ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
メツボロスとは、『ウルトラマンZ』に登場する怪獣。

セレブロ「素晴らしい…めでたしめでたし…じゃねぇんだよオォ!借りパク野郎がぁ!!ベリアルメダル…返せぇぇぇぇっ!!」


ユカ「ええっ!?」


ゼットハルキ「「ホロボロスが、変わった…!?」」


セレブロ「コシ・カレカレータ…行けえぇ!メツボロス!!」


データ

別名:寄生破滅獣
身長:56m
体重:5万t

概要

ウルトラマンZ』第16話「獅子の声」に登場。

大人しくなったホロボロスに、前話で強請り取られたベリアルメダルを奪回せんとするカブラギ・シンヤ=セレブロギャラクトロンMK2ギルバリス怪獣メダルを注入して生み出した、ホロボロスの強化体。ホロボロスの能力はそのままに機械のパーツが合体したことから荷電粒子砲を使えるようになった。



見た目はホロボロスの素体にギャラクトロンMK2のマスクが頭部に、両腕にギルバリスの腕が装着されている(拘束具のように見えなくもない)

鳴き声は基本ホロボロスのものだが、時折MK2のコーラス音のようなものも発する。

エリマキテレスドンと同じく、ウルトラゼットライザーを使用せずに直接メダルを取り込むことで強化された怪獣で、今回も素体の怪獣要素が非常に強い外見となっている。正規の方法で変身して能力をバランスよく組み合わせているベリアル融合獣トライキングらと比べると相性などガン無視で無理やり能力を付け足した感も否めず、エリマキテレスドンに比べるとアンバランスな姿をしている他、素体であるホロボロスが悲鳴のような声を出している場面もあり、怪獣の肉体的・精神的負担を全く考慮していない強化形態であることも分かる。各装備についても、ギャラクトロンMK2の最大の武器であるギャラクトロンベイルも装備しておらず(あっても、物を掴める手の形をしていない為使用できない可能性が高い)、荷電粒子砲以外はギャラクトロンやギルバリスに由来するデジタル魔法陣などの能力も殆ど使用していない。


この時点のセレブロはベリアルメダルがないためにベリアル融合獣に変身できず、ファイブキングに変身するメダルも全てヘビクラ・ショウタに奪われており、ゼットライザーを使った戦闘形態を何もかも失っていたため、なりふり構わず(実際、等身大戦の唯一の戦闘手段であったギルバリスの破片をメダルの生成の為に消費してしまっている)ホロボロスを利用する形でベリアルメダルを取り返そうとしていたと思われる。ゴルザメルバレイキュバスらのメダルは素材が怪獣の体組織が混入した石から入手したそこそこレアな品物であるほか、ベリアルメダルに関してはデビルスプリンターとたまたま地球を訪れた朝倉リクから手に入れたベリアル因子を合成して漸く生成した貴重品であり、ベリアルメダル一枚で様々な融合獣を使えることを考えると、セレブロとしても何がなんでも取り返したかったのは想像に難くない。


怪獣メダルはあくまでも元となる怪獣の肉片や部品からも製造できるコストの安さが強みではあるが、所詮は怪獣の一部のみが材料となっているからか怪獣カプセル怪獣カードと比べるとメダル単体では召喚すらできないという弱点も抱えており、ましてや元々セレブロ自身はただの寄生生物である以上、生身でゼットからメダルを取り返すのはほぼ不可能だと判断したのだろう。


ただ、元を辿ればセレブロがベリアルメダルを奪われたのは自分でストレイジ基地にちょっかいを出したことがの完全な自業自得であり、本来なら貝殻の音色によって再び眠りについていたであろう所を、セレブロの身勝手な行動で暴走させられてしまったホロボロスはつくづく不幸だったとしか言い様がない。


活躍

メツボロスに強化された直後から、獅子ヶ丘町のビル街を破壊しながら飛び移るなどの規格外の運動能力を見せつけガンマフューチャー形態のゼットを圧倒。荷電粒子砲のゼロ距離射撃によりキングジョーSCもダウンさせるなど、見境なく暴走を続けた。


メツボロス(ホロボロス)が苦しんでいることに気づいたユカは、先程のように貝殻の音色を再び聴かせるもメツボロスが大人しくなることはなく、メツボロスの暴走を止めホロボロスを解放する手段が一つしか残されていないことに気づく。


