曖昧さ回避
- 鏡石町:福島県の町名。
- TVアニメ『わんだふるぷりきゅあ!』に登場する石。本稿にて説明する。
概要
名前に反して鏡ではなくただの石であり、石面には何も映らない。しかし「もしも石に自分の姿が映ったならば、石に願えば願いが叶う」という言い伝えがある。
第1話では、犬飼いろはの飼い犬のこむぎが、一瞬だけ石に姿が映ったことが確認できる。その後、散歩先の海浜公園で鏡石と材質が似た丸い石を見つけ、それがワンダフルパクトに変換し、こむぎはキュアワンダフルへと覚醒した。
第2話では、いろはが「こむぎと一緒に戦いたい」と願ったその時、鏡石から直接丸い石が飛び出してワンダフルパクトへと生成、いろははキュアフレンディへ覚醒した。
第11話では、買い物に出かけていた猫屋敷まゆのそばで突如光り出した直後、まゆの前に謎の美少女が現れる。
第16話では、いろはの両親が「アニマルタウンに古くから伝わる昔話」(後述)を語ったことで鏡石に関する伝承の一端が明かされた。さらに、まゆがふと「いろはちゃんみたいになりたい」と願うと、時を同じくして、鏡石も光りだした。
鏡石の昔話
遠い昔、現在のアニマルタウンとなる土地で、多くの動物が人間と仲良く暮らしていた。そのなかには人間と話せるようになりたいと願う動物もいた(劇中ではニホンオオカミと思われる動物が願っていた)。ある星の夜、その願いを聞いた神様(ユニコーンか麒麟に似ている)が光る鏡石をもたらしたことにより、その力で人語を話せるようになった。
その後、鏡石の評判を聞いてたくさんの生き物がやってきたことで、道ができ、アニマルタウンができた。
しかし、集まった動物たちが争うようになってしまったため、これを悲しんだ神様の手によって、鏡石はただの石に変えられてしまった。そして「鏡石に願えば願いが叶う」という言い伝えだけが残ったのだと言う。
なお、動物たちの争いの原因については、いろはの両親の知る昔話の中では語られていない。