ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ブルパップ

ぶるぱっぷ

銃のマガジン(弾倉)や機関部を、グリップや引き金より後方に配置した方式、またはアメリカ製の空対地ミサイルを指す。
目次 [非表示]

曖昧さ回避

  1. 銃の構造の一種。
  2. アメリカの空対地ミサイル。

当記事では双方について解説する。


ブルパップ方式

ブルパップ方式


AGM-12「ブルパップ」

1950年代にアメリカのマーチン・マリエッタが開発した初期の空対地ミサイルで、無線操縦による誘導方式を採用。このため、後部にはパイロットが直接「見て」誘導するための発光体(=目印)を仕込んでいる。実戦ではこれを頼りにミサイルを照準器の中心(=機の進行方向)に据えて誘導するのだが、これはミサイルと同じコースを飛行する必要があるということでもあり、ミサイルが着弾するまで発射母機が対空砲火に晒される危険が伴った。そうした際の損害に加えて発光体が見えないと使用できない欠点もあるため、発射後に母機が離脱できるファイア・アンド・フォゲット能力を持つ空対地ミサイルの配備に伴いベトナム戦争初期以降は使われなくなり、1980年代にはアメリカの武器庫からも完全に姿を消した。


なお、AGM-12にはASM-N-7(AGM-12A)からAGM-12Eまでのバリエーションがあるが、誘導方式はいずれも同じで、核弾頭装備型(出力:1kt~15kt)のAGM-12Dにも例外なくこの誘導方式が採用されている。

関連記事

親記事

じゅう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 262434

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました