これはオレが大富豪になっていく物語
概要
「The JOJOLands」の主人公。
ハワイに住む15歳の少年。ハワイの前にはアメリカのニュージャージーに住んでいた模様。兄のドラゴナ・ジョースター、母のバーバラ・アン・ジョースターの3人暮らし。
バーバラは前作「ジョジョリオン」に登場した吉良・ホリー・ジョースターの妹で、そのため吉良吉影と虹村京とは従兄弟の関係。またジョセフ・ジョースターの孫であり、「スティール・ボール・ラン」の主人公であるジョニィ・ジョースターの玄孫でもある。父親は保険会社に勤務していたがジョディオが11歳の時リストラされて母親と離婚している。
幼少期から違法薬物の密輸を生業としており、第一話の時点で車の窃盗・警官への暴行・麻薬の密売といった犯罪行為を流れるように行っている筋金入りのチンピラ。
大富豪になるという夢を持っており、今の運び屋稼業から成り上がろうとしている。ただ、彼いわく大富豪と言っても単に金持ちになるという意味ではないらしい。社会の「理不尽」に対して思うところがある様子が見られる。
いっそ清々しいほどに悪党ではあるが、一方で家族へ手を出すものを許さない気高い精神も併せ持つ、妙に爽やかな空気を纏った男である。
学校の心理テストの結果にて、反社会性パーソナリティ障害(いわゆるサイコパス)の20の項目のうち18の項目が当てはまっていると診断されており、本人もクズな人間に出会うと「キレそうになる」と漏らしている。
11歳の頃には兄のドラゴナに対して酷い虐めをしていたドラゴナの同級生をスタンド能力を利用してスクールバスに火事を起こして生きたまま燃やすという報復を行っていた。
岸辺露伴のファンで、自宅に単行本を揃えていたりネットで配信されるアニメもいつも見ている様子で、作中でも露伴の原稿のデータを見て幸せを感じるシーンが存在する。
外見・変遷
全体的に目鼻立ちが整っており、フー・ファイターズを思わせる紙粘土の様な髪が特徴。歴代のジョジョ主人公の中でも特に中性的で現代チックなデザイン。
初めて姿がお披露目されたのは2023年の年賀状。干支であるうさぎの中に今まで出てこなかった人物(=ジョディオ)が描かれており、「第9部の主人公なのでは」と考察された。
その後、より詳細なビジュアルが公開され、上述の通り劇画調からは離れた現代顔だった事から話題となった。
スタンド『ノーヴェンバー・レイン』
「重さ」を持つ雨を降らせるスタンド。
詳細は当該記事へ。
余談
第7部以降、第1部〜第6部までの人物をモチーフにしたキャラクターが登場しており、ジョディオもまた、第6部までの誰かをモチーフにしているのではないかといわれている。第5部には、JOJOとDIOの要素を併せ持つ主人公としてジョルノ・ジョバァーナが登場しており、ジョディオはジョルノをイメージしたキャラクターであるという説が現状有力。
ジョルノとの共通点として、
- 年齢がともに15歳
- 初手で悪徳警官(警備員)との絡みが描かれる
- 反社会的組織に属する
- 「成り上がる」と言う夢を持つ
などが挙げられる。ただ、この世界線におけるディオは既に死去しており、名前にもあるディオとの関係性は現状不明。
ウルトラジャンプ2023年9月号・The JOJOLands第1巻の冒頭ページ及びJOJO magazine 2023 WINTERの裏表紙に、九角形とその辺に沿ってぐるりと取り囲むように9つの二等辺三角形が描かれ、それぞれが1から9までの番号を指していた。真下を指す三角形のみ矢印の形となっていたのだが、その矢印の示す先にある番号は「5」であった。
なお、第7部以降の世界は、読者の間ではしばしば第6部のラストで宇宙が一巡した後の世界であるとされているが、現時点での公式からの明確な発表はない。(そもそも、第6部において世界は一巡していない)
そのため、ジョディオは生まれ変わりではなく、単にジョルノをモチーフとしたキャラクターと考えた方が適切である。
ちなみに「ジョディオ」という名はスペイン語圏では
- ファッキング、クソッタレ
- 混乱した、めちゃくちゃの
- 奇妙な、異常な
という意味であり、スペイン語圏のジョジョラーは大困惑したという。
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