概要

銀魂に登場する架空の競走馬。名前の由来はもちろん携帯型爆弾ジャスタウェイと思われ、由来故かオレンジ色のメンコを身につけている。

騎手の名前はアニメ銀魂の監督の藤田陽一氏(同騎手の騎乗馬にはジャスタウェイ以外にカントクフジタなる馬がいる)、調教師の名前はアニメーターの宮脇千鶴氏が由来と思われる。

なお、銀魂のシリーズ構成を務めた脚本家大和屋暁氏が現実で同名の競走馬を所有するが、こちらはマンデーEの元ネタと思われる一口馬主クラブサンデーRに所属する競走馬とはライバル関係にあった。

活躍？

裏の裏の裏は裏

2009年4月30日放送のアニメ銀魂第155話「裏の裏の裏は裏」(脚本：大和屋暁)にて登場。

競馬で一攫千金を夢見て、ORAの場外馬券売場を訪れた銀時と長谷川。

このコンビがギャンブルに挑むという展開でだいたいの視聴者は察しがつくであろうが、徹夜で対策を練った長谷川も適当に賭けた銀時も負け続け、遂には帰りの電車賃すら失ってしまう。

それでも妻のハツに誕生日プレゼントを買ってやりたいという思いから、身ぐるみを売り、種銭300円を手にした長谷川。銀時もまたそれに乗り、2人はパン一で最終レースに挑む。

大江戸第12R

サラ4歳上(1000万下) 芝1800m

長谷川「頼むぞー、ジャスタウェイ。お前の爆発力に全てを賭ける」

長谷川は長考の末、ジャスタウェイを選択。

銀時はそんな長谷川に乗った…かと思いきや、全てが裏目に出る長谷川のマダオスパイラルを逆手にとり、長谷川が真っ先に候補から消したチープインパクトに賭けるという主人公にあるまじき作戦に出る。

レースではチープインパクトが優勢であったが、後方にいたジャスタウェイが爆発的な末脚を発揮。大外から他馬をごぼう抜きすると、チープインパクトと一進一退の攻防となる。

長谷川「行っけえ！ジャスタウェイ！GOING JUST AWAY！！」

銀時「逃げろ！チープインパクト！ジャスタウェイからRUN AWAY！！」

結果はジャスタウェイが接戦の末に1着入線。遂に長谷川が脱マダオスパイラル…かと思いきやジャスタウェイはボノマーチャンに対する進路妨害で失格、チープインパクトが繰り上がりで1着という結果に。長谷川は勿論のこと、悔しさの余り馬券を破り捨ててしまった銀時もまたマダオスパイラルから抜け出せずに終わるオチとなった。

なお、勘違いされることもあるが、大和屋氏が所有馬を登場させたわけではなく、時系列としてはこちらのジャスタウェイが先である。後の競走馬ジャスタウェイはまだこの時は大和屋氏と出会う前の名もなき幼駒であり、彼が2009年3月8日に生まれるよりも前にこの回の脚本が執筆された可能性すらある(アニメ制作には数ヶ月がかかるため)。

その後、現実世界では件の名もなき幼駒は大和屋氏に落札され、ジャスタウェイの名を授かることになるのだが、彼が初めて重賞を勝利したアーリントンカップのレース運びは右回りのレースで馬番13番のジャスタウェイが大外からごぼう抜きして1着入線とアニメの展開と酷似したものであった。そのため、一部の視聴者からは予言とネタにされることになった。

おれがマヨラーであいつが甘党で

2013年11月18日発売の週刊少年ジャンプ51号の銀魂「第四百七十訓　おれがマヨラーであいつが甘党で」にて原作に逆輸入される形でセリフの中で登場。現実の競走馬ジャスタウェイが10月に天皇賞(秋)を制覇したことを祝福？したものである。

ここではジャスタウェイは将軍賞を制覇。またもや別の馬に賭けた銀時は新八と神楽の給料をスることになり、2人にぶっ飛ばされた。

銀時「ち、違うんだ。まさかジャスタウェイが将軍賞を取るとは…あんな駄馬もうとっくに馬刺しになってるもんだと…」

ジャンプ巻末のコメントで作者空知英秋氏は「J(ｼﾞｬｽﾀｳｪｲ)天皇賞おめでとう。こんな事なら名前使用を許可する時金とっとくんだった…」とコメントしている。

なお、アニメ(第287話)で放送された際には「まさかあそこでジャスタウェイが来るとは思わなかったんだ…」とマイルドな台詞になっている。

関連タグ

ジャスタウェイ

ジャスタウェイ(競走馬)

大和屋暁