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ゲルマトイド

げるまといど

漫画『美少女戦士セーラームーン』第3部・デス・バスターズ編及び、アニメ『美少女戦士セーラームーンS』に登場する異次元生物。或いはダイモーン。
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「むだだよ、君たちの技は分析済みだ!」

CV:神谷明(セーラームーンS)、桐本琢也(現:桐本拓哉Crystal])

概要

デス・バスターズの実質的な指揮権を持つ土萠教授と融合(原作、Crystal)或いは乗っ取って憑依している(アニメ版)異次元生物(タウ星系人)。

名前の由来は“ゲルマナイト(ゲルマン鉱)”。


原作及びCrystalと旧アニメでは微妙に設定が異なっている。それぞれの解説については下記を参照。


原作&Crystal

土萠教授が“超生物実験”の最中に次元の壁を突き破り降臨したファラオ90より授けられた「ダイモーンの卵」を用いた実験の過程において、自らを素体として超生物へ進化する為にダイモーンと融合した姿である異次元生物。


芋虫状のグロテスクな姿であるダイモーンの素体が擬人化した様な、悪魔的な怪物の容姿。セーラームーンたちが無限学園に乗り込んできた際、その醜い本性を曝け出し襲い掛かった。最後はスーパーセーラームーンの前に敗れ去り、粉砕された。


セーラームーンS

こちらの設定では土萠教授の研究で起きた事故の際に出現したダイモーンの卵(ファラオ90が実験の事故で開いたワームホールから地球侵略の為先発隊として送り込んだ個体?)が、事故で重傷を負ったほたるの命と引き換えに教授に憑依し、その体と意識を乗っ取っていた。


主であるファラオ90に使える巫女・ミストレス9の側近を務めている存在であるらしく、描写から立場的には組織の科学者兼、参謀格であると思われる。ファラオ90がこちらの世界に来るための道標として必要な「伝説の聖杯(レインボー・ムーン・カリス)」の探索を行っていた。また、ほたるに憑依しているミストレス9が完全に覚醒しきっていなかった事もあり、あの手この手で彼女の完全覚醒の為に必要不可欠な“ピュアな心の結晶”集めにも奔走した。


劇中の描写から、コミカルかつかなりハイテンションなマッドサイエンティスト然とした性格をしている模様(回想や正気に戻った際の創一の振る舞いから、そういった奇矯な部分はゲルマトイド由来のものであると推測できる)。


ただし、本人はサポート系で戦闘にからっきし向かないらしく、第35話において上司であるミストレス9の指示で無限学園に侵入したセーラー戦士の排除を支持された時は、渋々その指示に従った感が強かった。


外観は、鎌の様にも見える巨大な両腕と、細く長い首に単眼の顔を持ち、植物とも動物ともいえぬ、外宇宙の生命体に相応しい奇怪な容姿をしている。


プルートの命を賭した侵入作戦で無限学園に潜入したウラヌスとネプチューンの前にその醜悪なクリーチャーとしての真の姿を現すも、ウラヌスの天界震(ワールド・シェイキング)を受け爆散。何も出来ないまま呆気なく倒されたかに見えたが、直後に飛び散った肉片が後述する戦闘用の肉体・“器”の中に入り込み、実体化を果たすとともに復活。多数の分身体を伴ってウラヌスネプチューンに襲い掛かり窮地に追い込むが、最後はプルートの声に導かれた2人がタリスマンを顕現させ、ネプチューンの深海の鏡(ディープ・アクア・ミラー)が分身たちの中に紛れ込んでいた本体を見つけ出し、ウラヌスの宇宙の剣(スペース・ソード)を瞳の部分に突き立てられ断末魔の絶叫と共に消滅した。


その後、SFCソフト『美少女戦士セーラームーン Another Story』においてヘル・デスティニーの運命改変の影響により復活。運命改変の影響か、原作に準じた設定で復活しているように見える。


運命改変で復活した無限学園の研究所を調査するムーンとサターンの前に出現、襲い掛かって来るも2人のセーラー戦士の前に敗れ去り元の姿へと戻る。しかし既に教授には別の邪悪な存在が憑依して操っていた為、その存在に操られるがまま研究所の奥深くへと2人を誘き出す為に逃げ去って行った………。


ちなみに戦闘の際には全体攻撃の超音波を仕掛けてくるが、状態異常を引き起こす催眠や毒霧、そして魅了攻撃以外には特に注意する点は無く、素早さや防御力も低い為対処がしやすく、あんまり強い印象は無い。


“器”

土萌教授ことゲルマトイドが(描写から恐らく)戦闘用の肉体として作成した、白い全身タイツまたはウェットスーツのような何か。


ゲルマトイドの顔をした白い人型で、胸にデス・バスターズのシンボルマークである黒い星のマークがある。柔軟性に富んだその肉体はあらゆる衝撃を吸収し、打撃系の攻撃を無効化する上、体を巻き付けて相手を拘束したり絞め上げたりすることが可能であるようだ。


なお、SFCソフト『美少女戦士セーラームーン Another Story』ではこの姿をモデルにした雑魚敵やボスキャラが登場している。


戦闘員B

ヘル・デスティニーの活動で運命がねじ曲がった結果、復活した土萠研究所に出現するようになったゲルマトイドの戦闘用ボディそっくりな姿の怪物。

ヘビーシェイドタイプの怪物である戦闘員Cと共に研究所を護るガーディアンのような存在であると思われる。


ちなみに戦闘力自体は打撃を主体とした攻撃しかない為、大して強くはない。


イシュタル子分C

第2章「石をさがして ヴィーナスの章」に登場。ヘル・デスティニーの幹部であるオポシティオ戦士イシュタル専属の怪物で、一応ボスキャラ。


陽のクンツァイトを奪い損ねたイシュタルが、前回の汚名返上とばかりにトルコの地下都市・リアスの村、クンツァイト神殿に連れて来たゲルマトイドの戦闘用ボディの強化版と思われ、以前登場した子分A・Bよりも遥かに強い。しかし戦闘力が高いだけで、しかも単体でしか襲い掛かってこない為、ヴィーナスのレベルが高ければ大した敵ではない。


関連項目

土萠創一 ダイモーン デス・バスターズ

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土萠創一 ともえそういち

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