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CV:堀内賢雄/宮内敦士(中間管理録トネガワ)

演:嶋田久作(人生奪回ゲーム)/吉田鋼太郎(ファイナルゲーム)

概要

帝愛グループの最高幹部の一人。

利根川幸雄失脚後、帝愛グループ内では最も早く王国入りを果たし、帝愛No.2の地位を不動のものにする。一条聖也は、兵藤会長が亡くなれば帝愛は黒崎が牛耳ると見ていた。

賭博破戒録カイジ地下チンチロ編では、終盤にてハンチョウ大槻が今まさに全ての金を奪われようとしてゴネているところに部下を連れて現れ仲裁に入る。ハンチョウの用意したシゴロ賽を最大限活用するための改変チンチロルールを褒めつつも急所である「ピンゾロ」への対策を怠ったことを「ワシなら怠らなかった」と論し、カイジの立てた戦略に自身が絡め取られたことを認めさせた。その後大勝したカイジが外出権をちゃんと購入させろと要求した際に「本来なら1年未満のものは時期尚早として出さない」と言いつつも「ここまで大事になったら要望を飲まねば現場の士気が下がる」と特例を認めた。

帝愛らしい冷酷な印象と隙の無さを見せつつも立場の強い人間を贔屓せず、地下の人間も理を通せば平等に扱う器の広さを見せつけカイジから「大将」とあだ名を付けられた。


その後は一条の上司として「」編で再登場。

カイジを「野良犬」と言い表しつつも、勝負師としての力量を評価しており、一条にも「必勝の戦略があるだろうから、なめてかかるな」とカイジを警戒し侮らなかった。

一条がカイジを侮り再勝負をすんなり受けたことに対して考えが甘すぎると忠告しつつも(なかば脅しのような)叱咤激励するなど部下への気遣いも見られる。


中間管理録トネガワ』でも登場。

利根川曰く「言いにくいことをいつも躊躇なく指摘でき、そして常に好反応に繋がる」とのこと。


登場回数が他の帝愛関係者よりも少なかった事や兵頭会長への立て方が上手かったり彼の本性や野心等は窺い知れぬものがある故に兵頭会長以上に底知れぬ怪人物と描写されていた。


…そして『賭博堕天録カイジ』24億脱出編で再登場し、その実態が遂に判明するが…


その本性はまさに普通、平凡、一般人そのものというのが正直なところ。

今までの底知れ無さはなんだったのか、実は他の帝愛関係者と同じで会長が大の苦手。

そして自分も会長が苦手であることを部下たちに公表したいのだが、それをうまく言えないくらいの器であった。

部下はおだて、上司には媚びへつらうという利根川以上に普通の中間管理職で、利根川が持っていた帝愛特有のサディズムすら持っていない(利根川の後のNo.2なのだから当然デスゲームや制裁などにも関わっていると思われるのだが…)。おまけに家庭ですら孤立しており超豪華なキャンピングカーを購入してキャンプに行こうと提案しても家族には「一人でいってよ」と無下に突っぱねられている。

夢は定年後に積んである本をキャンピングカーに詰め込んでの日本横断の旅(なお200ページ程度の本すら読めてない)


…と、文字通りただのおっさんとして描かれている。本編で出演しているのに『トネガワ』並のゆるさであった。


とはいえあの帝愛で普通の感覚を持ったままナンバー2まで上り詰めてる以上ただものではないはずなのだが…

というよりも、あの兵藤を相手に苦手程度で済ませてしまうあたりやはり大物と言えるだろう。


遠藤勇次は兎も角、黒服からも異様に恐れられていた事から見て、このプライベート(?)での姿は一癖も二癖もある帝愛幹部の意外な素顔と判断するにはもしかしたら見当違いかもしれない可能性も残されている。


実写映画版

実写版では利根川が地下送りになった為、2作目『人生奪回ゲーム』では兵藤同様「沼」の攻略者となっている。

原作とは違って地上に出る際にカイジと会っており、カイジに「地上での2週間、季節外れのセミのように鳴いてこい」と発言した。その後カイジに負けた一条を1035年の「地下送り」にした。


最終作『ファイナルゲーム』では演じている役者が変更されており、原作では描かれていないカイジとの直接対決が描かれる。

兵藤に直訴して派遣会社「良善興業」を設立しており、わずか数年で日本の派遣業界のトップに君臨し「日本の派遣王」と呼ばれているが、実際は不当な賃金で派遣社員を働かせており、東京オリンピック終了後の不景気な日本で給料を7割もピンハネするという悪質極まりない行為をしている。また帝愛ランドのギャンブルの1つ「ドリームジャンプ」の発案者でもある。


今作のもう1人の敵である高倉が行おうとしている「預金封鎖」で勝ち逃げをしようともしており、それを妨害する東郷と彼に付いたカイジと帝愛ランドのギャンブル「最後の審判」で対決する事となる。

自分の会社の派遣社員に借金をさせ金を持ってこさせる・カイジ側の支援者を不利な状況にさせ、支援金の額を少なくさせる・カイジ側の味方だった廣瀬を言葉巧みに自分の味方側に付けるなどをして、カイジたちを追い詰めていく。


しかし終盤でカイジが自身の考えた「ドリームジャンプ」を攻略し、大金を得た事で状況が一変。カイジの策略やこのゲームで1番重要とも言われる「FAN(会場の客)」がカイジの応援に来た坂崎の呼びかけや自身が言い放った「FAN」を見下す発言のしっぺ返しがこの場で来てしまい、「FAN」から支援をされなくなってしまう。

最後の開示の場面で僅かの差でカイジに勝利をしたと思いきや、自身がバカにした廣瀬の支援した欠けた金貨1枚でカイジに形勢逆転負けをされてしまう。

さらに決着後、カイジからゲームに勝つ為に協力をしてくれた人物が自身がクビにした派遣社員の1人であった事を知り、散々コケにして足蹴してきた派遣社員に足元をすくわれるという自業自得の末路を迎えた。


最後はカイジに「ようこそ!バカにしていた底辺の生活へ!」と屈辱的な暴言を吐かれ、悔しさのあまりカイジの首を絞めて殺そうとするが、兵藤の指示により黒服達に拘束をされ、カイジに「死ね!」と吐き捨てながら連行されていった。


関連タグ

カイジ 帝愛 伊藤開司 一条聖也 遠藤勇次 兵藤会長

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