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竜種

りゅうしゅ

竜種とは、「転生したらスライムだった件」に登場する種族である。
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概要

竜種とは転スラ世界に登場する精神生命体であり世界の最上位種族である。

竜そのものではなく竜の姿をした肉体を仮のものとしている聖属性と魔属性の両方を併せ持つ聖・魔双方の霊の頂点に立つ存在


作中世界で他に登場するドラゴン系の魔物は彼らの劣化した因子を持って誕生する肉体を持った(本質としては我々の世界の恐竜に似ている。そのためか作中で竜種含めた彼らへの暴言の表現としてトカゲが例えられている)物質生命体で、知性ある種類は竜種を神のように崇めている。


基本的に不滅の存在であり、消滅したとしても魂を引き継いだ個体が新たに発生する(悪魔族ですら消滅を避けられない“心核“の破壊からも蘇れるが代わりに記憶が欠如する危険が生じる)。


意思ある自然エネルギーや厄災そのものともされる存在でもあり、戦闘を行わなくとも放出される余りにも膨大な魔力は大抵の生物にはそのまま浴びるのは毒の如く近づくことすらできず、住み着く場所の環境を変貌させ、危険なユニークモンスターを生み出すほど。

彼らが暴れ続けると世界全土を破滅させかねない力を誇っているので人類は総じて脅威度最高ランク「天災級」として認識している。



7体の竜種

ここから先は物語の重大なネタバレが含まれています。ご注意の上閲覧をお願いします。












竜種の長男、転スラ世界が存在する前の空間に最初に誕生した意思ある存在。全知全能であったがそれではつまらないと思い全知全能の力を捨て、転スラの世界をはじめとした数多の別次元世界(アナザーワールド)を生み出し創造主となった。

その後、光の大聖霊から自らの手足となる天使族を生み出したり、精霊族の女王や巨人族の狂王や神人類の祖を生み出した。そして人類といった知的種族も作り出したが際限ない発展を続けると世界が破滅すると考え魔王となったギィ・クリムゾンに世界の文明や勢力のバランスを調整する『調停者』の役割を授ける。

勇者ルドラ・ナスカの妹であるルシアと結ばれ(ちなみにその時にヴェルダ・ナーヴァ通称ヴェルダに改名した。)、一人娘であるミリム・ナーヴァを授かったがそのせいで人間程度に弱体化してしまい、ナスカ王国を狙ったテロによってルシアと共にこの世を去ってしまう。本来竜種は不滅の存在だが、いまだに復活の兆候が見られていない。ちなみにテロを引き起こした愚国はヴェルダナーヴァの剣が滅ぼした。


竜種の長女。氷を司り、天使系の究極能力『忍耐之王(ガブリエル)』と悪魔系(大罪)の究極能力『嫉妬之王(レヴィアタン)』を所持している。

魔王ギィ・クリムゾンと行動を共にしており、普段は居城である白氷宮にて幼い姿で過ごしている。停止の力に特化しているため己から漏れ出す妖気を完全に制御できるが妖気を周囲に放つために幼い姿で過ごしている。また天使系の究極能力持ちであるため、ミカエルの『正義之王』により、ミカエルの支配下に置かれている。(実はギィと戦いたかったなど私心で支配を受け入れた様子)


竜種の次女、火を司り天使系の究極能力『救恤之王(ラグエル)』を所持している。

東の帝国の皇帝ルドラと行動を共にしており、表向き帝国の守護竜と言われているが、帝国軍の元帥としても君臨している。実はルドラの究極能力『正義之王(ミカエル)』が持ち主を乗っ取り彼女も自覚なしに支配されていたのだが、シエルによる能力改変によって『救恤之王』が究極能力『火神之王(クトゥグァ)』へと進化し支配から脱した。

現在ではルドラの完璧な転生体であるマサユキを守ると決めている。


竜種の次男、風を中心に空間や水を司る竜種でありユニークスキル『究明者(シリタガリ)』を所持している。巨人族の魔王ダグリュールと喧嘩したり、吸血鬼族の魔王バレンタインの都を破壊したりなど好き放題に行動していたが、勇者によってジュラの大森林の封印の洞窟へと封印されていた。

