概要
『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』において、2つめの町「サンギタウン」の森の奥にケルディオを連れて行くと特別なイベントが発生し、わざ「しんぴのつるぎ」を思い出すとともに、「かくごのすがた」へとフォルムチェンジをおこなう。
なお、「しんぴのつるぎ」を忘れさせるとケルディオは「いつものすがた」に戻る。その場合、もう一度覚えさせる必要がある。
『BW』のソフトの相手と対戦をする場合、相手側からは「いつものすがた」として表示される。
ちなみに『ブラック・ホワイト』でも、「セッカの湿原」に行けば、ケルディオが「しんぴのつるぎ」を覚えるイベントが発生する。ただしその場合はケルディオに加えコバルオン・ビリジオン・テラキオンの3体を手持ちに入れている必要があり、BW上では「かくごのすがた」にフォルムチェンジすることはできない(BW2につれていき、イベントを発生させれば「かくごのすがた」になれる)。
……つまりBWで「しんぴのつるぎ」を覚えさせれば「いつものすがた」のまま「しんぴのつるぎ」を使えるということでもある。
これ以降の世代でも「しんぴのつるぎ」をイベントなどで覚えさせれば「かくごのすがた」に強制的にフォルムチェンジする。
残念ながら「かくごのすがた」にフォルムチェンジしても能力値は変化しない。
そのため、フォルムチェンジそのものは技一つをバラすだけというデメリットになってしまっている。
しかし、ケルディオ自体種族値の関係上特殊型にすることが多い為、「しんぴのつるぎ」を覚えている可能性は非常に高く、実際に使用できた「オールスターカップ2012」では、「しんぴのつるぎ」を持った個体は全体の97.2%とほぼ全員が搭載している数字であった。
故に「かくごのすがた」だから不利になる、と言うことは無い……のだが、実は『ソード・シールド』から「はどうだん」を覚えられるようになり、かくとう技はこの技と選択になったためバレることによるリスクが多少出てきた。
いわゆる幻のポケモンなのでレーティングマッチでは使用できない。
このせいで「かくごのすがたといいつつもネット対戦に出る覚悟はない」と揶揄される事もあったが、現在ではフリーマッチでなら使用することができる。
外部出演
『大乱闘スマッシュブラザーズfor』、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にもこのフォルムで登場し、相手に近づいて「しんぴのつるぎ」で次々とふっとばしていく。
関連イラスト
誰が何と言おうと「かくごのすがた」です。