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ヤルキモノ

やるきもの

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0288
ホウエン図鑑No.037
イッシュ図鑑No.277
パルデア図鑑No.079
ローマ字表記Yarukimono
ぶんるいあばれザルポケモン
タイプノーマル
たかさ1.4m
おもさ46.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいやるき
おとしものナマケロのけ
タマゴグループりくじょう

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語ヤルキモノやる気+ナマケモノ
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポーランド語Vigorothvigor(活気、やる気)+sloth(ナマケモノ)
ドイツ語Muntier
韓国語발바로발발거리다(きびきび動く)
中国語过动猿

進化

ナマケロヤルキモノ(Lv.18)→ケッキング(Lv.36)

287 289 図鑑の続きです。


概要

初登場は第3世代。ナマケロの進化形。

性質も外見の雰囲気も進化前とはガラリと変わるため、初見ではこの姿が最終形態だと思われがちだが、これでも中間進化である。

なまけ者→やる気者、ということか?


進化前とは一転、とにかく動き回らないとストレスがたまっておかしくなるという真逆の性質を持ったポケモンと化した。

その落ち着きのなさは1分も座っていることができず、眠ろうにも体中の血が滾ってしまうため、一日中森を駆けずり回ってクールダウンしなければならない程らしい。

また、常に暴れているので当然すぐ腹が減るが、食事中さえじっとしていられない……というあまりにも不便な体質をしている。

ちなみに心臓も人間の10倍の速度で鼓動しているとのこと。ものすごい速さで寿命が来そうである。


しかし、そこまで暴れまわったヤルキモノはケッキングという世界一ぐうたらなポケモンに堕落してしまうのであった……


ゲームでの特徴

初登場の第3世代ではナマケロを進化させる以外の入手方法はない

……のだが、いかんせんナマケロの出現率が低いため入手には一苦労。


HGSS・BW2・SVでは野生個体も確認できる。

特にSVではナマケロが基本的に木の上にしか生息しておらず探すのが大変なので、ヤルキモノを直に捕まえる事も多くなるだろう。


名有りトレーナーでは第3世代でセンリが進化後と共に使用する。

またエメラルドの冒頭のシーンではRSのゴーリキーに代わり引越し屋のポケモンとして登場。

設定ミスにより鳴き声がゴーリキーのものになっている。

ケッキングに進化してしまうと仕事にならなくなるのが欠点らしい。


性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
808080555590440

進化前および進化後と違って、特性は「やるき」。

特にケッキングと違い特性によるデメリットが無いのが魅力的。

というよりケッキングとはタイプ以外のあらゆる部分が異なるため、ほとんど比較対象にならなかったりする。

合計種族値は440と序盤ポケモン並みで低い方ではあるものの、能力にはあまり無駄がなく、特殊面が55とかなり低めな以外は対戦でもやっていける性能がある。

特攻も55しかないが、まあ遠慮なく物理型で殴りにいこう。


第5世代以降はしんかのきせきを持たせる事により高い防御を獲得し、悲惨な特防も補って一定の耐久値を得る事ができる。積み技の「ビルドアップ」、回復手段となる「なまける」など一通り技も揃っており、特性により「さいみんじゅつ」への耐性もあるなど、見た目によらず耐久型に適性がある。

ただし、しんかのきせきを持たせるノーマルタイプとしては、より高耐久を得られ火力もあるポリゴン2タイプ:ヌルなどが優先されがち。

ヤルキモノはこれらのポケモンに比べて素早さが遥かに高いため、それを活かした立ち回りを意識したいところ。



使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版

  • センリ:『アドバンスジェネレーション』
  • マキノ:『アドバンスジェネレーション』第88話

漫画版


番外作品

ポケモンレンジャー

ゴーゴー4兄弟の三男・ヨウジが進化前後と共に使用してくる。


ポケダン

探検において、トレジャータウンの住人として登場。

ストーリーに直接絡むことはないが、主人公やパートナーのことをいつも見守ってくれている。


ポケモンGO

CPは高くないが、トレーナーバトルのスーパーリーグでは活躍する。特殊カップでもよくお呼びがかかる。

まず、通常技で非常に優秀なカウンターを覚えるのが大きい。そのうえにゲージ技にのしかかりを覚える。かつては解放技はじならしにせざるを得なかったが、後にいわなだれを覚えたりかわらわりに追加効果が入ったことで更に活躍が期待されることとなった。


