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概要


CV:藤田淑子


ベムベムハンターこてんぐテン丸」の主人公。

原作での当初の名前は天坊。アニメ化の際、アニメ版に合わせる形で原作版も作品名が「ベムベムハンター」から「ベムベムハンターこてんぐテン丸」に変更されたのと同様、主人公の名前も変更となっている。また、コミックボンボン掲載時には漢字表記で天坊だったが、単行本収録時にテン坊とカタカナ表記に変更。さらに作中でテン丸と改名するエピソードを話の収録順を差し替えて第一巻ラストにもってくることで、単行本のタイトルは第一巻から「ベムベムハンターこてんぐテン丸」となっている。なおテン丸の名は世襲制であり、本編の主人公は六代目にあたる。


人間界の裏側にある妖怪の国に住む天狗の少年。天狗大王の一人息子。とてもイタズラ好きなやんちゃ坊主。長生きできる天狗だけあって、外見は幼いが年齢は550歳。しかし、最終回にて小学校を卒業していないことが明らかになった。


年に一度の妖怪祭りの晩に、子ガラス天狗のクロを連れて、入山禁制の「おそれ山(百八匹の凶悪妖怪を閉じ込めた妖怪国の刑務所)」に侵入したテン丸は、そこで出会った可愛い女の子の妖怪にだまされて、凶悪妖怪たちの封印を解いてしまう。(女の子は妖怪ではなく封じられていた妖怪が見せた幻だった可能性あり。)


解き放たれた百八匹の凶悪妖怪は人間界へと逃げ込んでしまう。天狗大王はテン丸を強く叱るが、当のテン丸は事態の深刻さをまるで弁えず、大王煩さから「逃げた奴等俺がやっつけてくりゃ文句ないんだろ」と妖怪退治を申し出る。天狗大王はテン丸の鼻を折り、百八匹の凶悪妖怪をすべて退治したら元に戻すと約束。こうしてテン丸は天狗大王から与えられた「妖怪退治の七つ道具」を携えて、従者のクロと共に人間界に旅立った。

テン丸は人間界でヨーコと出会い、ヨーコの祖母が経営する古アパート「つぶれ荘」で暮らしながら、妖怪退治の日々を過ごすことになる。


尻の下まで達するほど長い髪が特徴。髪の色は、原作では黄色だったり緑だったりオレンジだったりと一定していなかったがアニメ版は真っ赤で、放送開始以降は原作版もそれに合わせている。


大変な食いしん坊であり、一度眠ると耳のそばで大声を出されても、足の裏をくすぐられても決して起きないが、「ご飯」の一言で飛び起きるほどである。


可愛い女の子には弱く、第1話では可愛い女の子妖怪に騙されて凶悪妖怪たちの封印を解いてしまうなど、女性相手では頼りない面を見せている。

恋愛面では気が多い面を見せているが、大らかで気のいい性格といざというときに見せる強さのせいか、モテモテである。許婚(ニーナ)がいる身だが、人間界で出会ったヨーコとも親しくなり、ヨーコとニーナ双方から好かれていて、二人がテン丸を巡って争う場面も何度か描かれていた。


服装と装備品

服装

白い着物に緑の袴、左右一対の白い房がついた濃い青の袖なし羽織、脚絆と足袋は白、という和装(原作版は着物、袴、脚絆、足袋が同じ色で統一されている)に、やや茶色の入った黄色の兜巾と一本歯の下駄、片手に木製の杖という出で立ち。

なお下着は赤いふんどしを使用しているが、これは着替えなど持ってきていないテン丸にヨーコの祖母が与えてくれたもので、テン丸自身は最初にそれを受け取った時にそれが何であるかも判らなかった。


装備品

主題歌に「天狗印のミラクル武器」と歌われるもので、天狗マークの透かしが入っている。


凶悪妖怪を逃がしてしまう前からの天坊/テン丸の持物。

 神通力光の剣:発光とともに杖が切断、刺突等の効果を帯びて剣として使用できる。敵に突き刺して斃した後、発光が収まると相手に刺さった状態のまま木の杖に戻るのが特徴だが、敵が耐光熱装甲をまとってきた際には装甲表面で屈折したので実体があるわけでもない様子。光っている攻撃部位を長く伸ばして槍のように使うことも可能である。

