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概要

F-ZERO X』から登場。地球征服をもくろむ悪の怪人。年齢不詳。一人称は「オレ」。

グランプリには地球征服計画の資金集めのために参加しており、ついでに自分を妨害する邪魔者たちを事故らせて抹殺しようと考えている。趣味は意外にも花を育てること(ただし食人植物)。

紫色の肌とひょろ長い妙な体型、かすれた声が特徴的だが、これは改造手術を受けた結果であり実は地球人。頭頂部から延びるチューブはアドレナリンやドーパミンなどの内分泌物質を意のままに増幅できる装置と繋がっており、その体格からは考えられないクレイジーパワーを発揮することが出来るという。


普段は正義の味方スーパー・アローと抗争を繰り広げている。また、賞金首になっているので過去にはキャプテン・ファルコンにも危うく捕まりそうになったこともある。

「悪の帝王」を自称するが、サインの要望に自画像をサービスする、自分のファンの少なさ(その数は僅か5人)に驚くなど憎めない一面も。メディアからは何故かお笑い番組への出演依頼が殺到しているらしく、それほど怖がられていない様子。


なお、彼が地球征服を狙う理由は「悪人の究極の夢だから」であり、ヒーローvs怪人という予定調和を楽しんでいるようにも見える。


下記の専用EDではEAD(若しくはどこぞの科学者)によく似た謎のアンドロイドを起動させるも、アンドロイドの足が床に置かれていた工具箱に引っ掛かった事で転んでしまい、自身は倒れたアンドロイドの下敷きになってしまった。


アニメ『ファルコン伝説

CV:辻親八


本名はゾーダック・ストロベリー。5月19日生まれ。血液型はRh-O型。第一話の5年前に復活した42歳の男。

150年前のミュートシティ(当時のニューヨーク)で悪の帝王として恐れられた凶悪犯罪者で、刑事であるリュウ・スザクとは宿敵の関係にあった。


冷凍刑に処せられ150年間冷凍状態にあったが、ブラックシャドー率いるダークミリオンによって改造人間として復活。以降はダークミリオンの幹部として活動し、同じくコールドスリープから目覚めた宿敵のリュウと再会し、今度こそ息の根を止めようとする。

一方ボスであるブラックシャドーに対しては忠誠心を持っていないどころか内心では嫌っており、いつか彼に成り代わって全宇宙の支配を目論んでいる。また後に現れた同じく幹部のミスキラーともソリが合わず、対立を深めていく。

部下としてバイオレックスオクトマンザ・スカルババなどを引き連れており、レースでは共謀してリュウたち高起動小隊をあの手この手で打ち負かそうとする。


リュウほどではないが高機動小隊(銀河警察)のメンバーとも浅からぬ因縁を持っており、ジョディ・サマーとアンディ・サマー兄妹は彼のせいで死に別れ(実際にはアンディは別の人物に成り代わり生きていたが)、ジョディも半身が機械の身体となるほどの重症を負わされたほか、クランク・ヒューズの父親ロイも彼の手によって殺されている。


LAP25「超物質リアクターマイト!」にて、作中のキーアイテムである「リアクターマイト」を手に入れ、その超エネルギーの爆発力を利用しブラックシャドーに反旗を翻すが失敗。「本当の使い方を教える」といってブラックシャドーにより体内にリアクターマイトを埋め込まれてダークミリオンを追放されてしまう。その後みすぼらしい姿で露頭を彷徨う中、宿敵のリュウに気づきもされなかった怒りでリアクターマイトが発動。肥大化し強力なパワーを得る。チューブでギャラクシーランナーを乗っ取ったり、そのパワーでリュウを痛めつけるもあと一歩及ばずエネルギー切れを起こしてしまい、ブラックシャドーの手によって異次元空間「暗黒空間」へと飛ばされてしまう。


その後しばらく登場しなかったが、LAP32「暗黒からの叫び」で、同じく暗黒空間に吸い込まれたリュウとファルコンに再会。リアクターマイトが大量のブラッド・ファルコンに反応したことでその意味を理解し、彼らを吸収し「ハイパーゾーダ」へと変貌。同じくマシンにもその力を注入し「ハイパーデスアンカー」に変化させ、リュウ達と共に異次元を脱出する。


その後はダークミリオンに帰参するが、これまで以上にブラックシャドーに対する憎悪を剥き出しにし、その対立は表面化。彼を打ち負かして組織のリーダーに上り詰めんと様々な策謀を巡らせる。その過程で、ブラックシャドーが秘密裏に研究を行っている生体実験を暴こうと研究施設に忍び込むが、そこで自分が150年前の人間ではなく、この時代でブラックシャドーの手で生み出された人造人間で、リュウを抹殺するために過去に送りこまれたという衝撃的な真実を知り、今までのことも全てゾーダのリアクターマイト強化の為に仕組まれた事だったと明かされた。


以降はダークミリオンから再び離反し宇宙の支配者になるため一人で戦うことを決意し、リュウとブラックシャドーを倒そうとするが再びリュウに敗北し、さらにブラックシャドーの新たな宇宙を作る計画を奪おうとするも失敗し、ハイパーデスアンカー共々ダークマターリアクターに取り込まれる。

しかし、最終決戦では意識を取り戻し、自分が助かりたい為とはいえ、フルパワーを出せないリュウを一喝し、結果的に全宇宙を救うきっかけを与え、さらにブラックシャドーを亡き者にするという野望を達成した。