アニメ版での登場

サトシの旅シリーズ

AG

  • センリのヤルキモノ

第3話でサトシが初めてトウカジムに来た際に初登場。その時のバトルではサトシのピカチュウに対してかなりの力を見せつけた。

その後の第70話におけるバッジを賭けたジム戦では二番手で登場、サトシのコータスの「オーバーヒート」を難なくかわし「ひっかく」の一撃でコータスを倒す。

ピカチュウ相手にはスピード戦となり「かえんほうしゃ」でピカチュウを消耗させるも、特性「せいでんき」でまひ状態になり「アイアンテール」を食らって倒れる。しかしピカチュウも消耗しきって倒れた為相打ちとなった。

第131話でも登場している。


  • マキノのヤルキモノ

第88話にてバナナナマケロ園にカビゴンが現れた事でナマケロ達が片隅に隠れてしまっていたが、サトシ達の協力で1匹のナマケロがヤルキモノに進化。カビゴンと戦い、カビゴンを弱らせてゲットする事ができた。その後、バナナナマケロ園はバナナナマケロ&ヤルキモノ園へと改名された。


  • 第179話

山に群れで住むポケモンで登場。巨大なケッキングを恐れて神主の言うままにふもとの果樹園を襲って木の実を集めてお供えをしていた。神主…もといロケット団のニャースの命令でサトシ達を襲うが、巨大ケッキングが神様ではなくロケット団のメカと分かると仲間たちと一致団結してメカを破壊した。


ベストウイッシュ

  • 第134話

相撲大会の参加ポケモンとして登場。


その他


リコとロイの旅シリーズ

  • 第1話

冒頭で登場。


  • ラプラス海賊団のヤルキモノ

第31話から登場した六英雄のラプラスの仲間。続く第32話ではエテボースリククラゲビーダルガラルヤドランオクタンガメノデスと共にブレイブアサギ号船内を襲撃するも撃退され、ホエルオーに乗って逃亡。後にアジトでテラパゴスきっかけにリコ達と打ち解け、ラプラスの旅立ちに他の仲間ポケモン達と共に背中を押し、ホエルオーに乗って再出発していった。


ポケモンジェネレーションズ

冒頭のホウエン地方ピカチュウと戦う大役に抜擢されている。


漫画版

ポケスぺ

4章でセンリの手持ちが登場。ジムリーダー試験に合格した際に連れていた2匹のナマケロのうち、せっかちな性格の方が進化した姿。突然襲撃した野生のキノガッサを一発で撃退、ルビーのZUZU(ヌマクロー)のマッドショットを拳で豪快に叩き返す等、実力が高い。


余談

人間の10倍の鼓動と言えば、現実のとほぼ同じである。動きの激しい生物ほど酸素の消費が多く鼓動が早まるという点を鑑みると、常に暴れ回っているヤルキモノの鼓動が非常に早いのは意外にも生物としておかしなことではないと言える。

しかし、その一方で鼓動が早い生物ほど寿命が短いという説もある。ヤルキモノが進化して怠け者に逆戻りするのは、ひょっとすると生存本能が働いた結果かもしれない……


なお、分類が「あばれザルポケモン」で進化後も霊長類に近い見た目だが、ナマケモノ自体は猿ではなくアリクイに近い生き物だったりする。


関連イラスト

キング・オブ・マイナーポケモンNo.288 ヤルキモノ

ヤルキモノ送球boys


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンRSE ポケモンORAS

ポケモン一覧 ノーマルタイプ

 

0287.ナマケロ0288.ヤルキモノ→0289.ケッキング


その他

ヤルキング:ヤルキモノの開発中の名称

ナマケロウ:ナマケロの開発中の名称


その他

ナマケモノ テナガザル やる気

努力マン:モチーフと思われる。

フール(HOD):『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドⅢ』に登場するボスキャラクター。一部プレイヤーからヤルキモノと呼ばれる。

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