「ゼット!ホロボロスを…ホロボロスを楽にしてあげて!」


ユカの頼みを了承したゼットがデルタライズクローになるとベリアロクで荷電粒子砲を真っ向から防がれ、最期にはデスシウムスラッシュを受け撃破された。


爆発後はギャラクトロンMK2の頭部とギルバリスの残骸のみが残り、機械による拘束から解き放たれたホロボロスの霊体は粒子化、天高く飛び去るように消滅していった…。



余談

メツボロスの名称自体は、SGウルトラメダル02が発売した直後に玩具音声で判明していた。


合体元であるホロボロス、ギャラクトロンMK2、ギルバリスは惑星O-50出身のウルトラ戦士達と因縁深い怪獣であり、三体とも二人以上のウルトラ戦士と同時に戦った新世代ヒーローズを代表する屈指の強豪怪獣である。

また、メツボロスの「メツ」は漢字表記だと「滅」になると思われ、三体とも「滅ぼす」という言葉が深く関係している(ホロボロスは名前の由来の一つとされており、ギャラクトロンMK2とギルバリスは有機生命体を滅ぼすのが使命である)。


ギルバリスの力で強化された怪獣がジードのベリアル因子で生成されたベリアロクで打倒されたというのは、何とも皮肉な結末である。


テレスドンがメダル1枚でエリマキテレスドンに強化したことから、メダル2枚で強化するものとなった。


ホロボロスにギャラクトロンMK2のアイシールドを被せ、ギルバリスのツメを腕に差し替えている。その後、ギルバリスのツメ(腕)はメツボロス撃破直後に現れたバロッサ星人(2代目)が奪い取る形で使用している(さらに言えば等身大戦でギャラクトロンMK2のギャラクトロンベイルも使ったためこちらも奪い取ったと思われる)。


関連タグ

ウルトラマンZ ウルトラ怪獣

ホロボロス ギャラクトロンMK2 ギルバリス

合体怪獣


哀しき悪役


キングギャラクトロン…こちらもギャラクトロンを素材にした合体怪獣でベリアル融合獣の一種。メツボロスとは違い、変身アイテムによる合体怪獣。


メカレーター…強制的にメカ化させられてしまった怪獣繋がり。


エレキング(ジード版)…最期は事情を知るキャラクターから「楽にしてあげて!」という願いを受けて倒された怪獣繋がり。


キングゲスラ(タイガ版)…一度沈静化させられ存命する可能性があったのにもかかわらず、悪党のせいで命を落とした怪獣繋がり。


ビオランテ…同じく昇天する際に凶暴化する前の姿で粒子となって消滅していった怪獣。こちらはホロボロスとは逆に消滅後に更なる災厄が誕生する遠因となっている。


ジェノザウラー…荷電粒子砲を使う代表的なキャラクター。監督の越知靖も「荷電粒子砲を裂けるのはブレードだ!」と確信犯なことを言っている。


スフィアゴモラの暗躍で誕生した、(ある意味)メツボロスの後輩怪獣。こちらも元となった怪獣完全なる被害者である。

セレブロ「素晴らしい…めでたしめでたし…じゃねぇんだよオォ!借りパク野郎がぁ!!ベリアルメダル…返せぇぇぇぇっ!!」


ユカ「ええっ!?」


ゼットハルキ「「ホロボロスが、変わった…!?」」


セレブロ「コシ・カレカレータ…行けえぇ!メツボロス!!」


データ

別名:寄生破滅獣
身長:56m
体重:5万t

概要

ウルトラマンZ』第16話「獅子の声」に登場。

大人しくなったホロボロスに、前話で強請り取られたベリアルメダルを奪回せんとするカブラギ・シンヤ=セレブロギャラクトロンMK2ギルバリス怪獣メダルを注入して生み出した、ホロボロスの強化体。ホロボロスの能力はそのままに機械のパーツが合体したことから荷電粒子砲を使えるようになった。



見た目はホロボロスの素体にギャラクトロンMK2のマスクが頭部に、両腕にギルバリスの腕が装着されている(拘束具のように見えなくもない)

