ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
『Fate/Apocrypha』に登場するキャスターのサーヴァント。

ならば退屈なマスターなど放逐して当然でしょう。

吾輩はマスターに仕える者ではなく、物語に仕える者故に!


プロフィール

真名ウィリアム・シェイクスピア
クラスキャスター
性別男性
身長180cm
体重75kg
出典史実
地域イングランド
属性中立・中庸・人
イメージカラーゴールデンイエロー
特技不朽のベストセラー作品の執筆
好きなもの非凡、逸脱、突出、拍手喝采(Apo)、言葉と文字(FGO)
苦手なもの平凡平穏凡庸ブーイング(Apo)
嫌いなもの凡人(FGO)
天敵スランプ
設定担当東出祐一郎賀東招二
ILLUST近衛乙嗣
CV稲田徹

概要

Fate/Apocrypha』に登場するキャスタークラスサーヴァント

ユグドミレニア一族に対抗するために、魔術協会が用意した「赤」陣営の英霊。


マスターはシロウ・コトミネによって半傀儡状態にされているが、その事を承知の上でシロウを「マスター」と呼び彼に加担している。しかし、バーサーカーを敵陣に向うように唆すなど、ただ従っている訳ではなく自分勝手に動いている。


真名

イギリスの伝説的な劇作家、ウィリアム・シェイクスピア

ハムレット』を始めとする四大悲劇が特に有名。


有名な作家でありながら、その半生は謎に包まれている。

例えば「1582年に結婚してその三年後に双子を儲けたが、その後1592年に演劇の世界に飛び込むまでの七年間の記録が全く存在しない」、「現在発見されている彼が署名した4つの文書の筆跡が全て異なる」等、かなり謎が多い人物である。

このため、一説では「彼は実在した人物ではない」、「複数の人物がシェイクスピアの名義を共有していた」、「ゴーストライターがいた」等と言われている。


ともあれ彼は幾つかの作品を執筆し、その名声は留まるところを知らなかった。

当時の先輩劇作家から「成り上がりのカラス」と罵倒されるほどには、やっかまれていたらしい。

シェイクスピアは短く、そして効果的な言葉で人間が普段隠しているものを暴きたてる。

それは漫然と、形にならないものを突然突きつけられる驚愕もあるのだろう。


人物

一人称は「吾輩」

当事者意識が薄く、物語の外からものを見る人物。他人を値踏みし、つまらなさそうな人間は冷淡にあしらうが、面白そうな人間にはつきまとって不躾な質問を繰り返す。ナルシストでもあり、台詞に自分の作品の一節を引用する。最近は死亡フラグなど現代の言葉も好む。

彼自身に戦闘能力はないが、マスターを強化して代わりにサーヴァントと戦わせることが可能。彼自身は安全圏から戦いを見物し、いちいち心境を聞いたりして楽しむ。

一言で言うと、作家なだけに人々が織りなす『物語』を面白くしてくれる側の味方といった所。


同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンが“人間嫌いの捻くれた毒舌家”に対し、シェイクスピアは“人間好きのお節介焼きな愉快犯”ともいえる真逆の性格をしている。


聖杯戦争において屈指の「戦わない」サーヴァント

マスターの選択が面白ければ面白いほどに、彼の筆は冴え渡り、逆に凡庸であればあるほど彼はやる気を出さずに放り投げるだろう。

それはいかなる状況においても、変わりはないようだ。


とはいえ、作中ではエンチャントや宝具など自分の持てる能力を活かしてシロウ・コトミネ神父のサポートを行うなどキャスターらしい仕事もきっちり行っている。

また、作家ゆえの博識ぶりからスパルタクスアストルフォなど英霊の能力や伝承を解説する狂言回しとしての顔も持つ。


能力

キャスターでありながら通常の魔術師としての能力は一切持ち合わせていない(この点はアサシンがカバーしている)。

彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。つまり、本人は全く戦わない。


ステータス

マスター筋力耐久俊敏魔力幸運宝具
ジーン・ラム??????
シロウ・コトミネEEDC++BC+
藤丸立香EEDC++BC+

保有スキル

陣地作成(C)魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。だが彼が作るのは工房ではなく、物語を紡ぐ"書斎"である。
道具作成(−)道具作成スキルは、「エンチャント(A)」により失われている。
エンチャント(A)概念付与。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。基本的にマスターを戦わせるための強化能力。彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。
自己保存(B)自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。そのくせハイリスク・ハイリターンな戦術ばかり好む。
国王一座(C)ザ・グローブ。シェイクスピアの宝具である『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』のミニチュア魔術。宝具と異なり、魔力の消費は然程ではない。戦闘能力を持たない影役者を召喚、自在に操作する。影役者のセリフはシェイクスピアが決められるが、セリフの細かな部分(普段の口調や呼び掛けなど)は、真似た対象に自動的に追随するため、その点で露呈することはない。論理では偽物と分かっていても、この魔術を打破するには強い精神力が必要となる。

宝具

開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を(ファースト・フォリオ)

  • ランク:B→B+
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1~30
  • 最大捕捉:1人


「さあ、我が宝具よ幕開けだ!席に座れ!煙草は止めろ!写真撮影お断り!野卑な罵声は真っ平御免!世界は我が手、我が舞台!開演を此処に─────万雷の喝采を!」


Lifes but a walking shadow a poor player.(人間の一生は彷徨い歩く影法師、哀れな役者に過ぎぬ)

That struts and frets his hour upon the stage(己の出番の時は、舞台の上でふんぞり返って喚くだけ!)


対象者の精神に働きかけ、シェイクスピアが書いた物語を幻覚のように体験させることができる世界改変型対心宝具。世界を閉塞させ、脚本を産み出し、物語を強制させる。

自身と対象の記憶・認識に依存する宝具であるため、相手のよく知る人物を鮮明に映し出す事もできる分、両者に実感がない光景の再現には限界がある。

また、魔術の心得がある者はレベル次第である程度抵抗できる。


詳細は該当記事を参照。


企画段階での宝具

国王一座(ザ・グローブ)

性能はファーストフォリオと同じ。

またファーストフォリオの効果が、今と違う。

『Fate/Grand Order』ではスキルとして復活する。


他作品での活躍

Fate/Grand Order

初期から召喚できるキャスターとして参戦。レアリティは☆2。

ストーリーでは第1部4章『死界魔霧都市 ロンドン』にて登場。魔霧の影響で召喚されたはぐれサーヴァントの一人で、主人公たちの味方となる。

同章に参戦している同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンとは、お互いに皮肉を交えながらも作家論を交わし合う、同好の士といった間柄である。


場を引っかき回して面白くするのが大好きで、絆クエストでは特異点である町中で即興劇を始めて主人公たちに強力なモンスターを嗾けて戦わせ、それを演劇に見立てる(しかも自分から召喚した疑惑アリ)という、はた迷惑なことをやってのけている。


そして、2015年バレンタインイベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』のストーリークエストでは、チョコ作りに奮闘するマシュに代わって主人公の相方を務めるという、破格の待遇を獲得。主人公をイジリながら、面白おかしくなってしまったバレンタインデーの混乱の解決(と、ついでに新作のネタ集め)に臨んでいる。


なお、最終再臨のセイントグラフが「なんか怖い」「黒幕と評されており、バレンタインイベントでネタにされてしまった


第1.5部亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では、黒幕によって拘束された挙句、半分反転させられて彼の4大悲劇の内3つを模した敵を生み出す事を余儀なくされた。ちなみに、外見は第3再臨の姿で性格自体はほとんど変わっていない

なお生み出した怪物の内訳は

となっている。


ゲーム上での性能

ステータスは同格のアンデルセンとほぼ同じ。

カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》と、キャスターの定型。


スキルは、味方全体のBuster性能をUPさせる「エンチャント(A)」と、自身のHPを回復しつつ1ターンの無敵を付与する「自己保存(B)」。


宝具は『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』。属性はBusterで、効果は【敵全体に強力な攻撃&低確率でスタン付与】。

相手のトラウマを触発して戦意を低下させていた『Apocrypha』とは違い、無数の人影に轢き潰されるという幻影を見せ、ダメージを与えている。

一応「エンチャント(A)」で補強可能で、かつ味方にBuster宝具がいれば、宝具チェインで怒涛のBusterラッシュを仕掛けて敵戦線を壊滅させることも可能。


同じ星2キャスターであるアンデルセンが長く居座ることで真価を発揮する長期戦型・防戦重視のサポーターであるのに対して、こちらはここぞという場面で出てきて一気に勝負を決める短期決戦型・攻撃重視のサポーターと言える。


当初は第3スキルが実装されていなかったが、サーヴァント強化クエスト第3弾で「国王一座

(A)」が追加された。

効果は味方1人に対して【NP+20&1ターンの間スター発生率アップ】。これでNPチャージに加え多段ヒットするBuster宝具を持つサーヴァントとの相性が良くなった。

更にサーヴァント強化クエスト第7弾で『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』が強化され、宝具威力の上昇に加え、スタン確率が更に上がった。

これによりエンチャントを使うことで星4キャスターの未強化の宝具Lv1に匹敵する威力になり、宝具チェインの後ろに置けば高確率でスタンするため自分自身が宝具を打つメリットが大きくなった。


後に上位版に近い性能を持ったマーリンが登場しているが、エンチャントは全体効果であり、コストも低く、何より手に入れやすいため差別化は十分にできている。


関連人物

Fate/Apocrypha

ジーン・ラム

『疾風車輪』の異名を持つフリーの女性魔術師。本来のマスターである。

親族には『Fate/strange Fake』の世界でエルメロイ教室に属するオルグ・ラムがいる。

イヴァン雷帝の書庫を探し求める読書家の一面を持っており、そうした一面もあってシェイクスピアが召喚されたのであろう。

しかし、自身の欲の為なら手段を選ばないシェイクスピアに裏切られてしまった。


シロウ・コトミネ

その野望に興味を抱き、率先して鞍替えしたマスター。因みに同行していた時に自身の作品の視聴を進めた結果、後に令呪で「(私に対しては)悲劇を描くな」と命令された。

この際、「あまりに酷い!」と抗議していたがどの口が言うのだろうか。


赤のアサシン

同陣営のアサシン。主にマスターとの関係をからかって遊んでいる。

アニメ版ではよりにもよって彼女の恋心を指摘する役に抜擢され、その内容の鬱陶しさも相まって危うく縊り殺されかけた。


ルーラー

聖杯大戦における正規の裁定者。彼女の正道に興味はなく、割と辛辣な評価を下していた。

著作で彼女を散々悪し様に描いたことに一応の罪悪感はあり、当人からは宝具の件で今も恨まれている。


ジーク

聖杯大戦が生んだイレギュラー。(意識的に)無関心の立場を取ったシロウ・コトミネとは逆に興味を持つ。

最終決戦で彼が起こした奇跡を目の当たりにした際にはいつも以上に興奮し、「彼らは素晴らしい結末を迎えた!」と万感の思いをもって称賛した。


Fate/Grand Order

藤丸立香

この世界で契約したマスター。

平凡な者を嫌う彼だが、ひたすら困難に立ち向かう彼/彼女のことはそれなりに気に入っている様子。

彼にしては珍しく、幸福な結末がふさわしいと思っている模様。


ハンス・クリスチャン・アンデルセン

文学サークル仲間。未だサークル名決まらず。

第1部4章、第1部終章、第1.5部亜種特異点Ⅰと二人で共闘する機会が多い。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

音楽P。アンコモン文化人仲間。


エドワード・ティーチ

プロデューサープロデューサー……?

一見、仲は良さそうだが「自分の欲の為なら手段を選ばない」シェイクスピアと「道化の様に振る舞いながら芯は通っている」黒ひげでは最終的に破綻する可能性は高いと思われる。


レオナルド・ダ・ヴィンチ葛飾北斎ヴァン・ゴッホ

画家サーヴァントの皆様。このうちダ・ヴィンチちゃんは変人文化人仲間。

特殊会話では挿絵のオファーをかけている。


ジャンヌ・オルタ

自身における最高傑作と言える娘のような存在。

バレンタインでは彼女を「ある提案」で罠にはめたため、火刑にされた。


ジークフリート佐々木小次郎ラーマ

輝け!グレイルライブ!!』において、アイドルユニット『ザ・グローブ』としてプロデュースした面々。〆切を過ぎた仕事が山積みの状態で逃げたため彼らに追跡される羽目に。


エレナ・ブラヴァツキー

同イベントで『聖マハトマ歌劇團』のミーティングに乱入した際に、上述の納期トラブルを察知した彼女に5年前に語った〆切論を踏まえた手痛いツッコミを貰う。


オベロン

自著『夏の夜の夢』にてモチーフとした結果、一躍名を挙げて英霊の座に召し上げられた妖精王。

同時にフィクションである妖精女王ティターニアの存在をはじめ、伝承に残る姿よりも戯曲の「放埒で無責任な王様」を基盤に霊基が編まれたせいで、彼自身の存在に相当な悪影響が及んでいる。

結果、奇縁に引き寄せられてカルデアに召喚された折には、シェイクスピアへ意外にも「感謝の手紙」をしたためたかと思いきや、封蝋(手紙の封をするための蝋)に致死量の毒物を混ぜ込んでいる。

……と言っても第2部6章でやっていた行為はまんまシェイクスピアと同じ、「自らの作品を完成させる為ならその手段は選ばない」という物なのである意味似た物親子と言えるのかもしれない。まあ、あちらの方がいくらか誠実だが……


その他

ジャック・ザ・リッパー(狂)

方向性や程度に差があるが、シェイクスピアもまたその有名度に反して不明な部分が非常に多く、それ故に彼にも「複数人による創作集団だった」、「架空の人物だった」等の説が存在する。


余談

マクベスは本当に召喚できたか?

本来のマスターであるジーンはマクベスの召喚を狙っていたが、この「マクベス」とはマクベタッド・マク・フィンレックという11世紀に存在したスコットランドの王。つまり実在の王である。


結果としてシェイクスピアが召喚に応じており、のちに判明した『幻霊』という概念から、本当にマクベスが英霊として存在するかは不明な所であるが、『新宿幻霊事件』でのマシュの言を借りると、先述の通り、マクベスには明確にモデルが存在するので(『Apocrypha』の時と同様に)下手をすれば本物の英霊が召喚される恐れがあったとの事なので、英霊として存在する可能性は高い。

英霊たちのあり方を鑑みるに、シェイクスピアの悲劇によって世界的に知名度が広まっているため、幻想と史実両方の側面を持つカール大帝同様に悲劇『マクベス』の要素を持ったマクベスが召喚される事態も大いにありうる。


関連イラスト


関連タグ

Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder キャスター(Fate) サーヴァント

作家 劇作家 役者 脚本家 愉快犯

ならば退屈なマスターなど放逐して当然でしょう。

吾輩はマスターに仕える者ではなく、物語に仕える者故に!


プロフィール

真名ウィリアム・シェイクスピア
クラスキャスター
性別男性
身長180cm
体重75kg
出典史実
地域イングランド
属性中立・中庸・人
イメージカラーゴールデンイエロー
特技不朽のベストセラー作品の執筆
好きなもの非凡、逸脱、突出、拍手喝采(Apo)、言葉と文字(FGO)
苦手なもの平凡平穏凡庸ブーイング(Apo)
嫌いなもの凡人(FGO)
天敵スランプ
設定担当東出祐一郎賀東招二
ILLUST近衛乙嗣
CV稲田徹

概要

Fate/Apocrypha』に登場するキャスタークラスサーヴァント

ユグドミレニア一族に対抗するために、魔術協会が用意した「赤」陣営の英霊。


マスターはシロウ・コトミネによって半傀儡状態にされているが、その事を承知の上でシロウを「マスター」と呼び彼に加担している。しかし、バーサーカーを敵陣に向うように唆すなど、ただ従っている訳ではなく自分勝手に動いている。


真名

イギリスの伝説的な劇作家、ウィリアム・シェイクスピア

ハムレット』を始めとする四大悲劇が特に有名。


有名な作家でありながら、その半生は謎に包まれている。

例えば「1582年に結婚してその三年後に双子を儲けたが、その後1592年に演劇の世界に飛び込むまでの七年間の記録が全く存在しない」、「現在発見されている彼が署名した4つの文書の筆跡が全て異なる」等、かなり謎が多い人物である。

このため、一説では「彼は実在した人物ではない」、「複数の人物がシェイクスピアの名義を共有していた」、「ゴーストライターがいた」等と言われている。


ともあれ彼は幾つかの作品を執筆し、その名声は留まるところを知らなかった。

当時の先輩劇作家から「成り上がりのカラス」と罵倒されるほどには、やっかまれていたらしい。

シェイクスピアは短く、そして効果的な言葉で人間が普段隠しているものを暴きたてる。

それは漫然と、形にならないものを突然突きつけられる驚愕もあるのだろう。


人物

一人称は「吾輩」

当事者意識が薄く、物語の外からものを見る人物。他人を値踏みし、つまらなさそうな人間は冷淡にあしらうが、面白そうな人間にはつきまとって不躾な質問を繰り返す。ナルシストでもあり、台詞に自分の作品の一節を引用する。最近は死亡フラグなど現代の言葉も好む。

彼自身に戦闘能力はないが、マスターを強化して代わりにサーヴァントと戦わせることが可能。彼自身は安全圏から戦いを見物し、いちいち心境を聞いたりして楽しむ。

一言で言うと、作家なだけに人々が織りなす『物語』を面白くしてくれる側の味方といった所。


同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンが“人間嫌いの捻くれた毒舌家”に対し、シェイクスピアは“人間好きのお節介焼きな愉快犯”ともいえる真逆の性格をしている。


