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「しょっぱい人生だったけど、最後くらいはカッコつけて死にたいんだ」

CV:梶川翔平(他破滅フラグ以外の男性キャラクター全員と兼任)


曖昧さ回避

1・モブな男性の略称。

2・『全力回避フラグちゃん!』の登場人物。本項で解説。


概要

全力回避フラグちゃん!』における主人公。一人称は「俺」。誕生日は、チャンネル開設日と同じ、11月2日。身長:170㎝、体重:60㎏。年齢は不明だが21歳と表記されることが多い。

ナレーションでも語られているが、特徴はとにかく普通

ちなみに現時点では、回想シーンのみの場合もあるフラグちゃんと違い、ストーリー編等を含めてほぼ全ての動画に出演している。さらに基本的にストーリー編以外は彼の視点で物語が進む。…が本作がフラグ達の人気で成り立っていると言っても過言ではないので、主人公感がまるでない。

唯一の特技は、死んだふり


キャラクター像

短い黒髪で特徴の無い容姿をした男性。アホでマヌケでスケベな性格のダメ人間であり、様々な状況で死亡フラグ生存フラグ恋愛フラグ失恋フラグ破滅フラグを立てている。人の弱みに付け込んで美女ハーレムを作ろうとするなど「クズ」とまで言われることもあるが、根は本当に悪いことはできないお人好しである(誘惑に弱いのはご愛敬)。動画によって年齢職業、性格等が違い、話によっては最後で死亡している。

『感覚が100倍になるとどうなるのか?』では「無個性ゆえに平凡な人生を送っている」と述べているのだが……。


スペック

回によって職業は人造人間や人を幼児化する薬を作れるほどの能力を持った科学者潜入捜査官からホームレス刑務所少年院受刑者まで、年齢は赤ん坊から高齢者まで極めて幅広い。さらに雪の女王や地球最速の男など超人である回すら存在する。

それだけあってエンドも前述の通り死亡エンドから逮捕になったり、総理大臣や大人気作家になったりまで実にバリエーション豊富である。

死亡エンドや逮捕ですら完全な自業自得なものやとばっちりとしかいえないものまでまちまちである。

何も取り柄が無い男とナレーションで評されているが、前述の通りハイスペックな話も存在するので視聴者から地味にスペックが高いと評されている。実際一から事業を立ち上げたりした回では成功を修めたまま終わる事も少なくない。


性格

性格も一定せず、どうしようもない変態や自意識過剰なナルシストな性格の回から、真面目に困難を打開しようとしたり目標を達成させようとする努力家といえる一面を見せる回まである。

基本的にフラグちゃん登場回では前述通りのアホでマヌケな性格なのが強調されるが生存フラグや恋愛フラグ登場回では彼女達のドSや腹黒い性格に振り回される巻き込まれ役体質でもある。

一貫性が貫かれている部分は、女性へのデリカシーのないスケベ男である事ぐらいである。

しかし、基本的には怠け者で貪欲、さらにスケベで卑屈かつ卑怯な一面を持っているがやる時にはやる男であり常識人と呼べる視点も兼ね備えてはいるという某有名漫画眼鏡をかけた少年のような人物像である。

(彼と一緒に暮らしているロボットも同レベルの劣等生、姉妹作品に似たキャラが多いなど意外に共通点もある)しかしそれでも毎回微妙に変化している。

回によっては、元いじめられっ子なので卑屈な一面を持っており、パンツ一丁でしかも半ケツという姿で土下座する技『モブ男第二形態』を得意としていたり性癖が特殊だったりする。

『登校拒否っ子が状況を打開するためにとった行動とは!?』ではいじめっ子たちのせいで登校拒否するもフラグちゃんの励ましで立ち直り、なんと果たし状を送り付けるというポジティブさを見せている(しかも3対1にもかかわらず勝敗は引き分け)。いじめっ子たちから見直されたことで「マブダチ」認定されて和解したと思いきや、自分が殴られているシーンを密かに撮影してクラス中に見せびらかすという手段で復讐した(散々いじめておいて今更許すわけないとのこと)。


