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仮面ライダーアマゾン(漫画)

かめんらいだーあまぞん

本稿では、石ノ森章太郎先生が『テレビマガジン』で連載していた漫画作品について解説する。
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概要

テレビマガジン』)(講談社)にて、1974年~1975年3月まで連載されていた漫画作品。全5話。

また、漫画の王様・石ノ森章太郎先生が執筆した、『初代ライダー』、及び『仮面ライダーBlack』と並ぶ仮面ライダーシリーズの漫画作品でもある。


尚、TVシリーズを原典としてはいるが。当時、石ノ森先生は多忙だったため下書きまでしか行っておらず、ペン入れ以降の作業は石ノ森守彦氏が行っている。


内容は骨子こそ原点に沿ってはいるが全編は短縮されており、物語の後半に登場した『ガランダー帝国』はただ1人だけを除いて登場していない。


ちなみに連載開始前には全7ページのカラー予告編として、石ノ森先生自身が出演したノンフィクション風の南米探検ルポ記事「私は見た 怪奇青年アマゾンライダーを!」が発表されている。


登場人物

アマゾンとの仲間たち

アマゾン/リョウ

主人公アマゾンライダー。TV本編とは異なり本編では本名が明かされることはなかったが、連載前に掲載された予告編によるとリョウという名前らしい。

飛行機事故で親を失った所を原人に拾われ育てられた野生児で、「ギギの腕輪」を護るためにバゴーによってアマゾンライダーへと改造される。

それほど感情表現は露ではないが感覚が鋭く、これが最終決戦で決め手となった。

尚、原典とは頃なり、「ギギの腕輪」は超科学の鍵であり、不思議な力などは秘められていない。


長老バゴー

古代インカ帝国の末裔の一族の長老。TV本編とは違い。アマゾンとは知己の仲ではないが、ゴルゴスの野望を阻止する為、やむを得ずアマゾンをアマゾンライダーへと改造する。


高坂マサヒコ

原典における岡村まさひこ。ませ気味な所があり、偶然アマゾンと出会い、彼の変身する様をみて「仮面ライダーのよう」だと言う。以降はTV本編同様にアマゾンと大の仲良しとなった。


高坂美奈

原点における岡村りつ子。TV本編とは違ってアマゾンを特に拒絶する様子は見せていない。


高坂博士

原典における高坂教授。原人を探して南米アマゾンの奥深くへと赴いた際にバゴーと出会い、彼の頼みを引き受ける。機械でアマゾンの記憶を探った。「ギギの腕輪」を狙い、やって来たヘビ獣人に殺害される。


立花藤兵衛

高坂教授の親友で、彼の依頼で「ジャングラー」を作成していた。尚、漫画『仮面ライダー』に登場する藤兵衛と同じ姿だが、同一人物なのかは不明。


モグラ獣人

原典とは違って元人間の子供がゴルゴスによって無理やり改造させられたという設定で、元の姿に戻す条件としてスパイ活動を命じられていた。


ゲドン/ガランダー


クモ獣人

蜘蛛の能力を持つ獣人。港の倉庫に潜み、従業員を殺害した張本人で、アマゾンが最初に戦いった獣人でもある。8本の腕と口から吐き出す『蜘蛛の糸』が主な戦力


ヘビ獣人

の能力を持つ獣人。原典とは違い、鋭い牙が無数に生えた巨大な大蛇に人間の足が生えているという奇怪な容姿をしている。モチーフとなった蛇同様に生き物を生きたまま丸呑みにする。高坂博士を始末するも、博士を殺され怒りに燃えるアマゾンに体を切り裂かれ絶命した。


ヒョウ獣人

ゴルゴスが古代インカの秘術により造り出したの獣人。豹そのものの姿をしており、俊敏さと鋭い牙と爪が武器。


獣人コンドル

アマゾンから「ギギの腕輪」を奪う為に送り込まれたコンドルの獣人。

巨大なコンドルそのものの姿をしている。鋭い嘴と両足に備わった爪が武器で、飛行能力を持たないアマゾンを大いに苦しめた。


ハンミョウ獣人

ハンミョウの獣人。原典ではガランダー帝国所属の獣人だったが、こちらでゲドン所属の獣人という設定。


ヤギ獣人

ゴルゴス最後の刺客であるヤギの獣人。

人語を離すことができる数少ない獣人でもあり、頭部にある2本の鋭い角が主な戦力で、足場の悪い岩場でも自在に動き回る事ができる。


十面鬼ゴルゴス

「ゲドン」の首領。世界征服を目論み、古代の超科学が生み出した兵器を欲し、反乱を起して「ギギとガガの腕輪」を狙い暗躍する。


TV本面とは違い、最終回まで登場している。尚、改造経緯は不明であり、人面岩に埋めかまれた9人の悪人の顔たちも話すことはない。

配下の獣人たちがことごとくアマゾンに敗れ去り、配下がいなくなったことで遂に自らアマゾンライダーに挑戦するも倒しきる事ができず、最後は同じく「ギギの腕輪」を狙うゼロ大帝により、人面岩を真っ二つにされて始末されてしまった。


ゼロ大帝

「ゲドン」を裏で操っていた「ガランダー帝国」の支配者………。

なのだが、TV本編と違い、何の複線もないまま最終回でいきなり登場しているので唐突感が半端ない気がしないでもない。また部下も誰一人として登場していない。


「ガガの腕輪」の奪取に拘るあまり、何時まで経っても世界征服を行わない上に、アマゾンに敗北を続けるゴルゴスの不甲斐なさに痺れを切らし、彼に代わって自らアマゾンを倒すために出向いて来た。


原点と違い、武器も備えた空飛ぶ移動マシンを操る。身に着けたものを取ると姿が見えなくなる特殊能力を備えた強敵で、その特殊能力こそが彼の名前の由来となっている。


高坂姉弟を人質に取りアマゾンをおびき寄せた後、暫しアマゾンと十面鬼の戦いを監視していたが、十面鬼ではアマゾンを倒すに至らないと判断し、彼を処刑して「ギギの腕輪」を奪い、遂に自らアマゾンに挑戦。


衣服を脱いで透明化する特殊能力を使ってアマゾンを追い詰めるが、アマゾンの超感覚で居場所を特定され、『大切断』を受けて絶命した。


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