ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ニッポノサウルス

にっぽのさうるす

白亜紀後期の樺太(サハリン)に棲息していた鳥脚類で、日本人が最初に研究・命名した恐竜である。

概要

1934年、まだ日本領だった樺太豊栄郡川上村の三井鉱山川上炭鉱施設内の病院建設現場から化石が発見され、北海道大学の長尾巧教授によって研究され、1936年に長尾教授によって「日本・サハリンの爬虫類」を意味するニッポノサウルス・サハリネンシスと命名された。

発掘された化石は頭骨の一部、骨盤、腰椎、後脚など、全身の約4割が得られている。産出層は海成層だったため、海岸で死亡したか、死後に死体が海に流されたとされている。


全長4メートルほどだが、この個体はまだ成長途中だったらしい。ハドロサウルス科の鳥脚類の中でも、パラサウロロフスに近縁なランベオサウルス亜科の恐竜だった。


復元骨格は、北海道大学総合博物館と国立科学博物館、福井県立恐竜博物館に展示されている。

関連タグ

恐竜 鳥脚類 ランベオサウルス フクイサウルス フクイラプトル フクイティタン タンバティタニス

関連記事

親記事

ランベオサウルス亜科 らんべおさうるすあか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 728

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました