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ショタの編集履歴

2023-05-20 15:32:04 バージョン

ショタ

しょた

ショタとは、ショタコンが好む幼くてかわいい男の子(キャラクター)の事である。 ロリータの男子版に相当する。

注意

ショタ好きにはいくつかの派閥があり、ショタについて対立することもある。


また、ショタは金田正太郎のような年齢(10歳ぐらい)のキャラという意味から始まっているので、年齢は大事。ただ、ショタジジイ合法ショタなどの見た目は小学生だけど高校生だったり成人していたりするキャラが登場している。なので今では、設定の実年齢ではなく見た目や雰囲気の年齢でショタを判断するようになっている。


概要

二次元の幼い男の子に対する特別な感情に基づいて対象を呼ぶ時の呼称。

セクシュアルな背景や文脈を持つことが多い。


詳細

工学用語や自然科学用語のように厳密に内容定義された言葉ではなく、自然発生的に生まれた言葉であるため、人によって違った意味で使用していることがあり、様々な様態から中核的な意味を指摘することはできるが、一定した意味は持たない。


言葉自体はテレビアニメ『太陽の使者 鉄人28号』の主人公・金田正太郎(11歳)から由来している。(原作やアニメ1作目では10歳である)。

放映時の1981年、アニメ雑誌『ふぁんろーど』(現『ファンロード』)の 編集長が「ロリータコンプレックス」という言葉に対して「正太郎のようなローティーンの少年キャラクターを好む人」を「正太郎コンプレックス」と名付けた事から。そしてそれを略して「ショタコン」と呼ぶようになった。(詳細はショタコンの頁を参照のこと)。

「ショタコン」から「ショタ」という言葉が取り出され、「ショタコンの人が好むローティーン以下の少年キャラクター」という意味で使われ始めた。


以上の歴史的経緯から言えば、この言葉は(1)絵で表される架空のキャラクターで、(2)ごく若い・幼いが幼過ぎない男子を指すのが最も原義に忠実であるが、次第に意味が拡散し、幅広い用例が見られている。


オーソドックスには

  • 「男子小学生又は小学生から第二次性徴の前まで(年齢は高くても中二ぐらいまで)の男子」

である。


元々ショタは中性的な容姿よりも男子児童的な容姿の方が求められるが現在は幅広く含まれる。昔よく主張されていた「毛が生えるまで」や「短パンが似合う間」というのも大体小学生ぐらいの年齢。今もショタは中二までや義務教育までとする人たちは多い。見た目が小学生なら筋肉質でも中性的でもぽっちゃりでも良い。男子小学生が主人公の児童向けアニメには、体を鍛えてるショタキャラはまあまあいる。さらに、成人してても小学生に見える男性キャラだと合法ショタと呼ばれショタ扱いされる。○○ショタとなるショタの派生は大体見た目小学生である。

※美青年や美少年は、由来や傾向の違いからショタとは別ジャンルであった。(今も別ジャンルであるという主張はある)

稀に「小柄で中性的な容姿の中高生」や高校生以上の「童顔で愛嬌のある絵柄がムサクない年下キャラ」でもショタとして扱われることもあるが数は多くない。


年齢による定義

日本製漫画・アニメやこれらに影響を受けた諸外国のキャラクターは海外のそれと比べてもデフォルメ・記号化・省略の度合いが強く、作者の絵柄による振れ幅も大きすぎて、年齢による厳格な定義は困難である。

「ショタキャラは何歳から何歳までか」という議論はネット上で大変に荒れやすい。

これには専ら意見交換の場となるのが専門的な議論の訓練も積まない多種多様な人たちが集い、ルールもない匿名掲示板などが主ということも災いしていた。

皆それぞれに己の嗜好や固定観念に基づいて好き放題を言い合い、またショタの定義を実際の生身の人類の男子の成長過程(第二次性徴による見た目の変化)に当てはめて論じようとすることで更なる混乱を招いた。年齢が下への拡張は拡張したところで争うことはあまりないが、上への拡張は激しい縄張り争いや押し付け合いになって収拾がつかなくなるのが常であった。

00年代はさながら宗教戦争のような泥沼が続き、一行目に書いたように土台となる部分が部分なのもあって、そもそも二次元の年齢とか飾りじゃね?という重要な突っ込みが徐々に認知されていく。