 神通力マジックサーベル:上記光の剣のアニメ版。杖自体が仕込み杖であり、鞘を払って刀として使用する。


以下は人間界に向かう際に天狗大王から与えられたもの。

兜巾

妖怪探知機になっており、近くに妖怪が居ると点滅とピコピコ音で知らせる。テン丸の関係者など、悪い妖怪以外には反応しない(コミックボンボン誌上ではたまに鳴ってしまうことがあったが、単行本収録時に無かったことに修正されている)。また、後述の隠れ布の使用中に鳴ることもなかった。クロの兜巾との通信機能やお互いの位置が判る発信機能も備える。(クロの兜巾には探知機能はない。)


うちわ

ヤツデの葉を模った団扇で、杖と並ぶテン丸のトドメ用武器。雨、風、雷を起こせるが、風にせよ雷にせよ相手のみでなく周辺にも被害が及ぶ攻撃である。

 神通力いなずま落とし:超高圧放電。団扇を持つ手を一旦後方に引いた状態で団扇に火花が走り、前方に扇ぎ出す動作で稲妻が放たれる。

 神通力気圧衝撃波:普通に団扇を扇ぐ動作で放たれる、衝撃波を伴う急激な気圧変化。

 神通力真空衝撃波:団扇を側面方向に振る動作で放たれる衝撃波で、離れた相手への斬撃に使用される。


反重力下駄

壁や天井も歩ける下駄。あまり目立たない……というか宙に浮いてるバイクから落ちそうになったり敵に捕まって縄で吊り下げられたりと、ホントに重力を打ち消してるのか疑問な描写もしばしばある。


隠れ布

昔話にある「天狗の隠れ蓑」の布版。マントのように着用し、着ている間は姿が見えなくなる。隠れた状態で敵に攻撃を加えるような使い方はあまりされなかった。


ひょうたん

テン丸の乗り物。いかにも1980年代の作品らしく空中バイクとして使用されることが多いためひょうたんバイクとも称されるが、実際には後述するように複数の形態をとれる多目的乗用機械。ひょうたんの底を前方に、口を後方に向けた横倒しの状態で中央のくびれ部分にまたがるように乗る。平時は片手で持てる程度の大きさだが、ひょうたんの口から息を吹き込むと風船が膨らむように大型化し、テン丸が乗れるサイズになる。テン丸とクロの他、つぶれ荘の三人組を同乗させることも可能なので大きさはある程度調整できると思われる。空中バイクの他、潜水艦(座席周りを風防が完全に覆い、魚のヒレ上のフィンが出る)に変形したり、またスポンサーが販売したオモチャ(ポピニカ)ではモグラ型に変形するギミックがあった。さらに原作終盤では人型形態、通称ひょうたんロボットに変形し体格の大きな妖怪を相手に格闘戦を仕掛けられるように改修された(ただし格闘用の動力は三分しか持たず、再度の改修で腹部にサイレンが取り付けられた)。


天狗デチョンパ

アニメ版オリジナル装備で、デチョンパとは当時スポンサーが販売していた腕時計型オモチャのシリーズである。作中では腕時計のように装着する通信機で、次元を超えて天狗大王と通信できる。テン丸は基本的に手首を露出しているが、この装備を描いてあるカットはあまり見ない。



関連タグ

ベムベムハンターこてんぐテン丸 ベムベムハンター 天狗 子供


クラマ姫うる星やつらの登場キャラ。テン丸の服装はおそらくクラマ姫のお付きのからす天狗を模倣したもの。

ほむら天狗妖怪ウォッチの登場キャラ。服装と色使いはテン丸を参考にしている可能性がある。

クラマ姫のからす天狗→テン丸→ほむら天狗の服装の流れは、本来の天狗と違い胸の梵天が結袈裟ではなく羽織についているのが特徴。

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