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概要

2020年に世界的に問題化し、現在も猛威を振るっている新型コロナウイルス

日本においても2月頃から感染者が増加し、特に人口密度の高い首都圏などの大都市では顕著である。

一方、当時は地方都市では感染者がまばらであり、まだ感染者が一人も出ていない県も多かった。


こうした地方都市へ、大都市在住者がコロナウイルス感染のリスクを避ける目的で休暇観光に出かける行為をコロナ疎開と呼ぶ。


コロナ疎開は3月頃から本格的に見られるようになり、地方で大都市のナンバーの車が増えたという目撃情報が多発。

それと同時に感染も全国に拡大し、「安全圏」だったはずの県が次々と陥落。

4月初旬時点では鳥取県岩手県のみ感染者の報告が無かったが、後に両県共に感染者が確認された。


緊急事態宣言が地域限定(後に全国へ拡大)で発令され、ゴールデンウィークが迫っていたこともあり、コロナ疎開は大きく問題視された。

地方では大都市ナンバーの車に対する警戒心が増し、やがて「他県ナンバー狩り」と言われる他所者排斥の嫌がらせに繋がった。→自粛警察

非常事態宣言が全国に拡大したのは、このコロナ疎開を制限することで人とウイルスの移動を抑制する目的もあったと思われる。


後に緊急事態宣言は解除されたが、現在でも連休などに大都市ナンバーの車が地方に現れることをコロナ疎開と見なす向きは強い。


注意点

大都市ナンバーだからと言ってコロナ疎開であるとは限らない。

中には引っ越しや転勤でナンバーを変えないまま定住している者もいるからである。

このため、先述の他県ナンバー狩りが流行った頃には、勘違い防止の為に「〇〇在住です」「コロナ疎開ではありません」などと書いたステッカーを貼る者もいた。


関連項目

COVID-19 コロナウイルス 疎開 自粛警察 村八分 感染者狩り

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