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「鋼の錬金術師」の登場人物のひとり。

※下記以外の用例(部分一致検査等)については「ダリウス」を参照のこと。



「なぁに気にすんな お前がやらなきゃ俺が出口ぶっ壊してた」


「野生の勘がやめとけって言ってるんだけどな…」


「野生の勘が言ってるんだ ここにいる方がいい目が見られるってな」


CV:天田益男


概要

類人猿型合成獣(いわゆる改造人間)。身長208㎝ぐらい。キンブリーに付き従ってハインケルとともにブリッグズへやって来る。キンブリーの命令でブリッグズから連れ出されたエドワードの監視として車に同乗することになる。


その際密かに人質に取られながらも、エドワードの機械鎧整備を口実に付いてきたウィンリィに注意をするが、ウィンリィのウソ泣きとエドワード達の冷たい視線に慌てふためき撤回するなど、いかつい見た目ながらどこか憎めない印象だった。


そしてエドワードが独断行動をとった際に人気のない場所でハインケルとともに合成獣に変身。雪煙の中でも嗅覚を生かしエドワードを追い詰める。しかし偶然見つけたダイナマイトからエドワードがアンモニアを分解。嗅覚が仇となりハインケルとともに悶絶し昏倒してしまう。


その後エドワードとの戦闘で賢者の石を使用したキンブリーの攻撃に巻き込まれ、ハインケルとエドワードもろとも地下深くのがれきに埋もれることになる。しかし辛うじて息のあったエドワードの錬金術により、ハインケルとともにがれきから救出される。

そしてエドワードから腹部に深く突き刺さった鉄骨を抜くように頼まれ、「殺す命令は出ていない」としてハインケルと協力し鉄骨を引き抜く。


さらにエドワードからキンブリーを追うよう頼まれるが、応急処置のみで瀕死のまま気絶したエドワードを気遣い医者に連れていく。その時にキンブリーの落とした賢者の石を見つけて拾う。

これはいつの間にかハインケルに渡されており、後にアルフォンス・エルリックの窮地を救う切り札となる。エドワードに助けられて以降はハインケルとともに彼に同行。同時にキンブリーを見限り軍を敵に回すこととなる。


人物・能力

口癖は「俺たちの野生の勘が――」。

もみ上げが濃い大柄・強面の男。性格は大雑把だが根はやさしく面倒見がいい。森での戦闘後、夜が明けると近くの村の復興を手伝い材木を切ったりしていた。


またエドワードとホーエンハイムの険悪な仲を見てホーエンハイムのことを「あれは家族を捨てるような男じゃない」と言ったり、それに反論するエドワードを「どうせただの意地だろ」と一蹴したりと的を射た発言もしている。ハインケルと同様に色々と便利だからと合成獣であることは気に入っている。


エドワードがグリリンを仲間とする口実として自身とハインケルを「子分」と称したときは怒って彼をフルボッコにした。しかし結局「飯食わせてくれるならだれでもいいや」と承諾しており、あまり細かいことは気にしない模様。


グリードからはハインケルと一緒に「かっこいい」といわれている。これはグリードが以前合成獣の仲間を連れていたためかもしれない。


戦闘時にはゴリラの姿に変身する。ただし元々の顔がいかついため他の合成獣たちと比べると変化はわかりにくい。変身すると筋肉が一回り膨れ上がり、顔がゴリラのように面長となり腕や胸毛、頭髪といった一部の体毛が長く伸びる。またアニメ版では皮膚の色が肌色から褐色に変化する描写がみられる。


合成獣4人の中では一番の怪力を発揮し、自身の体の数倍はあるコンクリートのがれきを投げつけたり、相当の重量があると思われるグラトニーを突進で吹き飛ばしたりしている。動きも俊敏で、特に木の上ではランファンのように素早く移動している。また前述したように嗅覚も鋭敏であり煙の中や夜の暗闇の中でも相手を把握することができる。


ただしハインケルのライオンのように夜行性の動物モデルではないためそれほど正確ではなく、原作では間違って暗闇でエドワードを殴ってしまい怒られていた。そして発達した筋肉はかなり頑強なようで、普通の人間なら一噛みで首の骨を折ってしまう不死の人形兵に首をかまれた時もほぼノーダメージだった(アニメ版の描写のようで、原作ではジェルソだった)。