小人化したり透明人間になった時は、女子のスカートを覗いたり、女湯を覗いたりとしょうもないことに悪用している(いずれも女性陣から制裁を受けている)。人喰いピエロに襲われた時にはフラグちゃんを見捨てて逃げたり、フラグちゃんと10億円どっちを選ぶかと突き付けられた時も後者を選んでいる。しかしこれらに関しては「死神だから死なないだろう」という思惑があったからである。フラグちゃんが死んだと思った時はショックを受けている)。

また何かしらの理由で超人化した時は、正義に目覚め、人助けに生きるという正しさも見せている。『アメリカの刑務所に入るとどうなるのか?』では、襲われている囚人を見捨てようとしたがフラグちゃんから「あのままじゃ殺されるかもしれない」と言われた時は迷わず助けている。モブ美が殺された回では、あえて死亡フラグを立てることで犯人をおびき出し、対決して勝利している。

これらのことから我が身可愛さ以上に義侠心の持ち主であることが窺える。

『男女がエレベーターに閉じ込められるとどうなるのか』では、「フラグちゃんとキスしないとエレベーターから出られない」状況になった時はキスを迫ったものの、フラグちゃんが嫌がっていると知ると「俺とのキスってそんなに嫌!?」とショックを受けながらも「嫌がる子に無理やるするものじゃない」として取り下げている(もっともフラグちゃんは心の準備ができていないという感じだったのだが……)。


『不老不死になるとどうなるのか』や『5億年ボタン』の回では、不死の身体になったものの孤独に耐えきれず、他のplottアニメのキャラ達の上記2つの回とは一線を画して自傷行為に走ってしまうなど精神が危うくなってしまったことがある。


私生活

一週間前に洗濯した服を着続けている風呂には一週間入らなくても平気など一貫して不潔。歯もロクに磨かないので口臭がキツい時もある。

モブ美から嫌われる原因にもなるほど(「胃の中にスカンクを飼っている」「豚の肛門」と例えられている)。

普段はモブ男で遊んでいる恋愛フラグですら彼の奇行にはペースを狂わされる時がある。


女性関係

ダメ男が好きな女とにモテる。

しかし、本人は根っからのスタイルのいい美女好きである。もちろん、フラグちゃんも女性としては意識しない。エロ本を隠そうとしなかったりテレビ番組の収録で美女集団がフラグちゃんたちだった時はショックを受けるなどそもそも生存フラグや恋愛フラグでも人間以外という時点で範疇に入らないらしい。


モテることに執着して整形一夫多妻制を実践する回もあるが、本人は女性に対してデリカシーがほとんどない。特にフラグちゃんに対しては貧乳や見た目を指摘して殺されたり(死神は直接手を下せないためその度に神様から注意される)、生存フラグには羽に触って(※事故の場合が多い)蹴られる回も多い。

ただ最近では、フラグちゃんにはスイーツを進めてフラグ回収を断念させる、生存フラグが立つようなセリフをいって生存フラグを呼びつけるなど少しは女性の扱い方を学習できてるようである。


ソネ美のことは顔がよくないと見ているが、肥満体型でも巨乳であることは評価している。付き合わないかと言われた時は「髪がフケだらけ」と清潔感がないことを理由に断っている。顔面戦闘力よりも爆乳かどうかを重視しているモブ男が、それ以外の理由で断るのは珍しいことである。


活躍(ネタバレ注意)

ストーリー編

1話

実は、落ちこぼれだったフラグちゃんのために、神様が作り出したトレーニングシステム(厳密に言えばプログラム)だったことが判明。神様は、出来るだけフラグちゃんを同情させないように出来るだけクズな性格に設定していたが、モブ男が彼女を助け出したのは想定外だったという。

このためモブ男は「様々な状況で典型的な死亡フラグを立てる世界」に生きる宿命を背負わされているのだった。


2話〜3話

過去の回想シーンのみ登場。


4話

段々、自身が普通じゃないと気がつき始めており、この事についてフラグちゃんを問い詰めるが、カプコン製ヘリが墜落し、その世界の彼は死亡した。その後、フラグちゃんは、その出来事について神様に相談する。

