナLv85

ポケモンスタジアム金銀

ジムリーダーのしろカントーの最後の相手として登場。

ジョウト御三家三犬を操る。

うらバージョンでは全員にめざめるパワーを覚えさせており、弱点を補強している。

めざめるパワーが高威力のこおりタイプライコウなど、当時のプレイヤーではまず入手不可能なポケモンも使う。


ジムリーダーの城(おもて)ジムリーダーの城(うら)
メガニウムライコウ
オーダイルエンテイ
バクフーンスイクン
サンダースカイリュー
ハッサムカビゴン
ケンタロスエーフィ

『赤・緑』における主人公の情報

『赤・緑』における主人公の情報

  • 年齢は11歳。(『FRLG』では未表記)
  • マサラタウンに母と住んでいる。(父は不明)
  • グリーンとは幼馴染であり、よく遊んだ仲である。(初代の取説から)
  • 身長や成績などグリーンとほぼ同じである。(初代の取説から)
  • サントアンヌ号のボーイから「むくちな かた ですね」と言われる。
  • トレーナーやモブキャラなどを相手に会話している様子がある。
  • …ぼくも もう いかなきゃ!」「しめしめ!いねむりしているぞ!」「ポチっとな!」「これかえたらバグるかも」「次のページあけちゃおうか?」など、これら以外にもやんちゃな性格を窺わせる台詞が多数存在する。
  • モノマネ娘の物真似によると「やあ こんにちは! きみ ポケモン すきかい ?」「ぼく じゃなくって きみに きいてるんだ けど」「…… えー なんだよ! ヘンな やつ だなあ!」 ~イベント後~やあ! さっきは わざマシン ありがとう!」(FRLG版:やあ! さっきは ありがとう!)「…… なーに?」「ぼくの まね して そんなに たのしい かい?」と、やはり歳相応である様子を窺わせる。

ポケモンマスターズ

ポケモンマスターズ

「……きみと 勝負がしたい!!」


CV:蒼井翔太


他のトレーナーとは違い、「マジコス」版が先に登場した


相変わらず無口で、ボイスも息遣いのみ。他のトレーナーと違い、マジコスなどの実装で声が新録されることもなく、掛け合いも相手側の新録のみで対応されている。

トレーナー技も本人の口調ではなく「勝利への○○」となっている。

彼のバディーズエピソードでも他のトレーナーに喋らせることで解決を図っているほど。


しかし、上のセリフのように、本作では珍しくレッドが喋る場面が存在する

本人曰く「言葉は 不要!」らしい。


本作ではグリーンリーフと3人一緒で旅立ったことになっており、メインストーリーのWPM編ではマジコスを着た3人がラスボスとして立ちはだかる。


マジコスレッド&リザードン

『赤・緑』発売から24周年となる日の翌日、2020年2月28日のフェスでプレイアブル化。

現在はゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)でも入手可能。


『赤・緑』風のベスト・帽子に加え、メガリザードンXを意識した黒+青の意匠が組み込まれている。

★6EXになると、メガリザードンXに合わせた黒いカラーリングが追加される。


汎用性に特化した、ほのおタイプの特殊アタッカー。

攻撃わざは、全体攻撃の「ねっぷう」と、高火力の「ブラストバーン」。パッシブスキル「必中化」「技後技ゲージ増加4」により、命中率と消費ゲージの多さの不安を解消している。

トレーナーわざは、特攻と素早さを3段階ずつ上げる「勝利への確信」と、急所率を2段階上げる「クリティカット+」。それぞれ2回まで使用でき、自己完結が可能。


バディーズわざを発動するとメガリザードンXメガシンカし、終了後に急所率が1段階上がる。「クリティカット+」の代わりに反動を受ける物理わざ「フレアドライブ」が追加され、「勝利への確信」発動時に攻撃も上がるようになる。

アタッカーとしては防御・特防もそこそこあり、「フレアドライブ」との兼ね合いなのかHPがかなり高い。トレーナーわざで防御・特防が下がる点には注意。


マジコスグリーンやマジコスリーフと同様、ゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)で仲間に加えられるが、現在は上位互換的なバディーズが多数追加されて一気にインフレが進んだことで、あまりおすすめはできないバディーズだったが、ボードの追加によるB技の火力強化やB技の急所確定化、EXロール「テクニカル」の追加によるステータスの上昇とメガシンカバディーズ特有のB技火力の低さをある程度補完が出来るようになった事で現環境の炎アタッカーロールの中ではトップクラスのB技火力を誇り、初心者から上級者まで使いやすいバディーズとなっている。


レッド&カビゴン

2周年から半月ほど経った2021年9月16日、ようやく『FRLG』(『HGSS』)の衣装が登場。


リーフによるとレッドが初めてカントーを冒険した時に捕まえたカビゴンらしく、まだ新米トレーナーだったレッドは捕まえるのに苦戦したという裏話もある(なお、リーフもカビゴンに挑戦したが捕まえられなかった模様)。

★6EXになると、青緑と黒を基調としたカビゴンを意識したカラーリングが追加される。


ノーマルタイプのサポートで、全体的に高いHP、防御、特防を持つタンク型。素早さもカビゴンの割に鈍足ということもなく、ゲージ管理はそこまで辛くならない。

攻撃わざは「のしかかり」と「いわくだき」の2つ。

トレーナーわざには味方全体のHPを約20%ずつ回復する「ミニキズぐすりG」と、B技のカウントを減らし、味方1人の急所率を2段階上げつつ、その味方を次回抜群威力上昇状態にする「勝利への戦略」がある。


マジコスダンデに続く、ポケマス史上2組目のダイマックス可能のバディーズ。

こちらはキョダイマックスのすがたになり、

  • 自身のトレーナーわざの回数を回復する「キョダイサイセイ」
  • 味方全員の攻撃力を2段階上げる「ダイナックル」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • バディーズダイマックスわざ後に自身にリジェネ効果を付与する「BD技後回復付帯」
  • 自身のHPが半分以下になるたびに味方全体の防御を1段階上げる「HP半減時防御↑G1」
  • トレーナーわざを使う度に50%で味方全体の特防を1段階上げる「T技後特防アップG4」

