基礎データ
概要
ほうせきポケモン・ディアンシーがメガシンカした姿。
未成形で粗削りだった下半身がドレス状に展開し、光を浴びると裸眼では直視できない程まばゆく輝く。
頭部のダイヤモンドは2000カラットを越える。なお、2000カラットとはダイヤ400g分位である。
その気高く美しい様相から、通称「ロイヤルピンクプリンセス」と呼ばれている。
第6世代出身初かつ幻のポケモン初のメガシンカポケモン。
ただしメガシンカに必要な「ディアンシナイト」を入手するには「カロス(XY)で入手したディアンシーをホウエン(ORAS)に送ってイベントを起こす」必要がある。
今までディアンシーの配信は2回あったが現在は行われておらず、事実上の期間限定のメガシンカポケモンである。
もっとも第8世代以降は他のメガシンカも行えなくなっているため困るものでも無いが。
ORAS発売前のスペシャルアニメでは、ダイヤモンドで錬成したレイピアを装備してメガエルレイドと剣戟を繰り広げてもいたが、現在の所特にゲーム中の姿・技には反映されていない。
ゲームでの扱い
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ディアンシー | 50 | 100 | 150 | 100 | 150 | 50 | 600 |
メガディアンシー | 50 | 160 | 110 | 160 | 110 | 110 | 700 |
上昇値 | ±0 | +60 | -40 | +60 | -40 | +60 | +100 |
全メガシンカの中でも一際極端な能力変化。
なんと「こうげき」「とくこう」「すばやさ」が+60され、その状態でメガシンカポケモンの原則である「本来の種族値+100」を満たすために「ぼうぎょ」「とくぼう」から-40されている。
これによって幻きっての鈍足から一転して、かなりの高速アタッカーに変貌を遂げている。
一応防御面を下げるメガシンカはメガミュウツーYという前例があるが、それでも「ぼうぎょ」の-20であり、「ぼうぎょ」「とくぼう」合わせて80も下げるメガシンカは他に前例がない。
耐久面を犠牲に火力と素早さアップ・・・下半身の変化といい、殻を破ったという事なのだろうか・・・
特性はマジックミラーに変化する。
変化技を跳ね返せるという効果は高速アタッカーの障害となる「でんじは」・物理アタッカーの障害となる「おにび」を考慮しなくて良くなるため相性が良い。
また、通常型も含めディアンシーは補助技の活用も多く、「ちょうはつ」等で牽制されやすい事から、それらに対する牽制にもなる。
懸念材料としては「すばやさ」がメガシンカ直後で反映されない仕様なせいで耐久が削れたまま1ターン過ごさなければならないこと……だったのだが、第7世代からメガシンカ直後であってもメガシンカ後の「すばやさ」が反映されるようになった。
更に同世代で念願のいわ特殊技「パワージェム」を獲得、更に「ダイヤストーム」は「ぼうぎょ」が何と2段階も上がる仕様に変更された。
これにより開幕から高速高火力をぶつける手段ができたことで、持久戦法と合わせてますます読みづらくなった。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:ポケモンマスターズのバディ
※2:色違い
番外作品
『ポケモンマスターズ』
マジコストウコ(スペシャル)とマジコスカルネのバディとしてディアンシー(後者は色違い)が実装。どちらもバディーズ技を使用する事でメガシンカする。
ポケとる
通常色
直接メガディアンシーと戦うことはないが、イベントステージのレベルアップバトルにてステージレベル50のディアンシーに勝つとメガストーンを入手できる。レベル50や100などの節目レベルではそれまでのレベルと比べてオジャマが一気に凶悪になるので岩やブロック等のオジャマを複数消去できるスキルをもつポケモンを連れて行くのが望ましい(詳しい攻略方法は各々参照されたし)。
メガシンカ効果としてはバリアを最大10個消すというもの。相手がフェアリータイプが苦手なポケモンの場合最大で2000ダメージを与えることができるので非常に強力なスキルである。またタイプレスコンボ(全タイプダメージ2.5倍)が発動している状態でメガディアンシーを消すと最大で5000ダメージもの超強力なダメージを与えることができる。
色違い
こちらも直接メガディアンシーと戦うことはないが、スペシャルチャレンジにて色違いのディアンシーが出現するのでそちらを捕獲しかつディアンシナイトを所持していると使うことができる。
メガシンカ効果は岩やブロックを最大10個消すというもの。メガプテラやメガフーディンなどと同じ効果である。消去対象が2種類あるからか最大ダメージ数は1000以上と通常色に比べると少ないが、それでも大ダメージであることには変わりない。フーパ戦で大いに活躍するのでぜひ使えるようにしておきたいポケモンである。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 劇場版『破壊の繭とディアンシー』
『ORASメガスペシャルアニメ』
- メガエルレイドとバトルしてる。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
13章の終盤に登場。グランメテオΔ消滅後にフーパが見つけてくれた「ディアンシナイト」を使ってルビーと共にメガシンカした状態でコンテストライブに参加した。
余談
前述の通り通称はロイヤルピンクプリンセス……なのだが、実際に誰も呼んだためしがない為、独特なネーミングセンスも相まってこんな反応も。
関連イラスト
関連タグ
0718.ジガルデ(10%フォルム・50%フォルム・パーフェクトフォルム)→0719.ディアンシー(メガディアンシー)→0720.フーパ(いましめられしフーパ/ときはなたれしフーパ)
幻のポケモン
世代 | ポケモン |
---|---|
1 | ミュウ |
2 | セレビィ |
3 | ジラーチ・デオキシス(ノーマルフォルム・アタックフォルム・ディフェンスフォルム・スピードフォルム) |
4 | フィオネ・マナフィ・ダークライ・シェイミ(ランドフォルム・スカイフォルム)・アルセウス |
5 | ビクティニ・ケルディオ(かくごのすがた)・メロエッタ(ボイスフォルム/ステップフォルム)・ゲノセクト |
6 | ディアンシー(メガディアンシー)・フーパ(いましめられしフーパ/ときはなたれしフーパ)・ボルケニオン |
7 | マギアナ・マーシャドー・ゼラオラ |
8+α | メルタン・メルメタル(キョダイマックスメルメタル)・ザルード |