鳴き声は基本ホロボロスのものだが、時折MK2のコーラス音のようなものも発する。

エリマキテレスドンと同じく、ウルトラゼットライザーを使用せずに直接メダルを取り込むことで強化された怪獣で、今回も素体の怪獣要素が非常に強い外見となっている。正規の方法で変身して能力をバランスよく組み合わせているベリアル融合獣トライキングらと比べると相性などガン無視で無理やり能力を付け足した感も否めず、エリマキテレスドンに比べるとアンバランスな姿をしている他、素体であるホロボロスが悲鳴のような声を出している場面もあり、怪獣の肉体的・精神的負担を全く考慮していない強化形態であることも分かる。各装備についても、ギャラクトロンMK2の最大の武器であるギャラクトロンベイルも装備しておらず(あっても、物を掴める手の形をしていない為使用できない可能性が高い)、荷電粒子砲以外はギャラクトロンやギルバリスに由来するデジタル魔法陣などの能力も殆ど使用していない。


この時点のセレブロはベリアルメダルがないためにベリアル融合獣に変身できず、ファイブキングに変身するメダルも全てヘビクラ・ショウタに奪われており、ゼットライザーを使った戦闘形態を何もかも失っていたため、なりふり構わず(実際、等身大戦の唯一の戦闘手段であったギルバリスの破片をメダルの生成の為に消費してしまっている)ホロボロスを利用する形でベリアルメダルを取り返そうとしていたと思われる。ゴルザメルバレイキュバスらのメダルは素材が怪獣の体組織が混入した石から入手したそこそこレアな品物であるほか、ベリアルメダルに関してはデビルスプリンターとたまたま地球を訪れた朝倉リクから手に入れたベリアル因子を合成して漸く生成した貴重品であり、ベリアルメダル一枚で様々な融合獣を使えることを考えると、セレブロとしても何がなんでも取り返したかったのは想像に難くない。


怪獣メダルはあくまでも元となる怪獣の肉片や部品からも製造できるコストの安さが強みではあるが、所詮は怪獣の一部のみが材料となっているからか怪獣カプセル怪獣カードと比べるとメダル単体では召喚すらできないという弱点も抱えており、ましてや元々セレブロ自身はただの寄生生物である以上、生身でゼットからメダルを取り返すのはほぼ不可能だと判断したのだろう。


ただ、元を辿ればセレブロがベリアルメダルを奪われたのは自分でストレイジ基地にちょっかいを出したことがの完全な自業自得であり、本来なら貝殻の音色によって再び眠りについていたであろう所を、セレブロの身勝手な行動で暴走させられてしまったホロボロスはつくづく不幸だったとしか言い様がない。


活躍

メツボロスに強化された直後から、獅子ヶ丘町のビル街を破壊しながら飛び移るなどの規格外の運動能力を見せつけガンマフューチャー形態のゼットを圧倒。荷電粒子砲のゼロ距離射撃によりキングジョーSCもダウンさせるなど、見境なく暴走を続けた。


メツボロス(ホロボロス)が苦しんでいることに気づいたユカは、先程のように貝殻の音色を再び聴かせるもメツボロスが大人しくなることはなく、メツボロスの暴走を止めホロボロスを解放する手段が一つしか残されていないことに気づく。


「ゼット!ホロボロスを…ホロボロスを楽にしてあげて!」


ユカの頼みを了承したゼットがデルタライズクローになるとベリアロクで荷電粒子砲を真っ向から防がれ、最期にはデスシウムスラッシュを受け撃破された。


爆発後はギャラクトロンMK2の頭部とギルバリスの残骸のみが残り、機械による拘束から解き放たれたホロボロスの霊体は粒子化、天高く飛び去るように消滅していった…。



余談

メツボロスの名称自体は、SGウルトラメダル02が発売した直後に玩具音声で判明していた。


合体元であるホロボロス、ギャラクトロンMK2、ギルバリスは惑星O-50出身のウルトラ戦士達と因縁深い怪獣であり、三体とも二人以上のウルトラ戦士と同時に戦った新世代ヒーローズを代表する屈指の強豪怪獣である。

また、メツボロスの「メツ」は漢字表記だと「滅」になると思われ、三体とも「滅ぼす」という言葉が深く関係している(ホロボロスは名前の由来の一つとされており、ギャラクトロンMK2とギルバリスは有機生命体を滅ぼすのが使命である)。


ギルバリスの力で強化された怪獣がジードのベリアル因子で生成されたベリアロクで打倒されたというのは、何とも皮肉な結末である。


テレスドンがメダル1枚でエリマキテレスドンに強化したことから、メダル2枚で強化するものとなった。


ホロボロスにギャラクトロンMK2のアイシールドを被せ、ギルバリスのツメを腕に差し替えている。その後、ギルバリスのツメ(腕)はメツボロス撃破直後に現れたバロッサ星人(2代目)が奪い取る形で使用している(さらに言えば等身大戦でギャラクトロンMK2のギャラクトロンベイルも使ったためこちらも奪い取ったと思われる)。


関連タグ

ウルトラマンZ ウルトラ怪獣

ホロボロス ギャラクトロンMK2 ギルバリス

合体怪獣


哀しき悪役


キングギャラクトロン…こちらもギャラクトロンを素材にした合体怪獣でベリアル融合獣の一種。メツボロスとは違い、変身アイテムによる合体怪獣。


メカレーター…強制的にメカ化させられてしまった怪獣繋がり。


エレキング(ジード版)…最期は事情を知るキャラクターから「楽にしてあげて!」という願いを受けて倒された怪獣繋がり。


キングゲスラ(タイガ版)…一度沈静化させられ存命する可能性があったのにもかかわらず、悪党のせいで命を落とした怪獣繋がり。


ビオランテ…同じく昇天する際に凶暴化する前の姿で粒子となって消滅していった怪獣。こちらはホロボロスとは逆に消滅後に更なる災厄が誕生する遠因となっている。


ジェノザウラー…荷電粒子砲を使う代表的なキャラクター。監督の越知靖も「荷電粒子砲を裂けるのはブレードだ!」と確信犯なことを言っている。


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    EPISODE.16:滅びの獣

    ウルトラマンゼットの第16話『獅子の声』、今回の敵はR/Bで初登場したフィジカルモンスター、ホロボロス!今回の役どころは『伝承に伝わる滅びの獣』という設定でした。そして、ホロボロスはユカが怪獣研究を志すきっかけになった怪獣でもありました。<Zの世界>にもオーブやジードで活躍した古代の予言書、<太平風土記>が存在する事が確定しましたね。その伝承とユカの閃きがホロボロスを静かに眠りに就かせるはずだったのに、苛立つカブラギ=セレブロが<ギャラクトロンMK2>と<ギルバリス>の<怪獣メダル>を使って、ホロボロスを<メツボロス>へと変化させてしまいました。ホロボロスが元々強い怪獣である上に、ギャラクトロンMK2とギルバリスのパワーと能力が加わり、キングジョーストレイジカスタムですら歯が立たない程の強敵に…。結局、ゼットは<デルタライズクロー>と<ベリアロク>の力でメツボロスを倒すしかありませんでした。悲しい結末ですが、ホロボロスの魂が解放された事がせめてもの救いでしょうか…。ところが、息つく暇もなく新たな敵の襲来!それは、かつて<ストレイジ>の基地に潜入した<バロッサ星人>の同族!公式の名称は『バロッサ星人(二代目)』だそうです。おそらく、前のバロッサ星人の弟なのでしょうね。次回はそんなバロッサ星人がベリアロクを狙います!そう、ベリアロクが大きくフィーチャーされるのです!そこにヘビクラ隊長=ジャグジャグも加わり、三つ巴のベリアロク争奪戦!果たして、ベリアロクが持ち主に選ぶのは誰なのか!?次回も面白そうです!話は変わりますが、究極のセブンガーグッズである『光る!鳴る!特空機1号セブンガー』がプレミアムバンダイで予約開始となりました。が、あまりの人気ぶりに直に完売(笑)!私も仕事帰りでプレバンのサイトを見たら『在庫がありません』表記になっていて、涙を流しました。が、サイトを更新したら『予約する』表記になったので即ポチ(笑)!無事に予約完了!やったぜ!お値段9,900円(税抜)とお高いですが、そのお値段に見合うギミック満載の超お宝です!来年の3月に発送されるそうです!ウルトラ楽しみ!セブンガーのテレビや映画での再びの活躍に期待しつつ、次回も楽しみに待ってます!押忍!!
  • ウルトラマンティガ Go!プリンセスプリキュア

