概要
Season8から登場した新たなる刺客・対テロ部隊“ＯＣＴ”の一人、肩書きは中尉。
プロフィール
| 出演作品 | 被虐のノエル |
|---|---|
| 性別 | 女性 |
| 年齢 | 31 |
| 階級 | 中尉 |
| 肩書き | OCT中尉兼第二部隊隊長 |
人物
軍人とは思えないほど穏やかな性格をした美女ではあるが、発言の一つ一つに裏があることが窺える様な雰囲気を醸し出す、掴みどころのない人物。また年齢を気にしているせいか、些細な失言で年齢をからかう様な事を言ったリベリオ・ストラーダに「誰の年齢が何だって？（意訳）」と目を据わらせながら問い質した。
なぜか市長のラッセル・バロウズのことを気にかけており、接近を試みているようだが...？
関連イラスト
関連タグ
被虐のノエル ドラットン・ベルクマン リベリオ・ストラーダ ラッセル・バロウズ
能力と謎（Season12以降のネタバレ注意!）
軍には隠しているものの実は魔人であり、制限はあるが視界内の敵の「時間」を凍結させ、問答無用で動きを止めることができる能力を持っている。
それだけでなくSeason12では、何度も悪魔と契約して複数の力（炎を操る力や硬質化する力など）を獲得していると話している。しかもその際90年前などありえないくらい昔に契約してそれらの能力を獲得したなどと言っている。
前述した動きを止める能力は、ただ見るだけでなく、鏡ごしや水面に見えるだけでも停止させることも可能であり、明らかに「一つ」の契約では成り立つものではない。
その本性
彼女は、悪魔と契約することに何の躊躇いも持っておらず、命に及ばない程度で何度も契約し続け、何百年も名前を変えながら生きながらえている本当の意味での魔女なのである。それどころか、苦労したのは代償を払うことではなく、悪魔の召喚方法を仕入れることだったと言う始末である。OCTに入隊したのも、隊長たちを散り散りにし臨時総隊長になり、バロウズと手を組んだのも、全ては新たな悪魔の召喚方法を探すためである。
プロフィールで書かれた「31歳」という年齢も、「ルーチェ・マリー」という人物としての年齢にすぎず、実年齢は何百年を超えると予測できる。ある意味スピカが彼女のことを「年増」と呼んでいたのは間違えていなかったのだろう。
それ故に一つだけの悪魔の契約に命を賭ける契約者たちたちに真底飽きれており、「ただ悪魔と契約したい」という自分の欲望へ真向面に突き進む彼女はもはや常人の者ではない頭脳となっていた。
その末路(最終章(前半)のネタバレ注意)
臨時総隊長として命令し、隊長のリベリオ、スピカ、SOLID-7を捕らえることに成功するが、トリエラでリベリオに協力したOCT隊員に助けられ、全員脱獄させられてしまう。そして、戻ってきたドラットン少佐も彼女を捕らえるために駆け付け、OCT全体に追われる身になった。なんとか撒くことができたルーチェは、偶然裏通路に出くわしたノエルを人質として捉えようとする。だが、その場にいたジーノが用意した爆弾によって、オスカー、ジーノと共に水路に落とされる。ジーノが3日間かけて用意した決戦場で落ちてきた3人が三つ巴となって戦うことになる。
この三つ巴戦で、プレイアブルキャラであるオスカーがどの行動を取るかで彼女がどのような末路をたどるかが分岐する。また、リベリオとドラットンたちがルーチェを追いかける際に与えたダメージにも影響する。
その一
一つは、ジーノに攻撃せず、ルーチェに一方的な攻撃をすること。オスカーがジーノを誘導させた後、ルーチェに目掛けてある女から必死に受け継いだ「突き」を、思いっきり彼女に突きつけた。その「突き」はルーチェが見るという判断よりも速く、彼女は分からないまま心臓を貫かれる。悪魔の力でジーノに反撃するも、既に手遅れ。今まで契約した代償がドミノ倒しのように崩れ、意識が遠のいていく。わずかな意識の最中、かつて悠久の時を生きる大悪魔と遭遇しその時をも止める能力に魅せられ、最初の願いを捨てそれを身に着けるために1000年の命を得た契約を走馬灯で思い返し、そのまま息絶えていった。
ここでの悠久の時の生きる大悪魔は現地点では彼が思い浮かぶが、本当に彼なのか、そもそも最期に見たのは本物なのかただの妄想だったのか、名前も忘れてしまった者の思いは知る由もなかった。
「私の最初の名前も」
「私の最初の願いも」
「もう、思い出せもしない」
その二
もう一つは、ジーノに対しても攻撃を仕掛けた時。一つ目と同じく誘導したのち、ジーノは市長選挙のときにばら撒くはずだったラプラスの深淵の情報があるカードの複製を、ルーチェの視界を遮るためにばら撒き、ルーチェに「突き」を仕掛ける。しかし、視界に入ったものを全て止める彼女の能力によって止められてしまう。しかし、ジーノが止まる直前には口角が上がっていた。そのことに不思議に思っていた矢先に、師の思いを受け継いだオスカーの「突き」を真後ろから受けて、致命傷を負ってしまう。前後から攻撃する師弟のファインプレーをもって、彼女は敗れてしまった。今までの代償がドミノ倒しになってしまう寸前で逃げることに成功はしたものの、ほとぼりが冷める前に入口で待ち構えていたリベリオやSOLID-7などのOCT隊員によって拘束され、彼女の「1000年」の野望は無念に終わる。
