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ドヴァキン

どゔぁきん

ドヴァキンとは、オープンワールドRPG「The Elder Scrolls Ⅴ Skyrim」の主人公。容姿・性別・種族・年齢・名前は全てプレイヤーが自由に変更できる。
目次 [非表示]

Dovahkiin, Dovahkiin naal ok zin los vahriin

wah dein vokul mahfaeraak ahst vaal

Ahrk fin norok paal graan

fod nust hon zindro zaan

Dovahkiin, fah hin kogaan mu draal

(Sons of Skyrim, main theme of Skyrim)


ドヴァキン(竜の血族)よ、ドヴァキンよ

その約束された名誉に懸けて

永遠に邪悪を退けたまえ!

最も恐るべき敵ですら、潰走するであろう

かの勝利の雄叫びを聞きし時には!

ドヴァキンよ、我らは祈ろう

汝に祝福あれ!

(英語版Sons of Skyrimからの訳例)


概要

ドヴァキン(Dovahkiin)とは、THe_Elder_Scrollsシリーズの第5作「Skyrim」の主人公。

日本語版において正しくは「ドヴァーキン」表記であり、「ドヴァキン」は厳密にはpixivはじめネット上での通称となる。


「ドヴァーキン」とはドラゴン語で「竜の血族」を意味する(dovah:ドラゴン、竜 kiin:〜の生まれ、〜の末裔)。


詳しくは後述するがドラゴンたちからは同族とみなされており、「ドヴァーキンとは」ドラゴン語の竜の命名規則(ドラゴン語の3つの単語)という規則に当てはめると

  • Dov(ドラゴン)
  • ah(狩人)
  • kiin(生まれながら)

となり、意訳して「ドラゴンを狩るために生まれた者」と解釈される。

ゲーム中では英訳してドラゴンボーン(Dragonborn)とも呼び、定命の者はむしろこちらの方で呼ぶことが多い。

なお前作までのドラゴンボーンは全く別物、というより「ドヴァーキン」から派生した存在と言える。詳しくはリンク先参照。


本作のメインストーリーは、スカイリム地方で捕らわれた謎の人物である主人公がドラゴンの襲撃により命からがら逃れ、自らがノルドに伝わる伝説の「ドラゴンボーン(ドヴァーキン)」であると知り、自らの謎への探求とドラゴンとの戦いに身を投じるものとなる。


本作ではノルドに限定されず、種族・容姿・性別・年齢・名前など、全てをプレイヤーがキャラメイク時に自由に変更できる。また自由に定評のあるTESシリーズなだけあって、ドヴァキンだからといって必ずしも竜殺しの英雄を目指す必要はない。