    荒海を司る者

    綿津見篇 第45話 荒海を司る者 青い巨人の正体とは…

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セレブロ「素晴らしい…めでたしめでたし…じゃねぇんだよオォ!借りパク野郎がぁ!!ベリアルメダル…返せぇぇぇぇっ!!」


ユカ「ええっ!?」


ゼットハルキ「「ホロボロスが、変わった…!?」」


セレブロ「コシ・カレカレータ…行けえぇ!メツボロス!!」


データ

別名:寄生破滅獣
身長:56m
体重:5万t

概要

ウルトラマンZ』第16話「獅子の声」に登場。

大人しくなったホロボロスに、前話で強請り取られたベリアルメダルを奪回せんとするカブラギ・シンヤ=セレブロギャラクトロンMK2ギルバリス怪獣メダルを注入して生み出した、ホロボロスの強化体。ホロボロスの能力はそのままに機械のパーツが合体したことから荷電粒子砲を使えるようになった。



見た目はホロボロスの素体にギャラクトロンMK2のマスクが頭部に、両腕にギルバリスの腕が装着されている(拘束具のように見えなくもない)

鳴き声は基本ホロボロスのものだが、時折MK2のコーラス音のようなものも発する。

エリマキテレスドンと同じく、ウルトラゼットライザーを使用せずに直接メダルを取り込むことで強化された怪獣で、今回も素体の怪獣要素が非常に強い外見となっている。正規の方法で変身して能力をバランスよく組み合わせているベリアル融合獣トライキングらと比べると相性などガン無視で無理やり能力を付け足した感も否めず、エリマキテレスドンに比べるとアンバランスな姿をしている他、素体であるホロボロスが悲鳴のような声を出している場面もあり、怪獣の肉体的・精神的負担を全く考慮していない強化形態であることも分かる。各装備についても、ギャラクトロンMK2の最大の武器であるギャラクトロンベイルも装備しておらず(あっても、物を掴める手の形をしていない為使用できない可能性が高い)、荷電粒子砲以外はギャラクトロンやギルバリスに由来するデジタル魔法陣などの能力も殆ど使用していない。


この時点のセレブロはベリアルメダルがないためにベリアル融合獣に変身できず、ファイブキングに変身するメダルも全てヘビクラ・ショウタに奪われており、ゼットライザーを使った戦闘形態を何もかも失っていたため、なりふり構わず(実際、等身大戦の唯一の戦闘手段であったギルバリスの破片をメダルの生成の為に消費してしまっている)ホロボロスを利用する形でベリアルメダルを取り返そうとしていたと思われる。ゴルザメルバレイキュバスらのメダルは素材が怪獣の体組織が混入した石から入手したそこそこレアな品物であるほか、ベリアルメダルに関してはデビルスプリンターとたまたま地球を訪れた朝倉リクから手に入れたベリアル因子を合成して漸く生成した貴重品であり、ベリアルメダル一枚で様々な融合獣を使えることを考えると、セレブロとしても何がなんでも取り返したかったのは想像に難くない。


怪獣メダルはあくまでも元となる怪獣の肉片や部品からも製造できるコストの安さが強みではあるが、所詮は怪獣の一部のみが材料となっているからか怪獣カプセル怪獣カードと比べるとメダル単体では召喚すらできないという弱点も抱えており、ましてや元々セレブロ自身はただの寄生生物である以上、生身でゼットからメダルを取り返すのはほぼ不可能だと判断したのだろう。


ただ、元を辿ればセレブロがベリアルメダルを奪われたのは自分でストレイジ基地にちょっかいを出したことがの完全な自業自得であり、本来なら貝殻の音色によって再び眠りについていたであろう所を、セレブロの身勝手な行動で暴走させられてしまったホロボロスはつくづく不幸だったとしか言い様がない。


活躍

メツボロスに強化された直後から、獅子ヶ丘町のビル街を破壊しながら飛び移るなどの規格外の運動能力を見せつけガンマフューチャー形態のゼットを圧倒。荷電粒子砲のゼロ距離射撃によりキングジョーSCもダウンさせるなど、見境なく暴走を続けた。


メツボロス(ホロボロス)が苦しんでいることに気づいたユカは、先程のように貝殻の音色を再び聴かせるもメツボロスが大人しくなることはなく、メツボロスの暴走を止めホロボロスを解放する手段が一つしか残されていないことに気づく。


