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アムストラッドCPC

あむすとらっどしーぴーしー

1984年に発売されたホームコンピューター。CPCは「Color Personal Computer(カラー・パーソナル・コンピューター)」の頭文字である。
目次 [非表示]

概要

1980年代後半から1990年代前半にかけてイギリスのアムストラッド社によって製造された8ビットホームコンピューター


本丸であるイギリスはもとよりヨーロッパ諸国でも普及し、世界総販売台数は300台にも及んだ。

1984年に発売された初代モデルの大きな特徴は、当時イギリスで成功していたホビーパソコンであるコモドール64ZX_Spectrumに対抗出来るようにデザインされた「オールインワン」とも言われる完成品として売り出された事で、データレコーダーまたはフロッピーディスクドライブが一体化しており、専用カラーモニターもセットでの販売が基本であった。また、CPUに8ビットホームコンピューターの多くに搭載されたZ80を採用した事からCP/Mを動作させる事も出来、ホビーパソコンでありながらビジネス用途にも耐えうる仕様だった点も、TVと同じように一家に一台で買われていった当時の8ビットや16ビットのホビーパソコン事情に叶っていて、Atari STAmigaに敗北するまで長く愛される機種となった。


本機には、東欧及びロシアで発売されたクローン機が存在し、ロシアで発売されたクローン機の一つであるAleste 520EXは本機だけでなくMSXとの互換モードも備えていたといわれている。


海外8ビットホビーパソコン御三家レトロゲーム移植伝説

レトロゲームの家庭用・パソコン移植に関連した書籍やユーチューブの動画には、本機とコモドール64やZX Spectrumが必ずと言って登場していて、海外、特に欧米ではnesマスターシステムが成功するまでは、ゲームのプラットフォームとしてホビーパソコンが中心で、本機とコモドール64、ZX Spectrumの売り上げは群を抜いており、海外において「8ビットホビーパソコン御三家」と言われていた。

いずれの機種も非力な上にコモドール64以外はスプライト機能も搭載されてないため、移植そのものに無理のある場合が多い。そのため、本機の場合では画面の解像度を下げたり、ZX Spectrumの場合では単色にしたりと自分が持っているパソコンでプレイしたいユーザーの夢を叶え、アーケードのプレイ感覚を再現しようとした試行錯誤のあとが見られ、玉石混交の様々な伝説を生み出していった。


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