がある。


バディストーンボードには、

  • タンク性能をより高める「どく無効」・「妨害状態解除」
  • 攻撃によるサポートを強化する「P技後攻撃アップG3」・「いわくだき:ダウン確率上昇1」・「のしかかり:異常確率上昇1」
  • ダイマックスを強化する「BD技後異常解除G9」・「BD技後防御アップ2」
  • EXバディーズわざと相性のいい「B技後こらえるG」・「B技後BC加速1」

などがあり、様々な型が考えられ、取捨選択を非常に迷うバラエティな構成となっている。


マジコスレッド(アナザー)&ピカチュウ

3周年を記念して、2022年9月1日に「マスターバディーズ」として登場。

さらに新要素の「シンクロわざ」も引っ提げて来た。


ゲームボーイを思わせる白黒を基調とした配色で、所々にピカチュウの尻尾を意識した意匠がある。

★6EXになると、黄色いカラーリングが追加される。


でんきタイプのテクニカルで、メインアタッカー、サブアタッカー、サポーター、デバッファー、妨害を一通りこなせるオールラウンダー。


普段の攻撃わざは1ゲージ消費の「でんきショック」のみだが、「エレキフィールド」で場をエレキフィールドにすると、シンクロわざ「オリジンボルテッカー」が使えるようになる。

使用ゲージは2で、攻撃対象は相手全員、追加効果は「ダメージ軽減貫通」「急所無効貫通」「こらえる貫通」「威力分散無し」「まひ状態の相手の防御・特防ダウン」ととにかく多い。

トレーナーわざ「勝利への前進」は1回しか使えないが、攻撃を一気に6段階上げ、さらに味方全員を回復付帯状態にする。


前述のカビゴンと同様にキョダイマックスが可能で、

  • 相手のバディーズ全員をまひ状態にする「キョダイバンライ」
  • 味方1体を次回ダメージ防御状態にする「ダイウォール」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • エレキフィールド発動中にパワーアップする(時間延長、ゲージ加速、P技後回復)「レッドの闘気」
  • 急所無効状態でない敵に対して、攻撃が必ず急所に当たる「P技B技BD技急所化」
  • ダイマックス技を使用後、バディーズ技のカウントを3つ進める「BD技後BC加速3」

がある。


バディストーンボードには「BD技後EF化」という、その名の通りバディーズダイマックス技後にエレキフィールドにするというものがある。

これは汎用のダイマックスわざ「ダイサンダー」と同じ効果で、事実上「相手全員をまひ状態にするダイサンダー」を使えることになる。

当然「ダイウォール」にもこの効果が追加される。


弱点としては、相手が他のフィールド(グラスフィールド、サイコフィールド等)を展開してくるステージでシンクロ技が封印されやすい点が挙げられる。


さらに2024年の1月にEXロール「フィールド」が追加された事で、初B技後にもエレキフィールドを展開できるようになり、ボードをとっていれば、最低4回のフィールド展開が保証される上、フィールドバディーズの効果で展開されたフィールドは延長効果がついており、これは上記のパッシブの延長効果と合わせて、かなりの長期戦でもきれない長さのフィールドを展開できる。


レッド(ネオ・チャンピオン)&フリーザー

前回のマジコス版実装から一年、4周年を記念してグリーンリーフと共にカントー三鳥の一角、フリーザーを連れてマスターバディーズとして実装。

今回も新要素である星6EX時に特定のアイテムを使用することで既存のロールにもう一つロールを追加できる「EXロール」を引っ提げている。


黒の衣装に所々、フリーザーを意識させる水色の模様が入っている。EX化すると、上記画像のように黒の部分が白になり、水色の部分がより目立つようになる。


氷タイプの特殊アタッカーであり、EXロールを解放するとテクニカルが追加される。これにより、火力1.5倍の全体バディーズ技が放てるようになり、マジコスダイゴ&デオキシス(アタックフォルム)に並ぶバディーズ技の殲滅力を持つようになる。


通常技は3ゲージ消費のふぶきであり、これだけでも火力は申し分ないのだが、後述のパッシブスキルで初攻撃時にこおり抵抗デバフを相手に付与することができるようになり、この抵抗デバフにより、シンクロ技「氷翼のれいとうビーム」が打てるようになる。

使用ゲージは2消費の単体技だが、相手のダメージ軽減、急所無効、こらえるを無効化してダメージが通る上に、相手を確定でこおりにする事ができる。これにより、相手のこおりが溶けてもまたこおりにするなど永久ハメ戦法が可能である。

トレーナー技の「栄光の勝ち筋」はBC1加速に自身の特攻6段階上昇と特殊ブースト2段階上昇と急所バフがないのが心許ないが、後述のパッシブスキルによってその欠点はなくなっている為、ほぼ自己完結型トレーナー技となっている。


パッシブスキルではパーティー全員のバディーズの特殊技火力をアップし、相手からの特殊技ダメージを軽減できるマスターパッシブの「カントーの信念」(カントータグを持つバディーズがいればいるほど効果が強くなる)

命中不安のふぶきの欠点を補う技の必中化と技を当てた際に特殊ブーストを1段階あげ、特殊ブーストの数によってバディーズ技の火力を上げられる「マサラの旅立ち」

初技命中時と初B技命中時のみ相手にこおり抵抗デバフを1段階かけられる「輝き舞う白雪」

特定条件下以外ならば、B技を含めた全ての技を急所に当てられる「P技B技急所化」

を持っている。


バディストーンボードではあられ状態の時に火力などを上げられるものが多くなっている。

少し前に実装されたカイ&グレイシアとはこおり強化フィールドやあられを展開できる+同じ特殊技持ち+特防下げによる火力強化出来る為相性が抜群である。


弱点として、特攻の数値が低めな事と、抵抗デバフが初めて各技を当てた時にしかかからない為、連戦を強いられる名有りトレーナーとのバトルヴィラ戦やゲージでリセットをかけられるレジェンドバトルではシンクロ技を思ったように解禁できない事だが、パッシブスキルによって特殊ブーストを永続的につけれる為、永続的に火力強化が出来る上、通常のふぶきだけでもかなりの火力を持つためあまり苦にはならない。

