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英雄-ヒーロー-

えいゆうひーろー

特撮テレビドラマ『ウルトラマンネクサス』Episode.24のサブタイトル。姫矢編最終三部作最終章。
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概要


あらすじ

異形の海へと突入したナイトレイダーは、エネルギーを失い岩に磔にされているネクサスを見た。

溝呂木は佐久田恵を人質に、ウルトラマンの光を手に入れてより完璧な絶対者となろうとしていた。闇の振動波は現実世界にも影響しており、吉良沢優は光は輝きを完全に失っていないと語る。


何とか状況の打開を図るナイトレイダーだったが、クロムチェスターはクトゥーラの触手に捕らえられ凪の乗ったストライクチェスターが地面に叩きつけられようとしていた。そのことに溝呂木は一瞬躊躇する。

そのすきをついて互いにビームを打ち合うことでクトゥーラの触手から脱出したクロムチェスター各機はハイパーストライクチェスターへと合体。和倉隊長は凪に「ウルティメイトバニッシャー」の発射を命じる。


「砕け散れええええええ!!」


全力で放たれたウルティメイトバニッシャーを直撃したクトゥーラは消滅した。地上に降りたナイトレイダーは溝呂木と対峙するが圧倒的な溝呂木の戦力の前には無力だった。

一方、姫屋は意識下で自身の過去を垣間見ていた。セラとの交流と彼女の死。生を写し取るという目的がいつの間にか死を写し取る形に代わっていた姫矢はウルトラマンの力という罰で贖うことが出来ると考え、人々を守るために傷つき、やがて訪れる自身の死によって償われると信じていた。

しかし彼の前に、魂となったセラが現れる。


「准、その力は罰なんかじゃない」

「あなたに与えられたその光は、長い時を越えて、多くの人たちに受け継がれてきたの」

「その光を得た人たちは、時には大切なものを失いながらも、必死で戦ってきた」

「守ってあげて。大切な人たちを、その力で」


姫矢は自分にその資格があるか疑うが、「生きていた証を写真に収めてくれたこと」にセラは感謝していた。彼女の言葉に姫矢は奮起する。


「俺は今度こそ守ってみせる、この光で。それが…俺に与えられた使命だ」


ダークメフィストを前に奮戦するナイトレイダーの危機に拘束していた触手が爆発を起こし、ネクサスはついに解放された。


「力は他者を支配するためにある。それに気づけぬ貴様が俺に勝てるはずがない!」


再びダークメフィストと戦うネクサスだったが、やはりまだエネルギーが十分ではない。吉良沢はネクサスに向かってウルティメイトバニッシャーを撃つよう指示する。ウルティメイトバニッシャーにはネクサスのエネルギーを回復させる力があるというのだ。そのトリガーは孤門の託された。


孤門の発射したウルティメイトバニッシャーがネクサスのエナジーコアに命中。反動でネクサスは吹き飛びながらもエネルギーを完全回復した。

メフィストの闇の光弾を受け止めて、光の光弾に変換して返す余裕すら見せる。


「この力は、決して希望を捨てない人々のためにある!それに気づけぬお前が、勝てる筈がない!」


ネクサスとメフィストの壮絶な空中戦が始まる。もはや人間がついていける領域ではない。


ネクサスのオーバーレイ・シュトロームとメフィストのダークレイ・シュトロームが同時に発射され拮抗する。撃ち合いの結果発生した爆炎の中に飛び込み、渾身のパンチでついにメフィストに引導を渡した。


しかしその影響でネクサスもまた消えかかっていた。何もない白い光の中、姫矢は孤門に語り掛ける。


姫矢「孤門。光は絆だ」

孤門「光は絆…?」

姫矢「誰かに受け継がれ、再び輝く」


姫矢は笑顔でどこかへ去っていった。


その言葉を残して、姫矢准は消えた……


関連項目

ウルトラマンネクサス


男なら誰かのために強くなれ

歯を食いしばって思いっきり守り抜け

転んでもいいよまた立ち上がればいい

ただそれだけできれば


"英雄"さ

男なら 誰かのために強くなれ

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ウルトラマンネクサス うるとらまんねくさす

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