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戦慄かなの

せんりつかなの

日本のアイドル。個人活動の他、ユニット「femme fatale」としても活動している。NPO法人「bae -ベイ-」代表理事。

経歴

1998年9月8日生まれ。大阪府出身で、小学生の頃東京都に転居している。

femme fatalのメンバーである頓知気さきなは実の妹。


小学生の頃に両親が離婚、母娘3人で暮らし始める。

母からは暴力やネグレクトなどの虐待を受け、学校ではいじめに遭い、中学二年生の頃には精神的な苦痛から飛び降り自殺を図ったこともある。


高校進学後は、家庭にも学校にも行き場が無いと感じていたことから新宿歌舞伎町秋葉原などの繁華街に頻繁に通うようになり、そこで同じような境遇の少女たちと交友を持ったことがきっかけで非行に走り始める。「自由になりたい、お金があれば(母親の元を離れて)自立できる」と考え、窃盗集団に所属して万引きや詐欺などの犯罪に加担していき、高校を退学してからはいわゆる「JKビジネス」を本格的に行うようになった。

ある時、自身が起こした傷害事件(※友人の交際相手に襲われそうになり、咄嗟に手元にあった瓶で殴って逃げたという経緯を本人が言及している)により逮捕される。その後窃盗やJKビジネスなどの余罪を追求されたことで女子少年院に入所することとなった。

この少年院時代に高卒認定資格を取得している。


1年8ヶ月に及ぶ矯正教育を終えた後は、薬局で事務員として働き始める。

元々アイドルが好きで、地下アイドルが浸透してきた時期であったことから、自身もアイドルになれるのではないかと考え始め、何かきっかけになればと思いTwitterに妹と一緒に踊る動画を投稿したところ、芸能関係者から声をかけられてライブに出演することとなる。これを機に薬局の仕事を辞めて、ライブアイドルとして活動するようになった。


2017年2月から、アイドルグループ・のーぷらん。のメンバーとして芸能活動を始める。しかし、グループの方向性が自分と合わないと感じていたことや大学受験を考えて5月でグループを脱退。

アイドル活動と並行して同年開催の「ミスiD2018」に応募。最終審査で語った幼少期の虐待や少年院時代のエピソードが面白いと評価され「サバイバル賞」を獲得した。


2018年4月、大学に進学。アイドルとしての活動を再開する。同年9月からZOC(※大森靖子プロデュースで、ミスiD出身者を中心としている)のメンバーとなり、10月からは妹とセルフプロデュースユニットfemme fataleとして活動するようになる。

アウト×デラックス』に出演したことで、同番組に「アウト軍団」の一人として不定期で出演するなど、ソロでも活動している。


2020年7月8日にZOCを卒業。以降はfemme fataleとしての活動を本格化させる。

2021年6月からはオリジナル楽曲リリースなどソロ活動にも力を入れている。


2024年1月20日、心身の不調を理由に無期限の休業に入ることを発表した。その後、数ヶ月の療養を経て5月から徐々に活動を再開させている。


芸能活動のほか、2018年に育児放棄や児童虐待に関するウェブサイト「bae -ベイ-」を立ち上げ、NPOを設立するためのクラウドファンディングを行う。目標85万円に対し353万円を集め、2019年1月7日に法人を設立して代表理事となった。設立後は主に各地での講演活動などを行っている。


人物

メンバーカラーは、のーぷらん。時代から一貫して水色。femme fatalでは「可愛い担当」。


妹の頓知気さきなとは元々(喧嘩が多いなりに)仲は良かったが、少年院を退院して久々に家に帰ってきた時、頓知気があまりに可愛かったので「もう一緒にアイドルをやるしかない」と思い、それからは特に溺愛しているという。「頓知気」という苗字は戦慄の命名によるもの。

保護観察処分が完了した20歳頃からは、実家を出て二人暮らしをしていた(後にそれぞれ一人暮らしになっているが、仕事もあるため頻繁に会っているという)。

自他共に性格は正反対であると認めている。頓知気によれば、戦慄は努力家で上昇志向が強くネガティヴであるとのこと。


少年院時代に俳句の全国大会で金賞を受賞した経験があり、作詞能力など文章力については高く評価されている。また独学でDTMやダンスを覚え、femme fatalおよびソロ活動においては自身も作曲・振り付けに参加している。


大学は法学部に進学している。少年院時代に担当であった法務教官から親身に指導を受けたことがきっかけで、法務教官という仕事に興味を持ったのが理由だという。


ZOCからの卒業に関しては、発表の時点では前向きなメッセージを寄せていたものの、のちにコレコレの配信に出演した際に卒業は不本意なものであり、そもそも事務所との契約も正式なものではない状態で、卒業は大森靖子の判断によるものであったことを明かしている。その他にもツイートなどで、活動の中で大森との関係が悪くなっていたことを示唆している。一方、メンバー間の中は悪くなかったという。

なおZOCのマネジメントを手掛けていたekomsは戦慄の卒業理由について「弊社のマネジメント理念に沿ったコンプライアンスに支障をきたす可能性が発覚したため、メンバー、プロデューサーと十分な話し合いの上、グループ卒業という決断に至りました」と言及している。


(元)ZOCメンバーではかてぃ香椎かてぃ)と特に仲が良い。初対面の時点では険悪な雰囲気であったが、かてぃが足の臭いを嗅がせてきたことで「(足の臭いを嗅がせるようなやつに)変なプライドはないだろう」と思い、それからは仲良くなった。

2022年にはエイプリルフールに二人でアイドルユニット「悪魔のキッス」を結成するというネタを投稿していたが、実際に『悪魔のキッス』というコラボ曲を正式リリースしている。翌年4月には「無期限」の活動再開を宣言し、定期的に楽曲をリリースしている。


踊り手でTiktokerのゆりにゃと交流が深い。他にもゆゆうたと交友があり、お互いのYouTubeチャンネルでコラボを行った他、ゆゆうたから楽曲提供を受けている。また、『アウト×デラックス』のある企画をきっかけにアレン(アレン様)とも仲が良くなったという。

他にも多くの地下アイドル出身者と交友関係がある。

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