魔法を極めることにしか関心がなくても、悪名高き盗賊や暗殺者でも、ウェアウルフや吸血鬼になろうとも、ドヴァキンはドヴァキンである。


ゲーム内書籍「ドラゴンボーンの書」には、次のような予言が記されている。


世界の8ヶ所で悪政が施される時

真鍮の塔が歩み、時間が再形成される時

3度祝福を受けた者が失敗し、紅の塔が揺れる時

ドラゴンボーンの王が王座を失い、白い塔が崩れる時

雪の塔が崩壊し、国王がいなくなり、血が流れる時

世界を喰らう者は目を覚まし、運命の紡ぎ車が最後のドラゴンボーンに向けられる。


これは過去4作および本作について触れられた内容で、これに従うならば今代のドヴァキンは最後の一人ということになるが……


能力

プレイヤーの数だけ、種族すらバラバラなドヴァキンがいるが、

その名の通り「ドヴァキン」としての能力は共通している。

また、定命の者であることを捨てた場合は他のNPCよりも強力な力を得る傾向にある。


声秘術「シャウト」

いわゆる竜言語魔法。

「スゥーム(Thu'um)」とも呼ばれる、力持つ言葉により発動する魔術である。

本来はドラゴンたちの行使する魔法であるが、太古の竜戦争の時代に置いて人類の手に渡り独自のシャウトも開発された。

スカイリムに伝わるノルドの伝説における英雄たちにはシャウトの使い手がしばしば登場している。

しかし人類がシャウトを行使するためには単語一つに籠められた森羅万象の意味を理解、否、感覚的に息をするように感じ取れて当たり前という境地に至らねばならない。

そのため習得にはとてつもない努力と長い修行が必要であり、天才であっても一語学ぶだけで5年10年を要する。

作中の時代ではスゥームを修練するグレイビアードの聖地、ハイ・フロスガー(High Hrothgar)で学ぶ事が出来る。



ドラゴンボーンとしての能力

しかしドヴァキンはそんな天才ですら5年かかるシャウトをドラゴン語を見るだけで即座に会得し自在に操ることができる。ドヴァキンが伝説の存在たる所以である。

その魂はアカトシュの祝福により、ドラゴンと同じものとなっており「ドラゴンの姿をしていないドラゴン」「人の皮をかぶったドラゴン」とも例えられている。

ドラゴンから同族として扱われるのはこれが理由である。

その原理は自分でもよく分かっていないらしく、誰にでもできる事だと思っていたことが、会話の選択肢から判明している。

そしてなにより、不老不死であるドラゴンの魂を吸収し完全に滅ぼすことができるドラゴンスレイヤーである。


なおドラゴンボーンは「伝説の存在」なのでドヴァキン一人ではなく、

DLC第3弾「Dragonborn」では「最初のドラゴンボーン」ことミラークが登場する。詳細は個別記事を参照。


ウェアウルフヴァンパイアロード

プレイヤーの選択次第でドヴァキンが変わることがある種族。

特に後者はゲーム中でしばしば敵対する野良吸血鬼と異なり、所謂真祖から直接血を受けた変身能力を第二世代で極めて強力な存在である。


旅の仲間

従者、馬、ペット、亜人の4枠がある。

戦闘はもちろん荷物持ちとしても役立つが、遠距離攻撃のフレンドリーファイアや敵の索敵の対象になるのでいない場合が良い状況もある。

酷い場合には仲間がゲストの味方NPCを誤射して敵対、最悪の場合は両者とも不死属性で物語が進まなくなるなんてことも。


従者

バニラでは原則一人だけ連れ歩けるNPC。

姉妹作の方と異なりあまりにも多いため列挙はしない。

珍しく美人で人気な吸血姫セラーナや、メインクエで必ず仲間になる上にグリッチのお供(で本人も笑える不具合を抱える)のリディアあたりが有名。

その他も個性は非常に豊かで、連れ歩くことが死刑宣告と同義な一般人もいれば、

不死属性でレベル上限もなくレベルカンスト後も連れ歩ける者、

強さとは別に結婚相手として選べるパートナーや金で雇う傭兵まで多様である。

中には過去作の主人公の疑惑がある者までいる。

別れると特定の帰還地点に歩いて帰るが、

あまりに遠方で別れると行方不明になる場合があるのでちゃんと近くまで連れ帰ってから別れよう。


ドヴァキンの旅の相棒となるスカイリムの馬。

騎乗していると重量オーバー状態でもFT可能となる。

AEを含めて一種類を除き気性は荒く、戦闘になると積極的に敵に向かっていく。

が、その大半はごく普通の馬でしかないため大変死にやすく(特に金さえあればすぐ手に入る無銘)、

FT即接敵するようなロケーションやドラゴンの襲撃に遭遇する場合は注意が必要だった。

ドヴァキンについて来る馬は1体のみで、

乗り換えるとそれまで乗っていた個体は帰還地点に帰るかその場で待機し続ける。

さしあたり従者同様に行方不明や死亡事故が多発しやすいので管理はしっかり行おう。

AEで追加された馬は基本的に不死属性だが、

馬に鎧を着せた状態でセーブ&ロードするとHavok神の逆鱗に触れ酷いことになるバグが新たに生まれた。


シャドウメア

闇の一党保有の馬。

同一人物(?)かは不明だが前作から続投しており、

その登場シーンもあって定命の者ならぬ定命の馬か疑わしい

一応不死ではないが、凄まじい勢いでHPが回復する上に

死亡しても(極めて長時間必要だが)初登場した場所にリスポーンする。

その性質を生かして道場主としてタコ殴りにされる運命にある。

でも高所落下だけは勘弁な。


フロスト

完全に真っ黒な手段で強奪できる銘馬。

あくまで血統書付きの普通の馬であり、

ちょっとだけHPが高めな以外は簡単に死んでしまいリスポーンもしない。

加えて乗り換えるとその場に留まり続けるので適当に扱うと

プレイヤー自身が居場所を忘れて行方不明の可能性も高い。


アルヴァク

DLC「ドーンガード」終盤で入手できるスケルトンホース。

召喚魔法扱いで、MPを消費して呼び出すアンデッド。

それ故にゲーム内一定時間経過後必ず死亡するが、何度でも再召喚可能な上に

離島であるソルスセイムで使用可能という最大の強みがある。

ソルスセイムで乗り回せるのはAEになってもアルヴァクとデイドラの馬のみである。

弱点はただでさえバグの多いドーンガードクエストを終盤まで進めなければならないと入手できない点。


無銘の馬

ヘルゲン脱出直後から各地の馬屋にて1500ゴールドで購入できる普通の馬。

無条件で買える反面、戦いに巻き込まれたらあっという間にお亡くなりになる。

それにもかかわらず積極的に特攻するので大変扱いにくい。

乗り換え後は購入した馬屋に戻っていく。


無銘の馬(マルカルス)