すると、モブ男に普通の人間と同様に、自我を持ち始めているという「バグ」が発生していた事が判明した。神様によれば、このバグは修正できるが、初期化してしまうというデメリットがあった。

神様は、修正するのはフラグちゃん及び生存フラグ次第だと告げた。

この事に、頭を悩ますフラグちゃんであったが、生存フラグのツンデレの影響で初期化という結論に至ってしまった。

その後、いつも通り練習しに行くフラグちゃんであったが、そこで見たのは、以前とないも変わらないモブ男だった。実は、神様がフラグちゃんや生存フラグが「直さないでほしい」と本心を見抜いていたため、あえて、修正しなかった模様である。


5話

モブ美が主役の回だったため、ガチのモブとして登場。


6話

過去の回想シーンのみ登場。


7話前編

モブ男の左腕がとれたことで『普通の人間ではない』『仮想世界のプログラム』であるのではないかとフラグちゃんに追求。

バグの進行が早く『誰かの悪意が込められている』と神様は予想しシステムにアクセスしようとしたが、出来なかった。


7話後編

生存フラグが来て、生存フラグが立っているのに次々と死亡フラグを立てるモブ男。それを利用し生存フラグは『あからさまに死亡フラグが立ったときはかえって死なない生存フラグ』であることをいい、たくさん死亡フラグを立てる。

しかしそれが逆効果となり、本当に消えることとなってしまう。


8話

死神No.1により、『モブ男』のプログラムは復元可能であること、復元するにはバラバラになったモブ男のソースコードを、プログラムの墓場に行って全てで6つ回収する必要があることがわかった。

フラグちゃん、生存フラグ、恋愛フラグはプログラムの墓場に入っていった…


9話

モブ男の断片は

長男 モブ松(モブ男のクズ部分)

次男 モブ暑(モブ男のウザイ部分)

三男 モブ光(モブ男の聖なる部分)

四男 モブ鬱(モブ男の卑屈な部分)

五男 モブ雑(モブ男のバカな部分)

六男 モブ乙(モブ男の性なる部分)

に分かれていた。この内モブ光、モブ乙、モブ暑は捕まえられたが、他の3人は逃げてしまった。

フラグちゃんたちは手分けして逃げた3人を捕まえることとなる。


10話

恋愛フラグはモブ雑、生存フラグはモブ鬱、フラグちゃんはモブ松を捕まえることとなる。

恋愛フラグは天界アイテムで、生存フラグはホラーパロキャラを倒し捕まえ、残るはフラグちゃんがモブ松を捕まえるだけとなった。


11話

フラグちゃんはモブ男との過去の思い出話を話し始め、それを思い出したモブ松が出てきて捕まえた。

しかし、死神No.1がゲートを閉じ、墓場の完全削除(オールデリート)を実行していて………


12話&13話

殆ど登場していない為省略。


14話

集めたソースコードで神様の万物創生の能力で「人間」として蘇生。

人間界で一つだけ願いを叶えた状態で生きるか、このままフラグちゃんの練習相手のまま天界に居続けるのかと聞かれたが、別れたくなかった気持ちから後者を選び、神様から「人間No.1」と名付けされた。

(仮想世界では死んでも生き返るが天界では死んでも生き返らない)


ヴィラン編


新たな刺客

ヴィランの1人であるウミネコにより、他の面々と共に彼女が生み出した世界に連れて来られてしまう。早い段階でリタイアしてしまうため特に活躍はしなかった。


Breaking Plott

ヴィランたちの手によってふたたび拉致され、各チャンネルの主人公・ヒロインたちによるトーナメントが開催される。モブ男は人質にされフラグちゃんが選手として出場した。

敗北した選手のパートナーは処刑されるというルールであり、フラグちゃんが負けたことでモブ男の処刑シーンが公開される。

が、これは黒幕がしかけたフェイク映像で実際には誰も殺されていなかった。


トーナメントは終了したが正体を現したラスボスによって選手たちが蹂躙されてしまう。フラグちゃんたちの窮地に駆け付けたのは、脱出に成功したモブ男とキリンだった。

まともに戦っては勝ち目はなかったがラスボスが疲れて動けなくなるまで逃げまくるという戦法で勝利をもぎ取った。


【前編】価値観が逆転した世界

フラグちゃんがヒサメがコラボ撮影しに行くのに連れて行ってもらえなかったためパチンコ屋で暇を潰していた。適当に都会を歩いているとフラグちゃんとカレコレ屋の3人と遭遇し、いつの間にか価値観が逆転した世界になっていることを教えられる。