ちなみに対人形兵戦で合成獣メンバーの中では唯一武器(そばに落ちていたバリー・ザ・チョッパー)を使用していた。おそらく本人は打撃しか使えないためダメージを与えづらかったものと思われる。


愛称はゴリさんゴリウスなど(どちらもエドの命名)。


本編中の動向

エドワードを病院に運んだあとはハインケルとともに彼をかくまい、エドワードの口座から偽造身文書を使って生活費を工面していた。それにより軍に居場所が割れた際にはエドワードを「人質の無実の少年」役にして担いで逃走する。

しばらくして森の小屋にて、記憶を取り戻して人造人間から離反したグリード(肉体はリン・ヤオ)と合流。更にアルフォンスやホーエンハイムとも出会い、人造人間の計画を阻止すべく行動を開始する。


負傷したハインケル以外の合成獣メンバーやエドワード達とともに軍に潜入。地下で不死の人形兵たちと戦闘になる。戦闘後はエドワードと別れ合成獣メンバーで行動。捕えられたロイ・マスタングリザ・ホークアイの救援に駆け付ける。

しかしプライドとキング・ブラッドレイの乱入によりマスタングは連れていかれてしまう。その後はエドワードやマスタングと再び合流するまでホークアイを保護する。


最終決戦ではホムンクルスを消耗させるため仲間たちとともに攻撃を行う。がれきを遠距離から投げつけるなどして力を削った。しかし力を抑えきれなくなったホムンクルスのエネルギーの放出により周囲の人間とともに吹き飛ばされ戦闘不能に陥る。その後はホムンクルスと一対一の勝負に持ち込んだエドワードの名を叫びながら応援していた。


全てが終わった後の詳しい消息は不明。しかしラストの大量の写真の描写の中に、ヨキやハインケルとともにサーカスをやっている写真が見つかった。ジェルソザンパノのように元の体に戻るつもりはやはりないらしい。


本編終盤において合成獣メンバーの中ではエドワードに一番長く同行しており、「何の関係もないのに手伝ってくれた」と最後にエドワードからは感謝されていた。


余談

なお、名前は「王の中の王」と呼ばれたペルシアダレイオス英語読みであり、大空魔竜ガイキング悪の親玉と同じ。


関連タグ

鋼の錬金術師 ゴリラ アメストリス ザンパノ ジェルソ

キンブリーの元部下

※下記以外の用例(部分一致検査等)については「ダリウス」を参照のこと。



「なぁに気にすんな お前がやらなきゃ俺が出口ぶっ壊してた」


「野生の勘がやめとけって言ってるんだけどな…」


「野生の勘が言ってるんだ ここにいる方がいい目が見られるってな」


CV:天田益男


概要

類人猿型合成獣(いわゆる改造人間)。身長208㎝ぐらい。キンブリーに付き従ってハインケルとともにブリッグズへやって来る。キンブリーの命令でブリッグズから連れ出されたエドワードの監視として車に同乗することになる。


その際密かに人質に取られながらも、エドワードの機械鎧整備を口実に付いてきたウィンリィに注意をするが、ウィンリィのウソ泣きとエドワード達の冷たい視線に慌てふためき撤回するなど、いかつい見た目ながらどこか憎めない印象だった。


そしてエドワードが独断行動をとった際に人気のない場所でハインケルとともに合成獣に変身。雪煙の中でも嗅覚を生かしエドワードを追い詰める。しかし偶然見つけたダイナマイトからエドワードがアンモニアを分解。嗅覚が仇となりハインケルとともに悶絶し昏倒してしまう。


その後エドワードとの戦闘で賢者の石を使用したキンブリーの攻撃に巻き込まれ、ハインケルとエドワードもろとも地下深くのがれきに埋もれることになる。しかし辛うじて息のあったエドワードの錬金術により、ハインケルとともにがれきから救出される。

そしてエドワードから腹部に深く突き刺さった鉄骨を抜くように頼まれ、「殺す命令は出ていない」としてハインケルと協力し鉄骨を引き抜く。


さらにエドワードからキンブリーを追うよう頼まれるが、応急処置のみで瀕死のまま気絶したエドワードを気遣い医者に連れていく。その時にキンブリーの落とした賢者の石を見つけて拾う。

これはいつの間にかハインケルに渡されており、後にアルフォンス・エルリックの窮地を救う切り札となる。エドワードに助けられて以降はハインケルとともに彼に同行。同時にキンブリーを見限り軍を敵に回すこととなる。