そのまま、ダークマターリアクターの爆発に巻き込まれたと思われたがリアクターマイトを取り込んでいたおかげか生還し、5年後の世界ではブラックシャドーに成り代わり、他の悪党(元部下)達に恐れられる存在となった。なお、リアクターマイトはなくなってしまったのかゾーダとデスアンカーは元の姿に戻っている。


上記の通り、凶悪犯らしい極悪非道な人物だが意外にも重度の甘党でOPにケーキを持ち込むほど。

作中でも常々チョコレートパフェ、アイスクリーム、ケーキなどの洋菓子を口にしており、部下から「虫歯になりますよ?」と心配されるレベル。エネルギーを大量消費するリアクターマイトの影響でさらに拍車がかかったとか。

ちなみに彼が甘党に、そして犯罪者になったのも、働いていたケーキ工場でケーキを摘み食いばかりしていたせいでクビになったのがきっかけらしく、趣味はお洒落と旅行だったりと原作ゲームのようにコミカルな人物でもある。


LAP21「熱き女たちのバトル!!」のレディースレースでは美少女戦士っぽい女装しておしおきよも経験済である。(なお、実況のミスターゼロからは似合ってないと酷評されていた)


余談ではあるが42歳というのは外見年齢、あるいは彼がそう認識している年齢であり、本当の年齢ではないと思われる。成人の外見で生み出されて過去に送られているので、実際の年齢はかなり若いと予想される。

また、幼少期の記憶が無い事に悩んだりしていないため、偽りの記憶を植え付けられているか、記憶喪失になった(と認識している)が割り切ったなどの可能性がある。

ケーキ工場を首になったのが切っ掛けで犯罪者になったのも、もしかしてそのあたりが関係しているのだろうか?


リュウを抹殺するために生み出された人造人間だが、考えてみるとその手口が非常に回りくどい。

ケーキ工場に勤務して摘まみ食いでクビになり、それで犯罪者に堕ちてようやくリュウと因縁を持つという運任せにもほどがある作戦である。

最初はリュウの命をすぐに狙うつもりだったが、過去に送られた衝撃でそれを忘れてしまった……のかもしれない。


LAP26では落ちぶれたのが原因か、リアクターマイトを埋め込まれてハイになったのが原因か、力を得たがリュウにレースを挑まず「お前この時代で独りぼっちだったんだろう? 時に置き去りにされた孤独を誰もわかっちゃくれねぇ。 でも、俺様ならその気持ち分かるぜ。 どうだい、これからは150年前の人間同士、仲良くしようじゃないの」「馬鹿な奴だ。 素直に俺様と手を組めばいいものを」「そんなに大事か? たった一人の同じ運命の俺様よりも!」とリュウを仲間に誘い、拒否されると想定していなかったのか本気で叫ぶなど、彼も精神的に参っていた様子が見て取れる。

リュウと違い、気が付けば勝手に改造を施された上にブラックシャドーの手下にされて、孤独を吐き出し相談できる相手も居なかった事を考えるとリュウ以上に孤独を抱えていた可能性がある。


上記の通り、宿敵が主人公であるリュウに変わり、彼と対称となる存在としてストーリーの中核を担うようになり、大幅に追加設定された一方で、原作での宿敵であるアロー夫妻とはほとんど接点がなくなってしまったが、一度だけリュウを通じて勝負する回がある。


彼の左眉はメタリックパーツらしき様相だが塗りミスをしても気づかれにくいためか、アニメ本編では肌と同じ色で塗られていることが度々ある。また、塗りミス対策なのかハイパーゾーダ時は完全に無くなっている。


搭乗マシン

デスアンカー

マシン名デスアンカー(DEATH ANCHOR)重量1620kg
性能評価ボディE/ブーストA/グリップCマシンナンバー13

「秘密結社ナゾデス」が銀河宇宙連邦から盗み出した惑星間弾道ミサイル改造して作り上げたマシン。本来は最終兵器として利用する予定だったため自爆装置が残されたままになっているというトンデモ設計のマシンだが、このことはゾーダに知らされていない(レースには影響は無い)。

ブースト性能が高くスピードを出しやすいが、ボディ性能は最低。操作性も独特のため、上級者向け。


アニメではナゾデスは登場しないうえ、雑兵であるダークソルジャーがこれに類似したマシン「ソルジャーアンカー」を使用しているため、おそらくダークミリオンが製作した汎用マシンのひとつと考えられる。


ハイパーデスアンカー

搭乗マシンハイパーデスアンカー(HYPER DEATH ANCHOR)重量1670kg
性能評価ボディC/ブーストA/グリップDマシンナンバー13

ハイパーゾーダがリアクターマイトの力を注ぎ込み強化したマシン。巨大化しただけでなく、重量が大幅に増え弱点であったボディが強化された。その代わりにグリップ能力は少し落ちてしまった。

リアクターマイトの力で強化されたためか、アニメでは数少ないブーストファイヤーが使えるマシン。発動時には最初の一回を除き「デスファイヤー」と呼称される。

ゲームでは『F-ZERO CLIMAX』に登場。こっちでのブーストファイヤーは他のダークミリオンのマシンと同じく「ブラックファイヤー」と呼称される。


テーマソング


ロック調のBGMだが、何処となくアラビアンな雰囲気も醸し出している曲調となっている。


ムービー「Arise ZodaII! Zoda's Road To World Domination?(立ち上がれゾーダ!ゾーダの世界征服計画とは?)」


登場作品

F-ZERO X(N64)

F-ZERO GX(GC)

F-ZERO ファルコン伝説(GBA)

F-ZERO CLIMAX(GBA)


関連タグ

F-ZERO ファルコン伝説

怪人 人造人間 憎めない悪役

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