総合的にアタッカー、デバッファーの2種類の役割を持てるネオ・チャンピオンマリィに次ぐ高火力アタッカーとなっている。


他媒体

他媒体

当時は人間キャラも出ていた4コマ漫画においてもレッドとして登場した。


ポケットモンスター(穴久保幸作)

赤井勇を参照。


アニメ『ポケットモンスター』シリーズ

主人公のサトシはゲーム版の主人公がモデルになっている。ゲーム版主人公は赤いジャケットだが、サトシのジャケットは青。

アニメ放送開始からしばらくは、ゲーム版とアニメ版のキャラが同一視されていたらしく、ゲーム版主人公の公式名がサトシになっていた時期があった。


ポケットモンスターSPECIAL

レッド(ポケスペ)を参照。


電撃!ピカチュウ

サトシとして登場。

当初は帽子のデザインが独自のものだったが、後にアニメのサトシと同じものに変更された。


ポケットモンスター全書

サトシとして登場。

デザイン・流れ共にゲームとほぼ同じ。


ポケモンゲットだぜ!

シュウとして登場。

上記2つ以外の名前が付けられた珍しい作品。


ポケットモンスター THE ORIGIN

レッド(THE_ORIGIN)を参照。


ポケモンジェネレーションズ

「エピソード1:冒険」に「TRAINER」として登場。ソフトは『Red Version(赤)』で、最初のパートナーはフシギダネ

カントーからカロスまでの六地方を巡る、彼のピカチュウの旅がダイジェストで描かれている。

「TRAINER」当人はカントー地方トキワの森、イッシュ地方リゾートデザートの古代の城、カロス地方の終の洞窟の三場面で登場している。また、よく聞くと息遣いが聞こえる(配役は非公表)。

ただし、古代の城の場面は映っている時間が短い上にかなり遠景にいるため初見で気づくのは困難。


ポケモンカード

「レッド」という単体のカードはこれまで一度も発行されていないが、「レッドのピカチュウ」というカードにイラストが描かれている他、2019年以降に発行された「ピカチュウ」のカードの何枚かはキャラクターレア(カードのポケモンに関連の深い人物が一緒に描かれる特別版)としてリメイクレッドや初代レッドのイラストが描かれているものがある。

また、サポーターカードとして「レッドの挑戦」、グリーンとのコラボカードとして「レッド&グリーン」のカードが存在する。

他、カードスリーブデッキケースなどの公式サプライの絵柄としても採用されている。

ポケカ関連におけるアーティストは杉森建ありがひとしなど。


MV「GOTCHA!

『HGSS』におけるヒビキとのシロガネ山での戦いのシーンで登場。

手持ちとしてカメックスリザードンを披露している。

なお、直前に登場した『RGB』時代のグリーンが手持ちにフシギバナを加えていたため、このレッドは各種媒体で初となるカメックスがパートナー枠のレッドだったようだ。

実際バトルシーンではリザードンは後方に控えているだけでカメックスしか戦っていない。


外部出演

外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズ

CV:半場友恵


任天堂の対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に「ポケモントレーナー」として参戦。容姿は『FRLG』のデザイン。

本人は直接戦わず、ゼニガメフシギソウリザードンの3匹の手持ちポケモンを切り替えながら戦う。


詳細はポケモントレーナー(スマブラ)を参照。


二次創作でのレッド

二次創作でのレッド

pixivを中心に広がった二次設定がレッドには存在する。


詳しくはpixivレッドを参照。

(公式準拠の初代レッドについては初代主人公を参照)


具体的には

 (HGSSの絵にもかかわらずレッドだけ初代・GSCの姿で描かれている等)

  • 黒目で外ハネ黒髪な初代レッドが赤目・黒髪ストレートで描かれている

こういった特徴を持つレッドが多く見られるが、勿論これらは二次設定であり公式ではない。

二次設定であると自覚し、特に前者は「pixivレッド」タグを付けることが推奨されている。


関連イラスト

関連イラスト

「レッド」と一括りに言っても、投稿者の作品によってどのレッドかは異なる。

ポケモン(特にピカチュウ)やグリーン等と描かれているものが多い。


赤・緑・青・ピカチュウ版(初代主人公


ファイアレッド・リーフグリーン版(リメイクレッド


THE ORIGIN版(レッド(THE_ORIGIN)


サン・ムーンウルトラサン・ウルトラムーン

※一緒に登場しているためか、グリーンと描かれている事が多い。


ポケモンマスターズ


関連タグ

関連タグ



シリーズ別の表記ゆれ


関連があるキャラ


他のキャラとの組み合わせ・集合タグ

概要

概要

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。

第1作『赤・緑・青・ピカチュウ』の主人公として初登場。バージョンによってデフォルトネームが異なるが、各種メディアミックスでこの名前が広く使われたことから定着し、ゲーム本編でも続編の『金・銀・クリスタルバージョン』で正式に採用された。


後述の『GSC』での扱いがきっかけとなったのか、歴代主人公の中で明確に「チャンピオンよりも強いトレーナー」と設定されるようになり、主人公としては異例とも言える数でゲストとして登場している。

他の主人公については、同じように前作と同じ地方が舞台となる『BW2』にて、前作『BW』の主人が行方不明であることが少し語られる程度。


容姿

容姿

(左:RGBP/第2世代まで、中央:FRLG/第3世代以降、右:SM)

