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「今度は誰を殺そうか……アサミ?」


データ

別名殺戮宇宙人
英表記 HUPNATH
身長1.75m
体重75kg
出身星不明
黒田勇樹(アガタ・キョウスケ)、五藤圭子、原武昭彦(過去に出現したヒュプナス)

概要

EPISODE.8「BLOOD MESSAGE」に登場。

強い殺戮本能を持つエイリアンで、何者かによって人間の殺戮を目的として送り込まれた。ちなみに血液の色は青。


普段は自分がエイリアンである記憶を消され、地球人の姿で地球人として生活しているが、極度の肉体的苦痛を感じることで本性が覚醒する。それでも最初の頃だけは人間の心が残っているが、最終的には殺戮本能が暴走し、無関係な人間すら無差別に殺害する殺戮兵器と化す。そのため劇中では「街にばらまかれた地雷」と評された。

ただ、殺戮本能の強さについて描写がなされたのは初登場時のみであり、後年のシリーズにゲスト出演した際には、特にそういった描写は見られず、ただのモブキャラに近い扱いに留まっている(子供向けの作品で敵が無差別に人を惨殺するシーンを描写するわけにはいかないという事情もあるので仕方がない面もあるか)。


武器は腕の鋭い爪と桁外れの運動神経で、一瞬にして人間に近付き、爪で切り裂いて殺害する。力も強い。


名前の由来はギリシャ神話の眠りの神ヒュプノスだが、やってることはどう見てもタナトス寄りである。


劇中での活躍

雷雨の夜に出現する「赤いコートの殺人鬼」として登場。

これ以前にも過去に2体が出現しており、内1体をDEUSが捕獲し自白させたことにより正体が発覚した(ただし、何人が送り込まれているのかは判明していない)。


犠牲となった5人はとある麻薬密売グループの売人達であり、ジン達がグループを調査する内に、取引現場を偶然目撃してしまったことで襲われたアガタ・キョウスケとその妻・アサミが捜査線上に浮上。売人に殺害されたアサミがヒュプナスで、自分を殺した売人たちに復讐していると思われていた。


そして遂に密売グループのリーダー・サメオを殺害しようとするアサミをジンとケイが攻撃しようとするが、そこにキョウスケが現れ、「2人で一緒に暮らしていきたかった。サメオ達はその幸せを奪ったケダモノだ」と訴えるが・・・・・・





































キョウスケ「アサミは優しい女性だ!そんな凶暴な怪物じゃない!!」







ジン「だったら何故…あなたはアサミさんを殺した?」











実は、サメオ達に殺されたのは、アサミではなくキョウスケであった。

その時にヒュプナスとして覚醒し、密売グループの1人を殺害。そのまま逃げ出したサメオ達を殺そうとしたが、アサミの静止の声を聞き人間としての心を一瞬だけ取り戻した。だがすぐに本性が覚醒し、アサミを殺してしまったのである。

しかし、愛するアサミを殺したという現実を受け入れられなかったキョウスケは自らの記憶を改変し、妄想の中のアサミとまるで何事もなかったかのように暮らし続けていた。

赤いコートを着たアサミもキョウスケの妄想に過ぎず、キョウスケ自身がアサミのふりをして赤いコートを着て殺人を繰り返していたのだった。


その真実に気付いた矢先、サメオに銃撃された彼はとうとう人間としての心を完全に失い、サメオを殺害。遂に復讐を成し遂げたが、これ以上彼の手を血で汚さないようにと変身したSEVEN Xのアイスラッガーで胸を切り裂かれ、エメリウム光線を浴びて消滅した。


後に5人目の被害者が残したダイイングメッセージはキョウスケが書いたもので、その意味は自分と似たような境遇の、とあるスリラー映画の登場人物だったことが判明した。

キョウスケはあえて自分の正体のヒントを残すことで、その意図に気付いた者が自分を止めることを心のどこかで望んでいたのかもしれない。


劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!

殺戮宇宙人  ヒュプナス (オーブ版)

宇宙魔女賊ムルナウの配下として再登場。映像作品への登場は実に10年ぶりとなる。


劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!

宇宙人街の住人として登場。朝倉リク鳥羽ライハと乱闘騒ぎを起こした。


ウルトラマンタイガ

殺戮宇宙人 ヒュプナス (タイガ版)

第4話「群狼の挽歌」の回想シーンで姿が確認ができる他、第9話「それぞれの今」ではヴィラン・ギルドに所属する個体が登場。

キール星人と共に行方マイコが持っているマジャッパが封印されたタリスマンの強奪を目論むが、一度は宗谷ホマレの妨害で撤退。今度は長槍を携えてマイコを襲撃し、工藤ヒロユキと交戦するも、封印を解かれたマジャッパの放つ高圧水流を浴びて跡形も無く消滅した。


劇場版『ニュージェネクライマックス』にも別個体が登場。ヒロユキたちを襲撃したが、湊イサミに倒された。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

プロフェッサー・ギベルスの配下として登場する。

余談

スーツは『ウルトラマンメビウス』のサーペント星人の改造。ボディはウルトラマンアグルの流用。撮影終了後に頭部と胴体が切り離され、頭部は上記の『オーブ』劇場版以降の登場時にそのまま使用、胴体は『ウルトラマンジード』の劇中劇『爆裂戦記ドンシャイン』に登場する怪人サタンゾーグへと流用された。


鳴き声はデストロイアの流用。


劇中キョウスケがアサミと出会った映画館(実際は逆だった)のポスターに書いてあった「明日を捜せ!」と「勇気ある戦い」は本家『ウルトラセブン』のサブタイトルから。


同話にはサメオ役として『魔法戦隊マジレンジャー』のアニキこと小津牧人役の伊藤友樹氏が出演している。何気にウルトラシリーズに東映特撮で有名なニーアニキが共演した瞬間となった。また、過去に出現したヒュプナスを演じた五藤圭子女史は『ウルトラマンネクサス』でナイトレイダー隊員の平木詩織を、原武昭彦氏は『ネクサス』第1話でペドレオンに食われたバスの乗客を演じている。


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ULTRASEVENX ウルトラセブン ウルトラ怪獣 エイリアン ホラー 哀しき悪役

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