声優：磯部勉
概要
渡久地東亜をリカオンズにスカウトした人物。
リカオンズ不動の４番打者としてチームを牽引している。
三冠王を二回も獲得する等、国民的大打者として活躍してきたにもかかわらず優勝経験がない「不運の天才打者」。
ただ、入団から一度も優勝した経験がない事から「リカオンズを優勝させる」事に非常に執着している。
膝の故障で一時離脱し、療養を兼ねた沖縄キャンプ中に渡久地と出会い、二度のワンナウツ勝負を行い、初戦は大打者のプライド（フォアボールでの決着など納得できない）を利用した暴投連打により四球目五球目のボールをわざと振ってツーストライクにしてしまい、その驕りを突かれたことで、まんまとスリーストライク目を取られ手痛い敗北を喫し、二戦目も直前に手首を痛める等最悪のコンディションであったが、初戦時に（わざと）暴投し続ける渡久地へ挑発目的で放った「背後の四角の白線に当たったらストライク」発言とそれを承知した事を逆手に取りストライクコースの球に当たりにいく（本来ストライクコースに当たりに行ってもストライクだが、前述通りこの勝負カードに限っては空振りか「背後の白線内に当たらなければストライクではない＝ストライクコースに当たりに行ってもそれがストライクかは確定していないのでデッドボール扱い」）という奇策で勝利をもぎ取り、渡久地は腕を、児島は引退を賭けていた事もあって渡久地は自分の腕を折るように言うが、「腕を折るとは言っていない、貰うと言ったんだ」とスカウトし、「リカオンズを優勝させてくれ」という"商品"を払うべく渡久地はリカオンズに入団することとなる
故障からの復帰後は、渡久地と出口の三人で敵を嵌める役をこなしつつ自慢の投球と策で逃げ切る渡久地に対して、安定して大ヒット、HRを叩き出して、敵を後ろから追い立て、焦らせる役割を果たしきり、見事にリカオンズ優勝を達成
最終的には、物語中盤に渡久地が買取り、その渡久地が去った事で自治体に譲り渡された新生リカオンズ（広島カープのような形態）の初代監督に就任した