リムルと出会い、お互いに名付けをしたことで互いの魂に同格ということが刻まれ、リムルの胃袋の中に取り込まれ封印が解除されるのを待つこととなる。

リムルが覚醒魔王へと進化したことで封印の解析が終了し、リムルの分身を依代とすることで復活を遂げた。リムルの進化に伴い『究明者』が究極能力『究明之王(ファウスト)』へと進化した。

東の帝国との戦争の際に一度不意打ちを食らって支配されてしまったがリムルが助け出し、『究明之王』が究極能力『混沌之王(ナイアルラトホテップ)』へと進化した。


竜種の三男(三女?)、洗脳されたヴェルドラの洗脳を解除・本来の人格を再構築するために捕食した際に、ヴェルドラの残滓を解析したことで身体組成を竜種と同等に変化させ、竜種の亜種ともいえる竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)へと進化した。

リムルはヴェルドラから放出されていた魔素溜まりに異世界から流れてきた魂が宿って生まれたとされ竜種の劣化コピーと言えなくもない存在なのだが、ヴェルグリンドによれば「たまたま竜種の傍に舞い降りた魂が竜種の因子を受け止められるという性質を都合よく持っていた」というまずありえない事態に竜種の同等の何かを最初から持っていたのでは?と推測している。

そして読者達の考察として「リムルこそヴェルダナーヴァの転生体説」が囁かれている…。


竜種の四男(三男?)、ラミリスの迷宮を『邪竜之王(アジ・ダハーカ)』で取り込むことで身体組成を竜種と同等に変化させ、竜種の亜種へと進化した。

ゼロはユウキに創られた擬似人造粘性体であり、リムルの劣化コピーと言えなくもない存在(言い換えると、竜種の劣化コピーの更なる劣化コピーである存在)なのだが、リムルと同じく竜種へと至った粘性生物であるため、竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)である可能性が高い。しかし、劣化版は劣化版に過ぎず、所詮は焼付けによる自我を育成しただけであったゼロ。大きな力の奔流の前に、抵抗すら空しく本能のみの存在となる。そして、その邪悪なる本能に従い、迷宮内の全ての生命体の殲滅を開始する。


  • 地帝竜ヴェルガイア

「あれがあれば、お前も本当の"竜種"になれるかもな」

倒したゼロの竜核を見たリムルの何気ない一言。

竜種は消滅しない。狂った破壊の意志である"狂邪竜"となってしまったゼロも、それは同様。地上のどこかに再び転生し、ヴェルダにより与えられた"狂邪竜"として狂った使命を遂行しようとするだけの事。しかしその"竜核"に新たなる心核が生じれば、話は別である。ガイアは一瞬で分解されたけれども、その心核は意志を持ったまま"竜核"へと辿り付いた。つまり、ガイアがゼロを核にして竜種になったのだ。

「はは、本当に成功させたか。良くやったな、ガイア!そうだな、せっかくだしお前にも何か"二つ名"を考えてやるよ」

ヴェルドラは"暴風竜"だし、ヴェルグリンドは"灼熱竜"だった。

その弟か妹となるなら、ガイアも正式名称があった方が良いだろう。

そうだな――

「良し、決めた。お前は今日から、"地帝竜"だ!ヴェルドラの兄弟だし、"地帝竜"ヴェルガイアが良いんじゃないか?」

閃くままに、気軽に名付けたリムル。

それが、この世に生まれた五番目の竜、"地帝竜"ヴェルガイア誕生の瞬間であった。

(亜種であるリムルとゼロを除き、①ヴェルダナーヴァ ②ヴェルザード ③ヴェルグリンド ④ヴェルドラ ⑤ヴェルガイアという順番)


竜種と関係が深い存在

ヴェルダ・ナーヴァとルシアの一人娘で唯一無二の竜魔人(ドラゴノイド)で妹弟達六人にとってに当たる。ヴェルダナーヴァの竜種としての力を受け継ぎ物質生命体である人間から生まれてきたため、先天的に肉体を持った精神生命体という極めて特異な存在。


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