創作自体の設定の多様性も相まって、2010年代後半くらいからショタは大まかな年齢も大事だが見た目で決めようというところに落ち着いてきた。

ただしこれは年齢が軽視されているということではなく、消費者個々人においては設定年齢も依然重要であることに変わりはない。


主な媒体である同人誌やCGにおいて、エロシーンは大抵射精でフィニッシュになるので、交戦的な第二次性徴前まで原理主義論者の定義に従うと生物的矛盾が発生するなどややこしい問題もあって考えるのがめんどくさいという雑な事情もある。


また、日本語の「少年」という言葉も指す範囲が時々で変わり、法律的少年や、学齢期の区分、文学で用いられる場合などで一定しないことも混乱に拍車をかける原因であった。

法律などに縛られない通俗的な用法で少年と言えば小学生から中学生くらいであるが、文学などでは修辞的用法も見られる。

例えば三島由紀夫の短編の代表作の一つ、『雨のなかの噴水』で主人公格の人物は「少年」と表記されているが、いっぱしに少女と付き合って振ろうとしていたり、薄っすらとひげが生えかけている年齢に差し掛かっていることから青年期との端境期にあるか、若さを強調するための表現として「少年」と書かれている可能性もある。


このように、ショタを明確に区別しようとするのは幽霊の尻尾を捉えるようなものである。


それでも敢えて最大公約数的な用法を取り出すのであれば、概ね第二次性徴開始直前-少し経過したくらいが中核的なイメージといえようか。


派生

性癖は人の数だけある。


男の子の中でのより細かな区分や、他ジャンルとの結合、カップリングなど、ショタの下には様々なサブジャンルがぶら下がっている。

例えば、ケモノがショタ的色彩を帯びるとケモショタになり、それ自体が独立ジャンルと見做されることもある。

代表的なサブジャンルは関連タグを参照のこと。


ショタ化・幼児化

ショタじゃないキャラをショタにすること。

ショタ化幼児化を参照。

男子高校生を小学生や園児にすることもショタ化に当たる。


海外への輸出

日本的なアニメ・漫画系統の二次元への少年愛を指す言葉として英語圏を始めとしてラテン文字では shotacon という言葉が用いられ、派生ジャンルとしてoneshotaなどがそのまま使われている。

中国語では 「正太」。

朝鮮語(韓国語)では쇼타。


三次元・ゲイ用語としてのショタ

現代的に少年愛好を指す用語がなかったためか、生身の人間をショタと呼ぶ事例も現れ始める。


ガチで生きた対象に手を出す人達が餌食をこう呼ぶことがあり、日本語版wikipediaでかつて存在していた記述によれば、アングラ界隈で用いられていた模様である。

しかし、国営ヤクザを避けるためにも接近しないのが賢明である。


サブカルチャーの一般化に伴い、特に理由もなく実物の少年をショタと呼ぶパンピーも現れ始めるが、原義からしても現在の用法としても性的なニュアンスをまとわりつかせた言葉であるため、キャラではない人間に対しては控える方が穏当である。


ゲイ用語として「ショタ系」という言葉もあり、こちらは18歳以降の、少年ではないが少年のような外見的特徴を残す男性を指すジャンルとして用いられている。


ショタキャラクターの例

より詳しく見たい場合はショタ一覧を参照


pixivにおいて

「ショタ」は性癖としての側面が強い名称であり、性癖・嗜好関連での隣接ジャンルに男の娘ホモゲイなどがあり、これらとは重なり合う部分もあるが相容れない部分もあるため、マイナス検索などを活用しよう。

単にかわいい男子のイラストを探したければ男の子タグやなにこれ男の子かわいいなどのタグを使用すると吉である。

また、おねショタ関連の投稿も非常に多く、メスなんか見たくないという場合やショタ単体の検索をしたい場合はやはりマイナス検索が必須である(あちらのタグにこちらのタグの文字列が完全に含まれてしまっているため)。


関連イラスト

オリジナル

センシティブな作品rkgk20210813

版権

ライフィセットレンくん

擬人化(このイラストの27枚目)

カーズ絵まとめ4


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