ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

データ

カテゴリー4
出現時期2025年
体長63m
体重2,690t
毒性極めて高い

概要

海底から出現した巨大生物「KAIJU」の一種。別名:凶悪翼獣。ポケモンではない。名前の由来は、「大太刀」ではなくて「御立ち」らしい


OTACHI

データ上ではイェーガーや他の怪獣より小さく感じるが、これは四足歩行時の身長であり、尻尾も含めた全長は数百メートルを越える。


頭部の突起の正面にも4つ、計6つの目を持つ。舌は触手状で、マニピュレーターにもなる。翼はプテラノドンやケツァルコアトルスなどにも似ていて、恐竜を造ったプリカーサーの意匠が見て取れる。


これまでの戦いによるデータから相手となるイェーガーの弱点を知り尽くし、そこを突くことに特化した対イェーガー用怪獣の決定版とでもいうべき存在。


特筆すべきは、多彩な攻撃手段と行動範囲である。

パシフィック・リム オオタチのしっぽ

長い尻尾はムチのように叩きつけたり巻き付けたり自由自在に動かすことができる他、先端に3本の鉤爪がついており、物を掴む事にも対応している(小説では尻尾だけで独立稼働ができるとされている)。尻尾切りも可能で、出血死もしないと思われる。


喉の袋には血液である怪獣ブルーをベースに作られた溶解液が詰まっていて、口内の噴出器官から水鉄砲のように吐きかけて飛び道具として使用する。溶解液の酸性度は極めて高く、イェーガーの装甲を一瞬で溶かしてしまうほど。相方のEMPも電撃衝撃波みないな性質もあるので、収束させられれば破壊力を有するのだろうが、明確な攻撃用としての飛び道具を劇中で披露したのはオオタチだけ。過去にはヴォジャノーイと呼ばれるカエルのような怪獣が強酸を吐き、エデン・アサシンを撃破したがチェルノ・アルファに倒された。また、没案ではカーロフも胸の口から胃酸を吹いたらしい。

  • これに類似する武器は、現実でも鳥などが会得している(今まで食べた生物の有害な物質を貯蓄・凝縮し、自分の胃酸や未消化物などと混ぜて、酸性の液体を敵にぶっかける)。相手は最終的に死ぬまた、ある種の昆虫は尻(の近く)から二種類の化学液を発射して空中で交差させて非常な高温になったり、ある種のクラゲは炸裂する光弾を発射できる。これは、映画『サラマンダー』でも採択されたブレスの方法であり、それが更に『ハリー・ポッター』シリーズのドラゴンハンガリーホーンテールが使っており、映画の最終作でのウクライナアイアンベリーも同様だった。『ゲームオブスローンズ』のドラゴン達や『ゴッド・オブ・エジプト』(2016年)の巨大コブラ達も同様のブレスを吐く。

更に両腕には翼があり、それを使って飛行が可能。重量1980トンのジプシー・デンジャーを掴んで大気圏外まで飛べるほどの力がある。もしかしたら、(裏設定で?)怪獣やイェーガーと同様に、反重力を応用して生み出す浮力と運搬力なのかもしれないが。これらの武器を状況に応じて使い分け、更に他の怪獣と連携を行うなど、知能も高い。陸海空をここまで効果的に戦い分けることができる怪獣も珍しい。ガメラGMKキングギドラバランヘドラメガロデストロイアダガーラなどが挙げられるだろうか。


オオタチ

第二の生命機関があり、これは怪獣王に通じる。下顎が分裂したり、陸上と水中の中間生物なのも2016年の怪獣王と一緒。痛感への耐性も優れている。


関連タグ

パシフィック・リム 怪獣 KAIJU ラドン ギャオス ジーダス ゴジラ2016 真のラスボス まるでラスボスのようだ




劇中では(ネタバレ注意!)

2025年にレザーバックと共に香港を襲撃し(「第一次ダブルイベント」)、チェルノ・アルファクリムゾン・タイフーンと交戦。歴戦の勇士である2機を相手に互角以上に渡り合い、尻尾でタイフーンを撃破しチェルノに強酸を吐きかけ大ダメージを与える。

パシフィック・リムらくがき2枚

ストライカー・エウレカがEMPで行動不能になった後は一足先に市街地に上陸し、怪獣とのドリフトを行ったガイズラーを捜す。発見した直後にジプシー・デンジャーと交戦し、激戦の末酸袋と尻尾を破壊されながらもジプシーを鷲づかみにして高々度へと飛行するが、ジプシーの新兵器「チェーンソード」で両断され倒された。


実はこの個体はメスであり、戦闘時既に子供を身籠っていた


RUN

母体が死んだ後も胎内の幼体は生き延びており、死体を調査していた調査員に襲い掛かり、これを殺害。ハンニバル・チャウを丸呑みにした上、ガイズラーも手にかけようとした(なお、チャウは運よく生き延びており、ラストシーンで腹を切り裂いて脱出している)。

しかし、臍の緒が首に絡まったことであえなく窒息死してしまう。


その後、ガイズラーとゴットリーブの両名がこの死体を調査・ドリフトした結果、時空の裂け目の正しい通り方が発覚することになる。


その高い戦闘能力で主人公達を窮地に陥れ、観客に大きなインパクトと緊張感を与えた。また、唯一4機全員と戦闘している。その点で言えばラスボス以上かもしれない。


加えて、初の飛行能力を持ったこのKAIJUの出現により、イェーガーの代用として計画、建造されていた「命の壁」は全て無力化された。

関連記事

親記事

KAIJU かいじゅう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 320711

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました