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のび太のBIOHAZARDの編集履歴

2022-09-23 23:34:40 バージョン

のび太のBIOHAZARD

のびたのばいおはざーど

aaa氏によるドラえもん及びバイオハザードの二次創作ゲーム、およびその派生作品の総称。

『のび太のBIOHAZARD』とは、RPGツクールを使用して制作された二次創作フリーゲーム、及びその派生作品を含むシリーズである。

正式名称は『ドラえもん のび太のBIOHAZARD』、略称は『のびハザ』。

※ここでは主に本家のびハザ1について解説する。


注意事項

本来の一次創作品についてはドラえもん及び映画ドラえもんを参照のこと。

この作品は当然ながら各権利者(以下参照)の許諾を得ていない二次創作ゲームである。

非営利の二次創作であるが、ドラえもんのキャラクターを使用したグロテスク表現などに加えて、アニメ(ドラえもんなどの作品を含む)やゲームの音声・SEの抽出使用など、著作権的(ドラえもんにおいては主に著作権の人格権利の侵害に該当する)な問題や著しいキャラクター設定の改変などがある作品であることは留意しよう。


また、過去に小学館からの(権利所有元である藤子プロの代理として)著作権侵害の申し立てにより本作のプレイ動画が一斉(一掃的)に削除されたことがある(詳細は以下の動画と後述)。そのため無闇にゲームのダウンロード方法を尋ねたり、他の人(YouTuber有名なプロゲーマーなど)や芸能人にプレイを薦めたりして実況プレイ動画のアップを促したり、藤子プロ(本家)を始めとする小学館等の関係者に本作について問い合わせるなどの行為は控えよう。


のびハザ関連の動画削除騒動に関して


なお、プレイ映像をモザイクなどの加工を施しても削除されないという保証はできないので十分ご注意ください。(理由は一斉削除についてを参照されたし)


概要

RPGツクール2000を使用し、のび太戦記ACE(のび太戦記~導かれし者達~)で知られるaaa氏が制作したフリーゲーム。2005年12月に初公開された。

漫画家藤子・F・不二雄氏(後継作者はむぎわらしんたろう氏)原作の『ドラえもん』と、カプコン制作のサバイバルホラー・ガンシューティングゲーム『BIOHAZARD』のクロスオーバー作品。

のび太を始めとした『ドラえもん』の登場人物などをプレイヤーキャラとして、『BIOHAZARD』のようなゾンビウィルスに侵された世界を冒険するホラーゲームである。


映画ドラえもんのタイトルで使われる『ドラえもん のび太の~』にサブタイトルとして『BIOHAZARD』を掛け合わせたタイトルであるため、タイトルだけ見ればおふざけゲームかと思われてしまうかもしれないが、ゲーム内容は非常に作りこまれており、(作品によるが)選曲が意外と良く、(キャラ設定に目を瞑れば)かなり真面目なストーリーが展開されるというギャップが存在する。


登場人物は『ドラえもん』から、敵は『BIOHAZARD』からそれぞれ拝借し、更にオリジナルのキャラクターや敵クリーチャーも追加されている。

どちらかと言えば『BIOHAZARD』のストーリーや世界観に沿っているので、ドラえもんの登場人物の性格や立ち位置は原作と比べるとほぼ別物。具体的に言うと、悪役にされた上に死亡するキャラが居たり、のび太がやたらとかっこいい

(なお本家続編である『のびハザ2』や『新訳』では原作ドラえもんのキャラクター像に寄せて作られている。)


有志によるクオリティーの高い派生作品も数多く制作され、それらも含めてニコニコ動画YouTubeでは実況プレイの対象として盛り上がりを見せた。

緑川聖奈を始めとしたオリジナルキャラクターも人気を博している。


ストーリー

2004年7月24日夏休み初日、しずかちゃんジャイアンスネ夫といういつもの仲間たちと共に、ドラえもん無人島に連れて行ってもらったのび太。うるさい親から離れた生活を満喫した彼らは、三日間のバカンスを終えて家族の元に帰ってくる。しかし、そこで待ち受けていたのは愛する家族ではなく、ゾンビであふれた地獄のような世界だった‥‥。

のび太たちの生き残りをかけた戦いが、今始まる!