人物・能力

口癖は「俺たちの野生の勘が――」。

もみ上げが濃い大柄・強面の男。性格は大雑把だが根はやさしく面倒見がいい。森での戦闘後、夜が明けると近くの村の復興を手伝い材木を切ったりしていた。


またエドワードとホーエンハイムの険悪な仲を見てホーエンハイムのことを「あれは家族を捨てるような男じゃない」と言ったり、それに反論するエドワードを「どうせただの意地だろ」と一蹴したりと的を射た発言もしている。ハインケルと同様に色々と便利だからと合成獣であることは気に入っている。


エドワードがグリリンを仲間とする口実として自身とハインケルを「子分」と称したときは怒って彼をフルボッコにした。しかし結局「飯食わせてくれるならだれでもいいや」と承諾しており、あまり細かいことは気にしない模様。


グリードからはハインケルと一緒に「かっこいい」といわれている。これはグリードが以前合成獣の仲間を連れていたためかもしれない。


戦闘時にはゴリラの姿に変身する。ただし元々の顔がいかついため他の合成獣たちと比べると変化はわかりにくい。変身すると筋肉が一回り膨れ上がり、顔がゴリラのように面長となり腕や胸毛、頭髪といった一部の体毛が長く伸びる。またアニメ版では皮膚の色が肌色から褐色に変化する描写がみられる。


合成獣4人の中では一番の怪力を発揮し、自身の体の数倍はあるコンクリートのがれきを投げつけたり、相当の重量があると思われるグラトニーを突進で吹き飛ばしたりしている。動きも俊敏で、特に木の上ではランファンのように素早く移動している。また前述したように嗅覚も鋭敏であり煙の中や夜の暗闇の中でも相手を把握することができる。


ただしハインケルのライオンのように夜行性の動物モデルではないためそれほど正確ではなく、原作では間違って暗闇でエドワードを殴ってしまい怒られていた。そして発達した筋肉はかなり頑強なようで、普通の人間なら一噛みで首の骨を折ってしまう不死の人形兵に首をかまれた時もほぼノーダメージだった(アニメ版の描写のようで、原作ではジェルソだった)。


ちなみに対人形兵戦で合成獣メンバーの中では唯一武器(そばに落ちていたバリー・ザ・チョッパー)を使用していた。おそらく本人は打撃しか使えないためダメージを与えづらかったものと思われる。


愛称はゴリさんゴリウスなど(どちらもエドの命名)。


本編中の動向

エドワードを病院に運んだあとはハインケルとともに彼をかくまい、エドワードの口座から偽造身文書を使って生活費を工面していた。それにより軍に居場所が割れた際にはエドワードを「人質の無実の少年」役にして担いで逃走する。

しばらくして森の小屋にて、記憶を取り戻して人造人間から離反したグリード(肉体はリン・ヤオ)と合流。更にアルフォンスやホーエンハイムとも出会い、人造人間の計画を阻止すべく行動を開始する。


負傷したハインケル以外の合成獣メンバーやエドワード達とともに軍に潜入。地下で不死の人形兵たちと戦闘になる。戦闘後はエドワードと別れ合成獣メンバーで行動。捕えられたロイ・マスタングリザ・ホークアイの救援に駆け付ける。

しかしプライドとキング・ブラッドレイの乱入によりマスタングは連れていかれてしまう。その後はエドワードやマスタングと再び合流するまでホークアイを保護する。


最終決戦ではホムンクルスを消耗させるため仲間たちとともに攻撃を行う。がれきを遠距離から投げつけるなどして力を削った。しかし力を抑えきれなくなったホムンクルスのエネルギーの放出により周囲の人間とともに吹き飛ばされ戦闘不能に陥る。その後はホムンクルスと一対一の勝負に持ち込んだエドワードの名を叫びながら応援していた。


全てが終わった後の詳しい消息は不明。しかしラストの大量の写真の描写の中に、ヨキやハインケルとともにサーカスをやっている写真が見つかった。ジェルソザンパノのように元の体に戻るつもりはやはりないらしい。


本編終盤において合成獣メンバーの中ではエドワードに一番長く同行しており、「何の関係もないのに手伝ってくれた」と最後にエドワードからは感謝されていた。


余談

なお、名前は「王の中の王」と呼ばれたペルシアダレイオス英語読みであり、大空魔竜ガイキング悪の親玉と同じ。


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ダリウス(鋼の錬金術師)
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「鋼の錬金術師」の登場人物のひとり。

