概要
その女性と関わった人物を不幸にする女性の事。疫病神と同義語に近いが、人格面で関わった相手に悪影響を与える女性も指す。また、得てして自身も不幸・薄幸の身の上である。
元となったと思しい「あげまん」は伊丹十三の同名映画で広く知られるようになった。作中では「運を開く」と言及され、この語で呼ばれる主人公と性交渉した男性達の運が開くという展開がある。
その語感から「まん」の意味が「女性器」そして「女性器=女性」と広く浸透してしまっており、「あげまん」の男性版は「あげちん」、「さげまん」の男性形は「さげちん」又は「さげ男」として浸透している。
「あげまん」の「上げ間」語源説から、『自分と性行為を行った男性を不幸にする女』という意味ではないという解釈がネット上で散見されるが、研究者による説が広く公表されてはいないため厳密には不明である。
男性版が「ちん」となる形で理解されている語である以上、生身の女性に対しては使用しないのが賢明である。
特徴(言葉の綾あり)
- 好き嫌いが激しい、もしくは何にでも手を出して都合のいい部分のみを利用する距離梨
- 自称「あげまん」
- 基本的に自分勝手にて要するに利己主義者
- メンヘラ気質
- 疑心暗鬼になりやすい
- 親と不仲で、全てを親の所為にする傾向が高いか、「馬鹿な子ほど可愛い」と思っている毒親に我慢強い他の子どもたちを犠牲にして可愛がられた毒子
- ネガティブで暗い発言が多かったり、口調に棘がありダメ出しが多い
- 責任転嫁が激しい
- 他人に何かをして貰うのが当然と考えているので感謝できず、貢君好きか、相手が嫌と言っても止めない贈り物攻撃をして見返りを求める
- いいものがあったら一人でせしめて、デメリットがなくても他人には教えない
- 被害妄想が激しく自尊心が高く他人を心底から信用出来ず本音で話せる相手が少ない高望み、もしくは群れるのが得意で絆が薄い傍観者効果
- 夜更かしが多いなど、不健康
- よく不機嫌になり、浮気や攻撃をしていなくてもなり、理由がつまらない理由
- 目の下にクマがあったり、鼻にシワが寄っていたり、平静を装った顔が不自然だったり、周りが悲しむ中で一人でニヤついていたりと表情が悪い
- 仕事中に(頻繁に)連絡をとってきたり、本気で来るなと行っても来たりする
- 働いていないのに仕事をしている夫に飯を作らせたり、共働きの場合は夫に奢らせて自分の給料からは一銭も出さなかったりする
- 全然モテないのに、モテると勘違いしている
- 別れるだけでも男性にとっては運気が上がるので男性と別れた後に、男性の仕事や恋愛などが上手くいきやすい
- メールやラインで長文を送る
- 相手が読んでいる漫画を背後から平気の平左で取り上げて読む
- 相手が風邪や病気になっていても一切気を使わないどころか、逆に責めたりする
- 困っている時に助けず、相手が行動を起こしたら急についてくる覆水盆に返らず体質
- 「嫌ったらこちらが悪者にされる」と「周りが無理矢理仲良くさせてこようとする」を同時に抑えており、さげまんがファンを振り倒していたり、周りがダブルスタンダードだったりと理由は様々
- わざと近くで自慢をしたり、悪口を囁いたりする
- 一部の幼児や発達障害のほうがまだ気が利くことがある
- メスガキ
- 泥棒(俗に言う泥ママといった窃盗癖持ちの女性)
- 娼婦
- 選民思想
- 全体主義者
- 俗物
- 脳筋
- ハラッサー
- エナジーバンパイア
- 問題のある旦那・彼氏や子どもを一切叱らず甘やかすか間違った躾をし、その結果、甘やかした(間違った躾をした)人物自身も周りも不幸になる(似た者同士)
- 見た目だけは良く、第一印象では欠点が分かりづらいことが稀にある
該当するキャラクター
※:加筆する際は該当するキャラの名前の五十音順に従ってお願いします
※:架空キャラなので現実のさげまんよりもコミカルです
『さげまん』な女性キャラ一覧
- 姉崎まもり(アイシールド21)
- アリシア(ライブアライブ)
- 自分の婚約者を裏切ったせいで、悪堕ちを経て自分の国を滅ぼし、全ての国民の命を奪う魔王に変貌させる大きな原因となった。
- イェレマ(デッドアイランド)
- 物語の舞台であるバノイ島がゾンビに溢れる原因となったグフ病の感染源。
- 海ひろ子(アイドル地獄変)
- 絵里(龍が如く)
- 岡星冬美(美味しんぼ)
- 現夫である岡星と結婚する前に二度も夫が非業の死を遂げた事から登場当初、自分をそう思っていた。
- オルガ(アスラズラース)
- 心酔するデウス以外をどうでもいいと思っており、彼の為に他者を犠牲にする事に躊躇いを持っていない。心酔するデウスの事も彼の心情を理解しているとは言い難い、独り善がりな物である。
- 陽炎(烈火の炎)
- 葛城ミサト(新世紀エヴァンゲリオン)
- 表向きは気のいい人間を振舞っているが、内面は他人と踏み入った関係になる勇気の無さから相手が助けを求めている時に手を振り解いてしまうタイプの偽善者。
- 佐伯・ゼッターランド・博子(漆黒のジェイル)
- 様々なトラブルに遭遇する不幸体質であり、彼女と一緒にいた事で死亡した人物も存在している。
- 澤村由美(龍が如く)
- すぱな(少年エスパーねじめ)
- 主人公『響ねじめ』の相棒であり、超能力と人語を操る事が出来る雌猫。超能力で妙齢の女性に変身する事が出来、作中で瀬川るきじ(当時10歳)といい雰囲気になる等、おねショタ傾向がある。連載時は特に問題が無かったが、連載が終了して12年後に発売された完全版の描き下ろし『10年後のセカイ』にて、ギャグ漫画でもシャレにならない所業をねじめに対して行っている。
- テュッティ・ノールバック(魔装機神)※
- ナディア・ロナ(機動戦士ガンダムF91)
- 花畑よしえ(アホガール)
- 彼女の夫が妻子をどう思っているか知らないが、生まれた子供がどうしようもないアホなので客観的にそう捉える人もいるだろう。
- 菱田春華(エンジェル伝説)
- 本人は極めて熱心な教師だが、本人が相手を思えば思う程に相手にとって嫌な事が起きるという天性の才能を持っている。
- ヒタム・キャン(不徳のギルド)
- 彼女に限らず登場する女性キャラの殆どが致命的な欠点や短所持ちであるため、それが理由で主人公が迷惑や被害を被ったり、不幸な目に遭うのがお決まりのパターンとなっている。
- 日之本雅子(連ちゃんパパ)
- 説明不要。
- ひめスペっち(たまごっち!)
- 登場から半年で史上最悪のトラウマ展開が発生、さらにレギュラーキャラとして残留した新シリーズでもこんな事をやらかすと、関わった異性と言うより話そのものを不幸にしてしまった印象。
- 藤森(GTO)
- 美神令子(GS美神)
- 職務上で必要な知識や装備を与えず、時給250円という常識離れした薄給でアシスタントを扱き使い、客に対する詐欺行為や脱税も平気で行う。同業者と一緒に仕事をする際、同業者から有用性の高い道具を借りたらそのまま、自分の物にしようとする傾向も高い。
- 美神美智恵(GS美神)
- 自分(と家族)の為なら他人を平気で犠牲にするタイプであり、固有能力である時間移動も自分の為にしか使わない。
- 丸井心(大好王)
- 桃井令子(仮面ライダー龍騎)
- レイチェル・クライン(ライブアライブ)
- 短気で狭量なDQN彼氏がレイチェルの元彼である上司への嫉妬からパワハラを繰り返し、職場の雰囲気を悪くしているのを放置しているあばずれ。
- ルクレツィア・クレシェント(ファイナルファンタジー7)
- 作中で彼女と関わった男性は軒並み不幸になっており、夫と息子は世界規模の事件を起こしている。彼らと正面から向き合わず、又はキッパリと縁を切る事も出来ず、中途半端に生きた末に全てを失った人間の見本である。
- ヨヨ(バハムートラグーン)
関連タグ
あげまん:対義語
毒婦:女子・女性本人が自らの意思で他者を不幸な目に遭わせている場合はこちらに分類される。
女さん:YouTubeチャンネル『パウラちゃんねる』で性悪女に対する蔑称でさげまんと同義語に近い。