概要
ごちうさの略称で知られるKoiの漫画作品『ご注文はうさぎですか?』は非常に多くのファンから愛されており、アニメも3期まで制作されている。
そしてアニメ版は第1期第1羽『ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ』がニコニコ動画にて1100万回再生(アニメタグ全体で見てもけものフレンズ1話に次ぐ2位)を記録するなど絶大な人気を誇っている。
しかし人気の日常系アニメの例に漏れず、各クールの放送が終了した際には、3ヶ月間ごちうさのアニメから癒しを得ていた日常系アニメ愛好家たちが禁断症状に苦しんでしまうという事態が過去何度も発生してしまった。
上記の通り視聴者人口がかなり多かったため発生した難民の数も多く、結果ごちうさは難民アニメの代表例として知られるようになったという。
対策
原作の履修
ごちうさという作品そのものへの愛着が強い場合の、最も手っ取り早く確実な方法。
『ご注文はうさぎですか?』は2025年5月現在も月刊まんがタイムきららMAXにて連載中であり、本誌を追えば毎月新しいエピソードを楽しむことが可能なほか、単行本もほぼ年に1巻のペースで発売されている。
2024年5月現在、アニメは単行本1巻から7巻の序盤にあたる範囲まで描かれているのに対し、単行本は12巻まで発売されており、13巻以降に収録予定の回やアニメで省略された回を考慮すれば、アニメ化されたのは作品全体における半分未満となっている。
風衣葉冬優、神沙映月、神沙夏明ら卒業旅行編の新キャラクターや、アニメ化範囲では名前も明かされずモブに近かった狩手結良(吹き矢部長)などが新たにレギュラーとして加入しており、作品の魅力はますます高まっている。
毎年4月1日の恒例となっているアニメ公式サイトを用いたエイプリルフールイベントでも、近年はアニメ化範囲外の要素が含まれることが多いため、内容をより楽しむためにもやはり原作の履修が求められるだろう。
尚ネット上の一部では「まだ連載が続いている作品の難民を自称するのは甘え」という意見も存在しており、ごちうさはこの例の典型であるといえる。
他の日常系アニメの履修
アニメーターの手による動く絵と、プロ声優の声に癒しを求める場合の方法。
美少女たちの日常を描く所謂「きらら系」の作品には一定の需要があるため多くのシーズンでアニメが放送されており、少なくとも1年以上新作を見られないという事態は想定し難い。
しかし、あくまでジャンルが近い作品であってごちうさそのものではないため、作品自体への愛着が強い場合の根本的な解決にはならない。
その一方で新たなる魅力的な作品と出会うことができれば、オタクとしてのQOLの上昇につながるかもしれない。