聖杯戦争において屈指の「戦わない」サーヴァント

マスターの選択が面白ければ面白いほどに、彼の筆は冴え渡り、逆に凡庸であればあるほど彼はやる気を出さずに放り投げるだろう。

それはいかなる状況においても、変わりはないようだ。


とはいえ、作中ではエンチャントや宝具など自分の持てる能力を活かしてシロウ・コトミネ神父のサポートを行うなどキャスターらしい仕事もきっちり行っている。

また、作家ゆえの博識ぶりからスパルタクスアストルフォなど英霊の能力や伝承を解説する狂言回しとしての顔も持つ。


能力

キャスターでありながら通常の魔術師としての能力は一切持ち合わせていない(この点はアサシンがカバーしている)。

彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。つまり、本人は全く戦わない。


ステータス

マスター筋力耐久俊敏魔力幸運宝具
ジーン・ラム??????
シロウ・コトミネEEDC++BC+
藤丸立香EEDC++BC+

保有スキル

陣地作成(C)魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。だが彼が作るのは工房ではなく、物語を紡ぐ"書斎"である。
道具作成(−)道具作成スキルは、「エンチャント(A)」により失われている。
エンチャント(A)概念付与。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。基本的にマスターを戦わせるための強化能力。彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。
自己保存(B)自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。そのくせハイリスク・ハイリターンな戦術ばかり好む。
国王一座(C)ザ・グローブ。シェイクスピアの宝具である『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』のミニチュア魔術。宝具と異なり、魔力の消費は然程ではない。戦闘能力を持たない影役者を召喚、自在に操作する。影役者のセリフはシェイクスピアが決められるが、セリフの細かな部分(普段の口調や呼び掛けなど)は、真似た対象に自動的に追随するため、その点で露呈することはない。論理では偽物と分かっていても、この魔術を打破するには強い精神力が必要となる。

宝具

開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を(ファースト・フォリオ)

  • ランク:B→B+
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1~30
  • 最大捕捉:1人


「さあ、我が宝具よ幕開けだ!席に座れ!煙草は止めろ!写真撮影お断り!野卑な罵声は真っ平御免!世界は我が手、我が舞台!開演を此処に─────万雷の喝采を!」


Lifes but a walking shadow a poor player.(人間の一生は彷徨い歩く影法師、哀れな役者に過ぎぬ)

That struts and frets his hour upon the stage(己の出番の時は、舞台の上でふんぞり返って喚くだけ!)


対象者の精神に働きかけ、シェイクスピアが書いた物語を幻覚のように体験させることができる世界改変型対心宝具。世界を閉塞させ、脚本を産み出し、物語を強制させる。

自身と対象の記憶・認識に依存する宝具であるため、相手のよく知る人物を鮮明に映し出す事もできる分、両者に実感がない光景の再現には限界がある。

また、魔術の心得がある者はレベル次第である程度抵抗できる。


詳細は該当記事を参照。


企画段階での宝具

国王一座(ザ・グローブ)

性能はファーストフォリオと同じ。

またファーストフォリオの効果が、今と違う。

『Fate/Grand Order』ではスキルとして復活する。


他作品での活躍

Fate/Grand Order

初期から召喚できるキャスターとして参戦。レアリティは☆2。

ストーリーでは第1部4章『死界魔霧都市 ロンドン』にて登場。魔霧の影響で召喚されたはぐれサーヴァントの一人で、主人公たちの味方となる。

同章に参戦している同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンとは、お互いに皮肉を交えながらも作家論を交わし合う、同好の士といった間柄である。


場を引っかき回して面白くするのが大好きで、絆クエストでは特異点である町中で即興劇を始めて主人公たちに強力なモンスターを嗾けて戦わせ、それを演劇に見立てる(しかも自分から召喚した疑惑アリ)という、はた迷惑なことをやってのけている。


そして、2015年バレンタインイベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』のストーリークエストでは、チョコ作りに奮闘するマシュに代わって主人公の相方を務めるという、破格の待遇を獲得。主人公をイジリながら、面白おかしくなってしまったバレンタインデーの混乱の解決(と、ついでに新作のネタ集め)に臨んでいる。


なお、最終再臨のセイントグラフが「なんか怖い」「黒幕と評されており、バレンタインイベントでネタにされてしまった


第1.5部亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では、黒幕によって拘束された挙句、半分反転させられて彼の4大悲劇の内3つを模した敵を生み出す事を余儀なくされた。ちなみに、外見は第3再臨の姿で性格自体はほとんど変わっていない

なお生み出した怪物の内訳は

となっている。


ゲーム上での性能

ステータスは同格のアンデルセンとほぼ同じ。

カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》と、キャスターの定型。


スキルは、味方全体のBuster性能をUPさせる「エンチャント(A)」と、自身のHPを回復しつつ1ターンの無敵を付与する「自己保存(B)」。


宝具は『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』。属性はBusterで、効果は【敵全体に強力な攻撃&低確率でスタン付与】。

相手のトラウマを触発して戦意を低下させていた『Apocrypha』とは違い、無数の人影に轢き潰されるという幻影を見せ、ダメージを与えている。

一応「エンチャント(A)」で補強可能で、かつ味方にBuster宝具がいれば、宝具チェインで怒涛のBusterラッシュを仕掛けて敵戦線を壊滅させることも可能。


同じ星2キャスターであるアンデルセンが長く居座ることで真価を発揮する長期戦型・防戦重視のサポーターであるのに対して、こちらはここぞという場面で出てきて一気に勝負を決める短期決戦型・攻撃重視のサポーターと言える。


当初は第3スキルが実装されていなかったが、サーヴァント強化クエスト第3弾で「国王一座

(A)」が追加された。

効果は味方1人に対して【NP+20&1ターンの間スター発生率アップ】。これでNPチャージに加え多段ヒットするBuster宝具を持つサーヴァントとの相性が良くなった。

更にサーヴァント強化クエスト第7弾で『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』が強化され、宝具威力の上昇に加え、スタン確率が更に上がった。

これによりエンチャントを使うことで星4キャスターの未強化の宝具Lv1に匹敵する威力になり、宝具チェインの後ろに置けば高確率でスタンするため自分自身が宝具を打つメリットが大きくなった。


後に上位版に近い性能を持ったマーリンが登場しているが、エンチャントは全体効果であり、コストも低く、何より手に入れやすいため差別化は十分にできている。


関連人物

Fate/Apocrypha

ジーン・ラム

『疾風車輪』の異名を持つフリーの女性魔術師。本来のマスターである。

親族には『Fate/strange Fake』の世界でエルメロイ教室に属するオルグ・ラムがいる。

イヴァン雷帝の書庫を探し求める読書家の一面を持っており、そうした一面もあってシェイクスピアが召喚されたのであろう。

しかし、自身の欲の為なら手段を選ばないシェイクスピアに裏切られてしまった。


シロウ・コトミネ

その野望に興味を抱き、率先して鞍替えしたマスター。因みに同行していた時に自身の作品の視聴を進めた結果、後に令呪で「(私に対しては)悲劇を描くな」と命令された。

この際、「あまりに酷い!」と抗議していたがどの口が言うのだろうか。


赤のアサシン

同陣営のアサシン。主にマスターとの関係をからかって遊んでいる。

アニメ版ではよりにもよって彼女の恋心を指摘する役に抜擢され、その内容の鬱陶しさも相まって危うく縊り殺されかけた。


ルーラー

聖杯大戦における正規の裁定者。彼女の正道に興味はなく、割と辛辣な評価を下していた。

著作で彼女を散々悪し様に描いたことに一応の罪悪感はあり、当人からは宝具の件で今も恨まれている。


ジーク

聖杯大戦が生んだイレギュラー。(意識的に)無関心の立場を取ったシロウ・コトミネとは逆に興味を持つ。

最終決戦で彼が起こした奇跡を目の当たりにした際にはいつも以上に興奮し、「彼らは素晴らしい結末を迎えた!」と万感の思いをもって称賛した。


Fate/Grand Order

藤丸立香

この世界で契約したマスター。

平凡な者を嫌う彼だが、ひたすら困難に立ち向かう彼/彼女のことはそれなりに気に入っている様子。

彼にしては珍しく、幸福な結末がふさわしいと思っている模様。


ハンス・クリスチャン・アンデルセン

文学サークル仲間。未だサークル名決まらず。

第1部4章、第1部終章、第1.5部亜種特異点Ⅰと二人で共闘する機会が多い。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

音楽P。アンコモン文化人仲間。


エドワード・ティーチ

プロデューサープロデューサー……?

一見、仲は良さそうだが「自分の欲の為なら手段を選ばない」シェイクスピアと「道化の様に振る舞いながら芯は通っている」黒ひげでは最終的に破綻する可能性は高いと思われる。


レオナルド・ダ・ヴィンチ葛飾北斎ヴァン・ゴッホ

画家サーヴァントの皆様。このうちダ・ヴィンチちゃんは変人文化人仲間。

特殊会話では挿絵のオファーをかけている。


ジャンヌ・オルタ

自身における最高傑作と言える娘のような存在。

バレンタインでは彼女を「ある提案」で罠にはめたため、火刑にされた。


ジークフリート佐々木小次郎ラーマ

輝け!グレイルライブ!!』において、アイドルユニット『ザ・グローブ』としてプロデュースした面々。〆切を過ぎた仕事が山積みの状態で逃げたため彼らに追跡される羽目に。


エレナ・ブラヴァツキー

同イベントで『聖マハトマ歌劇團』のミーティングに乱入した際に、上述の納期トラブルを察知した彼女に5年前に語った〆切論を踏まえた手痛いツッコミを貰う。


オベロン

自著『夏の夜の夢』にてモチーフとした結果、一躍名を挙げて英霊の座に召し上げられた妖精王。

同時にフィクションである妖精女王ティターニアの存在をはじめ、伝承に残る姿よりも戯曲の「放埒で無責任な王様」を基盤に霊基が編まれたせいで、彼自身の存在に相当な悪影響が及んでいる。

結果、奇縁に引き寄せられてカルデアに召喚された折には、シェイクスピアへ意外にも「感謝の手紙」をしたためたかと思いきや、封蝋(手紙の封をするための蝋)に致死量の毒物を混ぜ込んでいる。

……と言っても第2部6章でやっていた行為はまんまシェイクスピアと同じ、「自らの作品を完成させる為ならその手段は選ばない」という物なのである意味似た物親子と言えるのかもしれない。まあ、あちらの方がいくらか誠実だが……


その他

ジャック・ザ・リッパー(狂)

方向性や程度に差があるが、シェイクスピアもまたその有名度に反して不明な部分が非常に多く、それ故に彼にも「複数人による創作集団だった」、「架空の人物だった」等の説が存在する。


余談

マクベスは本当に召喚できたか?

本来のマスターであるジーンはマクベスの召喚を狙っていたが、この「マクベス」とはマクベタッド・マク・フィンレックという11世紀に存在したスコットランドの王。つまり実在の王である。


結果としてシェイクスピアが召喚に応じており、のちに判明した『幻霊』という概念から、本当にマクベスが英霊として存在するかは不明な所であるが、『新宿幻霊事件』でのマシュの言を借りると、先述の通り、マクベスには明確にモデルが存在するので(『Apocrypha』の時と同様に)下手をすれば本物の英霊が召喚される恐れがあったとの事なので、英霊として存在する可能性は高い。

英霊たちのあり方を鑑みるに、シェイクスピアの悲劇によって世界的に知名度が広まっているため、幻想と史実両方の側面を持つカール大帝同様に悲劇『マクベス』の要素を持ったマクベスが召喚される事態も大いにありうる。


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    作家英霊三人集による特異点語り(第一特異点)

    文豪文筆家数あれど、中々見せない己の心。 上手い話に美味い酒、フラリフラリと誘われて。 三人寄らば文殊の知恵と申しますが、はてさて結果は如何に? アンデルセン、シェイクスピア、紫式部による第一から第七までの特異点の振り返りトークです。 女主人公で人理修復済みの設定です。 よかったら読んでいって下さい。
  • ふご習作

    ふご習作書きなぐり
  • 鶏を産む卵

    恐らくは、色の付いたお湯になるくらいに多くの作者が書き綴った話。 部屋については、バレンタインイベントを参考にしています。 恋愛要素の意図はありませんが、掛け算な気配がしたらごめんなさい。
  • 微小特異点ヴェネツィア

    第19節 拉致

    ■■■注意!■■■  オリ鯖います! 捏造設定あります! 話が間違ってたのに気付いたら速攻改訂してくスタイルでお送りしています。 拙い画力ですが、カサノヴァ描いてみました。 https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72957416 あと18節で触れたサリエリのガチギレ案件も落書きした。
  • 黒いヴェールのその胸に

    一番目に良いベット

    妄想注意!妄想注意だ!妄想しかない! 誰もが夢見る劇なので。 病人のようにみえますが、病人ではないのです。 しかし、人とは違う目をもつので、病人かもしれません。人とは異なるので病人かもしれません。 ・・・大衆にグエーッ!ってなってるソネットのシェイクスピアが好きだったりします。多分僕も人事じゃない。思いつつ。 ・・・ちょっといいすぎたかなとか心配。
  • Fate創作夢短編シリーズ

    かく語りし彼等と自覚した彼女達

    バレンタインデーということでジクぐだで甘い話を考えたら微糖な仕上がりになりました。 なお作中何時もより竜殺しさんが物騒なことを仕出かしたり言ったりしてますが、それでも構わないという方は是非本編へ。 感想お待ちしてます!!
  • 追憶、献身、私を思って

    ハッピーバースデー・シェイクスピア! 久々にFGOやったら劇作家受けにまんまとハマりました。 短文ですがぐだ→シェです。恋の始まり、みたいな。各キャラの口調が全然分かりません。シェの奥さんの話です。
  • カルデア・メモリーズ

    ローマ聖杯戦線Ⅲ 虹橋に咲く華

    戦線の3回戦、出来上がりました。 せめてCBCが始まるまでに全て書きたいなー 今まで書きたかったけど、うまく書けなかったお気に入りのサーヴァント達を登場させることができて嬉しいです。 楽しんでいただけたら幸いです。 このカルデアのシリーズ1話はこちらから↓ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7072987
    13,832文字pixiv小説作品
  • 微小特異点ヴェネツィア

    第22節 Don Giovanni all'inferno

    サリエリがかっこいいだけの話が書きたかった。 ■■■注意!■■■  オリ鯖います! 捏造設定あります! 話が間違ってたのに気付いたら速攻改訂してくスタイルでお送りしています。
    12,062文字pixiv小説作品
  • 平行世界のぐだと英霊とクロスオーバー

    ハロー、ミスター・シェイクスピア

    シェイクスピア√ Ifクロス文アル 逍遥先生転生時  推しの過剰供給を受ける逍遥先生    反応欲しい勢  マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/pengincommander
  • 芸術家鯖たちの亜種聖杯戦争

    欧州贋作聖杯戦争【尻叩き用途中経過】その3

    フランス郊外、リヴェール。この地に集うは七騎の“芸術家”サーヴァント、奪うはかのダ・ヴィンチが作りし“贋作聖杯” 異端の亜種聖杯戦争。いざ、開幕── ***** Twitterでそんなものをちまちま書いております。その1はこちらhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9935693 その3でございます。 CCC未履修なんですが、一応聖杯戦争の形をとっているので、CCCで使用されたアンデルセンのスキル・宝具も採用することにしました。作者があえなく踏んでしまったCCCのシナリオ本編のネタバレはありませんが、一部能力バレはあります。ちなみにCCCコラボイベも逃した勢なので、キアラさん関連は一切知りません出てきません(というか出せない) しかし情報源が型月wikiとFGOのマテ(本じゃなくてゲーム内部のほう)しかないので、おおいに捏造や拡大解釈をしています。「ここ違うよ!」と言われたら、修正します……できる限り。 相変わらず校正/Zeroです。それでもいいね&ブックマーク&コメントしてくださるみなさん大好きです、ありがとうございます! 最新版はTwitterにてhttps://twitter.com/KuruhashiZakuro/status/1033713843250245633 画像なので読みづらいかもしれません 【余談】 創作マスターsのコンセプトは基本的に「鯖を立香マスター時ではなかなかありえないシチュエーションに追い込んで、別側面の姿を見せつ方向に誘導する」なので、かなりビジネスライクにキャラメイクしたんですが、最近愛着がわいてきてしまいました。幸せになってほしいな(だがシナリオで容赦はせん)
    17,290文字pixiv小説作品
  • 【再録】開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を【キャス龍】

    2015.2.1王の器11で発行したFate/Apocrypha本の再録です。 Grand Order開始おめでとう、セイバー若旦那おめでとう!ということで。 概念礼装でもアサシンでも、龍之介が旦那のもとに来ますように!(キャス龍過激派) Fate/Apocrrypha最終巻では、涜神真っ最中の若旦那の登場、しかも不敵に声をかけたのに痺れました。しかし、シェイクスピアと共に拍手したり「あなたのせいだ」とジャンヌを責めたり、あれは実は四次以上に凄まじい錯乱状態なのではないか、あの舞台に上がる前にシェイクスピアにジル自身が宝具を使われたのではないかと思い、この小説を書いてみました。 Grand Orderではオルタジャンヌ登場とのことですが、Apocryphaのジャンヌは決して闇に墜ちなくて、それが若旦那を追いつめたのだという気がします。 Apocrypha世界は、派生世界の一つでしょうが、あらゆる旦那はいつか龍之介に巡り合えると固く信じています(キャス龍過激派)。信仰と栄光を思い出すだけでなく何も知らず、ほかの何物をも持たずに出会った龍之介とただ惹かれあったことが、旦那の本当の死であり救済であり、再生になるのではないかと。 涜神中の旦那のビジュアルが若旦那ということは、四次の異形旦那は本当に龍之介のためだけの旦那なのだなあと思ってちょっと嬉しかったです。野卑な側近やプレラーティさえついては来られない地下牢の底でただ独り、血に溺れて涜神を尽くしていた旦那があの姿で、それを心からCOOLだと賞賛する龍之介だからこそ、歴史の襞の中、情念の底から、召喚することができたのだと。
    11,837文字pixiv小説作品
  • Maiden pilgrimage (処女巡礼) (旧:中身がシェイクスピア・リリィのシェイクスピア)