しかも警官たちに犯罪者扱いされいきなり発砲までされてしまう。だがカゲチヨが警官の正体に疑問を抱いたことで、警官は変装を解き老人としての正体を現した。


【後編】○○しないと出られない部屋に閉じ込められた男女の末路...

モブ男たちは「○○しないと出られない部屋」に落とされ2組に別れてしまう。モブ男はヒサメ、シディと組んで数々のお題をクリアして出口を目指す。

シディがどんどんクリアしていったので彼に任せれば安心だと暢気に構える。しかし「相手の顔面を思い切り100回殴る」というお題が出され、身体能力的にモブ男が殴る側、シディが殴られる側になる。

シディはモブ男くらいの力なら大丈夫だと言うがそんなわけがなく、モブ男は泣いて謝りながらシディを殴ることに。

最後の部屋ではついに老人との直接対決となる。勝負の内容はスケベ対決。モブ男は途中参戦したキリンと組んで老人と渡り合い、激しい戦いの末に互いの実力を認め合うという形で引き分けとなった(すごい戦いだったらしいが全カットされた)。


ノベライズ版

作画の関係でなかなかのイケメンになっている。ラノベの主人公は挿絵ではあまり描かれないのが常だが、モブ男は登場頻度が高い方である。

原作と同じくモブ男を主人公とした日常回がメインだが、群像劇のように色々な人物の視点や心情がたびたび挿入される。ストーリー編の設定も絡んで来るためフラグたちや神様の視点で物語が描かれることもしばしば。


1巻

早い段階で正体が判明しており、神様が創った仮想世界における練習用プログラム(ゲーム的に言えばNPC)であることが度々語られている。本来ならフラグちゃんが同情しにくいクズな性格であり、自我を持たずに与えられた役をこなすだけの存在だった。登場するたびに立場が異なるのは神様が設定しているため。そのたびに記憶もリセットされている……はずだった。


中盤では恋愛フラグの策略によって、恋の矢がモブ男と生存フラグに突き刺さったことで相思相愛のカップルになる(原作では未使用だった)。ここで生存フラグにヤンデレ属性が芽生え、モブ男を誰にも渡さないために脳みそを摘出してホルマリン漬けにするという壮絶に悲惨な目に遭わされる。この状態でもモブ男は生きており、ある意味「ヤンデレに愛されて永遠のものにされる」という生存フラグを立てている。またスマホに文字を表示させることで意思疎通が可能となっていた。そこでモブ男はこのまま女子更衣室に飾ってほしいとフラグちゃんに頼むのだった(さすがに同情されており呆れながらもその通りにしてくれた)。


終盤ではバグによって自我が確立していることが判明。クズという役回りを演じながらも男らしさを見せるのはそのためだった。更におぼろげながらもこれまでの記憶を持っており、フラグちゃんと会うたびに「やあ、フラグちゃん」と挨拶するのが伏線になっている。


これにより天界側はバグを直すかどうか検討することとなる。神様自身はフラグちゃんたちの希望に任せると述べ、恋愛フラグもどちらでも構わないという。

バグを直すということはモブ男の人格が変わってしまうということであり、自我を持たないただのプログラムに成り下がる。それは「今のモブ男の消滅」を意味していた(この話の前に世界の異変・矛盾に気付き始めるという「造物主に消される死亡フラグ」を立てている)。

フラグちゃんは「死亡フラグの回収」という役割に迷った末、モブ男の意外な男らしさに惚れていたことから反対の声を上げる。フラグちゃんは「今のモブ男さんは一つの命だから消すのは反対」と死神NO.13に告げるが、そんな感情論では納得させることはできなかった。だが生存フラグが「モブ男は練習用プログラムでありながら限りなく人間に近い存在。つまり実戦に近い練習ができる」と擁護。続けて恋愛フラグも修正に反対の声を上げたことでモブ男の扱いは現状維持となった。


2巻

視点主としてたびたび登場。登場するごとに「新たなモブ男」になって違う立場になる。部隊はファンタジー世界のためモブ男の設定も冒険者である。

その内の一人はX(エックス)なる人物に唆されてエロトラップダンジョンのボスになり、フラグちゃんや生存フラグを辱めたが、生存フラグの策略によって反撃され成敗された。

終盤では正体を現したXと対決することとなり、神様によって「これまで出現した冒険者のモブ男たち」として5人のモブ男が登場。ラストバトルに参加し、見事にXの裏を掻いて勝利する。


3巻

失恋フラグと出会い、フラグちゃんと失恋フラグのフラグ回収対決に巻き込まれることに。

終盤では死神No.1の策略によって「死亡フラグクラッシャー」となったことで死亡フラグがすぐに折れてしまう体質となった。これによりフラグちゃんが仮想世界に来る意味がなくなってしまったが、一度でも死亡フラグを回収すれば元に戻るとしてフラグちゃんが奮闘することに。

それでもモブ男の死亡フラグは回収できなかったが、第一話のようにモブ男自身がフラグちゃんを助けようとしたことで命を落とし死亡フラグクラッシャーは攻略された。


4巻

メインストーリーには関わらない立場で登場。恋愛フラグのパジャマを脱がして下着姿にさせた(しかも挿絵付き)

エピローグでは「世界は5分前に神が誕生させた」という内容の動画を見ていたのと、急に千切れた人差し指の断面に血も肉もないことから“俺は創られた存在”と気づいてしまう。


5巻

今度は指どころか腕まで千切れてしまい、居合わせたフラグちゃんたちに自分が作られた存在だということを問い掛ける。自分が練習用のプログラムだと知り、それでもフラグちゃんが自分の死神でよかったと口にしながら消滅した。


だがモブ男のデータは4つのソースコードとなってゴミ捨て場に残り、全てを回収すれば蘇生が可能であった。しかし4つのソースコードは、自我を得た新たなモブ男になっていた。回収するためにはそれぞれのモブ男から失恋、生存、恋愛、死亡のフラグを回収する必要があった。

死神No1によればフラグたちに対する気持ちが影響してこのような形になったのかもしれないとのことだが、真実は彼女が生み出したモブ男の偽者である。モブ男の消滅もフラグちゃんを苦しめるための策であり、モブ男の復活という餌で彼女をゴミ捨て場まで誘導するのが狙いだった。


失恋フラグが相対したモブ男は、まさに彼女にとって理想の王子様そのもの。愛の言葉を囁いて失恋フラグをメロメロにする。しかし「アタシが好きになったモブくんは、もっと泥臭くてフラれても諦めない人」と見抜かれ、鋏によって縁を切られたことで失恋フラグを回収された。


生存フラグが相対したモブ男は、テレ隠しを額面通りに受け取って自殺に走るような卑屈な性格だった。いつもの態度ではモブ男の自殺は止められないと考えた生存フラグから素直な気持ちをぶつけられ、モブ男は自殺を取りやめて生存フラグを回収された。


恋愛フラグだけはモブ男と接触する前に、正体を隠した死神No1から翻意を促される。ここで裏切るならモブ男以上のオモチャを与える(新たな仮想世界の権限を与える)とまで言われたが、恋愛フラグは既に黒幕が死神No1だと気づいており「キミみたいな真面目な仕事人間がモブ男くん以上の玩具を創れるとは思えない」と拒否する。激昂した死神No1に恋愛フラグは殺されてしまうが、それはコピー人形によって生まれた分身であり、本物の恋愛フラグは既にモブ男からフラグを回収した後だった。