リメイク前後共に赤と青を基調とした配色で、半袖ジャケットに長ズボン、キャップ帽を身に着けている。

作品自体が『MOTHER2』をベースにしている部分がある為、彼のモデルもその主人公ではないかといわれている。

HGSS』以降の作品では基本的に『FRLG』のデザインだが、『ピカブイ』など一部のメディアではリメイク前の衣装が採用されることもある。

身長は『FRLG』時点で約1.4m、『HGSS』時点で約1.6m(食玩シリーズ「ポケモンスケールワールド」より)。


pixivでは『RGBP』版を初代主人公、『FRLG』版をリメイクレッドとして区別する場合がある。


ライバルほどではないが、『赤・緑・青』では公式イラストとゲーム中のドット絵で所々衣装に違いがあった。『ピカチュウ』や『金・銀・クリスタル』では公式イラストに合わせて修正されている。


SM』『USUM』ではやや大人びた姿になっており、よく見ると体形がやや筋肉質になっている。

また、服装でも何かといじられている


本編作品

本編作品

赤・緑・青・ピカチュウ / ファイアレッド・リーフグリーン

(…… ぼくも もう いかなきゃ!)


赤・緑・青・ピカチュウ』では必ず彼が冒険することになる。リメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』では男の子主人公


マサラタウン出身の11歳(『FRLG』では未表記)の少年。

オーキド博士からポケモン図鑑の作成を託され、幼なじみのライバルと共にパートナーとなるポケモンを選んで冒険の旅に出る。

自宅には母親が1人でおり、父親の詳細は不明。

『FRLG』のポケモン図鑑の大きさ比べによると身長は140cm程度の模様である。

これは、発売年である2004年の10歳の男子の平均身長とほぼ同じ。

ポケモンと並んだイラストを描く際は140cmを意識すると設定に忠実になるだろう。


人や物を調べたときに様々な台詞やモノローグがあり、モノマネむすめの家で物真似をされたときには会話をするシーンがある。

それによる一人称は「ぼく」。

サントアンヌ号のボーイに話しかけた際には「無口な方ですね」と言われるが、これは主人公に感情移入できるよう台詞が極力用意されていないことへのメタ的なジョークと思われる。


作中ではポケモンが付いているとはいえ90年代の日本のゲームセンターがモデルの盛り場に出入りし、幽霊まみれの暗い塔に平然と踏み入ったり、険しい山道や真っ暗な洞窟も踏破し、犯罪結社のヤバい大人を相手にしても終始反抗的な態度でいる。これらの活躍からするに少なくとも非常に肝の座った11歳と思われる。

後発の作品と比べても、他者に引っ張られたり因縁ができたりした結果ではなく、自分の意志でよく知りもしない悪の組織に殴り込みをかけるという点で異例。結局のところ、彼がロケット団と激突した明確な理由は判明していない。


歴代主人公第1世代と『ポケモンFRLG』の各バージョンの主人公のみ、トレーナーに勝負を挑まれてもそちらの方を振り向かない。


名前候補一覧

太文字はデフォルトネーム。

2つ目の選択肢はそれぞれ田尻智宮本茂石原恒和が由来。

『FRLG』は名前欄に何も入力しなかった場合に出る自動入力で、ファイアとレッドは『ファイアレッド』のみ、リーフとグリーンは『リーフグリーン』のみで選ばれる。

レッド、サトシ、ジャック
グリーン、シゲル、ジョン
ブルー、ツネカズ、ジャン
ピカチュウイエロー、サトシ、ジャック
ファイアレッド・リーフグリーンファイア、レッド、リーフ、グリーン、カモン、ケイ、ケン、サトシ、サトル、シゲキ、シゲル、ジャック、ジャン、ジョン、タカオ、タカシ、タケヒロ、ツネカズ、テツオ、トオル、ヒトシ、ヒロアキ、ヒロシ、マサオ

金・銀・クリスタルバージョン / ハートゴールド・ソウルシルバー

「…… …… …… 

 …… …… ……」


3年後を舞台とした『金・銀・クリスタルバージョン』および『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、かつてロケット団に立ち向かい組織を壊滅させたトレーナーとしてストーリー中様々な人の口から彼の存在が語られているが、本人の行方は不明。


カントーのジムを制覇した後、シロガネ山にてレッドと戦うことができる(レッドは『GSC』では洞窟内に、『HGSS』では山頂にいる)。彼に勝利することでカントー編クリアとなる。


なお、セリフは「……」のみで一言も喋らない。ただし『HGSS』以降では「!」などが付く形で、ある程度感情が表現されるようになっている。

これは前作の主人公(プレイヤー)の具体的な言及やキャラ付けを避けるための演出と思われるが、以降の作品においても言葉を発さず、結果的にこの描写に端を発して無口なキャラとして描かれるようになっていった。


母親によると、冒険に出て以来一度も連絡がないらしい。

『HGSS』ではレッドに勝利後、主人公が勝った事をなぜかグリーンが知っており、彼とは連絡を取り合っているように思われたが、電話では「どこでどうしてるのかな」とレッドの行方が分からないことを話してくるため、実際のところは不明。


かつて「シロガネ山のレッドは幽霊ではないか」という都市伝説も存在したが、後述の『BW2』では普通にチャンピオンズトーナメントに登場し、『サン・ムーン』でもグリーンと共に参戦しているため、レッド死亡説、幽霊説などは否定されている。

そもそも幽霊説として最も言われた「レッド敗北後に暗転後レッドが消える」という演出についてはプレイヤーが敗北した際の「めのまえがまっくらになった」の再現と考えるのが自然である(プレイヤーが敗北した際は暗転後、基本的に直前に利用したポケモンセンターに強制転移させられる)。


また、この作品でのレッドの印象が強いためか「ポケモンの主人公全般=無口」というイメージを持たれることもあるが、あくまで作中ではプレイヤーとして喋らないだけであり、『XY』以降の主人公ははい・いいえ以外のセリフのような選択肢も増えている。


