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※第1編集者のミスにより、この記事は一部再編集して再度投稿されたものです。



曖昧さ回避:

1.ランボルギーニが製造・生産していたスーパーカー→本項で解説

2.漫画『BLEACH』のキャラクター、ウルキオラが刀剣解放時に呼ぶ名前→ウルキオラ・シファー

3.よしむらかなの漫画→MURCIELAGO






概要

1990年にデビューしたディアブロ(Diablo)の後継として開発・製造されたスーパーカー。ランボルギーニがアウディ(Audi)の傘下に入って以降に販売された最初の車種である。

2001年のフランクフルトモーターショーで発表され、同年9月から市販された。ビジュアルは当時ランボルギーニのデザイン部長だったルク・ドンカーヴォルケが担当。

なお、2010年にデビューしたムルシエラゴ SV(後述参照)の特別モデルである中国限定エディション(同じく後述参照)がムルシエラゴにおける最後のモデルとなり、翌年の2011年、本モデルの後継としてアヴェンタドール(Aventador)がデビューした。

エンジンはディアブロに搭載された自然吸気のV型12気筒エンジンを継承した。

ドアのエンジン寄りの辺りに、速度を出すと自動で展開する可動式エアインテークを備えている。




モデル(デビュー順)

6.2 (2001~2006)

ムルシエラゴのベースグレード。6.2という数字はエンジン排気量の6.2L(cc換算で6200cc、実際は6193cc)に由来する。



40th アニバーサリーエディション (2003)

ランボルギーニの設立40周年を記念したモデル。カラーはアルテミス・グリーンのみで、50台限定で生産された。



ロードスター (2004~2006)

「ロードスター」という名前はディアブロ ロードスターから継承した。

コンセプトモデルは2003年のデトロイト・ショーにて「バルケッタ」(アルファベット表記:Barchetta)として発表。量産車は2004年3月、ジュネーブ・モーターショーにおいて発表された。6.2と比較するとボディの随所が補強された。



LP640 (2006~2010)

2006年3月、ジュネーヴモーターショーにおいて発表。今まで紹介したグレードを「前期型」とすると、このモデル以降にデビューしたモデルは「後期型」と言える特徴を有する(例:テールランプの形状の違い)。6.5L(6496cc)エンジンを搭載し、随所に改良が施された。「LP」はエンジンの後方搭載を意味する「Longitudinale Posteriore」(後方縦置き)の略で、「640」は最高出力(640PS)と発表されている。



LP640 ヴェルサーチ (Versace) (2006)

2006年3月、パリ・サロンにて発表。イタリタのファッションデザイナーの「ジャンニ・ヴェルサーチ」がビジュアル案を手掛けた特別モデル。白色の「アイシス」、黒色の「アルデバラン」が存在する。



LP640 ロードスター (2006~2010)

先のロードスターにLP640のエンジンを搭載し、ビジュアルも後期型モデルとなったモデル。



LP650-4 ロードスター (2009)

LP640 ロードスターの限定モデル。限定生産された50台は全て専用色(グリジオ・テレスト)をまとう。



LP670-4 SV (2009~2010) (メイン画像の車)

ムルシエラゴの最高級モデル。6.5L V型12気筒エンジンから発せられる出力は数字の通り670PS(実際は670PSには若干届かないとか)。350台限定生産だが製造ラインの問題やアヴェンタドールへの引継ぎ等の問題により実際には350台も生産されていないという(第1編集者の知人談)。

「SV」は「スーパーヴェローチェ」(Super Veloce)の頭文字をとったもので直訳すると「とても速い」になる。

ちなみに、ムルシエラゴの中では初めて純正の時点でリアウイングが装備されたモデルである。

(先述のLP640 ヴェルサーチもオプション設定という形でリアウイングの装着が可能。純正の時点ではウイングレスの為、SVを「初めて純正の時点でリアウイングが装備されたモデル」として紹介させていただいた。)



LP670-4 SV 中国限定エディション (2010)

2010年に北京モーターショーにて発表された10台限定モデル。専用色のグレーをまとい、ボディ中央にオレンジ色のストライプが入る。




余談

車名は、過去のランボルギーニ車の伝統にならって19世紀に実在した伝説的な闘牛の名前に由来する。なお、ムルシエラゴはスペイン語で「蝙蝠」(コウモリ)の意。

冒頭で紹介したエアインテークの機構は、アヴェンタドールのコンセプトモデルともいえるレヴェントン(Reventon)や、アヴェンタドール LP700-4へと継承された。ただ、アヴェンタドール LP700-4を前期型と捉えた場合に後期型と捉える事ができるアヴェンタドール LP740-4 S以降のモデルは、エアインテークが残念ながら(?)固定式になった。



また、ランボルギーニのページにもある通り「レースには出ない」ことを公言されていたが(諸説あり)、日本ではオーナーズクラブのJLOC(ジャパン ランボルギーニ オーナーズ クラブ)の手によりJGTCSuperGTへ参戦していた。

JLOCは前代のディアブロからランボルギーニの全面協力の下でワンオフのレース車両を投入していたが、GT300クラスに投入したムルシエラゴRG-1が2006年開幕戦で初優勝を飾った。これはJLOCにとって初優勝であり、ランボルギーニにとってもFIA国際格式のレースにおける初優勝にもなった。




関連タグ


  • ガヤルド→ムルシエラゴと同時期にデビューしたランボルギーニの「奥の手」
  • レヴェントン→ムルシエラゴをベースにした限定モデル



外部リンク

Wikipedia(JP)


以下ランボルギーニ公式:

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