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アスラーダ

あすらーだ

アスラーダとは『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』シリーズに登場するサイバーマシン及びそのシステムの名称である。
目次 [非表示]

新世紀GPXサイバーフォーミュラ』に登場するサイバーマシンレーシングカー)で、それに搭載されているAIシステム。またはその製作に掛かるプロジェクトの総称である。

CV:小野健一


概要

ハヤトの父親風見広之が開発した高度な成長学習機能を備えたサイバーシステム(CS)用のスーパーニューロコンピューター。

「究極のレースマシンの創造」「人とマシンの融合」をコンセプトとして、より高度高性能化していくマシンをいかにして人間が乗りこなしていくか、その方法の追求を目的として開発された物。

特徴の一つが、学習機能への対応のために盛り込まれたドライバー登録システムで、初めて登録されたドライバー以外は認識せず運転する事が出来ないが、チームメンバーを登録する事で彼らとの意思疎通は可能である。

本来はマシンを搬送するためだけに運転した風見ハヤトが最初の搭乗者だったため、成り行きながらも彼をドライバーとして登録。

他のCSと異なる点は、現代のカーナビChatGPTなどの会話型AIのように、実際はただ一方的に音声を発しているに過ぎない通常のCSとは違い、人間と積極的に会話し、その感情を理解出来るなど、キャラクターとしての「個性」を持っている事。操縦者の技量や心情を考慮する機能を与えられ、相手の成長に合わせて自らも進化するなど、凰呀のようなマシンとドライバーとの対立が発生せず(凰呀のような意思疎通が困難なシステムとドライバーとの根本的な対立ではなく、ハヤトとの口喧嘩のような物は何度もあった)、共に成長するという仕様はハヤトの成長の一助にもなっていた。


また、軍事目的での利用を恐れた広之は、CSアスラーダの移植を防ぐプロテクトを施し、解除するためのシステム転送用のソフトと「ユメヲジツゲンスルタメニイキル」のパスワードを持たせた。


当システムとドライバーのコンビに於いては将来的な進化の余地が持たされており、その進化には理論上限界が存在せず、たとえ一時は他者に凌駕されても、CSとドライバー双方が成長する事ですぐにそれを上回る速さを身につけ、常に一線級の成績を保ち続けた。


マシン概要

アスラーダGSX(ASURADA GSX)

元々はミッシングリンクの開発部門においてサイバーシステム(CS)「アスラーダ」の実験を目的として開発された車両(アスラーダGST、又はブラックアスラーダとも)をベースとしている。

2015年初頭に、開発者である風見広之によってCSアスラーダもろとも日本に送られ、富士岡クオリファイ(予選レース)直前にスゴウチームの手に渡る。

スゴウにおいて追加パーツが製造され、それらと換装する事で以下の3形態の変更が可能な設計になっており、あらゆる環境に適合出来る汎用性を持つ(下記の3形態だけでなく、水上走行が可能な換装パーツも存在する)。


  • サーキットモード:通常仕様
  • ラリーモード:荒地走行用
  • エアロモード:高速仕様

ただし、アスラーダの高い能力を完全に活かしきれずスーパーアスラーダの開発が行われた。


エンジン:スゴウ製V10水素エンジン

ドライバー:風見ハヤト


スーパーアスラーダ01(SUPER ASURADA01)

風見広之がCSアスラーダを搭載するのを前提に独自に開発・製造した車両。

サイバーフォーミュラ史上初となる、サーキットモード・エアロモード・ラリーモードの3段以上の変形機構を有する車両。


スーパーアスラーダ SA-01/C(SUPER ASURADA SA-01/C)

スーパーアスラーダ01からラリーモードを撤去し軽量化を図り、ウィングなどのパーツに手直しを加えたマイナーチェンジ版。改良の結果スペックは向上したものの、前作のスーパーアスラーダの登場に刺激を受けた他社の新型車の進化には遠く及ばず苦戦を強いられたため、早期にAKF-11の開発に移行した。なお「11 round3」に於いてブリード加賀が市販のCSに載せ替えた本機をテストドライブ(実際は、アメリカのインディカー参戦のために、スゴウ製エンジンの供給を受けるための交渉にスゴウファクトリーを訪れていたのだが、AKF-11のドライブに不慣れなハヤトのトレーニング相手として、後述のクレアの依頼でエンジン代金の値引きと引き換えにテストドライブを了承した)しており、TV・OVA作品で唯一ハヤト以外がドライブしたアスラーダとなっている。


スーパーアスラーダ AKF-11(SUPER ASURADA AKF-11)

風見広之と共にアスラーダ開発に携わったマシンデザイナー、クレア・フォートランによるスーパーアスラーダの大幅なアップデート版。

01に比べ、見た目にも空力的により洗練された形状となったが、軽量化された分操縦席も狭く、実質ハヤト専用。

「AKF」はアスラーダ(Asurada)、風見(Kazami)、フォートラン(Fortran)のイニシャルを取ったもので、AKF-11の「11」は『イレブン』ではなく、『ダブルワン』と読む。


νアスラーダ AKF-0(ν-ASURADA AKF-0)

クレアが開発したスーパーアスラーダのフルモデルチェンジ版。変形機構にレアメタル(形状記憶合金)を採用した事により瞬時の変形が可能となり、空力的にもAKF-11に比べさらに洗練された。2段加速のブースト(スパイラルブースト)を備える。

変形機構はAKF-11と同じくサーキットモード、エアロモードの二つだが、偶発的にリフティングターンのための変形が発見された事から、リフティングターンを用いる時はその形状となる。


νアスラーダ AKF-0/G(ν-ASURADA AKF-0/G)

AKF-0にGIO社製のエンジンを搭載したもの。2022年に投入された。従来のAKF-0よりもエンジンがパワーアップされている。代々エンジンパワー面に弱点を抱えてきたアスラーダシリーズの問題点が一気に解決され圧倒的強さを発揮するものと期待され、シーズン前のテストまでは良好だったのだが、実戦ではシーズン序盤からリタイヤを連発し、予想外の苦戦を強いられた。

原因はアスラーダ向けの専用設計によって生じた構造欠陥で、シーズン後半になって改善された。


νアスラーダ AKF-0/GⅡ(ν-ASURADA AKF-0/GⅡ)

ゲーム版のみで登場。νアスラーダAKF-0/Gのアップデート版。


AKF-01/B ネメシス(AKF-01/B NEMESIS)

ゲーム版のみで登場。車体はνアスラーダAKF-0と同一の物であるが、サイバーシステムがアスラーダからネメシスに変更されている(CSの音声は初出のゲーム版では大塚芳忠氏、又は田中敦子氏のいずれかの選択式。その後発売されたゲームでは田中氏のみが続投)。


ヴィジョンアスラーダ

シリーズ30周年を記念してデザインされた物で、映像作品には未登場。

イメージPVではシミュレーション上でνアスラーダAKF-0/Gや凰呀に対して先着する描写がある。

外観上の特徴としては、車体各部がライン状に青く発光する事が見て取れる。


関連タグ

新世紀GPXサイバーフォーミュラ 3DCG 自動車 SuperGT

超AI

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