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トリカブトの編集履歴

2018-03-14 08:33:26 バージョン

トリカブト

とりかぶと

双子葉植物綱キンポウゲ目キンポウゲ科に属する毒草。日本には約30種ほど自生している。

概要

トリカブトの名は、が古来の衣装である烏帽子に似ているからとも、の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる。

英語名では"monkshood"(僧侶の被りもの)と呼ぶ。

花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色など。

多くは多年草である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。


根に大量のアルカロイド系の毒物を含有し、誤って摂取すれば死ぬ事もある。毒の威力は非常に強く、ドクゼリドクウツギと並んで日本三大有毒植物の一つとされる。


かつては世界各地で狩猟用の毒矢に塗布する毒の原料とされた。日本でもアイヌヒグマを狩る際に使われたが、生える地域により毒性に大きな差があるため、わざわざ遠くのものを採取していた事もあったという。


その一方で、トリカブトの根を乾したものは附子(ぶす)または烏頭(うず)と呼び、漢方薬として用いられる事がある。


また花蜜や花粉にも毒が含まれており、ミツバチがそれらを集めて猛毒の蜂蜜を作ってしまう事がある(食べればもちろん中毒する)。そのため、養蜂家はトリカブトの自生する場所では決して蜂を放さない。


花言葉

「騎士道」「栄光」「美しい輝き」「人嫌い」「厭世家」「復讐」「あなたは私に死を与えた」


※フランスでは「復讐」「あなたは私に死を与えた」、イギリスでは「騎士の武者修行」「栄光」「人間嫌い」「騎士道」という花言葉になるのでご注意ください。


誕生花

7月19日、7月25日

トリカブトをモチーフとしたキャラクター

特撮

その他

関連イラスト

わあ!綺麗な花ね!


関連タグ

植物  毒草

附子 狂言

ケルベロス

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