「おまえたちはもう歌姫の下僕...おかげで野我が主の望み通り、仮面ライダーに死が訪れる!」
概要
『風都探偵』のエピソード「gが死へ招く」に登場するドーパント。
何者かが「歌姫」の記憶を宿す「ディーバメモリ」で変身する。
裏風都の一員であり、(照井を殺すついでに)風都警察超常犯罪捜査課の制圧と壊滅を狙う五条一葉/スクリーム・ドーパントの部下として、彼女を補佐するべく行動する。
「ディーバ(歌姫)」の名前の通り、女性を象った彫像の様な姿をしており、胸元には帯のような触手が伸びている。
能力
自らの歌を一定時間聴いた人間を支配下に置く能力を持ち、その際対象の意識・記憶は失われる。さらに一度歌を聴いた者であれば、離れた場所からでも直接脳に歌を響かせて再度操り人形にする事が可能。
本来は人間を操る能力だが、「音を操る」ことで自身も触れると爆発する圧縮超高周波弾を武器とする。
余談
出紋大騎がコレクションとして所持していたガイアメモリでもあり、メモリのみであるが11集にも登場している。
関連タグ
ウタ:『ONEPIECE FILM RED』に登場する「世界の歌姫」。
歌を聴いた相手を操る能力など共通点がある。また連載時と公開時期と重なっている。
ネタバレ注意
「構うものか。どうせ私はもうメモリの世界でしか生きられない。一葉さんたちを助けることで私はメモリの力によって支配される理想の街で生きる資格を与えられるんだ!」
「なめるなよ。ディーバを、ただ人間を操るだけのドーパントと思うな!」
変身者の正体は特殊研の所長・玄道修一朗。理知的で落ち着いた物腰の人物だが、実際は本庁時代からガイアメモリを使用していた重度のメモリ中毒者であり、裏風都と手を組むことでメモリが自由に使える世界を作る野望を抱いていた。
特殊研の設立を推進する照井の後押したのは容易くメモリに触れられる立場に立つのが目的。要は自分の快楽を満たすためだけである。
自分以外の特殊研メンバーを洗脳するも、飛び込んできたWの一撃でメモリを小破させられ、変身解除と共に正体がバレてしまう。
しかし観念せず壊れかけのメモリで再変身という、フィリップが「(重度のメモリ中毒者であることも踏まえて)命に係わる」と血相を変えて制止するほどの暴挙で応戦するも、実力の差は如何ともし難く、サイクロンメタルの前に難なく敗れ去った。
その後は案の定、上記の無茶が祟り生死の境を彷徨っていると翔太郎のモノローグで語られた。
真の関連タグ
ヴァルゴ・ゾディアーツ/江本州輝:怪人態と人間態との性別ギャップが異なる仮面ライダーキャラ繋がり。ただし玄道とは違い秘密裏ながら初めから主人公サイドを支援し続けた。