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サンタツ

さんたつ

和歌山県伊都郡に伝わる深山に棲むという妖怪で、鼬の一種であるともいわれる。
目次 [非表示]

概要

大正5年(1916年)に発行された、高瀬敏彦による論文『郷土研究』四巻一号「紀州伊都郡俗信」のカマイタチ・ユキンボ等の項に記述される妖怪。


和歌山県伊都郡に伝わっているこの魔物は深山に棲んでいるとされ、姿はに似て長い尾があり畑の茄子を採りに来るといわれている。


またこの項には、表題の鎌鼬の他、狐の火、さらに水雷と火雷と呼ばれる猫に似た妖怪(雷獣?)が書かれているために、同じ類いであるのかも知れない。


また3合の水があれば姿を隠せるというガアタロ(河童)についても同項に書かれており、九州北部に伝わる茄子が好物な河童の一種とされるひょうすべとの関連も想像される。


『本草綱目』には川獺海獺の他に「山獺(サンダツ/ヤマウソ)」という現代では正体が分からない獣が記述されていることから、漢字ではこのように書くと考えられる。


この妖怪はツイッターの伝承妖怪お題絵において、平成24年11月のお題として出され、妖怪絵師によって新たな姿が与えられた。

関連イラスト

サンタツ伝承妖怪お題絵平成24年11月「サンタツ」さんたつ◯山獺:さんたつ


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妖怪 獣妖怪  鎌鼬 化け猫

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