    改定後 ACT1 Scene1:アーデンの森

    設定変更に伴い、作り直しました ※シェイクスピアキャラ崩壊してます ※シェイクスピアだけどシェイクスピアっぽくない ※生前のシェイクスピアがなかなか殺伐している。 ※歴史考証なんてない。大体捏造。
  • 【FGO】行動は雄弁である ~Action is eloquence.~【アンキア】

    2019年のリアルイベ(カルデアパーク)のプレシャスルームのネタバレ(キアラさんの)をTwitterで見まして、勝手に(これキアラさん絶対サバフェス会場にも来てたヤツじゃん……)そして(来たからにはアンデルセンの新作、絶対読みたい人じゃん……)と思い妄想が止まりませんでした……。 サバフェスの「詠天流受法用心集」のイベントパートを読んでいないと何もわからない不親切設計ですごめんなさい。 タイトルはシェイクスピアの生前の名言から。 ※以下ちょっとサバフェスのネタバレ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ アンデルセンが「詠天流受法用心集」を三冊買ったのはストーリー内で触れられた公式です。(重要重要!) そして彼の台詞から、彼はその内容が誰によって「描かれた」か実情を理解していたと思われます。 作中のシェイクスピアの服装は礼装「ライティング・ハイ」のイメージですが、それの解説のように一冊一冊違う本を発行しているのではなく、新刊として合同誌を一種類出している――――というイメージでお読みいただければと思います。 「読者に忖度させるとは物書きの風上にもおけんな!」というアンデルセンの声が聞こえてきそうですが……(すみません…)。 あと、某イベントの際、アンデルセンがシェイクスピアをウィリアム呼びしていたのがなんかすごいツボで……。それを採用しています……。 えくっとら未プレイ(というか未完走)(バトル難しくないですか)だし、CCC未プレイ(ダウンロードはしてある)だしで、その他にも色々考察も何もかも足りてないと思いますが、お許しいただければ幸いです。 4周年の祭装はもちろんアンキアでいただきました!そして、絶対に嫌がるだろうなと思いつつアンデルセンにキアラさん礼装、キアラさんにアンデルセン礼装を付けてニヤニヤしている毎日です。
  • 今は遠い君の声

    夏の海で不思議な出来事に会うイアソンのお話です。 ※CP要素もコメディ要素もありません。 ※いつか彼が実装される日を夢見て書きました。 何でも許せる方のみどうぞ。
  • 三者三様物語

    買い物に行こう

    【FGO】新茶+シェイクスピア+ヴラド(狂)【現パロ/ほぼ会話文/鯖モブ子/真名バレ注意】 純情な新茶と人妻キラーなシェイクスピアとミステリアスなヴラド(狂)が同居してる話。三者三様の趣味や恋の物語。 ・おじ鯖によるおじ鯖たちの日常。 鯖モブ子要素ありますが各鯖お相手はネームレスなモブ子で、スポットあたる回以外は会話上でしか出ません。 ・現パロなので色々都合のいい設定にしてます。 ・会話文に近いです。基本はセリフで回ってます。 3人揃ってお買い物は毎回大変そう(狂公が) この家の教授はきっと値段とか見ないし劇作家はきっといつでもどこでも人たらし。狂公は二人のせいで胃に穴があいててもおかしくない。 表紙はきみヱ様よりお借りしております。 URL→https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=47117365 閲覧、評価、ブクマ、コメントありがとうございます!励みになりますo(*´︶`*)o
  • 微小特異点ヴェネツィア

    第21節 辿り着いた真実

    ■■■注意!■■■  オリ鯖います! 捏造設定あります! 話が間違ってたのに気付いたら速攻改訂してくスタイルでお送りしています。 書いてたらめちゃくちゃ長くなったので話を分けました。プロット作成下手すぎる。 どうでもいいんですけどキアラVSカサノヴァの対戦カードがとても見てみたい。
  • Uncrowned King

    霊基トラブルによりシェイクスピアが20日間だけ子供になる話 人理修復後のカルデア内という設定です 今回は色んな英霊を登場させてみました オリジナル要素を多く含んでいるのでそれでもOKな方のみどうぞ 色々と捏造しまくっているので細かいツッコミはなしでお願いします しょたすぴあちゃんは天使
    41,631文字pixiv小説作品
  • カルデア職員備忘録

    作家の性

    ※カルデアのスタッフがメインで出てきますが、名もなきモブです。 ※恋愛要素などは一切ありません。 ※マスター(藤丸立香)は名前だけで本人は出てきません。性別がずっと未定 シェイクスピア書いてみたくて書いたけど書けた気がしない。
  • 役者たちの世界

     まだシェイクスピアの故郷イギリスでは23日なのでセーフ!   おたんじょうびおめでとう 貴方も主役の一人ですとも  ぐだシェと同じ生産ラインで生産されたものですのでお気をつけて  呼び方や登場人物表記のブレは仕様です  誤字脱字ありましたら教えていただけると嬉しいです

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シェイクスピア(Fate)
47
シェイクスピア(Fate)
47
『Fate/Apocrypha』に登場するキャスターのサーヴァント。

ならば退屈なマスターなど放逐して当然でしょう。

吾輩はマスターに仕える者ではなく、物語に仕える者故に!


プロフィール

真名ウィリアム・シェイクスピア
クラスキャスター
性別男性
身長180cm
体重75kg
出典史実
地域イングランド
属性中立・中庸・人
イメージカラーゴールデンイエロー
特技不朽のベストセラー作品の執筆
好きなもの非凡、逸脱、突出、拍手喝采(Apo)、言葉と文字(FGO)
苦手なもの平凡平穏凡庸ブーイング(Apo)
嫌いなもの凡人(FGO)
天敵スランプ
設定担当東出祐一郎賀東招二
ILLUST近衛乙嗣
CV稲田徹

概要

Fate/Apocrypha』に登場するキャスタークラスサーヴァント

ユグドミレニア一族に対抗するために、魔術協会が用意した「赤」陣営の英霊。


マスターはシロウ・コトミネによって半傀儡状態にされているが、その事を承知の上でシロウを「マスター」と呼び彼に加担している。しかし、バーサーカーを敵陣に向うように唆すなど、ただ従っている訳ではなく自分勝手に動いている。


真名

イギリスの伝説的な劇作家、ウィリアム・シェイクスピア

ハムレット』を始めとする四大悲劇が特に有名。


有名な作家でありながら、その半生は謎に包まれている。

例えば「1582年に結婚してその三年後に双子を儲けたが、その後1592年に演劇の世界に飛び込むまでの七年間の記録が全く存在しない」、「現在発見されている彼が署名した4つの文書の筆跡が全て異なる」等、かなり謎が多い人物である。

このため、一説では「彼は実在した人物ではない」、「複数の人物がシェイクスピアの名義を共有していた」、「ゴーストライターがいた」等と言われている。


ともあれ彼は幾つかの作品を執筆し、その名声は留まるところを知らなかった。

当時の先輩劇作家から「成り上がりのカラス」と罵倒されるほどには、やっかまれていたらしい。

シェイクスピアは短く、そして効果的な言葉で人間が普段隠しているものを暴きたてる。

それは漫然と、形にならないものを突然突きつけられる驚愕もあるのだろう。


人物

一人称は「吾輩」

当事者意識が薄く、物語の外からものを見る人物。他人を値踏みし、つまらなさそうな人間は冷淡にあしらうが、面白そうな人間にはつきまとって不躾な質問を繰り返す。ナルシストでもあり、台詞に自分の作品の一節を引用する。最近は死亡フラグなど現代の言葉も好む。

彼自身に戦闘能力はないが、マスターを強化して代わりにサーヴァントと戦わせることが可能。彼自身は安全圏から戦いを見物し、いちいち心境を聞いたりして楽しむ。

一言で言うと、作家なだけに人々が織りなす『物語』を面白くしてくれる側の味方といった所。


同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンが“人間嫌いの捻くれた毒舌家”に対し、シェイクスピアは“人間好きのお節介焼きな愉快犯”ともいえる真逆の性格をしている。


聖杯戦争において屈指の「戦わない」サーヴァント

マスターの選択が面白ければ面白いほどに、彼の筆は冴え渡り、逆に凡庸であればあるほど彼はやる気を出さずに放り投げるだろう。

それはいかなる状況においても、変わりはないようだ。


とはいえ、作中ではエンチャントや宝具など自分の持てる能力を活かしてシロウ・コトミネ神父のサポートを行うなどキャスターらしい仕事もきっちり行っている。

また、作家ゆえの博識ぶりからスパルタクスアストルフォなど英霊の能力や伝承を解説する狂言回しとしての顔も持つ。


能力

キャスターでありながら通常の魔術師としての能力は一切持ち合わせていない(この点はアサシンがカバーしている)。

彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。つまり、本人は全く戦わない。


ステータス

マスター筋力耐久俊敏魔力幸運宝具
ジーン・ラム??????
シロウ・コトミネEEDC++BC+
藤丸立香EEDC++BC+

保有スキル

陣地作成(C)魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。だが彼が作るのは工房ではなく、物語を紡ぐ"書斎"である。
道具作成(−)道具作成スキルは、「エンチャント(A)」により失われている。
エンチャント(A)概念付与。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。基本的にマスターを戦わせるための強化能力。彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。
自己保存(B)自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。そのくせハイリスク・ハイリターンな戦術ばかり好む。
国王一座(C)ザ・グローブ。シェイクスピアの宝具である『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』のミニチュア魔術。宝具と異なり、魔力の消費は然程ではない。戦闘能力を持たない影役者を召喚、自在に操作する。影役者のセリフはシェイクスピアが決められるが、セリフの細かな部分(普段の口調や呼び掛けなど)は、真似た対象に自動的に追随するため、その点で露呈することはない。論理では偽物と分かっていても、この魔術を打破するには強い精神力が必要となる。

宝具

開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を(ファースト・フォリオ)

  • ランク:B→B+
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1~30
  • 最大捕捉:1人


「さあ、我が宝具よ幕開けだ!席に座れ!煙草は止めろ!写真撮影お断り!野卑な罵声は真っ平御免!世界は我が手、我が舞台!開演を此処に─────万雷の喝采を!」


Lifes but a walking shadow a poor player.(人間の一生は彷徨い歩く影法師、哀れな役者に過ぎぬ)

That struts and frets his hour upon the stage(己の出番の時は、舞台の上でふんぞり返って喚くだけ!)


対象者の精神に働きかけ、シェイクスピアが書いた物語を幻覚のように体験させることができる世界改変型対心宝具。世界を閉塞させ、脚本を産み出し、物語を強制させる。

自身と対象の記憶・認識に依存する宝具であるため、相手のよく知る人物を鮮明に映し出す事もできる分、両者に実感がない光景の再現には限界がある。

また、魔術の心得がある者はレベル次第である程度抵抗できる。


詳細は該当記事を参照。


企画段階での宝具

国王一座(ザ・グローブ)

性能はファーストフォリオと同じ。

またファーストフォリオの効果が、今と違う。

『Fate/Grand Order』ではスキルとして復活する。


他作品での活躍

Fate/Grand Order

初期から召喚できるキャスターとして参戦。レアリティは☆2。

ストーリーでは第1部4章『死界魔霧都市 ロンドン』にて登場。魔霧の影響で召喚されたはぐれサーヴァントの一人で、主人公たちの味方となる。

同章に参戦している同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンとは、お互いに皮肉を交えながらも作家論を交わし合う、同好の士といった間柄である。


場を引っかき回して面白くするのが大好きで、絆クエストでは特異点である町中で即興劇を始めて主人公たちに強力なモンスターを嗾けて戦わせ、それを演劇に見立てる(しかも自分から召喚した疑惑アリ)という、はた迷惑なことをやってのけている。


そして、2015年バレンタインイベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』のストーリークエストでは、チョコ作りに奮闘するマシュに代わって主人公の相方を務めるという、破格の待遇を獲得。主人公をイジリながら、面白おかしくなってしまったバレンタインデーの混乱の解決(と、ついでに新作のネタ集め)に臨んでいる。


なお、最終再臨のセイントグラフが「なんか怖い」「黒幕と評されており、バレンタインイベントでネタにされてしまった


第1.5部亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では、黒幕によって拘束された挙句、半分反転させられて彼の4大悲劇の内3つを模した敵を生み出す事を余儀なくされた。ちなみに、外見は第3再臨の姿で性格自体はほとんど変わっていない

なお生み出した怪物の内訳は

となっている。


ゲーム上での性能

ステータスは同格のアンデルセンとほぼ同じ。

カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》と、キャスターの定型。


スキルは、味方全体のBuster性能をUPさせる「エンチャント(A)」と、自身のHPを回復しつつ1ターンの無敵を付与する「自己保存(B)」。


宝具は『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』。属性はBusterで、効果は【敵全体に強力な攻撃&低確率でスタン付与】。

相手のトラウマを触発して戦意を低下させていた『Apocrypha』とは違い、無数の人影に轢き潰されるという幻影を見せ、ダメージを与えている。

一応「エンチャント(A)」で補強可能で、かつ味方にBuster宝具がいれば、宝具チェインで怒涛のBusterラッシュを仕掛けて敵戦線を壊滅させることも可能。


同じ星2キャスターであるアンデルセンが長く居座ることで真価を発揮する長期戦型・防戦重視のサポーターであるのに対して、こちらはここぞという場面で出てきて一気に勝負を決める短期決戦型・攻撃重視のサポーターと言える。


当初は第3スキルが実装されていなかったが、サーヴァント強化クエスト第3弾で「国王一座

(A)」が追加された。

効果は味方1人に対して【NP+20&1ターンの間スター発生率アップ】。これでNPチャージに加え多段ヒットするBuster宝具を持つサーヴァントとの相性が良くなった。

更にサーヴァント強化クエスト第7弾で『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』が強化され、宝具威力の上昇に加え、スタン確率が更に上がった。

これによりエンチャントを使うことで星4キャスターの未強化の宝具Lv1に匹敵する威力になり、宝具チェインの後ろに置けば高確率でスタンするため自分自身が宝具を打つメリットが大きくなった。


後に上位版に近い性能を持ったマーリンが登場しているが、エンチャントは全体効果であり、コストも低く、何より手に入れやすいため差別化は十分にできている。


関連人物

Fate/Apocrypha

ジーン・ラム

『疾風車輪』の異名を持つフリーの女性魔術師。本来のマスターである。

親族には『Fate/strange Fake』の世界でエルメロイ教室に属するオルグ・ラムがいる。

イヴァン雷帝の書庫を探し求める読書家の一面を持っており、そうした一面もあってシェイクスピアが召喚されたのであろう。

しかし、自身の欲の為なら手段を選ばないシェイクスピアに裏切られてしまった。


シロウ・コトミネ

その野望に興味を抱き、率先して鞍替えしたマスター。因みに同行していた時に自身の作品の視聴を進めた結果、後に令呪で「(私に対しては)悲劇を描くな」と命令された。

この際、「あまりに酷い!」と抗議していたがどの口が言うのだろうか。


赤のアサシン

同陣営のアサシン。主にマスターとの関係をからかって遊んでいる。

アニメ版ではよりにもよって彼女の恋心を指摘する役に抜擢され、その内容の鬱陶しさも相まって危うく縊り殺されかけた。


ルーラー

聖杯大戦における正規の裁定者。彼女の正道に興味はなく、割と辛辣な評価を下していた。

著作で彼女を散々悪し様に描いたことに一応の罪悪感はあり、当人からは宝具の件で今も恨まれている。


ジーク

聖杯大戦が生んだイレギュラー。(意識的に)無関心の立場を取ったシロウ・コトミネとは逆に興味を持つ。

最終決戦で彼が起こした奇跡を目の当たりにした際にはいつも以上に興奮し、「彼らは素晴らしい結末を迎えた!」と万感の思いをもって称賛した。


Fate/Grand Order

藤丸立香

この世界で契約したマスター。

平凡な者を嫌う彼だが、ひたすら困難に立ち向かう彼/彼女のことはそれなりに気に入っている様子。

彼にしては珍しく、幸福な結末がふさわしいと思っている模様。


ハンス・クリスチャン・アンデルセン

文学サークル仲間。未だサークル名決まらず。

第1部4章、第1部終章、第1.5部亜種特異点Ⅰと二人で共闘する機会が多い。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

音楽P。アンコモン文化人仲間。


エドワード・ティーチ

プロデューサープロデューサー……?

