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道営記念

どうえいきねん

門別競馬場で開催される地方競馬重賞(H1)。 ホッカイドウ競馬のグランプリレース。
目次 [非表示]

概要

ホッカイドウ競馬が門別競馬場で開催される地方競馬の重賞(H1)。ダート2000mで競う。


1958年に創設された4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走。ホッカイドウ競馬のグレードではH1に格付けされ、古馬による最強馬決定戦として位置付けられているほか、近年は最終開催日の最終競走として施行することが多くなり、シーズンの最後を締め括る総決算レースの意味合いも持つ。


2021年現在、ホッカイドウ競馬で行われている古馬の重賞競走で交流競走に指定されていないのは、当競走とグランシャリオ門別スプリント、道営スプリントのみとなっている[2]。


創設から1987年までは主に札幌競馬場で施行していた。その後開催地は帯広競馬場を中心に函館競馬場や岩見沢競馬場など変更を繰り返した後、1997年以降は札幌で施行した2006年と2007年を除き、門別競馬場での施行が定着している。


1965年にはアラブ系のシユナイダーが優勝したこともある。2002年からは出走馬の一部をファン投票で選出するようになった。


2012年は、「近代競馬150周年記念」の副称を付けて施行した。


1着賞金は2000万円で、これはダートグレード競走を除くと道営競馬の中で最高賞金額のレースである。

競走条件

出走資格

サラブレッド系3歳以上、ホッカイドウ競馬所属。

賞金300万円以上(ファン投票締切時)で出走を希望する馬のうちのファン投票上位8頭と「新冠町長杯レコードな町新冠特別」の優勝馬に優先出走権がある。

歴代優勝馬


回数施行年開催地距離  優勝馬   性齢優勝騎手
第1回1958年札幌1850mヒフミダケ牡4泰嘉治
第2回1959年札幌1900mフジネオン牡5上田市次
第3回1960年札幌2200mトサンテンプウ牡3神崎重春
第4回1961年札幌2000mホクセイ牡7江川秀三
第5回1962年札幌2000mミヨウトクマル牡4戸野塚郁郎
第6回1963年札幌2000mミヨウトクマル牡5高城幹雄
第7回1964年札幌2000mホワイトパール牡5林正夫
第8回1965年札幌2000mシユナイダー牡5林正夫
第9回1966年札幌2000mミナミボーイ牡6戸野塚郁郎
第10回1967年札幌2000mセントスタン牝5安田寛
第11回1968年札幌2000mヘンリーフレンド牡5林正夫
第12回1969年札幌2400mハツヒノデ牡5小島正二
第13回1970年岩見沢2000mハツヒノデ牡6原平
第14回1971年札幌2400mダイゴシユウホマレ牡5黒川武
第15回1972年札幌2500mダイゴシユウホマレ牡6黒川武
第16回1973年札幌2500mシエスタイム牡6後條雄作
第17回1974年札幌2000mブリツトフアイア牡5伊藤隆志
第18回1975年札幌2000mマルサンフアイヤ牡5千島武司
第19回1976年札幌2000mブレーブセミノール牡6原平
第20回1977年札幌2000mスギノアトラス牡5山下信雄
第21回1978年札幌2000mピンクエイト牝4須藤三千夫
第22回1979年札幌2000mホクメイセ6佐々木一夫
第23回1980年札幌2000mコトノアサブキ牡5山下信雄
第24回1981年札幌2000mサクラアケボノ牡5岡島玉一
第25回1982年札幌2000mコトノアサブキ牡7佐々木一夫
第26回1983年札幌2000mハツピシルバー牡4伊藤隆志
第27回1984年札幌2000mカイソクミクロ牝7田部和則
第28回1985年岩見沢2000mミナガワビクトリー牡5米川昇
第29回1986年札幌2000mハツピシルバー牡7岡島玉一
第30回1987年札幌2000mベストボーイセ4井上俊彦
第31回1988年岩見沢2000mヤマノフレアリング牝3松田路博
第32回1989年帯広2400mドクタースパーク牡4村上正和
第33回1990年函館2320mユーワエース牡4村上正和
第34回1991年函館2320mブラックホラー牡5岡島玉一
第35回1992年岩見沢2000mスガノスキー牡3柳澤好美
第36回1993年帯広2400mエクセルワイザー牡6小野望
第37回1994年帯広2400mササノコバン牡4國信満
第38回1995年帯広2400mササノコバン牡5國信満
第39回1996年帯広2400mヤマノセイコー牡6松本隆宏
第40回1997年門別2000mマサノチャーミング牝5岡島玉一
第41回1998年門別2000mハセミイホー牡4坂下秀樹
第42回1999年門別2000mスズオールマイティ牡3齋藤正弘
第43回2000年門別2000mヒットパーク牡6宮崎光行
第44回2001年門別2000mチェイスチェイス牡7松本隆宏
第45回2002年門別2000mクラキングオー牡7五十嵐冬樹
第46回2003年門別2000mビックネイチャー牡3櫻井拓章
第47回2004年門別2000mテイエムアラシ牡5岡島玉一
第48回2005年門別2000mバンブーボカ牡5宮崎光行
第49回2006年札幌2485mサンマルアンサー牝5佐々木国明
第50回2007年札幌2485mジンクライシス牡6宮崎光行
第51回2008年門別2000mコンテ牡5五十嵐冬樹
第52回2009年門別2000mコパノカチドキ牡6桑村真明
第53回2010年門別2000mオネストジョン牡6小国博行
第54回2011年門別2000mショウリダバンザイ牝4吉田稔
第55回2012年門別2000mモエレビクトリー牡6服部茂史
第56回2013年門別2000mレオニダス牡3服部茂史
第57回2014年門別2000mウルトラカイザー牡6 井上俊彦
第58回2015年門別2000mグランプリブラッド牡6服部茂史
第59回2016年門別2000mタイムビヨンド牝4五十嵐冬樹
第60回2017年門別2000mステージインパクト牡5五十嵐冬樹
第61回2018年門別2000mスーパーステション牡4阿部龍
第62回2019年門別2000mリンノレジェンド牡3岡部誠
第63回2020年門別2000mクインズサターン牡7落合玄太
第64回2021年門別2000mクインズサターン牡8落合玄太
第65回2022年門別2000mサンビュートセ5五十嵐冬樹

主な記録

同一馬による連覇は1962年・1963年(ミヨウトクマル)、1969年・1970年(ハツヒノデ)、1971年・1972年(ダイゴシユウホマレ)、1994年・1995年(ササノコバン)、2020年・2021年(クインズサターン)の5例がある。


2011年の優勝馬ショウリダバンザイの馬主・林正夫は、騎手時代と調教師時代にも本競走を勝利しており、騎手・調教師・馬主としてそれぞれ勝利を記録した。2019年にも同氏が馬主であるリンノレジェンドが勝利を挙げた。それぞれの管理調教師である林和弘氏は実子である。

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