実在するヒーロー、実際のヒーロー。

ストーリー

普通にローカルヒーローが暮らし、普通に彼らと戦う悪者も暮らしている九州地方の福岡県。

“ヒーローと悪者”が実在し、戦いを繰り広げながら生活している福岡の街には、もちろん普通の“正義の味方と悪人”も実在している。警察官と犯罪者だ。彼らはヒーローとワルモノの活動を快く思ってはいなかった。「…我々の立つ瀬がなくね？」と。

実在するヒーロー“ドゲンジャーズ”と実際のヒーロー“警察”！

実在するワルモノ“㈱悪の秘密結社”と反社会的勢力“押川組”！

この物語は、“とある臆病者”の出勤初日に動き出す……。

4期からの登場人物

特務警察

警察庁の肝いりで福岡県警に設立された、警察でヒーローを運用するための部署。

警察にはヒーローの運用ノウハウが無い為に、既に活動しているドゲンジャーズから学ぶべくヒーロー達が共同生活を送る田中次郎の新居を強引に『特務警察鯛博駐在所』として拠点としている。

白石循 / ヒャクトーバン(演：土屋シオン)

警察庁特務課が開発した特殊活動服「SP110-Px」こと「ヒャクトーバン」の装着者となる新米警察官。

警察官向けの強い正義感と優しさ、そして警察官に致命的に向かない臆病さが同居する、迷えるヒーロー候補。

芥忠墨(演：萩野崇)

白石巡査のバディ。階級は警部補。ヒャクトーバンの実習指導員も務める。

ビビると強制変身してしまう白石を変身解除させるためのマスターキーは、彼が保有している。

初対面の白石が押川組の構成員と勘違いして逮捕に走ったほどのコワモテだが、戦闘中は的確な指示でヒャクトーバンをサポートして成果を挙げればちゃんと褒めてくれる。ちなみに部下の褒め方はオーガマンが書いたハウツー本で学んでいる模様。

ブラックモンブランをよく口にする。

頼木正義(演：山下晶)

鯛博駐在所所長。階級は警部。スキンヘッドが特徴。

一応特務警察の現場組トップなのだが、イマイチ頼りない。

昔は行動力に溢れた優秀な警察官で警部にまで昇進したが、昇進に伴う激務を全部自分でやろうとした結果折れてしまい、すぐに人を頼るようになった。

実は迷子になった幼少期の白石を助けて。彼の大きな憧れにして目標となった警察官その人。

押川組

ユズユズ(声：尾丸ポルカ)

反社会的勢力“押川組”が開発した特殊活動機巧(からくり)。平常時でも今までのヒーローやヴィランを超えるスペックを持つが、四肢支配アクチュエータ(SSA)を搭載する事によって更なる力を手にする事が可能。

善悪の区別の付かない生まれたての心で、自分でも分からない「欲しいモノ」を求めてドゲンジャーズや(株)悪の秘密結社を巻き込み迷走する。

株式会社悪の秘密結社

ハテナ(声：荒咬オウガ)

株式会社悪の秘密結社に最近入社したワルモノ。厳つい見た目とは裏腹に、やや押しが弱く物腰は丁寧。名前が明かされていないという事ではなく、名前が「ハテナ」。

難しく考え込んでしまう性格で、常に何かで悩んでいる。しかし最終的にやるべき事に対しては一切の迷いが無く、悩んでいるのは常々、目的を為すための手段に対してであったりする。

アタッシュケースの中に剣、ハンマー、鞭、拳銃、ハルバード、無線妨害機といった大量の装備を収納して持ち歩いており、常に今どれを使うのが正しいのか悩みながら戦う。

各話リスト

前作に引き続き、サブタイトルが統一されている。

通常回は「犯罪の種類」が付く。

小話

• 全体のテーマとして「迷う」事が、そしてそれに対する答えの一つとして「ヒーローの辿ってきた足取り」がフォーカスされている。
• 設定と伏線の絡み合い方はシリーズ随一。時間や気力体力に余裕のある方は是非過去話の見返しをオススメする。

外部リンク

「ドゲンジャーズメトロポリス」公式サイト

関連タグ

特撮 ローカルヒーロー 株式会社悪の秘密結社

ぐんまちゃん：こちらはテレビアニメだが、ご当地を舞台とした作品つながり。アニメ版2期がメトロポリスと放送時期が同じであり、TOKYOMXだと群馬県→福岡県と地方を舞台とした作品がニチアサで放送されることに。

ドゲンジャーズ