他の無銘の馬とほぼ同じだが、行動ルーチンが比較的穏やかに設定されている馬。

そのため戦闘で敵に向かっていくことが少なく、無銘の中では生存率が高い。


盗んだ馬

盗品属性のついている馬。乗る場面を見られると馬泥棒として賞金がかかってしまう。

更には馬本人もドヴァキンを主と認識せず、降りた後は元の場所に戻ってしまう。

その為厳密には旅の相棒ではない。


野生の馬

AEより追加された不死属性付きの文字通り野生の馬。

色の違う複数の個体が存在し、

振り落とされながら飼いならすことでドヴァキンのものとなる。

所有後は各地の馬屋で名前を変えたり、鞍や鎧をきせかえできる。

乗り換えると捕獲した場所に帰るが、一度捕獲すると居場所を示す目印が消滅するため

再度乗りたい場合はネットの情報などを見ながら自力で探すしかない。


一角獣

いわゆるユニコーン

野生の馬の上位互換で、不死属性かつ移動速度が馬の中でもっとも早い

何より帰還地点がウィンターホールド大学中庭とわかりやすいのが嬉しい。

入手条件も極めて緩く、クエストこそ別扱いだが手順が野生の馬と同様なのが嬉しい。

効率のみを重視するなら最終的な馬はこれかドワーフ、召喚魔法扱いの2種になる。


ドワーフの馬

馬イク。いやマジで。

ドワーフが残した蒸気仕掛けのオート馬トンである。

機械なのでスタミナが無限であり、

FT禁止のサバイバルモードでは移動時間短縮に大変役立つ。

弱点はやはり性能に見合った入手難易度の高さ。

ドワーフの遺産なので残骸を集めてニコイチレストアしなければならない上、

その残骸の場所はAEの追加ダンジョン屈指の謎解き重視の大迷宮である。

乗り換え後はその場に留まり続けるため行方不明に注意。


デイドラの馬

AE追加クエスト「大義」で入手可能な召喚魔法扱いの馬。

…ではなく馬の形の下級デイドラ。同クエスト中にボスのお供として登場する。

ゲーム上はアルヴァクとほとんど同じでソルスセイムで利用できるのが強い。

欠点はクエストの開始条件にレベル46必須な点、そして外せない馬鎧を装備しているためうっかりバグを喰らいやすい点。


トナカイ

文字通り。タムリエルのサンタっぽいおじさんが売ってくれる。

トナカイであって馬ではないので性能は不死属性を除けばむしろ最低ですらある。

だが、見た目は楽しい。


ペット

「ユニークNPC」と呼べる不死属性持ちのペットが登場するのはAEから。

AE以降のペットは召喚魔法で自由に呼び出すことができる。

SE以前は文字通りペット枠で、戦闘などであっけなく亡くなることも少なくなかった。

種類の方も主人を失った犬や養子が拾って来た名無しのモンスターなど

AEでようやく充実した枠と言える。


アラクニア

吸血鬼の育てていたフロストスパイダー。


シッスル

錬金術士の育てていたウサギ。


スイートロール

その名の通りスイートロール好きの変わった狐。貴重品(宝飾品?)を見つけてくれる。

ウッドエルフの盗賊に飼いならされていたが、

増長した主人が野生のオオカミを同様に手なづけようとして食い殺された後、

困っていたところにドヴァキンに餌を与えられて懐く。



スクリッチ

呆れるほど見かけるスキーヴァー(巨大ネズミ)。

ラットウェイのスリが喰い詰めた末に何故か調教に成功した。

このスリが結局野垂れ死んだあと、

檻から出られなかったところをドヴァキンに解放され懐く。

食料品を見つけてくれる。


ディメンシャのエリトラの幼虫

シェオゴラスの領域「シヴァリング・アイルズ」に生息する昆虫モンスター。

一定時間ごとに毒をもらえる。ディメンシャ公爵領の個体はこちらの色。


マニアのエリトラの幼虫

シェオゴラスの領域「シヴァリング・アイルズ」に生息する昆虫モンスター。

一定時間ごとに毒をもらえる。マニア公爵領の個体はこちらの色。


ドワーフのマッドクラブ

ドワーフの金属のような体表をしたマッドクラブ。


ヒルダ

ロリクステッドのハルヴァルから購入できるシロイワヤギ。

戦闘能力も特殊能力はないが荷物持ちとして優秀。


ボーンウルフ

AEから追加されたゾンビ狼。

ぽ手間復活を目論んでいた死霊術師の残党らしき一団がアンデッドとして蘇生させた個体。

彼らに忠実に見えたがコンテンツ説明やperk名を見る限り信頼関係はなかったようで

ドヴァキンが死霊術師から奪った骨のトーテムを与え檻から解放するとコロッと懐く。

ヒルダの2倍の重量限界に加え、

連れ歩いている間は聖職吸血鬼モードのドヴァキンをさらに強化する、

おそらく最強のペット。


ニクスハウンド

TES3モロウウィンド地方に生息する虫のような犬のような変な生物(の飼いならされた個体)。

ソルスセイムでリーバス・サルバニ、またはゲルディス・サドリから購入できる。


亜人

厳密には第2のペット枠。

ソルスセイムに存在するゴブリンのようなモンスター「リークリング」と

AEで追加されたゴブリンそのものが該当する。


ゴグ

シロディール地方から地下洞窟でスカイリムに現れたゴブリンの群れの生き残り。

洞窟が崩落して帰れなくなった後、

群れは悪いオークを神と勘違いして使役されるようになったのだが

ゴグは唯一、神に疑いを抱いたためにオークの命で異端者として投獄されていた。

その後神と群れを皆殺しにしたドヴァキンに懐いて行動を共にするようになる。


pixiv上のドヴァキン

pixiv上にはCMや広告などでお馴染みの「鉄」装備(胴のみ鋲付きの鎧)に身を固めた戦士のドヴァキンが投稿されている他、プレイヤーが実際に自分がゲーム中で使用している各々のドヴァキンを描いて投稿している。

メインビジュアルに登場するドヴァキン

ドヴァキンスカイリムの豪傑

なおこの「鉄」装備は、ゲーム中でのグレードが低い序盤向けの代物で、山賊御用達の装備でもある。また、鍛冶スキルの強化によって取得可能な「2倍強化」による恩恵の対象外であるため、成長すればするほど上位グレードにどこまでも引き離されていく。

装備の分類も一致していない(胴のみ軽装)ため、ゲーム中でこの装備をするのは有利とは言いがたい。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALでは、この装備を元にしたMiiファイター衣装が剣士系用として販売されている(斧ではなく剣を持っている)。こちらでの呼称はドラゴンボーンになっている。

個別プレイヤーのmyキャラとしてのドヴァキン

センシティブな作品ドヴァキン君と聞こえし者

ドヴァー親睦の深め方

PC版に限って言えば、MODの存在によって自由度がとてつもないことになっているため、同一のゲームとは思えないようなドヴァキンが存在し得るのが特徴。

関連タグ

The_Elder_Scrolls Skyrim ドラゴン ミラーク

面影 クヴァッチの英雄 ネレヴァリン

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