概要
2016年2月、オンライン小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載を開始し、2023年3月15日に完結。作者は藤孝剛志氏。現在は削除済み。
後にアース・スターノベルから書籍化。全14(異世界天盤篇)＋1(後始末篇)巻。イラストは成瀬ちさと氏が担当。
アース・スターコミックスからコミカライズ版が出版。既刊9巻。納都花丸氏が作画を担当。
異世界に召喚された主人公が、謎の即死能力を駆使して異世界の強大な敵をあっさりと倒していく超お気楽異世界召喚コメディ作品。
辺り一帯を破壊し得る能力の持ち主、膨大で強力な魔力の持ち主、不死身の肉体の持ち主、一度別の異世界で世界を救って強くてニューゲーム状態のクラスメイト等々他のライトノベル作品でも確実に主人公もしくはラスボス級のチート能力を持つ者達（中にはおふざけにしか思えない者もいる）がモブ・ネームド含めて大勢登場するが、主人公の「死ね」のたった一言であっさり片付けられ、活躍もなく永久退場するという却って相手が不憫に思えるくらいの展開がオンパレード。
同作者の『姉ちゃんは中二病』とは世界観が共有されており、あちらには壇ノ浦知千佳の姉、千春や日本の裏側を支配している皇一族等が登場している。
2022年12月12日に、アニメ化決定が告知。2024年1月から TOKYO MX、MBS、BS11にて放送。監督は菱田正和、 アニメーション制作はオクルトノボル。
あらすじ
かつては『おかくしさま』と恐れられた少年で今は平凡な高校生に成長した高遠夜霧が乗った修学旅行のバスが突然異世界に召喚され、そこに賢者と名乗るシオンが現れ、彼らに賢者候補として賢者になるように強要する。そんな中、夜霧は居眠りしており、《ギフト》を得れなかった数人とともにバスの中に閉じ込められてドラゴンの囮として置いてけぼりにされる。そこにドラゴンが襲撃し、無異能者達がドラゴンの餌食となって犠牲になる中、同じく置き去りにされたクラスメイトの壇ノ浦知千佳に叩き起こされた夜霧はドラゴンに向かって言い放つ……
「死ね」
そのたった一言でドラゴンは本当に死に絶えてしまう。
実は、夜霧にはこの世界の基準では計れないほどの力、《即死能力》を持っていた！
登場人物
主人公。たった一言で相手を死に至らしめる恐るべき即死能力の持ち主。
地球にいた頃から能力を保有し、『おかくしさま』と恐れられた幼少期はコードネーム「αΩ（アルファオメガ）」と呼ばれて独立行政法人高次生命科学研究所に隔離されていた。
ヒロイン。見た目は美少女で胸も結構大きいが、言動で残念がられている。
平安時代から続く知千佳の先祖で背後霊。日本の戦国時代に適した思考をもっている上に、現代知識まで貪欲に吸収して使いこなす超人。
夜霧たちのクラスをバスごとこの世界に召喚した賢者。
夜霧を隔離していた『研究所』(独立行政法人高次生命科学研究所)からクラスメイトに偽装して派遣された監視員。日本では忍者の家系だが、この世界でのクラスはサムライ。
- キャロル・S・レーン（CV：鈴木杏奈）
留学生に偽装してアメリカの『機関』から派遣された夜霧の監視員。この世界でのクラスはニンジャ。
魔王を元勇者の仲間で回復魔法使いで舞空術が使える。異世界は二度目で強くてニューゲーム状態のLV99(人種族限界値)。賢者シオンのギフトによる戦詩の影響で悪事を考えていたが、高遠夜霧に遭遇しながらも唯一生き残った。
知的な雰囲気が漂う少年。様々な問題を解決する方法を「世界の記録」から引き出すことができるギフト「コンサルタント」で、クラスメイト達にギフトを有効活用する方法をアドバイスしている。賢者シオンとも接触した。
書籍版・漫画版・アニメ版にて高遠夜霧の過去編に登場する女性であり、夜霧の育ての親。教員免許資格があった事で日本政府により「αΩ」の世話役として『独立行政法人高次生命科学研究所』に採用され、彼に「夜霧」と名付けた。
『独立行政法人高次生命科学研究所』の所員。『教員免許を持ち、応募があったから』という理由だけで朝霞をΑΩの世話役として雇い入れた。
「半魔」と呼ばれる一族の少女。もともと住んでいた半魔の村が橘裕樹によって滅ぼされ、美女だったため裕樹の支配を受けた後は親衛隊の序列二位となる。
「半魔」と呼ばれる一族の少女。エウフェミアの生き別れの姉。橘裕樹の支配する奴隷たちに襲われて壊滅した村にいた同族の行方を捜しており、半魔の気配を頼りに剣聖の試練に潜り込む。
他は即死チート登場人物一覧参考。
掲載する価値も無い有象無象のザコが多数存在する。
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