最後のモブ男は、年老いた孤独な老人であった。死神No1はフラグちゃんに正体と目的を明かし、モブ男のフラグ回収勝負を挑む。老人故に死の危険が多いモブ男は、死神No1によって100回も死に誘導される。だがフラグちゃんだけは彼を危険から守り続け、モブ男は暖かい想いを抱きながらこの世を去った。

そんなフラグちゃんを無能と嘲笑う死神No1だが、もしもこの場に神様がいたらどのような裁定を下すか?と考え、フラグちゃんに軍配が上がるとして無意識に敗北を認めてしまう。結果、最後のソースコードも回収となった。


しかし死神No1が仕掛けた最後の罠であるゴミ捨て場の大掃除(完全消去)が開始され、失恋フラグ、生存フラグ、恋愛フラグが溶岩の中へと放り込まれてしまう。最後に残ったフラグちゃんは絶望しながらも抗い続ける。

だが彼女たちは誰一人として消滅はしていなかった。なぜなら復活したモブ男が次々とフラグを立てて彼女たちを呼び寄せていたからだ。既にソースコードは恋愛フラグの手によって神様の元へ送られていたのだ。

最後にモブ男は、全裸で宮殿を走り回るという社会的な死亡フラグを立てフラグちゃんを救い出した。


神様によって人間として復活したモブ男は、望むなら好きな人生を歩めると告げられる。一晩だけ考えるということで時間を与えられ、その間にフラグたちと接したことで「宮殿に住み続け、フラグちゃんたちの練習台になる」という道を選択した。

以後は神様をパパと呼ぶようになり、神様も息子が出来たとして喜び親子のような関係となった。もっともモブ男は、そこに付け込んで「パパ、俺欲しいのがあるんだけどさー」とドラ息子ぶりを発揮するのだが……(世界一キモいパパ活とまで言われている)。

死神No1のことも「俺のママ」と言い特に怨んではいない(死にまくっているので、自分を殺した人をいちいち怨んでいたらキリがないため)。

こうしてモブ男には宮殿の一室が与えられ、フラグちゃんたちと一緒に暮らすこととなった。


最終回のように思えるがエピローグでは破滅フラグが登場しており、まだまだ物語が続くことが示唆されている。


コミカライズ版

作画的に本当にモブっぽい顔付きになっている。更にノベライズ版以上に天界視点で物語が描かれているため、原作を知らない人からしたらモブ男が主人公とは思えないくらい影が薄くなっている(出番が少ない)。


立体物

  • ハッピーライフTシャツ(2022年11月2日〜30日までの受注生産)

3周年記念として商品化された。表は劇中でモブ男が着用している物と同様のデザインとなっており、裏はのクレスト入りとなっている


関連動画

※初登場


※モブ男が最初から最後まで格好いい貴重な回


※モブ男の歌ってみた


余談

勘違いされやすいが、彼はこのチャンネルの真の主人公である。(看板キャラ及びもう1人の主人公はフラグちゃんであるが、OPやエクストリーム授業では彼が先にテロップされている。後期になるとモブ男が主人公でフラグちゃんがヒロインと言われている)。

しかし公式からですらグッズの販売が後回しだったりチャンネル登録者数争いの時では彼はチャンネルの人気に一切影響がないと明言される等、本当の意味でのモブ扱いである。


この記事が作られたのも単独の画像が貼られたのも、他3フラグや当作品よりチャンネル登録者数や動画数が下の秘密結社ヤルミナティー円満解決!閻魔ちゃんブラックチャンネルの主人公や一部の準レギュラーたちよりずっと後である。


現在では主人公らしい一面が強調されることも多くなった。


関連タグ

全力回避フラグちゃん! やる時はやる男 愛すべき馬鹿

主人公 モブ ラッキースケベ 変態 青年 少年

黒髪 黒目 四白眼 白シャツ ニート フリーター

※主人公です


???:モブ男の妹を名乗る女性。

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全力回避フラグちゃん!のキャラクター一覧 ぜんりょくかいひふらぐちゃんのきゃらくたーいちらん

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