「ゼット!ホロボロスを…ホロボロスを楽にしてあげて!」


ユカの頼みを了承したゼットがデルタライズクローになるとベリアロクで荷電粒子砲を真っ向から防がれ、最期にはデスシウムスラッシュを受け撃破された。


爆発後はギャラクトロンMK2の頭部とギルバリスの残骸のみが残り、機械による拘束から解き放たれたホロボロスの霊体は粒子化、天高く飛び去るように消滅していった…。



余談

メツボロスの名称自体は、SGウルトラメダル02が発売した直後に玩具音声で判明していた。


合体元であるホロボロス、ギャラクトロンMK2、ギルバリスは惑星O-50出身のウルトラ戦士達と因縁深い怪獣であり、三体とも二人以上のウルトラ戦士と同時に戦った新世代ヒーローズを代表する屈指の強豪怪獣である。

また、メツボロスの「メツ」は漢字表記だと「滅」になると思われ、三体とも「滅ぼす」という言葉が深く関係している(ホロボロスは名前の由来の一つとされており、ギャラクトロンMK2とギルバリスは有機生命体を滅ぼすのが使命である)。


ギルバリスの力で強化された怪獣がジードのベリアル因子で生成されたベリアロクで打倒されたというのは、何とも皮肉な結末である。


テレスドンがメダル1枚でエリマキテレスドンに強化したことから、メダル2枚で強化するものとなった。


ホロボロスにギャラクトロンMK2のアイシールドを被せ、ギルバリスのツメを腕に差し替えている。その後、ギルバリスのツメ(腕)はメツボロス撃破直後に現れたバロッサ星人(2代目)が奪い取る形で使用している(さらに言えば等身大戦でギャラクトロンMK2のギャラクトロンベイルも使ったためこちらも奪い取ったと思われる)。


関連タグ

ウルトラマンZ ウルトラ怪獣

ホロボロス ギャラクトロンMK2 ギルバリス

合体怪獣


哀しき悪役


キングギャラクトロン…こちらもギャラクトロンを素材にした合体怪獣でベリアル融合獣の一種。メツボロスとは違い、変身アイテムによる合体怪獣。


メカレーター…強制的にメカ化させられてしまった怪獣繋がり。


エレキング(ジード版)…最期は事情を知るキャラクターから「楽にしてあげて!」という願いを受けて倒された怪獣繋がり。


キングゲスラ(タイガ版)…一度沈静化させられ存命する可能性があったのにもかかわらず、悪党のせいで命を落とした怪獣繋がり。


ビオランテ…同じく昇天する際に凶暴化する前の姿で粒子となって消滅していった怪獣。こちらはホロボロスとは逆に消滅後に更なる災厄が誕生する遠因となっている。


ジェノザウラー…荷電粒子砲を使う代表的なキャラクター。監督の越知靖も「荷電粒子砲を裂けるのはブレードだ!」と確信犯なことを言っている。


スフィアゴモラの暗躍で誕生した、(ある意味)メツボロスの後輩怪獣。こちらも元となった怪獣完全なる被害者である。

セレブロ「素晴らしい…めでたしめでたし…じゃねぇんだよオォ!借りパク野郎がぁ!!ベリアルメダル…返せぇぇぇぇっ!!」


ユカ「ええっ!?」


ゼットハルキ「「ホロボロスが、変わった…!?」」


セレブロ「コシ・カレカレータ…行けえぇ!メツボロス!!」


データ

別名:寄生破滅獣
身長:56m
体重:5万t

概要

ウルトラマンZ』第16話「獅子の声」に登場。

大人しくなったホロボロスに、前話で強請り取られたベリアルメダルを奪回せんとするカブラギ・シンヤ=セレブロギャラクトロンMK2ギルバリス怪獣メダルを注入して生み出した、ホロボロスの強化体。ホロボロスの能力はそのままに機械のパーツが合体したことから荷電粒子砲を使えるようになった。



見た目はホロボロスの素体にギャラクトロンMK2のマスクが頭部に、両腕にギルバリスの腕が装着されている(拘束具のように見えなくもない)

鳴き声は基本ホロボロスのものだが、時折MK2のコーラス音のようなものも発する。

エリマキテレスドンと同じく、ウルトラゼットライザーを使用せずに直接メダルを取り込むことで強化された怪獣で、今回も素体の怪獣要素が非常に強い外見となっている。正規の方法で変身して能力をバランスよく組み合わせているベリアル融合獣トライキングらと比べると相性などガン無視で無理やり能力を付け足した感も否めず、エリマキテレスドンに比べるとアンバランスな姿をしている他、素体であるホロボロスが悲鳴のような声を出している場面もあり、怪獣の肉体的・精神的負担を全く考慮していない強化形態であることも分かる。各装備についても、ギャラクトロンMK2の最大の武器であるギャラクトロンベイルも装備しておらず(あっても、物を掴める手の形をしていない為使用できない可能性が高い)、荷電粒子砲以外はギャラクトロンやギルバリスに由来するデジタル魔法陣などの能力も殆ど使用していない。


この時点のセレブロはベリアルメダルがないためにベリアル融合獣に変身できず、ファイブキングに変身するメダルも全てヘビクラ・ショウタに奪われており、ゼットライザーを使った戦闘形態を何もかも失っていたため、なりふり構わず(実際、等身大戦の唯一の戦闘手段であったギルバリスの破片をメダルの生成の為に消費してしまっている)ホロボロスを利用する形でベリアルメダルを取り返そうとしていたと思われる。ゴルザメルバレイキュバスらのメダルは素材が怪獣の体組織が混入した石から入手したそこそこレアな品物であるほか、ベリアルメダルに関してはデビルスプリンターとたまたま地球を訪れた朝倉リクから手に入れたベリアル因子を合成して漸く生成した貴重品であり、ベリアルメダル一枚で様々な融合獣を使えることを考えると、セレブロとしても何がなんでも取り返したかったのは想像に難くない。


怪獣メダルはあくまでも元となる怪獣の肉片や部品からも製造できるコストの安さが強みではあるが、所詮は怪獣の一部のみが材料となっているからか怪獣カプセル怪獣カードと比べるとメダル単体では召喚すらできないという弱点も抱えており、ましてや元々セレブロ自身はただの寄生生物である以上、生身でゼットからメダルを取り返すのはほぼ不可能だと判断したのだろう。


ただ、元を辿ればセレブロがベリアルメダルを奪われたのは自分でストレイジ基地にちょっかいを出したことがの完全な自業自得であり、本来なら貝殻の音色によって再び眠りについていたであろう所を、セレブロの身勝手な行動で暴走させられてしまったホロボロスはつくづく不幸だったとしか言い様がない。


活躍

メツボロスに強化された直後から、獅子ヶ丘町のビル街を破壊しながら飛び移るなどの規格外の運動能力を見せつけガンマフューチャー形態のゼットを圧倒。荷電粒子砲のゼロ距離射撃によりキングジョーSCもダウンさせるなど、見境なく暴走を続けた。


メツボロス(ホロボロス)が苦しんでいることに気づいたユカは、先程のように貝殻の音色を再び聴かせるもメツボロスが大人しくなることはなく、メツボロスの暴走を止めホロボロスを解放する手段が一つしか残されていないことに気づく。


「ゼット!ホロボロスを…ホロボロスを楽にしてあげて!」


ユカの頼みを了承したゼットがデルタライズクローになるとベリアロクで荷電粒子砲を真っ向から防がれ、最期にはデスシウムスラッシュを受け撃破された。


爆発後はギャラクトロンMK2の頭部とギルバリスの残骸のみが残り、機械による拘束から解き放たれたホロボロスの霊体は粒子化、天高く飛び去るように消滅していった…。



余談

メツボロスの名称自体は、SGウルトラメダル02が発売した直後に玩具音声で判明していた。


合体元であるホロボロス、ギャラクトロンMK2、ギルバリスは惑星O-50出身のウルトラ戦士達と因縁深い怪獣であり、三体とも二人以上のウルトラ戦士と同時に戦った新世代ヒーローズを代表する屈指の強豪怪獣である。

また、メツボロスの「メツ」は漢字表記だと「滅」になると思われ、三体とも「滅ぼす」という言葉が深く関係している(ホロボロスは名前の由来の一つとされており、ギャラクトロンMK2とギルバリスは有機生命体を滅ぼすのが使命である)。