ブラック2・ホワイト2

「…… ……」


ブラック2・ホワイト2』では、ポケモンワールドトーナメントPWT)のチャンピオンズトーナメントに出場している。


勝負前後のセリフが「……」なのは相変わらずだが、トーナメントが終了すると一言も会話を交わす間もなく忽然と姿を消してしまう

また、PWT内の各地方のジムリーダーに詳しい男もレッドについては「詳しくは知らない」らしい。


実況から呼ばれる二つ名は「リビング レジェンド レッド」。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

「…… …… ……」


サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、バトルツリーのボス「バトルレジェンド」として、カントーからアローラへ招かれた。

やはり一言も喋らず、同じく招かれたグリーンが代弁する形を取っている(グリーン曰く「相変わらず無口」とのこと)。


バトルツリーに初めて訪れたときレッドとグリーンのどちらと戦うか選択する。

ただし、ここまでの道中にいるトレーナーは強敵揃いである上、回復の時間を与えてくれないためバトルツリーに着いたら一旦回復しに戻るなりしないと全滅する恐れがあるため注意。

それが不評だったためか『USUM』ではグリーンが主人公のポケモンを回復した後に勝負に挑める親切設計に改められた。


バトルツリーではシングルおよびマルチの20戦目と各スーパーの50戦目に登場。

最初に勝ったときフシギバナリザードンカメックスのメガストーンを貰える。


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

「……!」

少年は こちらを 見て

身構えた!


『ピカチュウ』のリメイク版『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』においては、同作の男主人公とは別にNPCとして登場。

殿堂入り後、各地に現れるマスタートレーナーズを6人倒すとセキエイ高原ゲート前にて対戦可能。対戦後、再び殿堂入りする事により再戦が可能となる。


手持ちポケモン

手持ちポケモン

金・銀・クリスタルバージョン

彼の手持ちは初代ポケットモンスター四作において、人からもらう(御三家・ピカチュウ・エーフィ(イーブイ))、あるいは必ず遭遇する(カビゴン)ポケモンのみで構成されている。


初代で人からもらう形で入手できるポケモンには他にも化石ポケモンや格闘道場の二匹、ラプラス等がいたが、タイプ被りやどちらか一体しかもらえない等の条件を考慮してか、イーブイを採用した上で『金・銀』で追加されたエーフィに進化させるという形が取られている。ブラッキーではなくエーフィを採用しているのは初代にはまだあくタイプがいなかったことが影響している可能性が高い。また、初代では奇しくもエスパータイプが強豪タイプであったために、後述の通り強豪のレッドに相応しいエスパータイプであるエーフィが選ばれたと考えられる。


高威力技を高めのすばやさから連打してくるピカチュウとエーフィ、高耐久の上ねむるいびきまで搭載しているカビゴン、にほんばれ+ソーラービームを連打しギガドレインや晴れ下こうごうせいで回復までするフシギバナ、フシギバナの遺したにほんばれを活かしてかえんほうしゃで焼いてくるリザードン、あまごい+なみのりふぶきと高火力を叩きつけてくるカメックスと、普通に戦ってもかなり苦戦させられる面子が揃っている。


最たる問題は挑めるようになった直後の適正レベルと彼のポケモンの暴力的なまでのレベル差。順当にいけば60前後がいいところの今作主人公の前にいきなり出てくる81の数字は、前作主人公の肩書が伊達ではないということをこれでもかと見せつけてくる(平均レベル76.6)。

余談だが、まだこの作品には現在の作品では採用されている各ジムリーダーや四天王、チャンピオン達の再戦時における強化パーティーが無い時代である(一部ポケギアに電話番号を登録できる一般トレーナーには再戦及び強化パーティーがあった)。

そして、レッドのポケモン達に次ぐ高さのレベルのポケモンを連れているトレーナーはグリーンの58(ギャラドス、ウインディ、ナッシー)、その次がカツラ(ギャロップ)・ワタル(カイリュー)・およびジョウトクリア後に挑めるライバル(御三家)の50(このうち後者2人は再戦可能)であることも考慮していただくとどれだけ規格外の強さかがわかるであろう。




ハートゴールド・ソウルシルバー

HGSSではエーフィがラプラスに変更され、以降の客演時などもほぼラプラスがデフォルトメンバーとして扱われている。

変更の理由は不明だが、ゲーム進行上必ず入手機会があるラプラスと異なりイーブイは寄り道しないと入手できない、後述のピカチュウの技構成同様アニメを意識した結果であるなど様々な説が囁かれている。


手持ち全体のレベルがGSCから上昇し全員80代に突入、ピカチュウは第三世代で追加された火力を倍加するでんきだまを所持し、更に第四世代の環境に合わせて技構成も大幅に変化している。

GSCでは低威力なわざや変化技なども多々あったが本作ではほぼ全員が高火力技ガン積みのフルアタ仕様、御三家は究極技まで覚えている。

また、戦場となるシロガネやま山頂のデフォルト天候がほぼ常時あられ状態になっており、手持ち中三体があられ時に必中となるふぶきを覚えているというリメイク前同様の天候を活かす戦法も使用する。


ちなみに、本作でのピカチュウの技構成はアニメ版ポケットモンスターダイヤモンド&パール編の時点でのサトシのピカチュウの技構成と同じである(10まんボルトでんこうせっかアイアンテールボルテッカー)。




ブラック2・ホワイト2

HGSSの時の手持ちと同じ。

前述の通りチャンピオン枠。


グリーン同様リーダーポケモンはおらず、先頭はランダム。

ピカチュウ以外の5匹にも持ち物が設定してある。

仕様上敵味方共にレベルが50で固定されるので手持ちに600族などがおらず、各ポケモンのステータスが比較的低めのメンバーばかりとなるため、チャンピオンの中では最も御しやすい。

「でんきだま」故の高火力が恐ろしいピカチュウもレベル50で固定である本作では先手さえ取れれば一撃で倒すことは容易。

最も厄介なのはカメックス。

こだわりスカーフしおふきで全抜きを狙われる為、対策しておこう。


サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン

1回目の手持ちはバトルツリーで始めて会ったときのメンバー。

バトルツリーではピカチュウを除いた5匹がランダムで登場する。


技構成や持ち物はいくつかのパターンがあり、カントー御三家の3匹はメガシンカすることがある。


1回目

  • ピカチュウLv70(SM)Lv74(USUM)
  • ラプラスLv65(SM)LV69(USUM)
  • カビゴンLv65(SM)Lv69(USUM)
  • フシギバナLv66(SM)Lv70(USUM)
  • リザードンLv66(SM)Lv70(USUM)
  • カメックスLv66(SM)Lv70(USUM)

バトルツリー


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

ブルー参戦の影響もあってか、各種メディアミックスで主流のリザードンではなく例のイラストでパートナーに選ばれていたフシギバナがパートナー枠になっている。

従来のパーティーから御三家が抜けた代わりにカイリキーとウインディが入ったが……アレ?この二匹どっかで見たような……?


  • ピカチュウ♂Lv85
  • カイリキー♂Lv85
  • ウインディ♂Lv85
  • カビゴン♂Lv85
  • ラプラス♀Lv85
  • フシギバナ♂→メガフシギバナLv85

ポケモンスタジアム金銀

ジムリーダーのしろカントーの最後の相手として登場。

ジョウト御三家三犬を操る。

うらバージョンでは全員にめざめるパワーを覚えさせており、弱点を補強している。

めざめるパワーが高威力のこおりタイプライコウなど、当時のプレイヤーではまず入手不可能なポケモンも使う。


ジムリーダーの城(おもて)ジムリーダーの城(うら)
メガニウムライコウ
オーダイルエンテイ
バクフーンスイクン
サンダースカイリュー
ハッサムカビゴン
ケンタロスエーフィ

『赤・緑』における主人公の情報

『赤・緑』における主人公の情報

  • 年齢は11歳。(『FRLG』では未表記)
  • マサラタウンに母と住んでいる。(父は不明)
  • グリーンとは幼馴染であり、よく遊んだ仲である。(初代の取説から)
  • 身長や成績などグリーンとほぼ同じである。(初代の取説から)
  • サントアンヌ号のボーイから「むくちな かた ですね」と言われる。
  • トレーナーやモブキャラなどを相手に会話している様子がある。
  • …ぼくも もう いかなきゃ!」「しめしめ!いねむりしているぞ!」「ポチっとな!」「これかえたらバグるかも」「次のページあけちゃおうか?」など、これら以外にもやんちゃな性格を窺わせる台詞が多数存在する。
  • モノマネ娘の物真似によると「やあ こんにちは! きみ ポケモン すきかい ?」「ぼく じゃなくって きみに きいてるんだ けど」「…… えー なんだよ! ヘンな やつ だなあ!」 ~イベント後~やあ! さっきは わざマシン ありがとう!」(FRLG版:やあ! さっきは ありがとう!)「…… なーに?」「ぼくの まね して そんなに たのしい かい?」と、やはり歳相応である様子を窺わせる。

ポケモンマスターズ

ポケモンマスターズ

「……きみと 勝負がしたい!!」


CV:蒼井翔太


他のトレーナーとは違い、「マジコス」版が先に登場した


相変わらず無口で、ボイスも息遣いのみ。他のトレーナーと違い、マジコスなどの実装で声が新録されることもなく、掛け合いも相手側の新録のみで対応されている。

トレーナー技も本人の口調ではなく「勝利への○○」となっている。

彼のバディーズエピソードでも他のトレーナーに喋らせることで解決を図っているほど。


しかし、上のセリフのように、本作では珍しくレッドが喋る場面が存在する

本人曰く「言葉は 不要!」らしい。


本作ではグリーンリーフと3人一緒で旅立ったことになっており、メインストーリーのWPM編ではマジコスを着た3人がラスボスとして立ちはだかる。


マジコスレッド&リザードン

『赤・緑』発売から24周年となる日の翌日、2020年2月28日のフェスでプレイアブル化。

現在はゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)でも入手可能。


『赤・緑』風のベスト・帽子に加え、メガリザードンXを意識した黒+青の意匠が組み込まれている。

★6EXになると、メガリザードンXに合わせた黒いカラーリングが追加される。


汎用性に特化した、ほのおタイプの特殊アタッカー。

攻撃わざは、全体攻撃の「ねっぷう」と、高火力の「ブラストバーン」。パッシブスキル「必中化」「技後技ゲージ増加4」により、命中率と消費ゲージの多さの不安を解消している。

トレーナーわざは、特攻と素早さを3段階ずつ上げる「勝利への確信」と、急所率を2段階上げる「クリティカット+」。それぞれ2回まで使用でき、自己完結が可能。


バディーズわざを発動するとメガリザードンXメガシンカし、終了後に急所率が1段階上がる。「クリティカット+」の代わりに反動を受ける物理わざ「フレアドライブ」が追加され、「勝利への確信」発動時に攻撃も上がるようになる。

アタッカーとしては防御・特防もそこそこあり、「フレアドライブ」との兼ね合いなのかHPがかなり高い。トレーナーわざで防御・特防が下がる点には注意。


マジコスグリーンやマジコスリーフと同様、ゲーム開始から72時間限定で回せるフェスや、チュートリアル「チャンピオンロード」のクリア報酬(三者一択)で仲間に加えられるが、現在は上位互換的なバディーズが多数追加されて一気にインフレが進んだことで、あまりおすすめはできないバディーズだったが、ボードの追加によるB技の火力強化やB技の急所確定化、EXロール「テクニカル」の追加によるステータスの上昇とメガシンカバディーズ特有のB技火力の低さをある程度補完が出来るようになった事で現環境の炎アタッカーロールの中ではトップクラスのB技火力を誇り、初心者から上級者まで使いやすいバディーズとなっている。