※下記以外の用例(部分一致検査等)については「ダリウス」を参照のこと。



「なぁに気にすんな お前がやらなきゃ俺が出口ぶっ壊してた」


「野生の勘がやめとけって言ってるんだけどな…」


「野生の勘が言ってるんだ ここにいる方がいい目が見られるってな」


CV:天田益男


概要

類人猿型合成獣(いわゆる改造人間)。身長208㎝ぐらい。キンブリーに付き従ってハインケルとともにブリッグズへやって来る。キンブリーの命令でブリッグズから連れ出されたエドワードの監視として車に同乗することになる。


その際密かに人質に取られながらも、エドワードの機械鎧整備を口実に付いてきたウィンリィに注意をするが、ウィンリィのウソ泣きとエドワード達の冷たい視線に慌てふためき撤回するなど、いかつい見た目ながらどこか憎めない印象だった。


そしてエドワードが独断行動をとった際に人気のない場所でハインケルとともに合成獣に変身。雪煙の中でも嗅覚を生かしエドワードを追い詰める。しかし偶然見つけたダイナマイトからエドワードがアンモニアを分解。嗅覚が仇となりハインケルとともに悶絶し昏倒してしまう。


その後エドワードとの戦闘で賢者の石を使用したキンブリーの攻撃に巻き込まれ、ハインケルとエドワードもろとも地下深くのがれきに埋もれることになる。しかし辛うじて息のあったエドワードの錬金術により、ハインケルとともにがれきから救出される。

そしてエドワードから腹部に深く突き刺さった鉄骨を抜くように頼まれ、「殺す命令は出ていない」としてハインケルと協力し鉄骨を引き抜く。


さらにエドワードからキンブリーを追うよう頼まれるが、応急処置のみで瀕死のまま気絶したエドワードを気遣い医者に連れていく。その時にキンブリーの落とした賢者の石を見つけて拾う。

これはいつの間にかハインケルに渡されており、後にアルフォンス・エルリックの窮地を救う切り札となる。エドワードに助けられて以降はハインケルとともに彼に同行。同時にキンブリーを見限り軍を敵に回すこととなる。


人物・能力

口癖は「俺たちの野生の勘が――」。

もみ上げが濃い大柄・強面の男。性格は大雑把だが根はやさしく面倒見がいい。森での戦闘後、夜が明けると近くの村の復興を手伝い材木を切ったりしていた。


またエドワードとホーエンハイムの険悪な仲を見てホーエンハイムのことを「あれは家族を捨てるような男じゃない」と言ったり、それに反論するエドワードを「どうせただの意地だろ」と一蹴したりと的を射た発言もしている。ハインケルと同様に色々と便利だからと合成獣であることは気に入っている。


エドワードがグリリンを仲間とする口実として自身とハインケルを「子分」と称したときは怒って彼をフルボッコにした。しかし結局「飯食わせてくれるならだれでもいいや」と承諾しており、あまり細かいことは気にしない模様。


グリードからはハインケルと一緒に「かっこいい」といわれている。これはグリードが以前合成獣の仲間を連れていたためかもしれない。


戦闘時にはゴリラの姿に変身する。ただし元々の顔がいかついため他の合成獣たちと比べると変化はわかりにくい。変身すると筋肉が一回り膨れ上がり、顔がゴリラのように面長となり腕や胸毛、頭髪といった一部の体毛が長く伸びる。またアニメ版では皮膚の色が肌色から褐色に変化する描写がみられる。


合成獣4人の中では一番の怪力を発揮し、自身の体の数倍はあるコンクリートのがれきを投げつけたり、相当の重量があると思われるグラトニーを突進で吹き飛ばしたりしている。動きも俊敏で、特に木の上ではランファンのように素早く移動している。また前述したように嗅覚も鋭敏であり煙の中や夜の暗闇の中でも相手を把握することができる。


ただしハインケルのライオンのように夜行性の動物モデルではないためそれほど正確ではなく、原作では間違って暗闇でエドワードを殴ってしまい怒られていた。そして発達した筋肉はかなり頑強なようで、普通の人間なら一噛みで首の骨を折ってしまう不死の人形兵に首をかまれた時もほぼノーダメージだった(アニメ版の描写のようで、原作ではジェルソだった)。