ギルバリスの力で強化された怪獣がジードのベリアル因子で生成されたベリアロクで打倒されたというのは、何とも皮肉な結末である。


テレスドンがメダル1枚でエリマキテレスドンに強化したことから、メダル2枚で強化するものとなった。


ホロボロスにギャラクトロンMK2のアイシールドを被せ、ギルバリスのツメを腕に差し替えている。その後、ギルバリスのツメ(腕)はメツボロス撃破直後に現れたバロッサ星人(2代目)が奪い取る形で使用している(さらに言えば等身大戦でギャラクトロンMK2のギャラクトロンベイルも使ったためこちらも奪い取ったと思われる)。


関連タグ

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ホロボロス ギャラクトロンMK2 ギルバリス

合体怪獣


哀しき悪役


キングギャラクトロン…こちらもギャラクトロンを素材にした合体怪獣でベリアル融合獣の一種。メツボロスとは違い、変身アイテムによる合体怪獣。


メカレーター…強制的にメカ化させられてしまった怪獣繋がり。


エレキング(ジード版)…最期は事情を知るキャラクターから「楽にしてあげて!」という願いを受けて倒された怪獣繋がり。


キングゲスラ(タイガ版)…一度沈静化させられ存命する可能性があったのにもかかわらず、悪党のせいで命を落とした怪獣繋がり。


ビオランテ…同じく昇天する際に凶暴化する前の姿で粒子となって消滅していった怪獣。こちらはホロボロスとは逆に消滅後に更なる災厄が誕生する遠因となっている。


ジェノザウラー…荷電粒子砲を使う代表的なキャラクター。監督の越知靖も「荷電粒子砲を裂けるのはブレードだ!」と確信犯なことを言っている。


スフィアゴモラの暗躍で誕生した、(ある意味)メツボロスの後輩怪獣。こちらも元となった怪獣完全なる被害者である。

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    EPISODE.16:滅びの獣

    ウルトラマンゼットの第16話『獅子の声』、今回の敵はR/Bで初登場したフィジカルモンスター、ホロボロス!今回の役どころは『伝承に伝わる滅びの獣』という設定でした。そして、ホロボロスはユカが怪獣研究を志すきっかけになった怪獣でもありました。<Zの世界>にもオーブやジードで活躍した古代の予言書、<太平風土記>が存在する事が確定しましたね。その伝承とユカの閃きがホロボロスを静かに眠りに就かせるはずだったのに、苛立つカブラギ=セレブロが<ギャラクトロンMK2>と<ギルバリス>の<怪獣メダル>を使って、ホロボロスを<メツボロス>へと変化させてしまいました。ホロボロスが元々強い怪獣である上に、ギャラクトロンMK2とギルバリスのパワーと能力が加わり、キングジョーストレイジカスタムですら歯が立たない程の強敵に…。結局、ゼットは<デルタライズクロー>と<ベリアロク>の力でメツボロスを倒すしかありませんでした。悲しい結末ですが、ホロボロスの魂が解放された事がせめてもの救いでしょうか…。ところが、息つく暇もなく新たな敵の襲来!それは、かつて<ストレイジ>の基地に潜入した<バロッサ星人>の同族!公式の名称は『バロッサ星人(二代目)』だそうです。おそらく、前のバロッサ星人の弟なのでしょうね。次回はそんなバロッサ星人がベリアロクを狙います!そう、ベリアロクが大きくフィーチャーされるのです!そこにヘビクラ隊長=ジャグジャグも加わり、三つ巴のベリアロク争奪戦!果たして、ベリアロクが持ち主に選ぶのは誰なのか!?次回も面白そうです!話は変わりますが、究極のセブンガーグッズである『光る!鳴る!特空機1号セブンガー』がプレミアムバンダイで予約開始となりました。が、あまりの人気ぶりに直に完売(笑)!私も仕事帰りでプレバンのサイトを見たら『在庫がありません』表記になっていて、涙を流しました。が、サイトを更新したら『予約する』表記になったので即ポチ(笑)!無事に予約完了!やったぜ!お値段9,900円(税抜)とお高いですが、そのお値段に見合うギミック満載の超お宝です!来年の3月に発送されるそうです!ウルトラ楽しみ!セブンガーのテレビや映画での再びの活躍に期待しつつ、次回も楽しみに待ってます!押忍!!
  • ウルトラマンティガ Go!プリンセスプリキュア

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