数年前に自分が考えたシンガーポールの都市開発計画をプレゼンしたことから始まった。富豪のジョンハン･チェンを中心に、シンガーポール経済界の重鎮達に発表したが、住処を追われる人たちが出ると言う理由で却下。さらにはジョンハンの口から「君は若いな。もう少し勉強してから出直す事だ」と言われ、重鎮達からも嘲笑されてレオンのプライドが傷つけられて強い屈辱を受けた。そこで海賊を使ってシンガーポールを破壊して作り直そうと計画する。

その為にまずは、海賊のユージーン・リムに紺青の拳を条件に雇おうとしたが、ジョンハンが先に引き上げてチャンピオンベルトにはめこみ空手トーナメントの優勝賞品にした。なのでボディーガードで警備主任のヘッズリ・ジャマルッディンを出場させたが、一番の脅威となる京極の存在で彼のスポンサーのシェリリン・タンを殺害。

しかしそこにもう1人の黒幕が仕組んだキッドのカードが発見し、彼の計画が歪みだす。さらに秘書のレイチェル・チェオングが、今までの罪悪感から小五郎に全てを打ち明けようとしたので、口封じのために彼女も殺害して罪をキッドに擦り付けた。

じつは5年前に窃盗の容疑を受けた中富禮次郎を助けたが、本当は恩を売って海賊たちの為にタンカーを手に入れる事だった。

目論見が全てがうまくいくと思われたが、黒幕に裏で操られてたことを知り、さらに京極と戦えなかったヘッズリに裏切られて、ユージーン達も黒幕に雇われてたと知り孤立する。

そしてボロボロになりながらもキッドから目当ての宝石じゃないと紺青の拳は返却されたが、最後は逮捕された。

おそらく行った犯罪のスケールの大きさは「沈黙の15分」の犯人・山尾渓介と同程度かそれ以上かもしれない（ただし、こちらは動機と行動がレオン以上に全く釣り合っておらず、のちに放送されたアニメオリジナルエピソード『モノレール狙撃事件』に登場した犯人の行動を派手にした感じに近い）。

なお、レオン役の山崎氏の所属事務所からは通算で4人目のゲスト出演となったが、山崎氏を含め4人中3人が犯人役、1人黒の組織関係者を演じており、他事務所のゲスト声優と比較すると優遇されている。