『烈火抜刀！二冊の本を重ねし時、聖なる剣に力が宿る！』

ワンダーライダー！

『ドラゴン！ジャックと豆の木！二つの属性を備えし刃が、研ぎ澄まされる！』

概要

仮面ライダーセイバーの派生形態。

火炎剣烈火を収めた聖剣ソードライバーにブレイブドラゴンとジャッ君と土豆の木のブックを装填し、火炎剣を抜刀することで変身する。

神獣「ブレイブドラゴン」、物語「ジャッ君と土豆の木」の力を宿す。

ソードライバーの左側「レフトシェルフ」に、新たに相性の良い物語系ワンダーライドブックが装填されたことで特殊能力の発動に強く作用する左半身「ライドレフト」が変化。左側にもマントが装着され左右対称に近いシルエットになっている。

これは物語系ブックを使用した形態共通の要素である。

スペック

ブレイブドラゴンでは黒と赤いラインの素体だった左半身が、ガンメタをベースに緑の球体やツタが造詣された有機的…というより機械的なアーマーに変化。

頭部左側「ドマメノキマスク」と左肩の「ドマメノキボールド」の土豆の生命力操作を行う力の影響で、蔓がソードクラウンにまで絡みついている。

左腕「ドマメノキアーム」の前腕に装備する「インタングルガント」は鋼鉄を上回る硬さの外皮を持つ土豆（ドマメ）を弾丸のように高速射出する能力を備える。直接射撃武器としてぶつける他、地面に土豆を仕掛けそれを巨木へと急成長させると言った運用も可能。また絡めたツルを伸縮させてムチやロープのように展開することで、離れた物のキャッチや空中での方向転換など様々な用途に活用できる。上腕部はよく見ると"豆の木を登る人"がデザインされている。

胴体とそこから続くマント「ボタニカメイル」は土豆の木を構成する樹皮や鞘、ツタなどで構成された装甲で、ダメージを受けても瞬時に復元する。地面に根を張ることでしっかりと体を固定する能力もある。

数値上ではキック力が比較的高い程度でそこまでスペックは上昇していないが、飛羽真が御伽噺に詳しい事もあって土豆の巨木を急成長させて即席の足場を作り、ディアゴスピーディーで空中のキリギリスメギドを追撃すると即使いこなしている。またブック自体の相性も悪くないため、後に登場する同じ神獣+物語の形態であるドラゴンピーターよりも力を発揮できるようだ。

必殺技

• 火龍蹴撃破

必殺読破！

ドラゴン！ジャックと豆の木！二冊撃！

ファ・ファ・ファイヤー！

納刀状態の聖剣のトリガーを2回引いて発動するライダーキック技。

左半身のツルを伸ばして対象を捕縛し、高熱の炎を纏ったライダーキックを放つ。

キックがヒットすると本のページ型のエネルギー体が出現し、火炎剣烈火型のエネルギー体と共にページごと標的を貫く。

• 火炎十字斬

必殺読破！

烈火抜刀！ドラゴン！ジャックと豆の木！二冊斬り！

ファ・ファ・ファイヤー！

火炎剣烈火をドライバーに戻し、トリガーを一回引いてから抜刀して発動する剣技必殺技。

本編未登場だが、設定上発動可能。

• ジャッ君・ワンダー

ジャッ君と土豆の木！

ベルトに装填されたジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックのページを押し込み発動。対象のいる地面から巨大な土豆の木を生成する。

余談

• 第2章での変身シーンでは、背景に出現する巨大なワンダーライドブックの絵柄にミスがある(ジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックの正面から見て右側の絵が、何故かライオン戦記の左腕部分になっている。BDや後の配信などでは修正されている)。
• これまで果物をモチーフにしたライダーは仮面ライダー鎧武で確認されてきたが、歴代でも野菜モチーフは珍しく、初めての豆モチーフとなる。
• 最初に登場した派生形態だが「ソードクラウン」が変化するのは非常に珍しく、ドラゴンジャッ君を除くと他はエレメンタルプリミティブドラゴンとクロスセイバーのみ。更に言うとこの両者は名称も変更されているため、「ソードクラウン」のまま見た目が変化するのはドラゴンジャッ君のみである。
  • セイバーの二冊形態の内、2回以上登場しているのもドラゴンアーサーとドラゴンジャッ君のみだったりする。
• 頭・肩・胴体が変化し、マントが装備されるのは聖剣ソードライバーで使用した場合のみ。後に登場した玄武ジャッ君と忍者ジャッ君は上腕から手首までしか変化しなかった。これもある一例を除き他の物語系ブック形態も同様である。

関連タグ

仮面ライダーセイバー　 セイバー(仮面ライダー)

ワンダーライドブック　 ジャッ君と土豆の木　派生フォーム

玄武ジャッ君　忍者ジャッ君