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SonyMusicの編集履歴

2021-08-15 01:06:07 バージョン

SonyMusic

そにーみゅーじっく

日本のレコード会社。

概要

正式名称は「ソニー・ミュージックエンターテイメント(SME)」。1968年にSONYが新しい事業として音楽事業を選び、CBSソニーとして創業した事に始まる。アメリカCBSレコードとの合弁事業だった。

1988年にSONYのアメリカの子会社がCBSレコードを買収した事もあり、1991年に現在の社名に改められているが、CBSレコードも、同じ社名に改められた(2004年にアメリカ法人の方はソニーBMG・ミュージックエンターテイメントと改名したが、これはアメリカのドイツ系企業であるBMGと経営統合したためであり、2008年にSMEに戻している)。


近年はアニメタイアップに根強いレコード会社としても有名。

毎日放送(・TBS系列)の日5はもっぱらここ所属のアーティストで占められていたうえ、NARUTOBLEACHのようなジャンプ原作のテレ東アニメのOPEDもそうであった(キングレコードから移行したガンダム日5放送した作品に限らずアニメイズムで放送のGのレコンギスタに加えUCNT、果てはビルドダイバーズでも主題歌を提供)。

スフィアのように傘下に声優専用の事務所(ミュージックレイン)を立ち上げてデビューしている者もいる。

おまけに2017年4月からはアニソン専門レーベル「SACRA_MUSIC」を立ち上げたとか。


またアニメタイアップの根強さに加え音楽性が似通った所謂弟・妹分的アーティストも数多く輩出している事から全盛期のビーイングのマーケティング戦略の影響を濃く受け継いでいることがわかる。


近年アーティストのレコード会社移籍が目覚ましいが、意外にも移籍先がソニーミュージックである例は少ない。そのため所属アーティストの大半がメジャーデビュー当時からソニーミュージックと契約を結んでいた歌手である。数少ない例外は藤井フミヤぐらいだろう(1998年にポニーキャニオンから移籍)。…と、思ったら2017年になんとあの宇多田ヒカルが移籍してきた(かつてはSONYの録音用MDのCMに出演していた)。


一方かつてレコード会社がソニーミュージック系列所属だったアーティストにはX(ソニー・キューン)、DREAMSCOMETRUE(エピック)、TM_NETWORK(エピック)、TRICERATOPS(エピック)、THEBOOM(ソニー)、AKB48(デフスター)、杉良太郎(ソニー)、Crystal・Kay等がいた。


ソニーミュージックレコーズ、SMEレコーズ、エピックレコーズ、キューンミュージック、デフスターレコーズ等の傘下のレーベルが多いことでも知られる(これはレーベル毎の独立採算制時代の名残)。

他レコード会社レーベルの吸収も多くビクターとの合弁解消したBMGの日本法人を買収しアリオラジャパンを設立している。というより、創業自体日本コロムビアからCBSレーベルをひん剥いた格好だった(故に日本コロムビアはそれ以後洋楽は手掛けていない。ただ、SMEの洋楽の輸入盤に関しては日本コロムビアが販売権を持つという歪な状態となっている)。

また2012年にはメディアファクトリー傘下だったピカチュウレコードも吸収(ただし、SME Recordsになりレーベル名としてはロゴと共に消滅している)しており、買収後はアニポケ主題歌が軒並みソニーミュージック所属のアーティストで占められる(発売元は変わらないが、ビクターのトータス松本などの例外あり。)という事態が発生している。それどころか2012年からは劇場版の映像ソフトとサントラ(アニメ版のみ)販売元もソニーミュージックになった(発売元は小学館)。ただし、アニメ版のキャラクターソングをリリースしたレーベルについてはキャラクターソングを

販売するアニプレックスではない点は気にしない方がいい。

頑なに任天堂ゲームのアニメを放送しないアニマックス(ソニー・ピクチャーズ傘下)とは対照的である。

更に2017年にはゲームソフト販売レーベル「UNTIES」を立ち上げてNintendoSwitchにも参入しており、任天堂との距離を縮めつつある。ただし、系列会社にあるゲーム会社のソニー・インタラクティブエンタテインメントとは例外の様だが。

(一時期ソニーミュージックアーティスツ所属の某声優が任天堂のゲーム好きを公言しても特に問題にならなかったのはおそらくこのため。そもそも2011年ポケモンの映画にミュージックレイン所属の声優が総出演している)

更に同年からは劇場版名探偵コナンの主題歌枠までビーイングから奪いつつある。(時々他のレコード会社のビクターやユニバーサルの場合もあるが。)

また傘下ではないが「アップフロントワークス」(モーニング娘。など)や「ジャニーズ・エンタテイメント」(KinkiKidsなど)のCDもここが販売を担当している。


洋楽歌手の所属も多い。有名なのはAerosmithOasis(解散)、デヴィッド・ボウイ(ユニバーサルミュージックから移籍)等。また、演歌歌手も抱えていた(伍代夏子、藤あや子、石原絢子)が、2011年3月限りで関連会社のソニー・ミュージックダイレクトに移管している。


そんなこんなで現在ではエイベックスに並ぶ大手レコード会社として名を連ねている。


他では、ネプチューンイモトアヤコの冠番組の世界番付のテーマソングやおはスタの番組のテーマソングの販売を手掛けている。


機器や商品としては

独自性を好む趣向のせいか、他のレコード会社と比べて一曲あたりの値段が少々高い。

かつてウォークマンやパソコンのマルチメディアのアプリケーションでしか再生が不可能なATRAC方式やavexのコピーコントロールCDと少し似た方式のレーベルゲートCDと呼ばれる特殊な音楽CDのディスクで販売してそれらで提供する事を提唱していた為、あまり好印象ではない。

2012年10月1日のmoraのリニューアルで、

DRMフリーのAACによる楽曲配信が開始されたことを機に、

SMEもこのフォーマットで楽曲提供を行うようになり、

iTunesStoreでも2012年2月22日に主要洋楽アーティストの、同年11月7日より主要邦楽アーティストの楽曲提供を開始している。

近年では、流行り始めたハイレゾと言う最高音質の音源に力を入れているようだ。


他のレコード会社との著作権の取り扱いについて

ビクターに並んで著作権事情に厳しい事でも知られる。

所属アーティスト、特に最近の作品や過去の有名アーティストのヒット曲などのCD音源はもちろんの事、当時の歌番組出演時の映像ですらYoutubeでは音源や動画そのものブロックがかけられる傾向がある(ごく稀に公式配信の動画が権利侵害でブロックされた事もある※)。曲や番組をアップロードする際は心がけておこう。以前については、公式チャンネルがなかった頃はブロックする術が無く、大量の違法アップロードが絶えなかったようである。(現在はYouTubeでの活動参入後はこの問題は解消された)

※2020年に配信された「有言実行三姉妹シュシュトリアン」第39話。劇中歌としてDREAMSCOMETRUEの楽曲「go for it!」が使用されており、YouTube側の権利関係規制に引っ掛かってしまい2日間試聴不可になっていた。

現在では、日本のみブロックされたり全国ブロックを受けたりする。また、近年ではあるがブロックをしないであえてソニーミュージック側から著作権侵害の申し立てが行われて収益化がされてしまうが、ブロックをしない楽曲とする楽曲の正確な違いの理由は他のレコード会社と同様、非公開で詳細は不明である。


子会社




関連タグ

SONY アニプレックス レーベルゲートCD

Walkman ウォークマン ATRAC 真空管ドールズ クーロンズゲート ランティス CD サウンドトラック


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