レッド&カビゴン

2周年から半月ほど経った2021年9月16日、ようやく『FRLG』(『HGSS』)の衣装が登場。


リーフによるとレッドが初めてカントーを冒険した時に捕まえたカビゴンらしく、まだ新米トレーナーだったレッドは捕まえるのに苦戦したという裏話もある(なお、リーフもカビゴンに挑戦したが捕まえられなかった模様)。

★6EXになると、青緑と黒を基調としたカビゴンを意識したカラーリングが追加される。


ノーマルタイプのサポートで、全体的に高いHP、防御、特防を持つタンク型。素早さもカビゴンの割に鈍足ということもなく、ゲージ管理はそこまで辛くならない。

攻撃わざは「のしかかり」と「いわくだき」の2つ。

トレーナーわざには味方全体のHPを約20%ずつ回復する「ミニキズぐすりG」と、B技のカウントを減らし、味方1人の急所率を2段階上げつつ、その味方を次回抜群威力上昇状態にする「勝利への戦略」がある。


マジコスダンデに続く、ポケマス史上2組目のダイマックス可能のバディーズ。

こちらはキョダイマックスのすがたになり、

  • 自身のトレーナーわざの回数を回復する「キョダイサイセイ」
  • 味方全員の攻撃力を2段階上げる「ダイナックル」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • バディーズダイマックスわざ後に自身にリジェネ効果を付与する「BD技後回復付帯」
  • 自身のHPが半分以下になるたびに味方全体の防御を1段階上げる「HP半減時防御↑G1」
  • トレーナーわざを使う度に50%で味方全体の特防を1段階上げる「T技後特防アップG4」

がある。


バディストーンボードには、

  • タンク性能をより高める「どく無効」・「妨害状態解除」
  • 攻撃によるサポートを強化する「P技後攻撃アップG3」・「いわくだき:ダウン確率上昇1」・「のしかかり:異常確率上昇1」
  • ダイマックスを強化する「BD技後異常解除G9」・「BD技後防御アップ2」
  • EXバディーズわざと相性のいい「B技後こらえるG」・「B技後BC加速1」

などがあり、様々な型が考えられ、取捨選択を非常に迷うバラエティな構成となっている。


マジコスレッド(アナザー)&ピカチュウ

3周年を記念して、2022年9月1日に「マスターバディーズ」として登場。

さらに新要素の「シンクロわざ」も引っ提げて来た。


ゲームボーイを思わせる白黒を基調とした配色で、所々にピカチュウの尻尾を意識した意匠がある。

★6EXになると、黄色いカラーリングが追加される。


でんきタイプのテクニカルで、メインアタッカー、サブアタッカー、サポーター、デバッファー、妨害を一通りこなせるオールラウンダー。


普段の攻撃わざは1ゲージ消費の「でんきショック」のみだが、「エレキフィールド」で場をエレキフィールドにすると、シンクロわざ「オリジンボルテッカー」が使えるようになる。

使用ゲージは2で、攻撃対象は相手全員、追加効果は「ダメージ軽減貫通」「急所無効貫通」「こらえる貫通」「威力分散無し」「まひ状態の相手の防御・特防ダウン」ととにかく多い。

トレーナーわざ「勝利への前進」は1回しか使えないが、攻撃を一気に6段階上げ、さらに味方全員を回復付帯状態にする。


前述のカビゴンと同様にキョダイマックスが可能で、

  • 相手のバディーズ全員をまひ状態にする「キョダイバンライ」
  • 味方1体を次回ダメージ防御状態にする「ダイウォール」

のどちらかを、バトル中1回いつでも発動できる。


パッシブスキルには、

  • エレキフィールド発動中にパワーアップする(時間延長、ゲージ加速、P技後回復)「レッドの闘気」
  • 急所無効状態でない敵に対して、攻撃が必ず急所に当たる「P技B技BD技急所化」
  • ダイマックス技を使用後、バディーズ技のカウントを3つ進める「BD技後BC加速3」

がある。


バディストーンボードには「BD技後EF化」という、その名の通りバディーズダイマックス技後にエレキフィールドにするというものがある。

これは汎用のダイマックスわざ「ダイサンダー」と同じ効果で、事実上「相手全員をまひ状態にするダイサンダー」を使えることになる。

当然「ダイウォール」にもこの効果が追加される。


弱点としては、相手が他のフィールド(グラスフィールド、サイコフィールド等)を展開してくるステージでシンクロ技が封印されやすい点が挙げられる。


さらに2024年の1月にEXロール「フィールド」が追加された事で、初B技後にもエレキフィールドを展開できるようになり、ボードをとっていれば、最低4回のフィールド展開が保証される上、フィールドバディーズの効果で展開されたフィールドは延長効果がついており、これは上記のパッシブの延長効果と合わせて、かなりの長期戦でもきれない長さのフィールドを展開できる。


レッド(ネオ・チャンピオン)&フリーザー

前回のマジコス版実装から一年、4周年を記念してグリーンリーフと共にカントー三鳥の一角、フリーザーを連れてマスターバディーズとして実装。

今回も新要素である星6EX時に特定のアイテムを使用することで既存のロールにもう一つロールを追加できる「EXロール」を引っ提げている。


黒の衣装に所々、フリーザーを意識させる水色の模様が入っている。EX化すると、上記画像のように黒の部分が白になり、水色の部分がより目立つようになる。


氷タイプの特殊アタッカーであり、EXロールを解放するとテクニカルが追加される。これにより、火力1.5倍の全体バディーズ技が放てるようになり、マジコスダイゴ&デオキシス(アタックフォルム)に並ぶバディーズ技の殲滅力を持つようになる。


通常技は3ゲージ消費のふぶきであり、これだけでも火力は申し分ないのだが、後述のパッシブスキルで初攻撃時にこおり抵抗デバフを相手に付与することができるようになり、この抵抗デバフにより、シンクロ技「氷翼のれいとうビーム」が打てるようになる。

使用ゲージは2消費の単体技だが、相手のダメージ軽減、急所無効、こらえるを無効化してダメージが通る上に、相手を確定でこおりにする事ができる。これにより、相手のこおりが溶けてもまたこおりにするなど永久ハメ戦法が可能である。

トレーナー技の「栄光の勝ち筋」はBC1加速に自身の特攻6段階上昇と特殊ブースト2段階上昇と急所バフがないのが心許ないが、後述のパッシブスキルによってその欠点はなくなっている為、ほぼ自己完結型トレーナー技となっている。


パッシブスキルではパーティー全員のバディーズの特殊技火力をアップし、相手からの特殊技ダメージを軽減できるマスターパッシブの「カントーの信念」(カントータグを持つバディーズがいればいるほど効果が強くなる)

命中不安のふぶきの欠点を補う技の必中化と技を当てた際に特殊ブーストを1段階あげ、特殊ブーストの数によってバディーズ技の火力を上げられる「マサラの旅立ち」

初技命中時と初B技命中時のみ相手にこおり抵抗デバフを1段階かけられる「輝き舞う白雪」

特定条件下以外ならば、B技を含めた全ての技を急所に当てられる「P技B技急所化」

を持っている。


バディストーンボードではあられ状態の時に火力などを上げられるものが多くなっている。

少し前に実装されたカイ&グレイシアとはこおり強化フィールドやあられを展開できる+同じ特殊技持ち+特防下げによる火力強化出来る為相性が抜群である。


弱点として、特攻の数値が低めな事と、抵抗デバフが初めて各技を当てた時にしかかからない為、連戦を強いられる名有りトレーナーとのバトルヴィラ戦やゲージでリセットをかけられるレジェンドバトルではシンクロ技を思ったように解禁できない事だが、パッシブスキルによって特殊ブーストを永続的につけれる為、永続的に火力強化が出来る上、通常のふぶきだけでもかなりの火力を持つためあまり苦にはならない。

総合的にアタッカー、デバッファーの2種類の役割を持てるネオ・チャンピオンマリィに次ぐ高火力アタッカーとなっている。


他媒体

他媒体

当時は人間キャラも出ていた4コマ漫画においてもレッドとして登場した。


アニメ『ポケットモンスター』シリーズ

主人公のサトシはゲーム版の主人公がモデルになっている。ゲーム版主人公は赤いジャケットだが、サトシのジャケットは青。

アニメ放送開始からしばらくは、ゲーム版とアニメ版のキャラが同一視されていたらしく、ゲーム版主人公の公式名がサトシになっていた時期があった。


電撃!ピカチュウ

サトシとして登場。

当初は帽子のデザインが独自のものだったが、後にアニメのサトシと同じものに変更された。


ポケットモンスター全書

サトシとして登場。

デザイン・流れ共にゲームとほぼ同じ。


ポケモンゲットだぜ!

シュウとして登場。

上記2つ以外の名前が付けられた珍しい作品。


ポケモンジェネレーションズ

「エピソード1:冒険」に「TRAINER」として登場。ソフトは『Red Version(赤)』で、最初のパートナーはフシギダネ

カントーからカロスまでの六地方を巡る、彼のピカチュウの旅がダイジェストで描かれている。

「TRAINER」当人はカントー地方トキワの森、イッシュ地方リゾートデザートの古代の城、カロス地方の終の洞窟の三場面で登場している。また、よく聞くと息遣いが聞こえる(配役は非公表)。

ただし、古代の城の場面は映っている時間が短い上にかなり遠景にいるため初見で気づくのは困難。


ポケモンカード

「レッド」という単体のカードはこれまで一度も発行されていないが、「レッドのピカチュウ」というカードにイラストが描かれている他、2019年以降に発行された「ピカチュウ」のカードの何枚かはキャラクターレア(カードのポケモンに関連の深い人物が一緒に描かれる特別版)としてリメイクレッドや初代レッドのイラストが描かれているものがある。

また、サポーターカードとして「レッドの挑戦」、グリーンとのコラボカードとして「レッド&グリーン」のカードが存在する。

他、カードスリーブデッキケースなどの公式サプライの絵柄としても採用されている。

ポケカ関連におけるアーティストは杉森建ありがひとしなど。


MV「GOTCHA!

『HGSS』におけるヒビキとのシロガネ山での戦いのシーンで登場。

手持ちとしてカメックスリザードンを披露している。

なお、直前に登場した『RGB』時代のグリーンが手持ちにフシギバナを加えていたため、このレッドは各種媒体で初となるカメックスがパートナー枠のレッドだったようだ。

実際バトルシーンではリザードンは後方に控えているだけでカメックスしか戦っていない。


外部出演

外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズ

CV:半場友恵


任天堂の対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に「ポケモントレーナー」として参戦。容姿は『FRLG』のデザイン。

本人は直接戦わず、ゼニガメフシギソウリザードンの3匹の手持ちポケモンを切り替えながら戦う。


詳細はポケモントレーナー(スマブラ)を参照。


二次創作でのレッド

二次創作でのレッド

pixivを中心に広がった二次設定がレッドには存在する。


詳しくはpixivレッドを参照。

(公式準拠の初代レッドについては初代主人公を参照)


具体的には

 (HGSSの絵にもかかわらずレッドだけ初代・GSCの姿で描かれている等)

  • 黒目で外ハネ黒髪な初代レッドが赤目・黒髪ストレートで描かれている

こういった特徴を持つレッドが多く見られるが、勿論これらは二次設定であり公式ではない。

二次設定であると自覚し、特に前者は「pixivレッド」タグを付けることが推奨されている。


関連イラスト

関連イラスト

「レッド」と一括りに言っても、投稿者の作品によってどのレッドかは異なる。

ポケモン(特にピカチュウ)やグリーン等と描かれているものが多い。


関連タグ

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