概要
- 一般名詞としては、体色が青い鬼のこと。
- noprops(pixivアカウントへ)氏(Vectorでのネーム)によって、RPGツクールXPで製作された謎解き&ホラーアドベンチャーゲームのタイトル、及び作中に登場する『ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人』のこと。本項ではこちらについて記述する。
内容
化け物が出現するという噂の洋館を訪れ閉じ込められた主人公らを襲う恐怖を描く。
洋館内には『鍵』『ライター』など様々な道具や暗号が隠されており、それらを駆使して館を脱出することを目的としている。
作者によって何度もリメイク版が制作されているが、その都度ストーリーや謎解きが異なっており、恐怖の演出も変化しているため、バージョンごとに新鮮な感覚でゲームを楽しむことができる。
また、2013年にはnoprops氏監修の元、黒田研二執筆の小説が発売された。
主な登場人物
青鬼
本作における敵。館に潜み、主人公一行に襲い掛かってくる謎の存在。
詳細はこちらを参照。
バージョン更新に伴うゲームの変化
青鬼1.0および1.1
最初に公開された青鬼1.0および1.1では、登場人物はヒロシ、カズヤ、メグミ、タクロー、および作中で名前が登場しない2人の計6人であった。名前が不明の2人の内、1人はタンス(たけし城)でガタガタ震えており、3.0以降におけるたけしに相当するキャラクターと思われる。ニコニコ動画では名もなきマナーモードと呼ばれている。
また、設定も「主人公のヒロシとカズヤがいじめっ子のタクローらに強制的に館に連れて来られる」というものだった。
青鬼3.0
2009年3月に更新版である青鬼3.0が公開され、登場人物は現在のひろし、たけし、卓郎、美香の4人となった。同時に、設定も「仲良し4人組が興味本位で館を訪れる」というものに変更された。
一方、ゲームの操作性自体は向上したが、同時に難易度も高くなり、「ブルーベリー農園」が初めて登場した。
青鬼4.3・5.2
2009年9月に公開された。登場人物に関してはそのままだが、「別館」なる建物が追加され、さらにフワッティーや青海老など、撒くことの難しい青鬼の亜種が登場した。机や本棚などの障害物も壁際に寄せられ、机を周回して青鬼を撒くことができなくなり、難易度が大幅に上がった。
青鬼6.0・6.1・6.23
2010年以降に公開され、5.2同様、登場人物はそのままだが、謎解き要素がさらに追加され、あろうことか脱落した登場人物が鬼に変化するなどといった要素が追加された。このため、長さ・難易度・恐怖感ともに最大となっている。
オニンピック
『青鬼』のタイムアタック動画の通称。名前の由来は「鬼」+「オリンピック」。
何度も本ゲームをプレイし、ゲームの流れや内容を完全に把握しきった者たちが辿り着いた極地である。
…っていうか、そういうゲームじゃねえからこれ!
ノベライズ
2013年,ゲームの原作者nopropsの監修の下,php研究所より刊行された。執筆は黒田研二,挿画は鈴羅木かりん。
ゲーム版に登場したひろし・たけし・卓郎・美香に加え,小説オリジナルのキャラクターが登場し,原作とは一味違ったストーリーが展開される。
登場人物
ゲーム版のメインキャラクターである4人のほかに以下の人物が登場する。
シリーズ一覧
- 第1弾 ゲーム版ver3.0がベースになっている。
- 第2弾『復讐編』 ゲーム版ver5.2がベースになっている。
映画化
AKB48の入山杏奈主演で実写映画化される事が決まった。公開は2014年7月5日。
キャスト
役名を()内に記す。
- 入山杏奈(杏奈)
- 須賀健太(シュン)
- 陳内将(卓郎)
- 聖也(ヒロシ)
- 古畑星夏(美香)
- 尾関陸(タケシ)
スタッフ
- 監督|小林大介
- 脚本|小鶴
- 原作|noprops
- 小説著|黒田研二
- 製作総指揮|吉田尚剛
- エグゼクティブプロデューサー|永森裕二
- プロデューサー|飯塚達介 松村傑 澤岳司 海老沼泰弘 阿部祥紀
- 撮影|南秋寿
- 照明|渡辺大介
- 録音|島津未来介
- 美術|塚本周作
- 編集|鈴木真一
- 音楽|きだしゅんすけ
- スタイリスト|高橋さやか
- ヘアメイク|有路涼子
- CGプロデューサー|鈴木伸広
- CGディレクター|土井淳
- 助監督|松下洋平
- 制作担当|小谷不允穂
- 制作プロダクション|デジタル・フロンティア
- 製作|『青鬼』製作委員会
- 企画・配給|AMGエンタテイメント
主題歌
「蒼いクレスト」(AMG MUSIC)
- 作 詞|坂本英三
- 作 曲|コジマミノリ
- 唄|山田奈都美
予告編
関連イラスト
関連タグ
Clown's pavilion DEATH GAME 阿部鬼 いずれも本作を元にした別作者のフリーゲーム。
主な実況者
最終兵器俺達 ボルゾイ企画(がみ+ふひきー) Rabi ヒカキン