「‥‥そうだな。なら私も同行することにしよう」
CV：綿貫竜之介
概要
「イナズマイレブンオリオンの刻印」で初登場した、ロシア代表「パーフェクトスパーク」のメンバー。ポジションはMF、背番号は8。年齢や誕生日は不明。
36話の回想にて、フロイやユーリ、一星とは過去同じチームでプレイしていたことが示唆されている。
36話「華麗なフロイ」、37話「孤独なフロイ」、38話「黒いバンダナの戦士」、47話「最終決戦の日、それは始まった」、48話「世界よ、その手をつなげ」(姿のみ)、最終49話「フィールドの向こうに明日が来る」、OP「地球をキック！」に登場。小説版では3巻と4巻に当たる。
36話にて、フロイと共に途中退場した選手。当初は不正行為を黙認しており、フロイの説得にも反応を示さず真っ先に去っていった。しかし、フロイが退場しようとするタイミングで唐突に発言。フロイに向けて、「ここで退場するということは、ベルナルド様に反旗を翻し、サッカーへの想いを貫くということなんだな？」と問うた。その後、フロイの返答に対しては記事冒頭の台詞を発し、彼と共にフィールドを去った。
決勝戦では他のロシア代表メンバー同様イリーナの洗脳を受け、日本代表に対して攻撃行為を行った。シャドウオブオリオン襲来時は世界代表に立候補していたが、選ばれてはいない。
特徴
さつまいものような紫色の長髪に、一部だけ白色が混じっている。髪の毛の一部が逆立っており、イナズマ界の常識に漏れず複雑な髪型。瞳の色は澄んだ水色。
体型は大柄と普通の中間程度。背丈だけでいえば大柄に分類されると思われる。参考までに典型的な普通体型のユーリと並べると、ヴィクトールの方が頭ひとつ分ほど高い。
ポジション、必殺技
ポジション
基本的にMFであったと思われる。
必殺技
作中では一度も使っていない。ただし、ロシア代表の共有技であるイノセント・ドライブ、ダブルヘッド・イーグル、ツーマンデ・ゴランの3つのいずれかは使える可能性が高い。
チーム内での立ち位置など
作中では「チームの司令塔」と評されていた。また、「良き参謀役」とも言われている。その肩書きゆえにロシア代表の副キャプテンである可能性が浮上しているが、彼はフロイと共に退場してしまったため真偽は不明。キャプテンマークは、フィールドに残ったユーリが継いだ。
余談
- 彼は当初はベルナルドの指示に従っていたが、途中で急に態度を返し、フロイと共に退場することを選んだ。「一切ためらうことなく」(小説版3巻より)退場したという事実とその直前にフロイに取った確認の内容から、彼は元々反乱軍の一員だったという説が囁かれている。真偽は不明。
- 世界代表に立候補していながら選ばれなかった選手は珍しい。彼は反乱軍側の人間でありながらルースやマリクに居場所を取られており、何かと並列されがちなユーリに比べても登場回数が少なく、不憫な立ち位置である。
- 喋りすぎるフロイをなだめるのは大抵彼の役目らしい。
- 一人称は「私」で、非常に大人びた話し方をする。そのため、年齢は15歳であろうとの推察が一般的。
- なお名字の「セドワ(Sedova)」は女性の時に使われるもの(名前の最後の子音が-aか-yaで終わっている)で、ロシア人の名前の表記としては実は誤用である。男性として使うのならば「セドフ(Sedov)」が正しい。