※上記はあくまでオリジナル版及びそれをベースにした本家リメイク版のものである。他の改造版ではキャラ設定、舞台、物語上の日時、作品中の時代設定なども全く異なることも多い。


キャラクター

のびハザの登場人物一覧

野比のび太

剛田武

骨川スネ夫

ドラえもん

クリス・レッドフィールド

レオン・S・ケネディ


オリジナルキャラクターについてはのびハザオリジナルキャラクター一覧を参照。

登場クリーチャー

アンデッド系統

アンデッド(ゾンビ)

クリムゾンヘッド

ゾンビ犬/ケルベロス

B.O.W.

ハンター

バイオゲラス

フローズヴィニルト

ブラックタイガー

キメラ

タイラント

ミスクリエーション

改造版追加モンスター

ハンターβ

ハンターγ

追跡者

ポスタル

ティンダロス

T-103タイラント

アリゲーター

サスペンデッド

リサ・トレヴァー

ウーズ(※スライム)

アルマデューラ

ノビスタドール

ヴェルデューゴ

リヘナラドール


※本家以外のユーザーによって追加されたキャラクター、モンスターは本家には登場せず、基本的に追加された作品とその続編のみの出演である。


本家および改造版タイトル一覧

改造版(=派生作品)について

本家作者とは別の有志による派生作品が数多く制作されており、それらは本家と区別して『改造版』と呼ばれている。それぞれシステムや操作、シナリオにかなり違いがあったり、独自のキャラクターが追加されているものもある。

作者は一般の日本人に留まらず、一般の何ヵ国にいる外国人も存在する。そのため、作品を共有や作品について話し合いするゲームコミュニティサービスの[Discord]]にてコミュニティが作られている程。

(改造版の広がりについて、本家作者のaaa氏は当初やや否定的であったが、のちに公認および改造版制作者への謝意を述べている。※あくまで小学館ではなくaaa氏の公認としてだが)

以下で紹介している改造版は目立った特徴のある完成作品。

この他に制作途中(中止作品を含む)のものや微改造版もある。

なお、以下の作品を始めとするドラえもんキャラクターが登場しない以下作品をベースとした改造版については本項では掲載しないとする。


本家

  • ドラえもんのび太のBIOHAZARD

通称「本家のびハザ」。2005年に公開されたすべての原点。ほとんどの改造版とは基本的なゲームシステムは一部を除いてほぼ同じ。


  • ドラえもんのび太のBIOHAZARD2

通称「本家のびハザ2」。本家作者aaa氏による10年ぶりの正統続編にして補完作品かつ完結編。映画ドラえもん のび太の南海大冒険の設定を取り入れている。

ゲームシステム面では前作の本家1とは別物になっており、前作の謎(真相)が終盤にて判明する。

本家バイオハザード2などのクリーチャーやバイオハザードシリーズの日本版の救援部隊といった人物が登場する。


改造版

改造版についてはのびハザ派生作品一覧を参照。


関連する外部リンク

現在で確認されているものでは海外にも複数の改造版制作者がいる模様。本家の英語訳版・中国語訳版・ベトナム語訳版も幾つか制作されている。それらの作品については以下リンクを参照。

ドラえもん のび太のBIOHAZARD@まとめサイト跡地||

新 のび太のバイオハザードまとめWiki

Nobihaza All Links


BGM

本作は様々な作品からBGMを引用している。

ほとんどはMIDI(楽譜データ)形式の音源だが、原曲音源もいくつか含まれる。主に版権作品のサントラをカバーしたBGMやフリーBGM配布のある素材サイトのものが使われる。

以下は出典の分かるもの。

※「ファイル名」欄は、のびハザのゲームデータ内のファイル名。


本家

曲名出典ファイル名主な使用箇所
夢をかなえてドラえもんドラえもんどらえもんオープニング
Hurry!テイルズオブエターニア緊急事態急襲シーン全般
バトル2ファイナルファンタジーⅨff9のび太の家周辺
The Front Hallバイオハザード2Tha Flont Holl学校の一階
Secure Placeバイオハザード2Secure Place保健室・セーブ部屋
Sadnessテイルズオブデスティニー2悲しみの音楽太郎死亡シーン
The Libraryバイオハザード2library図書室
闇路TAM Music Factory(フリーBGM)闇の通路職員室など
track1コープスパーティーZERO地下牢⇔学校の二階
ハンターチャンスファイナルファンタジーⅨハンターチャンスバイオゲラス
プロローグ-七英雄の伝説-ロマンシングサ・ガ2危険負傷した安雄の血清イベント(学校・図工準備室)
On The Hill The NightテイルズオブシンフォニアOn The Hill The Night安雄特攻シーン
(フリーBGM)気配旅館1F
Vacant Flatバイオハザードguardhouse旅館2F
古の戦争記デジファミ音楽堂(フリーBGM)Tドラえもん旅館&研究所 ドラえもんとの会話シーン
Vacant Flatバイオハザードlot地下洞窟
The Shinra CorporationファイナルファンタジーVIIDカンパニー地下洞窟 出来杉との会話シーン
The Second Malformation of "G"バイオハザード2The Secand Malformation Of Gタイラント戦
Escape from Laboratoryバイオハザード2RE2_Escape研究所(脱出イベント)
”T”- Bバイオハザード2T-Bタイラント2戦目
Staffs & Creditsバイオハザード3Bio3_gsクレジット

その他改造版

「新訳のび太のBIOHAZARD」→ロックマン(主にロックマンX)シリーズのBGM

「のびハザID版」→バイオハザード4や、The 3rd Birthday(パラサイト・イヴシリーズ)のBGM


プレイ動画の一斉削除について

削除されたのびハザ動画についてのお知らせ

2018年9月末頃、動画サイトに投稿されていたのびハザシリーズの実況プレイ動画の一部が、小学館からの著作権侵害の申し立てにより多数削除された。これを契機として、残存していたプレイ動画も各投稿者が自主的に削除、まとめサイトでのゲーム配布も終了する流れとなった。日本人以外にも外国人作者による作品はあるが、プレイ動画をシェアする点についても当然ながら削除されないと言う保証は無しである。その件以降の現在ではドラえもんキャラクターが存在しない改造版、完全新作の作品が作られている模様。こちらはあくまで単なるバイオハザードの二次創作ゲームとなるのでこの記事には掲載しない。


のびハザまとめサイトの管理運営によれば、小学館カプコンからまとめサイトへのアクセス記録は10年以上前からあったので昔から認知はしていたはずだが、個別に対応するためのコストなどを鑑みて黙認(放置)していたのであろうとのこと。しかし2018年になって削除対応に乗り出した要因として考えられるのは、

  • YouTubeで「エルサゲート」系動画(著作物の人格権を無視したもの)が大きな問題となっていた。
  • のびハザのプレイ動画を収益化に利用する投稿者が出てきた
  • niconico内のサービスである「RPGアツマール」に改造版の一つを投稿した人物がいた(※その後すぐに取り下げはした)

といった問題で、アングラコンテンツ範疇を超えて拡がり過ぎたことで小学館がこれ以上看過できないと判断したのではないかと推測される。


※現在では一部キャラクター(ドラえもん)の顔や名前をモザイクで隠すなどして加工したプレイ動画を再び上げる投稿者も見受けられるが、部分的に隠せば必ずしもOKといった保証は無い。

niconicoやYouTubeでは著作権侵害による動画削除が複数回あると収益化停止やアカウント停止(←本件について詳しくはこちらの記事へ)処分となるおそれもあるので注意。


pixivユーザーによる漫画作品

プロローグを漫画にしてみた。お気に入りのシーンを漫画にしてみた 4発目

モクデン氏の作品(ベースは「G2」)


R-18指定

diodio&ベズメゴン氏の作品(ベースは「無駄に改造版Ⅰ」)


R-18指定

diodio&ベズメゴン氏の作品の続編(ベースは「無駄に改造版Ⅱ」)


関連タグ

のびハザ

syamu_game:のびハザの実況プレイで注目を浴びた元YouTuber

最期の夢に終止符を : 三次創作の小説

のび太戦記ACE : のびハザ作者のaaa氏による別の二次創作パロディ作品


その他

バカハザ : 少年バカボン×バイオハザードの公式コラボ作品(配信元はゲームドゥKADOKAWA)

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