一番人気のクーと敵対関係という設定もマイナスだった（ケンとカズも勇者の子孫と魔王の生まれ変わりで敵対関係だが、カズは魔王化するのを阻止された設定がある。ちなみに、ケン＆エリカはクーとセシリアの敵対関係を第三者視点で見守る立場であり、ゲームのメインはアズテックをホールに入れて世界を救うことであり、ラスボスは存在しない）。

表向きの評判が良く、ファンクラブがいる設定があるのだが、この設定と暗黒微笑のスチルとゲーム中に時々入る痛い設定が本性は鬼ババアという印象を与えているのかもしれない。実際、衣装も雪の女王、妖狐など、悪役を意識したものが多く、ゴルフゲーム以外だったら女幹部だった可能性もある。そんな彼女が初期に導入されてエリカと一緒になったのはすごいことである。

公式の4コマで、マップのBlueLagoonをBL（ボーイズラブ）と誤読したこともある（そう見える人が腐女子とは限らない為、腐女子かどうかは不明）。

しかしながらセシリアを好むプレイヤーも当然ながらいることは間違いない。

本作は着せ替えゲームで男性キャラが不人気な為、女性キャラの中で一番不人気のセシリアを話題にできたのであろう（男性キャラたちも衣装のコンセプトが一貫していれば、女性キャラほどではなくとも人気が出た可能性がある）。

イラストでは美巨乳に描かれる事が多い。公式のアンソロジーで「ナイスバーディー＝ナイスバディ」というネタにされたのも一番早かった。やはり年長者だからだろうか。

超余談

リリース初期は主人公たちの保護者のような地味な公式イラストが多かったが、サービス終了付近には、傾国の美女のような魅力的な公式イラストが多くなっていった（公式がテコ入れしたというよりも、ヒロイン全員を尊ぶ萌え系にありがちな現象と言っていいだろう。パンヤ上においてはセシリアの法則とでも名付けて欲しいもの）。

媒体によって劇画になったりアニメ絵になったりするマックスと同様に、解釈が分かれるキャラである。

公式画で常にドヤ顔という、このゲームでは珍しい設定も持ち、プレイヤーによっては年増設定よりもここのほうが印象に残っているかもしれない。