一見、仲は良さそうだが「自分の欲の為なら手段を選ばない」シェイクスピアと「道化の様に振る舞いながら芯は通っている」黒ひげでは最終的に破綻する可能性は高いと思われる。


レオナルド・ダ・ヴィンチ葛飾北斎ヴァン・ゴッホ

画家サーヴァントの皆様。このうちダ・ヴィンチちゃんは変人文化人仲間。

特殊会話では挿絵のオファーをかけている。


ジャンヌ・オルタ

自身における最高傑作と言える娘のような存在。

バレンタインでは彼女を「ある提案」で罠にはめたため、火刑にされた。


ジークフリート佐々木小次郎ラーマ

輝け!グレイルライブ!!』において、アイドルユニット『ザ・グローブ』としてプロデュースした面々。〆切を過ぎた仕事が山積みの状態で逃げたため彼らに追跡される羽目に。


エレナ・ブラヴァツキー

同イベントで『聖マハトマ歌劇團』のミーティングに乱入した際に、上述の納期トラブルを察知した彼女に5年前に語った〆切論を踏まえた手痛いツッコミを貰う。


オベロン

自著『夏の夜の夢』にてモチーフとした結果、一躍名を挙げて英霊の座に召し上げられた妖精王。

同時にフィクションである妖精女王ティターニアの存在をはじめ、伝承に残る姿よりも戯曲の「放埒で無責任な王様」を基盤に霊基が編まれたせいで、彼自身の存在に相当な悪影響が及んでいる。

結果、奇縁に引き寄せられてカルデアに召喚された折には、シェイクスピアへ意外にも「感謝の手紙」をしたためたかと思いきや、封蝋(手紙の封をするための蝋)に致死量の毒物を混ぜ込んでいる。

……と言っても第2部6章でやっていた行為はまんまシェイクスピアと同じ、「自らの作品を完成させる為ならその手段は選ばない」という物なのである意味似た物親子と言えるのかもしれない。まあ、あちらの方がいくらか誠実だが……


その他

ジャック・ザ・リッパー(狂)

方向性や程度に差があるが、シェイクスピアもまたその有名度に反して不明な部分が非常に多く、それ故に彼にも「複数人による創作集団だった」、「架空の人物だった」等の説が存在する。


余談

マクベスは本当に召喚できたか?

本来のマスターであるジーンはマクベスの召喚を狙っていたが、この「マクベス」とはマクベタッド・マク・フィンレックという11世紀に存在したスコットランドの王。つまり実在の王である。


結果としてシェイクスピアが召喚に応じており、のちに判明した『幻霊』という概念から、本当にマクベスが英霊として存在するかは不明な所であるが、『新宿幻霊事件』でのマシュの言を借りると、先述の通り、マクベスには明確にモデルが存在するので(『Apocrypha』の時と同様に)下手をすれば本物の英霊が召喚される恐れがあったとの事なので、英霊として存在する可能性は高い。

英霊たちのあり方を鑑みるに、シェイクスピアの悲劇によって世界的に知名度が広まっているため、幻想と史実両方の側面を持つカール大帝同様に悲劇『マクベス』の要素を持ったマクベスが召喚される事態も大いにありうる。


関連イラスト


関連タグ

Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder キャスター(Fate) サーヴァント

作家 劇作家 役者 脚本家 愉快犯

ならば退屈なマスターなど放逐して当然でしょう。

吾輩はマスターに仕える者ではなく、物語に仕える者故に!


プロフィール

真名ウィリアム・シェイクスピア
クラスキャスター
性別男性
身長180cm
体重75kg
出典史実
地域イングランド
属性中立・中庸・人
イメージカラーゴールデンイエロー
特技不朽のベストセラー作品の執筆
好きなもの非凡、逸脱、突出、拍手喝采(Apo)、言葉と文字(FGO)
苦手なもの平凡平穏凡庸ブーイング(Apo)
嫌いなもの凡人(FGO)
天敵スランプ
設定担当東出祐一郎賀東招二
ILLUST近衛乙嗣
CV稲田徹

概要

Fate/Apocrypha』に登場するキャスタークラスサーヴァント

ユグドミレニア一族に対抗するために、魔術協会が用意した「赤」陣営の英霊。


マスターはシロウ・コトミネによって半傀儡状態にされているが、その事を承知の上でシロウを「マスター」と呼び彼に加担している。しかし、バーサーカーを敵陣に向うように唆すなど、ただ従っている訳ではなく自分勝手に動いている。


真名

イギリスの伝説的な劇作家、ウィリアム・シェイクスピア

ハムレット』を始めとする四大悲劇が特に有名。


有名な作家でありながら、その半生は謎に包まれている。

例えば「1582年に結婚してその三年後に双子を儲けたが、その後1592年に演劇の世界に飛び込むまでの七年間の記録が全く存在しない」、「現在発見されている彼が署名した4つの文書の筆跡が全て異なる」等、かなり謎が多い人物である。

このため、一説では「彼は実在した人物ではない」、「複数の人物がシェイクスピアの名義を共有していた」、「ゴーストライターがいた」等と言われている。


ともあれ彼は幾つかの作品を執筆し、その名声は留まるところを知らなかった。

当時の先輩劇作家から「成り上がりのカラス」と罵倒されるほどには、やっかまれていたらしい。

シェイクスピアは短く、そして効果的な言葉で人間が普段隠しているものを暴きたてる。

それは漫然と、形にならないものを突然突きつけられる驚愕もあるのだろう。


人物

一人称は「吾輩」

当事者意識が薄く、物語の外からものを見る人物。他人を値踏みし、つまらなさそうな人間は冷淡にあしらうが、面白そうな人間にはつきまとって不躾な質問を繰り返す。ナルシストでもあり、台詞に自分の作品の一節を引用する。最近は死亡フラグなど現代の言葉も好む。

彼自身に戦闘能力はないが、マスターを強化して代わりにサーヴァントと戦わせることが可能。彼自身は安全圏から戦いを見物し、いちいち心境を聞いたりして楽しむ。

一言で言うと、作家なだけに人々が織りなす『物語』を面白くしてくれる側の味方といった所。


同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンが“人間嫌いの捻くれた毒舌家”に対し、シェイクスピアは“人間好きのお節介焼きな愉快犯”ともいえる真逆の性格をしている。


聖杯戦争において屈指の「戦わない」サーヴァント

マスターの選択が面白ければ面白いほどに、彼の筆は冴え渡り、逆に凡庸であればあるほど彼はやる気を出さずに放り投げるだろう。

それはいかなる状況においても、変わりはないようだ。


とはいえ、作中ではエンチャントや宝具など自分の持てる能力を活かしてシロウ・コトミネ神父のサポートを行うなどキャスターらしい仕事もきっちり行っている。

また、作家ゆえの博識ぶりからスパルタクスアストルフォなど英霊の能力や伝承を解説する狂言回しとしての顔も持つ。


能力

キャスターでありながら通常の魔術師としての能力は一切持ち合わせていない(この点はアサシンがカバーしている)。

彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。つまり、本人は全く戦わない。


ステータス

マスター筋力耐久俊敏魔力幸運宝具
ジーン・ラム??????
シロウ・コトミネEEDC++BC+
藤丸立香EEDC++BC+

保有スキル

陣地作成(C)魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。だが彼が作るのは工房ではなく、物語を紡ぐ"書斎"である。
道具作成(−)道具作成スキルは、「エンチャント(A)」により失われている。
エンチャント(A)概念付与。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。基本的にマスターを戦わせるための強化能力。彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。
自己保存(B)自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。そのくせハイリスク・ハイリターンな戦術ばかり好む。
国王一座(C)ザ・グローブ。シェイクスピアの宝具である『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』のミニチュア魔術。宝具と異なり、魔力の消費は然程ではない。戦闘能力を持たない影役者を召喚、自在に操作する。影役者のセリフはシェイクスピアが決められるが、セリフの細かな部分(普段の口調や呼び掛けなど)は、真似た対象に自動的に追随するため、その点で露呈することはない。論理では偽物と分かっていても、この魔術を打破するには強い精神力が必要となる。

宝具

開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を(ファースト・フォリオ)

  • ランク:B→B+
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1~30
  • 最大捕捉:1人


「さあ、我が宝具よ幕開けだ!席に座れ!煙草は止めろ!写真撮影お断り!野卑な罵声は真っ平御免!世界は我が手、我が舞台!開演を此処に─────万雷の喝采を!」


Lifes but a walking shadow a poor player.(人間の一生は彷徨い歩く影法師、哀れな役者に過ぎぬ)

That struts and frets his hour upon the stage(己の出番の時は、舞台の上でふんぞり返って喚くだけ!)


対象者の精神に働きかけ、シェイクスピアが書いた物語を幻覚のように体験させることができる世界改変型対心宝具。世界を閉塞させ、脚本を産み出し、物語を強制させる。

自身と対象の記憶・認識に依存する宝具であるため、相手のよく知る人物を鮮明に映し出す事もできる分、両者に実感がない光景の再現には限界がある。

また、魔術の心得がある者はレベル次第である程度抵抗できる。


詳細は該当記事を参照。


企画段階での宝具

国王一座(ザ・グローブ)

性能はファーストフォリオと同じ。

またファーストフォリオの効果が、今と違う。

『Fate/Grand Order』ではスキルとして復活する。


他作品での活躍

Fate/Grand Order

初期から召喚できるキャスターとして参戦。レアリティは☆2。

ストーリーでは第1部4章『死界魔霧都市 ロンドン』にて登場。魔霧の影響で召喚されたはぐれサーヴァントの一人で、主人公たちの味方となる。

同章に参戦している同じ文化人キャスターのハンス・クリスチャン・アンデルセンとは、お互いに皮肉を交えながらも作家論を交わし合う、同好の士といった間柄である。


場を引っかき回して面白くするのが大好きで、絆クエストでは特異点である町中で即興劇を始めて主人公たちに強力なモンスターを嗾けて戦わせ、それを演劇に見立てる(しかも自分から召喚した疑惑アリ)という、はた迷惑なことをやってのけている。


そして、2015年バレンタインイベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』のストーリークエストでは、チョコ作りに奮闘するマシュに代わって主人公の相方を務めるという、破格の待遇を獲得。主人公をイジリながら、面白おかしくなってしまったバレンタインデーの混乱の解決(と、ついでに新作のネタ集め)に臨んでいる。


なお、最終再臨のセイントグラフが「なんか怖い」「黒幕と評されており、バレンタインイベントでネタにされてしまった


第1.5部亜種特異点Ⅰ『悪性隔絶魔境 新宿』では、黒幕によって拘束された挙句、半分反転させられて彼の4大悲劇の内3つを模した敵を生み出す事を余儀なくされた。ちなみに、外見は第3再臨の姿で性格自体はほとんど変わっていない

なお生み出した怪物の内訳は

となっている。


ゲーム上での性能

ステータスは同格のアンデルセンとほぼ同じ。

カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》と、キャスターの定型。


スキルは、味方全体のBuster性能をUPさせる「エンチャント(A)」と、自身のHPを回復しつつ1ターンの無敵を付与する「自己保存(B)」。


宝具は『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』。属性はBusterで、効果は【敵全体に強力な攻撃&低確率でスタン付与】。

相手のトラウマを触発して戦意を低下させていた『Apocrypha』とは違い、無数の人影に轢き潰されるという幻影を見せ、ダメージを与えている。

一応「エンチャント(A)」で補強可能で、かつ味方にBuster宝具がいれば、宝具チェインで怒涛のBusterラッシュを仕掛けて敵戦線を壊滅させることも可能。


同じ星2キャスターであるアンデルセンが長く居座ることで真価を発揮する長期戦型・防戦重視のサポーターであるのに対して、こちらはここぞという場面で出てきて一気に勝負を決める短期決戦型・攻撃重視のサポーターと言える。


当初は第3スキルが実装されていなかったが、サーヴァント強化クエスト第3弾で「国王一座

(A)」が追加された。

効果は味方1人に対して【NP+20&1ターンの間スター発生率アップ】。これでNPチャージに加え多段ヒットするBuster宝具を持つサーヴァントとの相性が良くなった。

更にサーヴァント強化クエスト第7弾で『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』が強化され、宝具威力の上昇に加え、スタン確率が更に上がった。

これによりエンチャントを使うことで星4キャスターの未強化の宝具Lv1に匹敵する威力になり、宝具チェインの後ろに置けば高確率でスタンするため自分自身が宝具を打つメリットが大きくなった。


後に上位版に近い性能を持ったマーリンが登場しているが、エンチャントは全体効果であり、コストも低く、何より手に入れやすいため差別化は十分にできている。


関連人物

Fate/Apocrypha

ジーン・ラム

『疾風車輪』の異名を持つフリーの女性魔術師。本来のマスターである。

親族には『Fate/strange Fake』の世界でエルメロイ教室に属するオルグ・ラムがいる。

イヴァン雷帝の書庫を探し求める読書家の一面を持っており、そうした一面もあってシェイクスピアが召喚されたのであろう。

しかし、自身の欲の為なら手段を選ばないシェイクスピアに裏切られてしまった。


シロウ・コトミネ

その野望に興味を抱き、率先して鞍替えしたマスター。因みに同行していた時に自身の作品の視聴を進めた結果、後に令呪で「(私に対しては)悲劇を描くな」と命令された。

この際、「あまりに酷い!」と抗議していたがどの口が言うのだろうか。


赤のアサシン

同陣営のアサシン。主にマスターとの関係をからかって遊んでいる。

アニメ版ではよりにもよって彼女の恋心を指摘する役に抜擢され、その内容の鬱陶しさも相まって危うく縊り殺されかけた。


ルーラー

聖杯大戦における正規の裁定者。彼女の正道に興味はなく、割と辛辣な評価を下していた。

著作で彼女を散々悪し様に描いたことに一応の罪悪感はあり、当人からは宝具の件で今も恨まれている。


ジーク

聖杯大戦が生んだイレギュラー。(意識的に)無関心の立場を取ったシロウ・コトミネとは逆に興味を持つ。

最終決戦で彼が起こした奇跡を目の当たりにした際にはいつも以上に興奮し、「彼らは素晴らしい結末を迎えた!」と万感の思いをもって称賛した。


Fate/Grand Order

藤丸立香

この世界で契約したマスター。

平凡な者を嫌う彼だが、ひたすら困難に立ち向かう彼/彼女のことはそれなりに気に入っている様子。

彼にしては珍しく、幸福な結末がふさわしいと思っている模様。


ハンス・クリスチャン・アンデルセン

文学サークル仲間。未だサークル名決まらず。

第1部4章、第1部終章、第1.5部亜種特異点Ⅰと二人で共闘する機会が多い。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

音楽P。アンコモン文化人仲間。


エドワード・ティーチ

プロデューサープロデューサー……?

一見、仲は良さそうだが「自分の欲の為なら手段を選ばない」シェイクスピアと「道化の様に振る舞いながら芯は通っている」黒ひげでは最終的に破綻する可能性は高いと思われる。


レオナルド・ダ・ヴィンチ葛飾北斎ヴァン・ゴッホ

画家サーヴァントの皆様。このうちダ・ヴィンチちゃんは変人文化人仲間。

特殊会話では挿絵のオファーをかけている。


ジャンヌ・オルタ

自身における最高傑作と言える娘のような存在。

バレンタインでは彼女を「ある提案」で罠にはめたため、火刑にされた。


ジークフリート佐々木小次郎ラーマ

輝け!グレイルライブ!!』において、アイドルユニット『ザ・グローブ』としてプロデュースした面々。〆切を過ぎた仕事が山積みの状態で逃げたため彼らに追跡される羽目に。


エレナ・ブラヴァツキー

同イベントで『聖マハトマ歌劇團』のミーティングに乱入した際に、上述の納期トラブルを察知した彼女に5年前に語った〆切論を踏まえた手痛いツッコミを貰う。


オベロン

自著『夏の夜の夢』にてモチーフとした結果、一躍名を挙げて英霊の座に召し上げられた妖精王。

同時にフィクションである妖精女王ティターニアの存在をはじめ、伝承に残る姿よりも戯曲の「放埒で無責任な王様」を基盤に霊基が編まれたせいで、彼自身の存在に相当な悪影響が及んでいる。

結果、奇縁に引き寄せられてカルデアに召喚された折には、シェイクスピアへ意外にも「感謝の手紙」をしたためたかと思いきや、封蝋(手紙の封をするための蝋)に致死量の毒物を混ぜ込んでいる。

……と言っても第2部6章でやっていた行為はまんまシェイクスピアと同じ、「自らの作品を完成させる為ならその手段は選ばない」という物なのである意味似た物親子と言えるのかもしれない。まあ、あちらの方がいくらか誠実だが……


その他

ジャック・ザ・リッパー(狂)

方向性や程度に差があるが、シェイクスピアもまたその有名度に反して不明な部分が非常に多く、それ故に彼にも「複数人による創作集団だった」、「架空の人物だった」等の説が存在する。


余談

マクベスは本当に召喚できたか?

本来のマスターであるジーンはマクベスの召喚を狙っていたが、この「マクベス」とはマクベタッド・マク・フィンレックという11世紀に存在したスコットランドの王。つまり実在の王である。


結果としてシェイクスピアが召喚に応じており、のちに判明した『幻霊』という概念から、本当にマクベスが英霊として存在するかは不明な所であるが、『新宿幻霊事件』でのマシュの言を借りると、先述の通り、マクベスには明確にモデルが存在するので(『Apocrypha』の時と同様に)下手をすれば本物の英霊が召喚される恐れがあったとの事なので、英霊として存在する可能性は高い。

英霊たちのあり方を鑑みるに、シェイクスピアの悲劇によって世界的に知名度が広まっているため、幻想と史実両方の側面を持つカール大帝同様に悲劇『マクベス』の要素を持ったマクベスが召喚される事態も大いにありうる。


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