概要
『復活のルルーシュ』のその後を描いた『コードギアス奪還のロゼ』に登場する、神聖ブリタニア帝国残党勢力によって立ち上げられた帝国。
『帝国』と称しているが、正式な国家承認を行ってはいないので、実際は巨大なテロ組織である。
光和3年、ブリタニア帝国は公国からさらに共和国に改名し新たな一歩を踏み出したものの、元ブリタニア皇族であったカリス・アル・ブリタニアを擁立するノーランド・フォン・リューネベルクが率いる皇帝騎士団アインベルクら一部の元貴族勢力が脱退。
その後、合衆国日本のホッカイドウブロックを武力制圧するというテロ行為を行い、「ネオ・ブリタニア帝国」を名乗り独立を宣言。結果、ホッカイドウブロックは再びエリア11として占領され、そこに住まう日本人たちも「イレヴン」として虐げられる事となる。
現在、第100代皇帝であるカリスが帝国を統治しているが、実際は側近のノーランドが帝国の全ての実権を握っており、カリスは帝国のシンボルとして祭り上げられているだけの傀儡的君主に過ぎない。
ホッカイドウ占領後、超合集国および黒の騎士団は和睦と奪還作戦両面で対処を試みたが、送り込んだ使者は死体袋詰めで返され、奪還作戦も2度に渡り失敗しており、膠着状態が続いている。
その対応からも話の通じない狂人の集まりだと認識されている。
一方帝国の方も、カリスが何者かによって暗殺される事件が起こり、新たにカリスと同じくブリタニア皇族の血を引いていた皇サクヤことサクヤ・スメラギ・メ・ブリタニアを第101代皇帝に迎えた。
軍事力
メカニックとして、アインベルクの「白のビショップ」スタンリー・フォンブラウンを擁しており、高水準の兵器製造技術を保持している。
保有しているナイトメアフレームもサザーランドやグロースターなど旧式の使いまわしではなく、第七世代以降の技術が用いられている。
- カムデン
主力量産機。通常カラーはグリーンだが、アインベルク直属部隊は独自カラーを使用している。ホッカイドウ侵攻の4年前の時点で配備されてあり、その性能は7年前における第七世代量産機だった暁の改良機をも旧式扱いするほどのものがある。
かつてゼロレクイエムの際に憎しみの象徴として太陽に投棄されたはずだが、フレイヤ弾頭と共に再建されている。
ホッカイドウブロックを取り囲むように設置されているエネルギー障壁であり、これによりホッカイドウブロックを強固な檻として隔離し、黒の騎士団の奪還作戦を防いでいる。
関連タグ
ネオ・ジオン/袖付き:同じく旧体制の残党が発足した武装勢力繋がり。また君主の血縁者を傀儡の首領に仕立て上げ、真の指導者は別にいる等と組織体勢にも共通点がある。