ちなみに対人形兵戦で合成獣メンバーの中では唯一武器(そばに落ちていたバリー・ザ・チョッパー)を使用していた。おそらく本人は打撃しか使えないためダメージを与えづらかったものと思われる。


愛称はゴリさんゴリウスなど(どちらもエドの命名)。


本編中の動向

エドワードを病院に運んだあとはハインケルとともに彼をかくまい、エドワードの口座から偽造身文書を使って生活費を工面していた。それにより軍に居場所が割れた際にはエドワードを「人質の無実の少年」役にして担いで逃走する。

しばらくして森の小屋にて、記憶を取り戻して人造人間から離反したグリード(肉体はリン・ヤオ)と合流。更にアルフォンスやホーエンハイムとも出会い、人造人間の計画を阻止すべく行動を開始する。


負傷したハインケル以外の合成獣メンバーやエドワード達とともに軍に潜入。地下で不死の人形兵たちと戦闘になる。戦闘後はエドワードと別れ合成獣メンバーで行動。捕えられたロイ・マスタングリザ・ホークアイの救援に駆け付ける。

しかしプライドとキング・ブラッドレイの乱入によりマスタングは連れていかれてしまう。その後はエドワードやマスタングと再び合流するまでホークアイを保護する。


最終決戦ではホムンクルスを消耗させるため仲間たちとともに攻撃を行う。がれきを遠距離から投げつけるなどして力を削った。しかし力を抑えきれなくなったホムンクルスのエネルギーの放出により周囲の人間とともに吹き飛ばされ戦闘不能に陥る。その後はホムンクルスと一対一の勝負に持ち込んだエドワードの名を叫びながら応援していた。


全てが終わった後の詳しい消息は不明。しかしラストの大量の写真の描写の中に、ヨキやハインケルとともにサーカスをやっている写真が見つかった。ジェルソザンパノのように元の体に戻るつもりはやはりないらしい。


本編終盤において合成獣メンバーの中ではエドワードに一番長く同行しており、「何の関係もないのに手伝ってくれた」と最後にエドワードからは感謝されていた。


余談

なお、名前は「王の中の王」と呼ばれたペルシアダレイオス英語読みであり、大空魔竜ガイキング悪の親玉と同じ。


関連タグ

鋼の錬金術師 ゴリラ アメストリス ザンパノ ジェルソ

キンブリーの元部下

※下記以外の用例(部分一致検査等)については「ダリウス」を参照のこと。



「なぁに気にすんな お前がやらなきゃ俺が出口ぶっ壊してた」


「野生の勘がやめとけって言ってるんだけどな…」


「野生の勘が言ってるんだ ここにいる方がいい目が見られるってな」


CV:天田益男


概要

類人猿型合成獣(いわゆる改造人間)。身長208㎝ぐらい。キンブリーに付き従ってハインケルとともにブリッグズへやって来る。キンブリーの命令でブリッグズから連れ出されたエドワードの監視として車に同乗することになる。


その際密かに人質に取られながらも、エドワードの機械鎧整備を口実に付いてきたウィンリィに注意をするが、ウィンリィのウソ泣きとエドワード達の冷たい視線に慌てふためき撤回するなど、いかつい見た目ながらどこか憎めない印象だった。


そしてエドワードが独断行動をとった際に人気のない場所でハインケルとともに合成獣に変身。雪煙の中でも嗅覚を生かしエドワードを追い詰める。しかし偶然見つけたダイナマイトからエドワードがアンモニアを分解。嗅覚が仇となりハインケルとともに悶絶し昏倒してしまう。


その後エドワードとの戦闘で賢者の石を使用したキンブリーの攻撃に巻き込まれ、ハインケルとエドワードもろとも地下深くのがれきに埋もれることになる。しかし辛うじて息のあったエドワードの錬金術により、ハインケルとともにがれきから救出される。

そしてエドワードから腹部に深く突き刺さった鉄骨を抜くように頼まれ、「殺す命令は出ていない」としてハインケルと協力し鉄骨を引き抜く。


さらにエドワードからキンブリーを追うよう頼まれるが、応急処置のみで瀕死のまま気絶したエドワードを気遣い医者に連れていく。その時にキンブリーの落とした賢者の石を見つけて拾う。

これはいつの間にかハインケルに渡されており、後にアルフォンス・エルリックの窮地を救う切り札となる。エドワードに助けられて以降はハインケルとともに彼に同行。同時にキンブリーを見限り軍を敵に回すこととなる。


人物・能力

口癖は「俺たちの野生の勘が――」。

もみ上げが濃い大柄・強面の男。性格は大雑把だが根はやさしく面倒見がいい。森での戦闘後、夜が明けると近くの村の復興を手伝い材木を切ったりしていた。


またエドワードとホーエンハイムの険悪な仲を見てホーエンハイムのことを「あれは家族を捨てるような男じゃない」と言ったり、それに反論するエドワードを「どうせただの意地だろ」と一蹴したりと的を射た発言もしている。ハインケルと同様に色々と便利だからと合成獣であることは気に入っている。


エドワードがグリリンを仲間とする口実として自身とハインケルを「子分」と称したときは怒って彼をフルボッコにした。しかし結局「飯食わせてくれるならだれでもいいや」と承諾しており、あまり細かいことは気にしない模様。


グリードからはハインケルと一緒に「かっこいい」といわれている。これはグリードが以前合成獣の仲間を連れていたためかもしれない。


戦闘時にはゴリラの姿に変身する。ただし元々の顔がいかついため他の合成獣たちと比べると変化はわかりにくい。変身すると筋肉が一回り膨れ上がり、顔がゴリラのように面長となり腕や胸毛、頭髪といった一部の体毛が長く伸びる。またアニメ版では皮膚の色が肌色から褐色に変化する描写がみられる。


合成獣4人の中では一番の怪力を発揮し、自身の体の数倍はあるコンクリートのがれきを投げつけたり、相当の重量があると思われるグラトニーを突進で吹き飛ばしたりしている。動きも俊敏で、特に木の上ではランファンのように素早く移動している。また前述したように嗅覚も鋭敏であり煙の中や夜の暗闇の中でも相手を把握することができる。


ただしハインケルのライオンのように夜行性の動物モデルではないためそれほど正確ではなく、原作では間違って暗闇でエドワードを殴ってしまい怒られていた。そして発達した筋肉はかなり頑強なようで、普通の人間なら一噛みで首の骨を折ってしまう不死の人形兵に首をかまれた時もほぼノーダメージだった(アニメ版の描写のようで、原作ではジェルソだった)。


ちなみに対人形兵戦で合成獣メンバーの中では唯一武器(そばに落ちていたバリー・ザ・チョッパー)を使用していた。おそらく本人は打撃しか使えないためダメージを与えづらかったものと思われる。


愛称はゴリさんゴリウスなど(どちらもエドの命名)。


本編中の動向

エドワードを病院に運んだあとはハインケルとともに彼をかくまい、エドワードの口座から偽造身文書を使って生活費を工面していた。それにより軍に居場所が割れた際にはエドワードを「人質の無実の少年」役にして担いで逃走する。

しばらくして森の小屋にて、記憶を取り戻して人造人間から離反したグリード(肉体はリン・ヤオ)と合流。更にアルフォンスやホーエンハイムとも出会い、人造人間の計画を阻止すべく行動を開始する。


負傷したハインケル以外の合成獣メンバーやエドワード達とともに軍に潜入。地下で不死の人形兵たちと戦闘になる。戦闘後はエドワードと別れ合成獣メンバーで行動。捕えられたロイ・マスタングリザ・ホークアイの救援に駆け付ける。

しかしプライドとキング・ブラッドレイの乱入によりマスタングは連れていかれてしまう。その後はエドワードやマスタングと再び合流するまでホークアイを保護する。


最終決戦ではホムンクルスを消耗させるため仲間たちとともに攻撃を行う。がれきを遠距離から投げつけるなどして力を削った。しかし力を抑えきれなくなったホムンクルスのエネルギーの放出により周囲の人間とともに吹き飛ばされ戦闘不能に陥る。その後はホムンクルスと一対一の勝負に持ち込んだエドワードの名を叫びながら応援していた。


全てが終わった後の詳しい消息は不明。しかしラストの大量の写真の描写の中に、ヨキやハインケルとともにサーカスをやっている写真が見つかった。ジェルソザンパノのように元の体に戻るつもりはやはりないらしい。


本編終盤において合成獣メンバーの中ではエドワードに一番長く同行しており、「何の関係もないのに手伝ってくれた」と最後にエドワードからは感謝されていた。


余談

なお、名前は「王の中の王」と呼ばれたペルシアダレイオス英語読みであり、大空魔竜ガイキング悪の親玉と同じ。


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