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アズラーイール

あずらーいーる

イスラム教の大いなる四天使の一人。 全身に目・口・舌を備えた異形の天使。 地上に生きる人間の名を記した名簿を所持し、人の生死を監視し、全身の感覚器で死者の罪科を処断する裁判官。

アズラーイール【アラビア語:عزرائيل/英語:Azrael】とは、イスラム教世界における天使の一人である。

多くはアズラエルの名で知られる。ほか、アズライールアズリエルイズラーイールなど。



概説

ミカールジブリールイスラーフィールと並ぶ、イスラム教の四大天使の一角。

魂の監視者にして、イスラム圏における死神の一柱。


二対四枚の全身に無数のを備えるという、恐ろし気な姿をした異形の天使。

普段は百万枚のヴェールを羽織って全身を隠しており、その手には地上に生きるすべての人間の名を記録した名簿、肉体と魂を分けるを携えている。

この名簿に記された名は、該当者が死した時に消えるという。また感覚器も地上に生きる人間の数だけ存在し、アズラーイールのまばたきは該当者のを意味するとされる。


民間伝承では、四大天使の中で唯一アーダムの素材となった土を持ち帰り、アッラーの人類創造の手助けに成功した天使と語られる。

他の三天使が大地からの諫言を真に受けて説き伏せられたのに対し、アズラーイールだけはそれに耳を貸さず、天上へ土を持ち帰ることに成功したという。

また彼だけが「肉体と魂を分割する業」を知っていたことも、大きな助けとなった。


これにより、アズラーイールはアッラーから「生死の監視者」を拝命され、創世から最後の審判に至るすべての人間の魂を見守り、また時に感覚器を以って罪人の魂を裁定する役割を担っている。


関連タグ

宗教 イスラム教 クルアーン

天使 閻魔 死神


『アルスラーン戦記』に登場する鷹。元はキシュワードに飼われていたが、主人公アルスラーンの鷹となる。文中では「告死天使」と書いて「アズライール」と読ませている。



  • 魔装機神シリーズ
    • 作中で登場するアハマドの機体・ソルガディの必殺技の名称に使用されている。

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